2018.12 鹿児島ドライブ旅（３）池田湖に山川港、そして「くり屋」のカツオたたきの薩摩半島前編

2018/12/22 - 2018/12/24

旅行二日目にして、ようやくタイトルどおり、ドライブ開始。まあ初日は移動しつつひたすら飲んでただけでしたからね……。
さて、鹿児島には学生時代の友人A氏が現在住んでいまして、この日は友人の車に乗せてもらって観光です。
鹿児島ドライブ旅行・薩摩半島編その１！

2019/03/14投稿

エリア 指宿(鹿児島)

ゆっくり休んでホテルパームス天文館の朝。

チェックアウト時間は11時ですが、早めに10時チェックアウト。

うーん、全然早めじゃないな。

では宿を出発。

ビジネスホテル キャビン＆カプセル　パームス天文館 宿・ホテル

とりあえず、宿からちょっと歩いたコンビニで、朝ごはんを購入し、イートインコーナーで食べながら友人が現れるのを待ちましょう。
朝ごはん、全然鹿児島らしいものじゃないな……。

待ち人来る。無事に合流。
前回はジェットスターで旅行に来て、鹿屋の二式大艇や佐多岬に行ったときなので……2年ぶりの再会でしょうか。

友人の車に乗っけてもらい、出発。

さて、どこへ行こう。前回行けなかった内之浦とか？　指宿とか薩摩方面も捨てがたいね……。
ああ、桜島きれいやなあ。

そんなやり取りの結果、とりあえず薩摩半島を南下して海鮮を食し、フェリーで大隅半島へ渡って内之浦を目指そうということに。

産業道路なる道を南下していきます。

鹿児島県でロケットが見える場所は内之浦とここ。
……ってどこよここｗ
ここは錦江湾公園。バラ園やら展望台、キャンプ場、隣には動物園もある（平川動物公園）などが整備されているこちらの公園には、H-2ロケットの原寸大模型が置かれているロケット広場なるものがあるのでした、との友人談。

錦江湾公園 公園・植物園

こちらは魔猿城。
鹿児島といえばやはり薩摩隼人、島津家。
その島津が本拠としたのがここ魔猿城なのです。ほら、風格漂う立派な天守でしょう。
（注・嘘です

かごしま旅の駅 魔猿城 お土産屋・直売所・特産品

車の数も少なくなってきたかな？

国道226号線を南へ。海沿いを走ります。

趣味としてロードバイクに乗り始めたというA氏。鹿児島から指宿は距離的にも高低差的にもちょうどいい感じだけれども、ここの道路が狭いのが難点なのだとか。

お、いぶたまやん！

指宿のたまて箱 乗り物

このへんからでもまだ桜島見えますねえ。

喜入の石油備蓄基地を通過。
この場所は鹿児島県において川内原発に並ぶ最重要警備拠点だそうで。地元住民が言うのだから間違いない。確かにあちこちで警らのパトカー見かけますね。
というか、調べてみたら世界最大級の原油中継備蓄基地なのか、ここ。

新日本石油基地喜入基地 名所・史跡

続けて喜入の道の駅。本当はここで一服の予定だったのですが、出発時間が遅かったこともあり通過となります。温泉なんかもあるんですねえ。
なお喜入は鹿児島でもかなり「海の男」気質が色濃い地区なんだとか。

道の駅 喜入 道の駅

まだまだ海沿い走ります。
逆光なので写真が……。

「西郷どん」の経済効果よりも「篤姫」の経済効果のほうがまだ大きいらしい、とか、「西郷どん」の西南戦争編はあっけなかった、などなど。
鹿児島ローカルトークを聞きながらしばらく走っていくと指宿に。

道の駅いぶすき。
こちらも通過なわけですが。

道の駅 いぶすき彩花菜館 道の駅

さあて、山川港に向かってフェリーへ乗る予定なわけですが、出港時間を考えるとちょっと寄り道する時間はある。かと言ってお昼を食べてる時間はない。どこへ行こう……。
「池田湖行ったことある？」「そういやないなあ。」
こうして池田湖へ寄り道することに決まったのでした。

そもそもの計画では、道の駅に寄り道して、食事をしたうえでフェリーの予定だったので、この時点ですでに相当グダグダなのかが分かるかと（笑）

ちょっと山の中に入って走っていくと、池田湖に到着。

池田湖 自然・景勝地

おお。
いい感じやん。向こうには綺麗に開聞岳が見えてるし。

穏やかな水面……。

この静かな山間の湖が多少は名前を知られているのは、この「ネッシー」ならぬ「イッシー」の目撃（というかそれを元にした観光地化？）のおかげ。まあ、僕が知っていたくらいですからね（確か西大山駅と一緒に観光スポットとして宣伝されていた）。
きっとこの穏やかな池田湖の真ん中くらいは水深100mくらいになっていて、フタバスズキリュウの生き残りがイッシーとして棲んでいるですよ。

イッシー像 名所・史跡

さあ、それでは山川へ。

池田湖パラダイス お土産屋・直売所・特産品

グーグル先生のナビに従って開聞岳へ向かってダーッと走っていきます。

途中で曲がって……。完全に地元の道路。
A氏は仕事で薩摩半島に来ることも多いようで、「ああ、このへんか」みたいな感じで走っていきます。

いやあ、ほんといい天気。
こういう風景見ると、なんとなく薩摩半島やなあって感じ（他にも似たようなところいっぱいあるんでしょうが）。
ほら、指宿枕崎線の最後の方の車窓に似てません？

さあ、その指宿枕崎線の高架下をくぐり抜けて、まもなく山川港。
なお、この交差点手前の看板はこのあとの伏線。

海沿いまで戻ってきて国道269号線へ。

さあ、道の駅山川港活お海道を通り過ぎて、

道の駅 山川港活お海道 道の駅

山川港・フェリーなんきゅう乗り場へ。
ここから大隅半島・根占へ！　……。あ、もう車は満杯。そうですか。

もしかしたらフェリー満杯なら乗れないかもね。その時は薩摩半島の観光コースにしようかと話していましたが。本当にそうなっちゃったか。
13時発のダイヤで12時半に着いたものの、もう無理でした。このサイズのフェリーなら仕方ないか。

フェリーなんきゅう 乗り物

そこへ路線バスが到着……って結構乗ってるやん、お客さん。
地方の路線バスはガラガラで人が乗っていない事が多いので、こうしてちゃんとお客さんを載せてるのを見ると嬉しくなりますね（と言いつつこちらは自家用車利用なわけですが）。
ここで降りてく人も多そうだったので、航路連絡バスとしてちゃんと役割を果たしているということでしょう。
山川桟橋止かと思ったけど、行き先表示見ると池田湖や開聞駅まで行くんだなあ。

さて、バスから降りたお客さんはフェリーに乗れるかもしれませんが、こちらは乗れないので……。来た道を引き返します。

またバスやん。案外バスの本数多いのかな。

当初、フェリーに乗る前に食事にしようと考えていた、A氏おすすめの食事処へやってきました……って「くり屋旅館」かぁ！
10年くらい前に18切符で旅行しだした頃に、格安旅行ブログを読んで存在を知り、一度は泊まろうとしながら結局今日まで訪れることのなかった「くり屋旅館」！　そう、プラン変更でキャンセルの電話を公衆電話からかけたんだよ、宗太郎駅から（←この一文で旅行の濃さがわかる（笑））。この日まですっかり忘れていましたが、10年越しでの初訪問となりました。

旅館食堂 くり屋 グルメ・レストラン

友人氏は海鮮丼を頼んで、さてこちらは……というところですが。
やはりここは「かつおのたたき」を頼まなきゃいけないでしょう、ここはタレがにんにく効いていて独特で美味しいんだよねえ（10年前のブログ伝聞情報）。

玉ねぎいっぱい、ネギもかかってそしてニンニクの効いたタレが美味い。
ああ～これがくり屋のカツオのたたきかぁ。

旅館食堂 くり屋 グルメ・レストラン

せっかくなので、お刺身三種も注文、シェアします。
カンパチ・マグロ・キビナゴ。いやあ、美味い。
A氏の注文がカンパチ・マグロ丼だったのでほぼ被ってしまってたのが申し訳なかったものの。やっぱ港町は魚が美味いわ。ほんと。

旅館食堂 くり屋 グルメ・レストラン

あ、フェリーなんきゅうが出ていったなあ。
乗れなかったのは残念だけど、10年越しでくりやに来れたからいいか。

海が綺麗だなあ……。

ごちそうさまでした。

メニューはこちら。

お酒もいっぱいあるようです。
飲みたくなりますが、ドライバーの友人に遠慮してここは……っていうかそもそもまだお昼だし。
これが鉄道・バスの旅なら昼なんて気にせずに飲みだしてたかも。

お会計済ませて、ごちそうさまっと。

ここの食堂・旅館は目の前が山川駅なんですよねえ。

山川駅 駅

駐車場へ向かっていくと踏切の音に警笛が……。お、列車が走っていった。枕崎行きなのかな。

明細。二人で3000円くらいか。
いやあ、美味しかったですね。鹿児島来てよかった。

この旅行記へのコメント （2）

• 横浜臨海公園さん 2019/03/15 11:43:58

  くり屋旅館

  planalyさま、こんにちは。
  
  旅行記を拝見させて頂きました。
  くり屋旅館、懐かしいです。
  小生の古い旅行記にも出ております。
  温泉つきで本当に安く信じがたい料金で驚かれたでしょう！
  
  
  
  横浜臨海公園

  planalyさん からの返信 2019/03/17 20:10:29

  Re: くり屋旅館

  横浜臨海公園様
  
  コメントありがとうございます。
  くり屋旅館、泊まられたことがあったんですね。写真、懐かしかったでしょうか。冷暖房が有料だったりするそうですが、あのお値段はびっくりですよね。
  旅行記にも書きましたが、私も10年に一度泊まろうとしたのですが、プラン変更でキャンセルしてしまったんですよね。その後もいずれ行きたいと思いつつ、いつの間にやらすっかり忘れておりました。
  ここで食事にしようと言われた時の驚きと言ったら。食事も素材・調理が良いのに加えて、初めての利用したにもかかわらず10年前の思い出補正が加わり、大変満足でございました。フェリーに乗れなかった甲斐があったというものです。
  
  planaly