ポーランドとスロバキアの13日間の旅⑰　東スロバキアの歴史ある街を訪ねて

2018/08/10 - 2018/08/10

スピシュ城を見た後は、プレショフとバルデヨフと歴史ある旧市街を順に訪れ、クラクフへの帰途につきます。
Visit Bus社の担当者へ「可能ならば、木造教会の見学も・・。」と出発前に日本からリクエストを出しておいたのですが、ドライバーのヴィクトルが待ち時間にスマフォで検索して、「クラクフに帰る途中に、一つ木造教会があるよ。時間的に可能だと思うよ。」ということで、立ち寄ってくれました。
朝の6時から、夜の8時までびっしりのスケジュールでしたが、とても充実した一日でした。

（旅程）　☆がこの旅行記
8/１（水）　成田エアポートレストハウスに前泊

8/２（木）　10:15　成田発　ポーランド航空80便
　　　　　(ここから、現地時間　－７時間）
　　　　　　14:25　ワルシャワ着
　　　　　　16:35　ワルシャワ発　ポーランド航空3815便
　　　　　　17:35　グダニスク着
　　　　　予約してあったタクシーで市内ホテルへ。(グダニスク泊）
8/３　(金)　朝食後、マリア教会など中心部散策
　　　　　　11:37　グダニスク中央駅発　
　　　　　　12:35　マリボルグ駅着
　　　　　マリボルグ城見学
　　　　　　15:04　マリボルグ発
　　　　　　　　　　グダニスク中央駅着
　　　　　グダニスク市内散策　(グダニスク泊）
8/４　(土)　5:35　グダニスクバスターミナル発　
　　　　　　7:45　トルン　バスターミナル着
　　　　　トルン旧市街散策
　　　　　11:40　トルンマイアスト駅発
　　　　　13:45　ポズナニ駅着
　　　　　ポズナニ旧市街散策　(ポズナニ泊）
8/５　(日）7:24　ポズナニ発
　　　　　　9:36　ブロツワフ着
　　　　　ブロツワフ旧市街散策　（ブロツワフ泊）
8/６　(月）6:34　ブロツワフ発
　　　　　　7:47　ヴァウブジフマイアスト駅着
　　　　　　7:56　ヴァウブジフマイアスト発　8番バス
　　　　　　8:23　クションシュ城　着
　　　　　　10:40　クションシュ城　発8番バス
　　　　　　途中、ミニバスに乗り換え
　　　　　　11:45　シフィドニッツェ　ﾊﾞｽターミナル着
　　　　　シフィドニッッェ自由教会など市内散策
　　　　　　14:38　シフィドニッツェ駅　発
　　　　　　15:16　ヤボル駅着
　　　　　ヤボル自由教会見学
　　　　　　16:50　ヤボル発　ミニバス　ブロツワフ行
　　　　　　17:45　ブロツワフ　着　　　(ブロツワフ泊）
8/7　(火)　　5:53　ブロツワフ　発
　　　　　　　9:28　ワルシャワ　着
　　　　　　ワルシャワ中央駅からヴィラノヴスカﾊﾞｽターミナルへ移動
　　　　　　10:30　ワルシャワヴィラノヴスカﾊﾞｽターミナル発
　　　　　　13:20　ルブリンバスターミナル　着
　　　　　　13:50　ルブリンバスターミナル　発　ザモシチ行ミニバス
　　　　　　15:20　ザモシチﾊﾞｽターミナル　着　タクシーで旧市街へ
　　　　　　ザモシチ旧市街地区散策
　　　　　　17:35　ザモシチﾊﾞｽターミナル　発
　　　　　　18:50　ルブリンバスターミナル　着　(ルブリン　泊）
8/８　(水）　朝食後旧市街散策
　　　　　　10:00　ルブリン城　三位一体礼拝堂見学(予約）
　　　　　　ドミニコ教会修道院、ルブリン大聖堂など見学
　　　　　　16:30　ルブリンバスターミナル発　ミニバス
　　　　　　20:40　タルノフバスターミナル着
　　　　　　タルノフ旧市街散策と夕食　　　　（タルノフ　泊）
8/9　(木）　8:08　タルノフ駅発　　
　　　　　　9:12　クラクフ駅着
　　　　　　クラクフ旧市街、ｶｼﾞﾐｴｼｭ地区散策　（クラクフ　泊）
☆8/10（金）6:00　ホテル発　チャーターした専用車でスロバキアへ
　　　　　　9:00　スピシュカ・ソボタ　着
　　　　　　10:00　レボチャ　着
　　　　　　12:00　スピシュカ・キャピトーラを経てスピシュ城
　　　　　　14:20　スピシュ城　発
　　　　　　15:00　プレショフ　着
　　　　　　16:45　バルデヨフ　着
　　　　　　20:30　クラクフ帰着　　　　　（クラクフ　泊）
8/11（土）　8:02　クラクフ駅発
　　　　　　8:24　ヴィエリチカ駅着
　　　　　　8:55　岩塩坑ポーランド語コースで見学（予約済）
　　　　　　10:56　岩塩坑発304番バスでクラクフ中心部へ
　　　　　　クラクフ市内着後、昼食、散策　
　　　　　　16:00　ホテルで荷物ピックアップ
　　　　　　17:02　クラクフ中央駅発　空港行電車
　　　　　　17:30　空港着　チェックイン
　　　　　　21:10　クラクフ　発　ポーランド航空3922便
　　　　　　22:10　ワルシャワ　着　　　　（ワルシャワ　泊）
8/12（日）　7:58　空港前発175番バスでワルシャワ中心部へ
　　　　　　旧市街散策
　　　　　　10:42　旧市街発　175番バスで空港へ
　　　　　　12:00　空港にてチェックイン
　　　　　　15:10　ワルシャワ　発　ポーランド航空79便
　　　　　　（これ以降　日本時間　+7時間）
8/13（月）　8:45　成田空港　着

エリア プレショフ(スロバキア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 2.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: LOTポーランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

午後３時、プレショフに到着。
聖ミクラーシュ教会。

旧市街の中心にある教会はただいま修復中。

そして、結婚式の最中でもありました。

ちょっと教会の周りをお散歩。

ミクラーシュ教会の塔はこの旧市街のシンボル。

こじんまりした旧市街です。

Holy Trinity Church

地域博物館

門のある風景。フロリアンスカ門

ミクラーシュ教会のスタッフが出てきたので、「結婚式をやっているから、中は見せていただけないですよね。」とお尋ねする。

「結婚式・・って言っても、ジプシーのだからねえ。」とジプシーを軽く見るような発言。聖職者なのにね・

なるほど、ジプシーのといわれるとそんな感じがする。

式が終わったようなので、祭壇をみせてもらう。

マイステル・パヴォルの作った名作。

塔は２０世紀初めに改築されたという。

現在の姿。

教会のスタッフは、相当サッカーが好きみたい。
わたくしたちが、日本から来たと知ると、「君たちの国のフットボールチームは、ベルギーとの試合、よく戦った・・」ですって。

ワールドカップの最中に来たらもっともりあがっていたかな？

次の町、バルディヨフへ移動。

あれ、山の上にお城が見える。
何だろう・・と指さすと、ヴィクトル曰く
「abandon　castle！」だって。捨てられたお城・・てこと？

バルディヨフに到着したのは、午後４時少し前。

目指すのは聖エギディウス大聖堂。
確か塔には午後４時まで登れるはず。

入り口でチケットを買おうとすると、本日の塔への入場はもうおしまいだって。

まだ、４時まで時間があるじゃない・・というと、上って降りるのに１５分かかるからダメ。

要するに、スタッフが４時に仕事を終えて帰れないから、もうクローズ。

社会主義の名残をこんなところで発見。

仕方ないから内部を拝見。

塔から、この教会のまわりの広場を俯瞰するととても良い眺めだったのに残念。

色とりどりの屋根、壁が並ぶ家。

ずいぶん見てきたポーランド国内の旧市街とも少し違った感じ。

さて、教会の前にある鐘。

何だろうと撮影。

２つ並んでいるから、両方納められるかなと、カメラ構えて後ろに下がった瞬間、
すってんころりん。

尻もちついて、あおむけにゴロン。頭は打たなかったなと本人は自覚。

びっくりしたのは、連れ。

尻もちの場面は見なかったので、あおむけになっているわたくしを見て、「頭をうったのか？大丈夫か？」と。

確かに、スロバキアで病院に行くようなことになったら大変大変。

尻もちをついているから、頭は大丈夫だから・・と何回か説明して安心した模様。

お土産用の０ユーロ紙幣の図案。

絵になる街ではあります。

絵葉書を購入。

お姉さんのスマイルがかわいい。

すってんころりん騒動に、相当疲れているよねと意見は一致。

城壁の外で休憩。

絶品のレモネード。すごいレモンの量でしょう？
乾いたのどに心地よい。

城壁の外から、教会を眺める。

この城壁14世紀に構築されたものだとか。よく残っています。

なぜかわからないけれど、ジョンレノンミュージアムみたいなものがあり。

一ファンが運営しているのだろうか？

スロバキアを後にし、クラクフへと戻る。

ジプシーが結婚式をやっていたよ・・とヴィクトルにいうと、先ほどの教会のスタッフ同様、ジプシーの悪口が次から次へと出てくる。

ちょうど、道を家族連れのジプシーが歩いていたら、「やつら、川で水浴びしてきたのだよ。フリーのシャワーだからな。」だって。

ヴィクトルが、Wooden Churchに立ち寄れそうだよと、車を止めてくれた。

デンブノ・ポドハラニスキェの木造教会。

待ち時間にスマフォで検索してくれたみたい。

wikipediaの「マウォポルスカ南部の木造聖堂群」に紹介されている。

素朴な風景。これが見たかったの。

夕方のミサの時間なのか、信者さんが集まっている。

ちらっと覗いて、礼拝中なら遠慮しましょうと思ったら、おばあちゃんたちが手招きしてくれた。おはいりなさい・・って。

そっと見せていただいた教会の中。皆さんで大切にしている空間。

後から、車を停めたヴィクトルがやってきて、教会の入り口で跪いて十字を切る所作が、ほれぼれするほど美しかったこと。

コウノトリの巣を発見。

「僕は生まれた時からドライバーさ。1歳の時には、食事の時お皿をハンドルのように持って、運転の練習してたもの・・」という、名ドライバーのおかげで、スロバキアの魅力的な街、そしてスピシュ城、おまけに木造教会まで、と盛りだくさんの一日をすごしたのでした。

ありがとうヴィクトル。ご苦労様。

クラクフには予定より少し早く午後8時半には到着。