2018/12/31 - 2018/12/31
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PHOPHOCHANGさん
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年末年始に青春18きっぷで出かけるのは2年ぶり。行き先決定は毎年恒例、お盆休みの直後でした。元旦なら主な観光施設が時間短縮しながらもオープンしている事が判った小布施へ。そして、善光寺のお朝事にも挑戦しようとの算段で、宿泊は長野です。
大晦日午前9時過ぎに婆ちゃんをショートステイ先に送ってから3日午後5時前にお迎えに行くまでの時間を目一杯使って出かけて来ました。長野へは高崎~横川~軽井沢と廻って行く方が明らかに早いのですが、それだと青春18きっぷを使えない(つまり余分に交通費がかかる)範囲が在るので、中央線~篠ノ井線を経由して1日がかりとなりました。なので、結局観光したのは安いツアーみたいに中2日だけでしたけれど。時間が勿体無い?いやいや、お金が勿体無いって方が嫌なんです。
まずはお昼を食べるのに丁度良い甲府で途中下車♪
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9時過ぎに婆ちゃんをショートスティに送って、上野駅でツレと待ち合わせをして東京駅へ。
10:20発 高尾行き特別快速に乗ります。
休日ダイヤ(12/29~1/5)でも3分間隔で走ってるんだね。じゃないんですよ、時々エアポケットのようなタイミングが有ります。今10:10でしょ。1番線に回送(東京駅止まり)電車が入って来るところです。で、2番線の表示は10:17が次。つまり、7分間も待つって事です -
これに乗る訳が有りません。回送だからって意味じゃなく
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はいっ、11:18 サクッと高尾到着。
小淵沢行きに乗り継ぎます。予想に反してクロスシートでは有りませんでした★ -
高尾と言えば天狗!
伝説とか、こちらをどうぞ
https://www.takaopress.net/tenden.html
この天狗の石像は1978年に高尾観光協会と高尾山薬王院によって設置されたもので、東京造形大学教授だった大成浩氏が中心となって製作しました。地元の塩山御影石で造られていて、重さが18t、高さが2.4m、鼻の長さ1.2mも有るそうです。下りホーム(3・4番線)の東京寄りに在りますよ -
扇山。
形を見れば名前の由来が判っちゃいますよね。
大月市に在り、山梨県の百名山(って、そんなに在るの!)にも選ばれていて、秀麗富岳十二景の六番山頂でもあります -
おおっ、雪山見え始めた♪
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盆地の縁って感じ
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果樹のビニールハウスがいっぱい。ってか山梨県(特に甲府盆地周辺)は果物王国。
ぶどう、もも、すももは全国一の生産量を誇ってます -
中央線は東海道線よりも長い間富士山を見て居られるかもしれません
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13:00 甲府駅着。
早速お昼です。2時間43分後に長野行き(高尾発)が有るので、それまでゆっくり(出来るのかw)♪ -
甲州ほうとう小作。
www.kosaku.co.jp/
超有名店ですね、駅前(ほぼ1分)に在るので便利です。
手前の奥藤ほどじゃなかったですが、1時過ぎてもずっと満席状態続いてました -
迷ってるうちにツレが「猪肉ほうとう」「きのこほうとう」と「馬肉刺身」「日本酒(銘柄忘れました)1合」を注文しました。
PHOの意向を聞かずに注文出来る(勝手にする)のはこのツレだけですねw -
馬肉2種盛り
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きのこほうとう。
熱々で鉄鍋いっぱい。物凄いボリュームでした -
甲府市のマンホール。
市の花ナデシコが一面に描かれています -
舞鶴陸橋
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舞鶴城公園にやって来ました。駅からホンの数分、てか線路沿いです。何が見られるのかな?
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舞鶴城公園と言うか、甲府城跡。
甲斐国では戦国期から甲府が政治的中心地となり、躑躅ヶ崎館(武田氏居館)を中心とする武田城下町が造成されましたが、武田氏滅亡後に徳川氏や豊臣系大名が甲斐を支配し、甲府城を築城して新たに甲府城下町が整備されました。豊臣政権では徳川家康を牽制する要所、江戸時代では将軍家に最も近い親藩(甲府藩)の城となっていました。
明治時代、1873年に廃城処分となり、その後の中央線の開通で城跡は分断されましたが、戦後(いつもこの表現を見聞きするたびに「もう70年以上経つのだから、忘れないけど止めようよ」と思います)、城跡の発掘調査や史跡の整備が進み、現在は、本丸・天守曲輪及び天守台・稲荷曲輪・鍛冶曲輪の石垣、堀の一部が残っています。
PHOはあまりに新しく美しく整備されてるし、公園って名前だし、てっきり復元しまくりと思ってました(まぁ、実際そうですが) -
内松陰門。
屋形曲輪と二の丸をつなぐ門で、明治初期まで残っていたものを絵図や発掘調査の成果をもとに平成11(1999)年に復元しました -
銅門跡。
天守曲輪から本丸へ入る西側の門でした。礎石はお城が建てられた当時のモノです -
天守台。
当時のままで残っていたそうです -
天守台に上ってみました。本丸だった芝生の広場を見下ろします。ポツンと黒っぽい異物はPHOのキャリーケースです。
鉛筆のような塔は恩賜林謝恩碑です。
明治40年の大水害など度重なる水害によって荒廃した山梨県内の山林に対し、明治天皇より山梨県内の御料地の下賜が行われたことに対する感謝と水害の教訓を後世に伝えるために大正11(1922)年に建設されました。
もっと新しいのかと思ったら、意外。 -
天守台から見た北北西の景色
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天守台から見た南南東の景色
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富士山は雪で真っ白
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算木積み(石材の長短を交互に組み合わせて積む)の石垣
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舞鶴公園北側に沿った古の道からは、甲府駅のホームが見える近さです。
櫓は歴史公園に在ります -
振り返って見ると、稲荷曲輪を隔てて天守台
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中央線によって嘗ての甲府城が分断されているのが良く判ります
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武田信玄公(武田大膳太夫信濃守信玄)の像。
甲府駅南口に在ります -
2019年は甲府開府500年。
www.kofu500.com/
甲府は、永正16(1519)年、武田信虎が躑躅が崎の地に館を移し、城下町の建設に着手した事に始まり、「甲斐の府中」を略して「甲府」と呼ばれるようになりました。
更に2021年は武田信玄生誕500年となります -
さっき古の道から見えてた公園。てか見えてたホームに居ます
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旧甲府駅煉瓦倉庫。
甲府駅の開業当時に建設されたものと推測されています。一部をモニュメントとして保存 -
かふふ来(幸福)の鐘。
かつて甲府駅上りホーム東端のこ線橋下部に吊り下げられていたものです。
また、台座上部のレールはドイツのウニオン社が1903年に製造したもので、開業当時の甲府駅で使用されていたと言われています -
身延線乗り場は同じホームの端(東京寄り)に在ります
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15:46発 長野行きに乗ります。勿論、このあずさでは有りません
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富士山判りますか?
車両最後尾の車掌室を隔てて見せてもらったの。
PHOは富士山が車窓の右左に移るたびにワ~ワ~騒いで行ったり来たり、いちいち窓に貼り付くので、車掌さんがわざわざ車掌室から顔出して「新府駅辺りから真後ろに見えますよ」って教えてくれて、「はい、此処」って見せてくれました。だからガラス越しのガラス越し -
山の名前は全く判りません。
でも、日野春から長坂にかけての風景は大好き☆
と言うか、以前日野春駅で特急待ちに8分停車してる間に、ホームに降りて山を見たんだけど、結構高い位置に角みたいなの見えて感激した覚えが… -
雪を冠した山って神々しく見えるような
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長坂・小淵沢間
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小淵沢駅付近
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信濃境駅付近
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青柳駅
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東京駅からず~~っとベンチシートの車両ばかりで、せいぜい暖かい飲み物を飲むくらいしか出来ません。松本での乗換えも無く、高尾始発は直接長野まで(日に何本か有ります)。停車時間の間に自販機へ走ってゲットして来たこの上島珈琲店のミルク珈琲は自販機で目にしたら必ず買います、ちょっと高いけど。
たまぁに、ちょっと高いけどコスパの良さを感じられれば買う物も有ります(笑) -
姥捨駅。
その風光明媚な車窓風景から日本三大車窓姨捨駅として知名度アップたらしめたのはこの風景(って見えんがな)ですが、だけじゃな~い!のが姥捨駅です。
現役のスイッチバック駅であるという点は鉄道ファンならずとも注目です。
スイッチバックを簡単に説明しますと、山間などに鉄道を通す際、出来る限り勾配を緩やかにするために線路をジグザグに敷く構造です。
ひと昔前は全国各地で見られたのですが、都度、列車の進行方向を変えなければならないために運行上不便な事と、何よりも車両の登坂性能が上げられた事で、そのほとんどが解消されちゃったのですよ。
単に駅の雪を写しただけにしか見えませんよね。帰りも有りますから、そちらに期待していただくしか… -
PHOらが最後尾に座っていた事は先に述べましたが、其処から車掌室と言うか、運転席が良く見えました。
松本までは富士山を教えてくれた若いお兄さんでしたが、松本からの篠ノ井線は女の子が2人乗りました。で、ずっと車掌業務をこなしていたのは1人だけだったので、新人の研修なのかと思ったら、何もしなかった女の子は突如運転席に。スイッチバック!
計2回の行ったり来たりを体験しました。これだけでも中央線経由で来た甲斐が有ったと思います。
PHO独りで盛り上がってて申し訳無いですm(__)m -
18:53 長野駅着。
甲府駅から3時間10分かかりました。飽きませんでしたねぇ、我ながらビックリです(同じく富士山が見えるベンチシートの熱海・浜松間の2時間29分はウンザリなんですけどね)☆
夕食を済ませてからホテルに向かいます。
明日は小布施、楽しみです♪
余談で恐縮ですが、高尾から長野行きが走ってるのには驚きでした(スケジュール組んでる時に知りました)。って事はPHOのウチから長野まで乗換え
2回、うち1回は同じホームですから楽ですね。
因みに高崎経由だと、上野・高崎・横川・軽井沢と最低4回の乗換えが必要です。しかもバス有り、私鉄有りと手間がかかります(北陸新幹線をお使いくださいって事)。
最後までご覧いただき、ありがとうございました
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この旅行記へのコメント (2)
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- 紅映さん 2019/02/09 11:50:31
- こういう行き方もいいものですね♪
- こんにちは~♪
長野へ行くのに考えたこともない行き方ですけど、全工程が旅行なんだから途中楽しみながら行けばいいのですよね✌
お若いから出来るのですね。ここ数年の体調不具合から徐々に体力、気力の低下を感じて、とどめがすべり症、骨粗しょう症(@_@) 今更ながら、若いっていいな~って思います。楽しみながら元気を頂いています。続き楽しみにしています☆^▽^☆
- PHOPHOCHANGさん からの返信 2019/02/09 15:49:45
- Re: こういう行き方もいいものですね♪
- メッセージありがとうございます!
新幹線で行けばすぐなのにね。それでも思いがけない新発見が有ったりするのが各駅停車の良いところかも(実はケチな自己満足)。
果物野菜は嫌いでも乳製品が無いと生きていけないので、その点では骨は丈夫かもしれません。とは言うものの、還暦過ぎて体力、気力、特に集中力の低下がどうしようもなく激しいです。
それでもツレが爺になってくのを目の当たりにすると、これじゃいけない!って反動で元気になります(笑)
またご覧いただけると嬉しいです
♪
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