2018/12/01 - 2018/12/02
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あおしさん
先週の3連休の京都は紅葉のおかげでホテルも新幹線も完璧に満員でしたが、先週末はホテルも結構空いているし、新幹線も指定席の満席の電車がない。
というわけで先週末は紅葉の京都に行ってきました。
今回は清水、金閣、銀閣と言った有名なところではなく、ちょっとマイナー、でも紅葉が美しいといわれているお寺を中心に行ってきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 2.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 新幹線 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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午前11時東京発の新幹線「のぞみ」の自由席に飛び乗り。
さすがに新横浜を出たときには席は埋まりましたが、「椅子取りゲーム」するほどでもなく、2時間半弱で京都駅到着。
新幹線ってやっぱり早いですねえ。
京都駅からそのままJR山陰線で嵯峨嵐山駅へ。
この駅からは嵯峨野、保津峡を走るトロッコ列車が出ているけど、今日はすべて売り切れでした。嵯峨嵐山駅 駅
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まずは「宝筐院(ほうきょういん)」へ。
駅の「周辺観光案内図」には載っていないし、パソコンで漢字変換もできない地味なお寺ですが、境内に入ると、見事な赤と黄色。宝筐院 寺・神社・教会
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天気予報では快晴のはずだったのに曇りなのは残念。
今年は紅葉を見に行くたびに晴れの天気予報がはずれるのはなんで? -
普段ならほとんど観光客も来ないようなお寺でしょうけど、さすがに紅葉時期は有名になったようで、たくさんの観光客、特に女性が多い。
着物を着ている人も多かったです。
私も着物を着て紅葉の京都を歩きたいものです。 -
次は歩いて5分ほどの「小倉山二尊院(にそんいん)」へ。
二尊院 寺・神社・教会
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山門をくぐったところが、「紅葉の馬場」と呼ばれる紅葉の名所です。
紅葉のトンネルになると聞いていましたが、ちょっと時期が遅かったようで、いまいちでした。二尊院 寺・神社・教会
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ここは鎌倉時代の歌人・藤原定家が小さな屋敷を建てて、「小倉百人一首」を選定したと伝えられるところです。
彼の屋敷があったところからの京都の展望が素晴らしい。
この景色を見ながら定家は和歌を選んでいたんですね。二尊院 寺・神社・教会
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二尊院の次は「常寂光寺(じょうじゃっこうじ)」へ行きます。
かつてここの住職さんは、拝観料でぼろもうけ、夜はベンツに乗って高級な料亭で遊びまくっている清水寺や金閣寺などの有名寺院のお坊さんたちを「堕落している!」って厳しく批判して、このお寺の拝観料は安かったのに、今では500円。
あの住職さんも堕落したのかなあ。常寂光寺 寺・神社・教会
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ここも境内は真っ赤な光景です。
庭というより山寺のような感じですが、山一帯が赤や黄色で鮮やかです。常寂光寺 寺・神社・教会
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紅葉の木々の中の仁王門です。
常寂光寺 寺・神社・教会
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その後、嵯峨の竹林の小道を歩きましたが、人がとても多すぎで、まるで東京原宿の竹下通り状態。
普段は静かな道なんでしょうけど。嵐山 竹林の小径 自然・景勝地
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ここは久しぶりに来ましたが、思ったより、竹が太く、高さも高い。
もっと竹は細いイメージでしたが、成長したのかな。嵐山 竹林の小径 自然・景勝地
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夜のライトアップは11月で終わっているお寺がほとんどだったので、今日もライトアップしているお寺の中から知恩院へ行きました。
普段は拝観料500円のはずが、ライトアップは800円。
銭ゲバだなあ、ここのお寺も。
浄土宗の総本山だけあって、三門(山門)は実に立派です。知恩院 寺・神社・教会
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ライトアップ期間中は特別にこの三門に登ることができます。
立派な三門なので、階段も結構急で、高いところまで登りました。
夜景はいまひとつ。
この「華頂山」の看板は畳2畳分の大きなものです。知恩院 寺・神社・教会
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紅葉自体はさほどのものではなく、これなら、数年前に夜に行った高台寺の方が上でした。
ただ、ライトアップ中は「エライお坊さん」のお話が聞けるとかでしばらく話を聞いてみました。
もっとも「仮面ライダーV3は私が幼稚園のころ・・・」とか話をしていたので、私より年下のようでした(私は小学校1年のころだったので)。知恩院 秋の紅葉ライトアップ 紅葉
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さて、翌日曜日。
昨日は嵯峨だったけど、今日は洛北と言われるところからスタートします。
今日はようやく雲1つない青空の広がる快晴。
今日は紅葉の赤と青空バックのコントラストが楽しめそうです。
まずは出町柳駅から叡山電鉄の電車に乗ります。
この電車は「きらら」という電車でシートが景色が見やすいように、窓に向いています。出町柳駅 駅
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途中、「もみじのトンネル」というところを電車はくぐっていきます。
多少時期は遅かったようですが、赤と黄色の紅葉の木々の中を電車が走り、とてもつくしい車窓でした。叡山電鉄 乗り物
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まず、叡山電車の岩倉駅で途中下車します。
岩倉と言えば、幕末明治維新の元勲、岩倉具視(中年以上の人だと「500円札のおっさん」と言えばわかるでしょう。大河ドラマ「西郷どん」では鶴瓶さんが演じています)が、尊王攘夷派の志士たちの「天誅」、暗殺から逃げて隠れていたところです。
京都市街とは思えない、山里のようなところで、そりゃー、こんな山里じゃあ、刺客たちも阿保らしくて「天誅」する気が失せるような場所と笑えてしまいました。
岩倉具視の居宅。
この門を西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允、坂本龍馬も何度もくぐったそうです。岩倉具視幽棲旧宅 対岳文庫 名所・史跡
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岩倉具視旧宅の近くにある「実相院(じっそういん)」
小さいながらも庭の紅葉は赤、黄色の現職が青空バックでとても鮮やかです。実相院 寺・神社・教会
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実相院の大きい方の庭園。
紅葉と白い砂、緑の島のコントラストがいいものです。実相院 寺・神社・教会
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この実相院が紅葉で有名なのは、庭の紅葉もさることながら、ピカピカに磨かれた黒い床に紅葉が映える「床もみじ」です。
とても趣のある美しい光景です。
でも、写真撮るのは禁止。けちですねえ。
隣にいたおじさんがカメラを構えたら、監視カメラがあるようで、「写真を撮らないでください!」とアナウンスで怒られていました。
というわけでパンフレットから。 -
次は叡山電車で数駅南に降りてきた一乗寺駅から徒歩10分のところにある「園光寺(えんこうじ)」。
ここも庭は紅葉で赤と黄色が鮮やか。
特に座敷から見た紅葉の庭がちょうど額の中の絵のように見えて趣があります。
でも、ここも普段はほとんど観光客はいないだろうけど、今の時期は大繁盛で写真を撮るまで30分もかかりました。圓光寺 寺・神社・教会
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逆光だったのはちょっと残念。
赤いじゅうたんも白いじゅうたんみたいに映ってしまいました。
朝が一番美しいようで、限定100人ですが、朝7時にこのお寺に拝観できるそうです。 -
赤と黄色の紅葉、緑の木、青の空と原色のような鮮やかな色合いが素晴らしい。
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園光寺からバスで南下して、古今和歌集の時代、つまり1000年前の平安時代、清少納言の時代から京都で一番紅葉が美しいといわれる「永観堂(えいかんどう)」へ行きます。
さすがにすごい人、人、人。永観堂 (禅林寺) 寺・神社・教会
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拝観料は普段は600円のはずなのに、紅葉の時期は1000円。
まったく守銭奴ですね。
とはいうものの、境内に入ると、広い境内は一面は赤、朱色、黄色の紅葉で覆われています。
美しい、を越えて迫力がすごい。 -
1000円はさすがに腹立たしいですが、京都一、場合によっては日本一と言われるだけのことはあります。
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ここのもみじはよくもここまで見事な赤になるものです。
この永観堂だけであとで確認したら、50枚近く写真を撮っていました。
デジカメって本当に便利。
昔のフィルム式だと24枚のフィルムだけで500円くらいするからそう簡単に写真を撮るわけにはいかなかったけど、デジカメは気にしなくてもいいし。
写真屋さんにはお気の毒ですが・・・ -
最後は京都駅近くの「東福寺(とうふくじ)」へ。
4時で受付終了だったけど、ぎりぎり駆け込みセーフでした。
受付終了、閉門(4時半)とも早すぎ。
臥雲橋から見た通天橋と洗玉潤の紅葉が一番見ごたえがあります。東福寺 寺・神社・教会
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今度は通天橋から見た洗玉潤。
日が陰ってしまい、鮮やかさはやや劣りますが、永観堂に負けずこの東福寺の紅葉も素晴らしいです。東福寺 寺・神社・教会
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東福寺の山門。
立派な山門で国宝です。
四隅のつっかえ棒は慶長の大地震にときに豊臣秀吉が大修理をしたときのもので「太閤柱」と呼ばれているそうです。
人が多くて、疲れましたが、さすがに京都の紅葉はすばらしかったです。
外国人観光客も多かったけど、「ジャパン イズ ビューテイフル」を楽しめことでしょう。東福寺 寺・神社・教会
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