ポーランドとスロバキアの13日間の旅⑮　国境越えてスピシュ城とりまく小さな町へ

2018/08/10 - 2018/08/10

クラクフ滞在2日目は、国境を越えてスロバキア東部に足を伸ばします。その周りの小さな町にも立ち寄りながら、世界遺産のスピシュ城を目指し、１日チャーターした車でドライブです。ドライバーのヴィクトルはクラクフ在住の１９９０年生まれの若者。英国で働きながら英語を覚えたとのこと。隣国に住むとはいえ、スピシュ城に来たのはもちろん初めてで、わたくしたち以上に感動して、スマフォに画像を収めることしきり・・（しかも、運転しながら!)。
スピシュ城目指して立ち寄った、スピシュカ・ソボタ、レボチャ、スピシュカ・キャピトルという小さな町のスロバキア旅行記です。

（旅程）　☆がこの旅行記
8/１（水）　成田エアポートレストハウスに前泊

8/２（木）　10:15　成田発　ポーランド航空80便
　　　　　(ここから、現地時間　－７時間）
　　　　　　14:25　ワルシャワ着
　　　　　　16:35　ワルシャワ発　ポーランド航空3815便
　　　　　　17:35　グダニスク着
　　　　　予約してあったタクシーで市内ホテルへ。(グダニスク泊）
8/３　(金)　朝食後、マリア教会など中心部散策
　　　　　　11:37　グダニスク中央駅発　
　　　　　　12:35　マリボルグ駅着
　　　　　マリボルグ城見学
　　　　　　15:04　マリボルグ発
　　　　　　　　　　グダニスク中央駅着
　　　　　グダニスク市内散策　(グダニスク泊）
8/４　(土)　5:35　グダニスクバスターミナル発　
　　　　　　7:45　トルン　バスターミナル着
　　　　　トルン旧市街散策
　　　　　11:40　トルンマイアスト駅発
　　　　　13:45　ポズナニ駅着
　　　　　ポズナニ旧市街散策　(ポズナニ泊）
8/５　(日）7:24　ポズナニ発
　　　　　　9:36　ブロツワフ着
　　　　　ブロツワフ旧市街散策　（ブロツワフ泊）
8/６　(月）6:34　ブロツワフ発
　　　　　　7:47　ヴァウブジフマイアスト駅着
　　　　　　7:56　ヴァウブジフマイアスト発　8番バス
　　　　　　8:23　クションシュ城　着
　　　　　　10:40　クションシュ城　発8番バス
　　　　　　途中、ミニバスに乗り換え
　　　　　　11:45　シフィドニッツェ　ﾊﾞｽターミナル着
　　　　　シフィドニッッェ自由教会など市内散策
　　　　　　14:38　シフィドニッツェ駅　発
　　　　　　15:16　ヤボル駅着
　　　　　ヤボル自由教会見学
　　　　　　16:50　ヤボル発　ミニバス　ブロツワフ行
　　　　　　17:45　ブロツワフ　着　　　(ブロツワフ泊）
8/7　(火)　　5:53　ブロツワフ　発
　　　　　　　9:28　ワルシャワ　着
　　　　　　ワルシャワ中央駅からヴィラノヴスカﾊﾞｽターミナルへ移動
　　　　　　10:30　ワルシャワヴィラノヴスカﾊﾞｽターミナル発
　　　　　　13:20　ルブリンバスターミナル　着
　　　　　　13:50　ルブリンバスターミナル　発　ザモシチ行ミニバス
　　　　　　15:20　ザモシチﾊﾞｽターミナル　着　タクシーで旧市街へ
　　　　　　ザモシチ旧市街地区散策
　　　　　　17:35　ザモシチﾊﾞｽターミナル　発
　　　　　　18:50　ルブリンバスターミナル　着　(ルブリン　泊）
8/８　(水）　朝食後旧市街散策
　　　　　　10:00　ルブリン城　三位一体礼拝堂見学(予約）
　　　　　　ドミニコ教会修道院、ルブリン大聖堂など見学
　　　　　　16:30　ルブリンバスターミナル発　ミニバス
　　　　　　20:40　タルノフバスターミナル着
　　　　　　タルノフ旧市街散策と夕食　　　　（タルノフ　泊）
8/9　(木）　8:08　タルノフ駅発　　
　　　　　　9:12　クラクフ駅着
　　　　　　クラクフ旧市街、ｶｼﾞﾐｴｼｭ地区散策　（クラクフ　泊）
☆8/10（金）6:00　ホテル発　チャーターした専用車でスロバキアへ
　　　　　　9:00　スピシュカ・ソボタ　着
　　　　　　10:00　レボチャ　着
　　　　　　12:00　スピシュカ・キャピトーラを経てスピシュ城
　　　　　　14:20　スピシュ城　発
　　　　　　15:00　プレショフ　着
　　　　　　16:45　バルデヨフ　着
　　　　　　20:30　クラクフ帰着　　　　　（クラクフ　泊）
8/11（土）　8:02　クラクフ駅発
　　　　　　8:24　ヴィエリチカ駅着
　　　　　　8:55　岩塩坑ポーランド語コースで見学（予約済）
　　　　　　10:56　岩塩坑発304番バスでクラクフ中心部へ
　　　　　　クラクフ市内着後、昼食、散策　
　　　　　　16:00　ホテルで荷物ピックアップ
　　　　　　17:02　クラクフ中央駅発　空港行電車
　　　　　　17:30　空港着　チェックイン
　　　　　　21:10　クラクフ　発　ポーランド航空3922便
　　　　　　22:10　ワルシャワ　着　　　　（ワルシャワ　泊）
8/12（日）　7:58　空港前発175番バスでワルシャワ中心部へ
　　　　　　旧市街散策
　　　　　　10:42　旧市街発　175番バスで空港へ
　　　　　　12:00　空港にてチェックイン
　　　　　　15:10　ワルシャワ　発　ポーランド航空79便
　　　　　　（これ以降　日本時間　+7時間）
8/13（月）　8:45　成田空港　着

エリア スピシュ城周辺(スロバキア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 5.0

• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: LOTポーランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

クラクフのホテルを出発したのは、朝６時。

リゾート地のザコパネなどを通るので、週末にかかる今日は早めに出発。

「トイレに行きたくなったら、ペトロステーションによってくれと言ってね。」とドライバーのヴィクトル。「ペトロステーション」＝ガソリンスタンド。

ペトロステーションにて8時少し前、最初の休憩。

ポーランドとスロバキアの国境近く。2か国語で表示あり。

今日のチャーターした車はこちら。ワゴン車なので乗っていても楽。

クラクフのVisit Bus社（https://visitbus.com/）に依頼。何度かのメールでのやり取りで、こちらの希望に沿い、かつ実現可能な旅程となりました。

ポーランド国旗が掲揚中。ここはまだポーランド。

平原の国から、山間の国へ・・。

ヴィクトルは、「よく見えるから前に乗ってもいいよ・・」というけれど、いえいえ疲れそう。

ここから山がよく見えるよと写真タイム。

確かに稜線のきれいな山ではあります。

でもあまり感動しない日本人。

見慣れている風景？

9時少し前に到着した最初の町、スピシュカ・ソボタ。

画面中央の塔が聖ゲオルグ教会。

「ソボタ・・Sobotaって、ポーランド語では土曜日という意味さ」とヴィクトルが教えてくれます。スロバキア語はどうなのだろう。

かわいらしくまとまった旧市街は緩やかな坂道。

聖ゲオルグ教会。

聖ゲオルグ教会の入場チケット。絵葉書になっていました。

ゲオルグ教会の中。

こんな小さな町（失礼！）の教会がこんなに見事とは。

明日の結婚式の準備に来た女性。
花嫁のお姉さん（手前の方）は、アメリカから結婚式参列のため帰国し、手伝っているのですって。英語がお上手でした。

ゲオルグ教会のいわれを書いた紙を見せてくださいましたが、英語でとっさに読めませんので、写真に収めて後で読みますと言って帰りました。

中世に戻ったかのようなソボタの街並み。

青い空に白い壁が映えます。

城壁のめぐらされた町。

青い空と、淡い壁の色、そして花の紅・・いい眺め。

城壁です。

プレショヴ県に所属しています。

聖ゲオルグ教会。旧市街のシンボル。

よく保存されている町並です。

市場の風景はどの町でもどの国でも一緒。

スピシュカ・ソボタは9時30分に出発。次の町、Levocaへ。

Levocaの旧市街は、周囲が城壁で張り巡らされています。

城壁の中にあるレストラン、ガイドブックに出ていたところに行ってみますか。

素敵な雰囲気、早めのランチをと思ったけれど、まだ準備中ですと断られました。

城壁に沿って町を探索。

ところどころに門。

ここにも　門。

聖ヤコブ教会

聖ヤコブ教会

ヤコブ教会の入場チケット

ヤコブ教会の内部

花と椅子の色の統一取れた美しいこのお店も、まだ準備中。

11時開店が多い中でやっと見つけた開店中のレストラン。

ビルの二階にありました。

本格的なレストランのようで、お料理が出てくるまで時間がかかるかな？

ウエイトレスのお姉さんに、急いでいるんだけれど・・と言い添えてオーダー。

絶品でした。ツェスナコヴァー・ポリエウカ（Cesnakov?・ polievka）。
ニンニクのスープ。この地方の名物料理のようです。一人1.4ユーロ。

アツアツが運ばれてきて、出発時間までを逆算しながら、フーフーいただきました。

帰国後しばらくたっても、あのスープおいしかったなあと夫が思い出して言います。

カツレツ。ブラウチョベー・レゼニュ（Brav?・ov?・ reze?・）

3.6ユーロ

こちらもスロバキアの郷土料理。
ブリンゾベー・ハルシュキ (Bryndzov?・ halu?・ky)

4.7ユーロ

雰囲気の良いレストランで、これだけしっかりいただいて、2人で11ユーロと驚くほどの安さ。

11時30分には、Levocaを出発。いよいよスピシュ城が近くなってきます。

お城に行く前に、スピシュ城の全景がとても美しく見える町、スピシュカ・キャピトラに立ち寄ります。

聖マルティヌス大聖堂。

今なお、この大聖堂はこの地方の宗教的中心地だそうです。

バスで訪れているツアーグループも一つあり。

ヴィクトルが、ツアーできている人と何か喋っていたなあと思ったら、戻ってきて、
「スロバキア人だったよ。スロバキア語とポーランド語は言語が似ているから何となく話せるんだよ。」だって。

そうだ、ここからだわ。スピシュ城の全景が見えるのは！

ほら、はるか先の山の上にスピシュ城。

せっかく来たので、この小さな町も一巡り。

wikipediaによればスピシュ城下のもう一つの町スピシュカ・ポトフラジエが「経済都市」の役割だとしたら・・・・、

ここスピシュカ・キャピトラは「宗教都市」だそうです。

聖職者たちが集まって住んでいたそう。

大聖堂の中もみられるのに気づいてチケット売り場に行ったら、お昼休みなのでダメでした。もう少し早く気づけば・・残念。

壁面に見つけた日時計。

普通の時計と数字の置き方が逆なのね。

入れなかった大聖堂に別れを告げ、いよいよ行きたかったあの城へ。

公共交通機関だけでこのお城へ行くとしたら、最寄りの町でバスを降り歩くこと1時間弱と聞いています。

わたくしたちは、楽して、お城のふもとまで車で乗り付けます。

一部を見ると何の変哲もない城跡だけれど・・・。

世界遺産　スピシュ城の入り口です。

この旅行記へのコメント （2）

• さんちゃんさん 2019/01/03 13:18:00

  特典航空券

  maki様
  メッセージありがとうございます。
  UAのマイルが、夫婦二人で欧州に行かれるくらいたまったので、旅行の３３０日前、前年の９月に、特典航空券を予約しました。ポーランド航空は、スターアライアンスですが、NH,LHなどに比べるとたしか週５便と毎日運航ではないので、競争率が低いのか、運よく予約がとれました。
  ポーランドはホテルはそこそこリーズナブルな値段で見つかりましたし、食事や、鉄道バスなどの交通費、各観光スポットの入場券も驚くほど安く感じました。というわけで、一人２０万円以内で納まったわけです。
  確かに、今年の同じ時期、８月に水曜、東京発で日曜現地発の航空券をLOTの公式サイトで検索すると２１万円ですね。航空券も繁忙期を外せばもう少し安くなるのでしょうね。
  物価は安くて、食事はおいしい、そして人が親切・・いいところでしたので、お勧めいたします。
  

• makiさん 2019/01/02 23:14:33

  いいですね！

  私もポーランド行って見たく思いました！
  13日間8月なのに直行便で20万円近くで行けたんですか？
  2月3月でも乗り継ぎ24時間でも航空運賃15万以上の検索結果でした！
  又。さんちゃんさんの旅行記を参考に勉強します！