2019/01/10 - 2019/01/12
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旅好き長さんさん
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寒い冬になると恋しくなるのがあったかい温泉。
インターネットを見ていると2年前出かけたのと同じツアーがトラピクスより出ていて、2泊3日(朝・夕食付き)で何と2万円。
前回より安く、ホテルも以前と異なっていたので思わず申し込みました。
基本的には全て自由行動ですので、1日目は山中温泉散策。
2日目は金沢市内観光し、最終日は加賀温泉郷のもう一つの片山津温泉を散策して帰りました。
今年の北陸は昨年と違い、雪が少なく天気も良かったので温泉とグルメを楽しんできました。
今回は旅行最終日の片山津温泉散策と帰宅までを紹介します。
この日は曇り空でしたが、何とか雪に覆われた白山を見ることができました。
でも来週は出張で暑いインドネシア。
著しい温度変化で体調がもつか心配です。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JR特急
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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-
1月12日(土)
旅行の最終日。
いつもながら楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。
今日は10時にホテルをチェックアウトし、大阪行きのサンダーバードが出発する14時20分まで自由行動。
まずは昨日と同様、ブッフェスタイルの朝食をいただきます。
おかずが昨日と一緒だったのがちょっと残念。 -
10時のチェックアウトまで時間があるのでホテル周辺を散策。
ここはこおろぎ橋。
この時期雪がないのがちょっとさみしい。
でも雪があれば、滑ったりするのでそれも大変かな。
その後ホテルの戻り送迎バスでJR加賀温泉駅に向かいます。 -
この日の予定は当初決めていなかったので、駅の観光案内所で14時まで観光できる場所を相談。
帰りのサンダーバード26号の出発時間が14時20分なのであまり時間がなく、結局向かったのが片山津温泉。
駅から片山津温泉までは周遊バスや路線バスしかなく、しかもそれらのバスは出発したばかりなので、やむなくタクシーで片山津温泉に向かいました。
料金は1500円程度でした。 -
白山連峰を望む柴山潟湖畔に広がる片山津温泉は、1653年に大聖寺の藩主、前田利明が鷹狩りの際、湖に水鳥が群れをなしているのを見て発見したものとされているそうです。
ここは加賀温泉郷(粟津、片山津、山代、山中)のなかではもっとも新しく、明治以降に湖畔の温泉地として発展してきたところです。 -
まずは柴山潟にある浮御堂に向かいます。
浮御堂の桟橋からは片山津温泉街が一望できます。
こちらは白山方面。 -
望遠で見るとうっすらと雪に覆われた白山が見られます。
天気があまり良くないのでちょっと残念。 -
そしてこちらが浮御堂。
浮き桟橋を渡って行けます。 -
浮御堂は別名『うきうき弁天』ともいわれているようです。
ここには温泉伝説の竜神様と弁財天様が祀られていて、現在の片山津温泉へと発展したことへの人々の感謝の証として建てられたそうです。 -
浮御堂は、湯の元公園から浮桟橋で結ばれていて、夜になると背後にある高さ70mの大噴水とともにライトアップされ幻想的な光景が見られるようです。
-
ここからは霊峰白山を望むことができます。
この柴山潟は天候により7回も湖面の色が変わるそうです。
この日は天気があまり良くないので、湖面の色は灰色です。 -
次に観光案内所でもらった観光マップを頼りにお薬師愛染寺に向かいます。
先ほどの浮御堂からは歩いて10分足らずで行けますが、この階段を登るのがちょっと大変。 -
ただ階段を登りきると愛染寺の境内に出て、ここからの眺めが絶景で、温泉街を一望できます。
-
そしてこちらが愛染寺の本堂です。
この日は平日のため誰も参拝に来ていませんでした。
このお寺は地元では『お薬師さん』と親しみを込めて呼ばれているそうで、片山津温泉の守護寺として、温泉街の隆盛を見守り続けてきたそうです。 -
このお寺は縁結びのお寺として有名で、赤いハートマークの『一心絵馬』が特徴で、絵馬から取外しできるハートの裏面に願い事を一つ書いて、それを絵馬にはめ込んで奉納するそうです。
ちょっと変わった絵馬になっています。
ここの境内からも霊峰白山がきれいに見えます。 -
そして次の向かったのがこの芸妓検番『花館』。
ここは芸妓らの芸を磨く練習場として、大正9年に建てられたそうです。
外観は風情のあるベンガラ格子になっていて、最盛期の昭和40年代には400人近い芸妓さんたちが出入りしていたそうです。
中に入るとその当時の写真が展示されています。 -
検番とは、芸妓をお座敷へ斡旋する事務所のような役割するところでもあり、建物の1階にはずらりと並んだ稲荷提灯や、2階の展示室には芸妓札、黒留袖と高島田などが展示されています。
見学は無料なのでお勧めの場所です。
この2階は、芸妓さんの稽古場だったようで、現在は寄席やライブ会場として使用しているそうです。 -
ここは片山津温泉のほぼ中心に位置するユニークな寝殿造りの温泉配湯所です。
三角形の屋根の下には片山津温泉の守護神である薬師如来が祀られています。
すぐ近くの湯の元公園にある源泉管理施設の2棟からわき出る温泉を各旅館などに配湯しているそうです。 -
温泉配湯所の隣は砂走公園あいあい広場になっています。
ここには豊富な源泉の一部を足湯として利用した『足の湯 えんがわ』があり、
無料で足湯を楽しむことができなす。
この足湯は、屋根もあるので雨の日も大丈夫です。 -
次に向かったのが柴山潟に面した全面ガラス張りの建物が印象的な温泉施設の『街湯』。
ここからは、雄大な白山連峰が望める『潟の湯』と『森の湯』があり、多くの地元の方が温泉を楽しみにきていました。
帰りのバスの時間があるのでここで休憩してコーヒーをいただきました。
本当ならここの温泉に入れば良かったのですが、荷物を駅のロッカーに預けていたのでタオルなどがなく断念し、休憩のみしました。 -
そのときちょうど正午になったせいか、柴山潟の大噴水が始まりました。
この噴水は1日に7回(7:00、8:00、12:00、13:00、14:00、 15:00、16:00 )水を吹き上げるそうです。
噴水の高さは高さ70mにもなるそうです。 -
JR加賀温泉駅に戻るためバス停に行くと、ちょうど観光用巡回バスのCANBUSが来たのでそれに乗車しようとすると、1日乗車券がないと乗れないとのこと。
たった一回しか利用しないのに1日乗車券を買うのはもったいなので乗るのを断念。
しかたなく30分後に出発する路線バスに乗車して駅に向かいました。
その間、吹きさらしのバス停で寒いのを我慢してバスを待ちました。
ちょっとけちったのが失敗かな・・・。
加賀温泉郷を観光するのにはバスの便が少ないので計画を立てて観光しないと時間のロスが多くなります。 -
JR加賀温泉駅には13時過ぎに到着。
サンダーバード出発までまだ時間があるので、駅前にあるアビオシティに向かいます。
ここで昼食をいただき、お土産物などを探しました。
この中にはお土産物屋さんやレストラン、スーパーなどが入っているので時間つぶしには最適です。 -
14時過ぎにJR加賀温泉駅のホームに向かいます。
この写真は、そのホームに向かう際に見つけたもので、この駅の別名は『カニ温泉駅』?
今回は格安ツアーのため、この美味しそうなカニが食べられず、ちょっと残念でしたが温泉だけは十分堪能しました。
山中温泉はいい温泉でした。 -
JR加賀温泉駅は現在工事中の北陸新幹線が停まるようで、その関係でホームから改札まで約150mも離れています。
-
その工事が2022年度末の敦賀までの開通を目指して、現在急ピッチで進められています。
ただ予算の関係で、大阪までの全線開通は2031年以降になるようです。
大阪万博に間に合わずちょっと残念です。 -
今回格安の2泊3日のツアーに参加しましたが、自由時間をフルに活用して、山中温泉、金沢市内、片山津温泉の観光をしました。
雪がなかったので冬の北陸を感じることができませんでしたが、その分足もとが良く快適に観光することができました。
やっぱり冬の温泉は最高でした。
帰りはこのサンダーバード26号で無事帰ることができました。
ただ来週の15日から真夏のインドネシアへの出張。
夏バテしないか心配です。
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旅行記グループ 北陸旅行(山中温泉と周辺観光)
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