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奈良井宿を訪れたのをきっかけに街道歩きって楽しいかも・・と思い始め、今年から始めてみようとまずは近場の宮宿から。<br />宮宿は東海道五十三次の41番目。ちょうど熱田神宮へのお参りの後 ぶらぶらと歩いてみました。<br />宿場町は残念ながら残ってないのですが、宮宿から桑名へ渡る東海道唯一の海路「七里の渡し」の渡舟場は復元されていて少し昔が偲ばれるいい雰囲気をかもし出していました。<br />

熱田神宮参拝と宮宿歩き~七里の渡し~(東海道五十三次41番目①)

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2019/01/04 - 2019/01/04

382位(同エリア603件中)

カウベル

カウベルさん

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奈良井宿を訪れたのをきっかけに街道歩きって楽しいかも・・と思い始め、今年から始めてみようとまずは近場の宮宿から。
宮宿は東海道五十三次の41番目。ちょうど熱田神宮へのお参りの後 ぶらぶらと歩いてみました。
宿場町は残念ながら残ってないのですが、宮宿から桑名へ渡る東海道唯一の海路「七里の渡し」の渡舟場は復元されていて少し昔が偲ばれるいい雰囲気をかもし出していました。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
交通
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
JRローカル 徒歩

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  • 近くに住んでいながら、実は初めて参拝する熱田神宮。4日でしたが大勢の参拝客で賑わっていました。見所はたくさんありそうですが、ちょっと勉強不足でした。<br />熱田神宮のご祭神は熱田大神。本宮の建築様式は伊勢神宮と同じ神明造りで、三種の神器の1つ「草薙の剣」をまつるお社。参道には説明書きの絵が並べられていてとても由緒あるお社であることがわかります。<br /><br />参拝した後、境内を散策します。<br /><br />信長塀。1560年、織田信長が桶狭間出陣の時、当神宮に必勝祈願して見事に大勝したお礼として奉納した塀。

    近くに住んでいながら、実は初めて参拝する熱田神宮。4日でしたが大勢の参拝客で賑わっていました。見所はたくさんありそうですが、ちょっと勉強不足でした。
    熱田神宮のご祭神は熱田大神。本宮の建築様式は伊勢神宮と同じ神明造りで、三種の神器の1つ「草薙の剣」をまつるお社。参道には説明書きの絵が並べられていてとても由緒あるお社であることがわかります。

    参拝した後、境内を散策します。

    信長塀。1560年、織田信長が桶狭間出陣の時、当神宮に必勝祈願して見事に大勝したお礼として奉納した塀。

    熱田神宮 寺・神社・教会

  • 大楠。弘法大師のお手植えと伝えられ、樹齢1000年以上と言われている。幹の太さ7.7メートル、樹高21メートル。<br />圧倒される大きさ。

    大楠。弘法大師のお手植えと伝えられ、樹齢1000年以上と言われている。幹の太さ7.7メートル、樹高21メートル。
    圧倒される大きさ。

    熱田神宮 寺・神社・教会

  • これは二十五丁橋。25枚の板石を並べた名古屋では最古の石造り太鼓橋。<br />喧噪から離れた所にひっそりありました。<br />

    これは二十五丁橋。25枚の板石を並べた名古屋では最古の石造り太鼓橋。
    喧噪から離れた所にひっそりありました。

    熱田神宮 寺・神社・教会

  • 清雪門(せいせつもん)。668年に草薙の神剣がこの門を通って盗まれたことから不吉の門とされ、閉ざされたままになっている。<br /><br />この他にもたくさんのお社が境内にありました。<br /><br />また、屋台のない静かな時期にゆっくり来たいです。

    清雪門(せいせつもん)。668年に草薙の神剣がこの門を通って盗まれたことから不吉の門とされ、閉ざされたままになっている。

    この他にもたくさんのお社が境内にありました。

    また、屋台のない静かな時期にゆっくり来たいです。

  • ここからは旧東海道を通って「七里の渡し」へ向かいます。<br />今は普通の住宅地ですが、看板と舗装でわかりやすくしてありました。

    ここからは旧東海道を通って「七里の渡し」へ向かいます。
    今は普通の住宅地ですが、看板と舗装でわかりやすくしてありました。

  • 旧東海道道標。宮宿(熱田)は熱田さん参拝と七里の渡し舟を待つ人で大いに賑わったそう。旅籠数も日本一だったとか。<br />

    旧東海道道標。宮宿(熱田)は熱田さん参拝と七里の渡し舟を待つ人で大いに賑わったそう。旅籠数も日本一だったとか。

  • 旧魚半別邸。<br />===「宮の駅交流サロン」は熱田の見所、イベント等の観光情報をご案内します。案内所の建物は大正時代の洋館で、明治時代の蔵、昭和初期の和館内部のご案内もできます。またレンタサイクルもご活用ください。===土曜開館<br /><br />NPO法人ですが、おもしろい取り組みをしていますね。お休みだったのが残念!<br /><br />撮り忘れましたが、この隣の建物が古民家だった。やはりもう一度来ないとだめみたい。<br />

    旧魚半別邸。
    ===「宮の駅交流サロン」は熱田の見所、イベント等の観光情報をご案内します。案内所の建物は大正時代の洋館で、明治時代の蔵、昭和初期の和館内部のご案内もできます。またレンタサイクルもご活用ください。===土曜開館

    NPO法人ですが、おもしろい取り組みをしていますね。お休みだったのが残念!

    撮り忘れましたが、この隣の建物が古民家だった。やはりもう一度来ないとだめみたい。

  • 宮の渡し公園に到着。<br /><br />

    宮の渡し公園に到着。

  • 時の鐘。延宝4年に尾張藩主・徳川光友の命によって作られ、熱田の住民や東海道をゆく旅人に時刻を知らせる役目を担った。<br />これは、昭和58年に復元されたものです。

    時の鐘。延宝4年に尾張藩主・徳川光友の命によって作られ、熱田の住民や東海道をゆく旅人に時刻を知らせる役目を担った。
    これは、昭和58年に復元されたものです。

  • 熱田湊(みなと)常夜灯。これも復元です。

    熱田湊(みなと)常夜灯。これも復元です。

  • 七里の渡し舟着場跡。<br />ここは宮宿と桑名宿を結ぶ東海道唯一の海路で、その距離が七里(27.5km)であったことから、そう名付けられました。<br />4時間から6時間ほどの舟旅だったとか。

    イチオシ

    七里の渡し舟着場跡。
    ここは宮宿と桑名宿を結ぶ東海道唯一の海路で、その距離が七里(27.5km)であったことから、そう名付けられました。
    4時間から6時間ほどの舟旅だったとか。

  • この航路で使われた船は、大名が乗る御座船と呼ばれる豪華なものから、一般庶民が乗る帆掛け船までいくつかのグレードがあり、船賃はそれぞれに設定されていたとか。<br />歌川広重の浮世絵もパネル展示されていて、昔の様子がわかります。<br />

    この航路で使われた船は、大名が乗る御座船と呼ばれる豪華なものから、一般庶民が乗る帆掛け船までいくつかのグレードがあり、船賃はそれぞれに設定されていたとか。
    歌川広重の浮世絵もパネル展示されていて、昔の様子がわかります。

  • 今は静かな場所ですが、昔は交通の要所であり、大名、旗本らが宿泊する本陣2軒、脇本陣、奉行所など多数あったそう。松尾芭蕉やシーボルトなど多くの知識人、文化人が訪れ、句会や舟遊びなども楽しんだそうです。<br /><br />定期便はないようですが、今でもいろいろなクルーズが運行されているようですし、桑名宿側も公園として整備されているようです。

    今は静かな場所ですが、昔は交通の要所であり、大名、旗本らが宿泊する本陣2軒、脇本陣、奉行所など多数あったそう。松尾芭蕉やシーボルトなど多くの知識人、文化人が訪れ、句会や舟遊びなども楽しんだそうです。

    定期便はないようですが、今でもいろいろなクルーズが運行されているようですし、桑名宿側も公園として整備されているようです。

  • 公園の前に古民家が。<br />=名古屋市の文化財でもある「あつた荘」。<br />もともとは料亭であり三菱重工の寮でもあったとても古い建物です=とありました。<br /><br />今はグループホームとして利用されているようでした。<br /><br />

    公園の前に古民家が。
    =名古屋市の文化財でもある「あつた荘」。
    もともとは料亭であり三菱重工の寮でもあったとても古い建物です=とありました。

    今はグループホームとして利用されているようでした。

  • 帰りに熱田名物 きよめ餅を購入しました。<br />=天明5年(1785年)頃、参拝者で賑わう熱田神宮にきよめ茶屋が設けられ、きよめ餅を売り出した所、評判となり、熱田神宮名物となった=<br /><br />帰宅後食べましたが、おいしいお餅でした。<br />

    帰りに熱田名物 きよめ餅を購入しました。
    =天明5年(1785年)頃、参拝者で賑わう熱田神宮にきよめ茶屋が設けられ、きよめ餅を売り出した所、評判となり、熱田神宮名物となった=

    帰宅後食べましたが、おいしいお餅でした。

  • きよめ餅のパッケージの中には浮世絵風のイラスト(?)が入ってます。<br /><br />そういえば「七里の渡し」という言葉をどこかで聞いたことがあったのですが、亀屋芳広のお菓子でした(食べたこともありました)。ここのことだったのですね。<br />歩いてきた道の途中にも亀屋芳広の店舗があったし、本店も近くにあったし、ここでやっとつながりました。<br /><br />宿そのものは残ってないけれど周辺にお寺がたくさんあり、古墳もあるようだし、熱田(宮)は奥深い。<br /><br />熱田区のホームページで散策マップやまち歩きスマホアプリを紹介していたので、他の場所もまたゆっくり訪れたいです。<br />

    きよめ餅のパッケージの中には浮世絵風のイラスト(?)が入ってます。

    そういえば「七里の渡し」という言葉をどこかで聞いたことがあったのですが、亀屋芳広のお菓子でした(食べたこともありました)。ここのことだったのですね。
    歩いてきた道の途中にも亀屋芳広の店舗があったし、本店も近くにあったし、ここでやっとつながりました。

    宿そのものは残ってないけれど周辺にお寺がたくさんあり、古墳もあるようだし、熱田(宮)は奥深い。

    熱田区のホームページで散策マップやまち歩きスマホアプリを紹介していたので、他の場所もまたゆっくり訪れたいです。

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