秋の中欧個人旅行 4．ウィーン　

2018/10/09 - 2018/10/19

秋の中欧４ヵ国を夫婦で旅行しました。２年前に行ったオーストリア（ウィーン）以外は初めての国です。
ウィーンではちょっとトラブルがありましたが、黄葉が綺麗で楽しく旅行が出来ました。

日程
10月 9日　関空～ヘルシンキ～プラハ　プラハ泊
10月10日 プラハ観光　　　　　　　　 プラハ泊
10月11日　プラハ観光　プラハ～チェスキークルムロフ　チェスキークルムロフ泊
10月12日　チェスキークルムロフ観光　チェスキークルムロフ～ウィーン　ウィーン泊
10月13日　ウィーン観光　 　　　　 ウィーン泊
10月14日　ウィーン、メルク観光　　　　 ウィーン泊
10月15日　ウィーン～ブラチスラバ　ブラチスラバ観光　ブラチスラバ泊
10月16日　ブラチスラバ～ブダペスト　ブダペスト観光　ブダペスト泊
10月17日　ブダペスト観光　　　　　　　　　　　　　　ブダペスト泊
10月18日～19日　ブダペスト～ヘルシンキ～関空　　

旅行記４．
10/13（土）ウィーン観光（ベルヴェデーレ、美術史美術館～ホーフブルク王宮、旧市街、シュテファン寺院、楽友協会ウィーン交響楽団コンサート）
２年前に行かなかったところを中心に回ります。
２年前の旅行記
https://4travel.jp/travelogue/11205128

シュテファン寺院でエレベーターに閉じ込められるという、大変な目に逢いました。
　

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩

送迎車は20時位にウィーンのホテルに到着しました。
宿泊ホテルはエンツィアナ ホテル ウィーンです。
ここで、3泊します。
前にトラムが走っており便利です。

ウィーンは2年ぶりに来ました。前回いっていないところを中心に行こうと思います。
前回の旅行記
https://4travel.jp/travelogue/11205128

アートホテル ANA エンツィアン ホテル

近くにSバーンのレンヴェク駅があります。
明日の朝ゆっくりしようと思い48時間のフリーパスを買いにいきました。
自販機で簡単に買えたのですが、初乗りから48時間ではなく、買った時から48時間でした。そのため、ウィーン移動日に余分な費用が掛かりました。

翌朝のホテルのレストランです。
木を多く使っており、山小屋風でお洒落感じです。

ここの朝食の内容もホットミールあり良かったです。

食事を終え一度部屋に戻ります。

部屋からの景色です。

前にトラムが走っています。
楽友協会ホールのある、カールスプラッツに一本で行けます。
部屋の写真を撮るのを忘れて、無いのですが、ツインルームでバスタブ付きでした。

ただ、前の交通量が多かったので、夜が煩いのが難点でした。

ホテルフロントです。
今から、観光に出発です。
これから、ベルヴェデーレ宮殿へ行きます。

トラムで行っても良かったのですが、距離も近いのでトラム沿いを歩いて行きました。

ベルヴェデーレ宮殿の庭園に到着です。

ベルヴェデーレ宮殿 城・宮殿

ここは、上宮と下宮があるのですが、今回は上宮のみに入りました。

ベルヴェデーレ宮殿は美しい庭園があります。

正面が上宮です。
調和のとれた美しいバロック式の宮殿です。

この向こうのオレンジの屋根の宮殿が下宮です。
上宮と下宮、庭園を挟んで、向かい合うよう建ってます。

ベルヴェデーレ宮殿上宮です。

庭園が美しいです。
上宮から下宮を見た景色です。
9時少し前に到着したのですが、既に観光客が並んでいました。
チケット売り場は宮殿から右に行った建物にあります。

ベルヴェデーレ宮殿に入場します。
上宮は今は、美術館になっています。
グスタフ・クリムト「接吻」が有名です。

ベルヴェデーレ宮殿の絵画

ベルヴェデーレ宮殿の絵画

ジャック・ルイ・ダヴィット「サン・ベルナール峠を越えるナポレオン」

ベルヴェデーレ宮殿の絵画

グスタフ・クリムト「接吻」のレプリカが置かれていました。

ベルヴェデーレ宮殿の絵画

これが有名なグスタフ・クリムトの「接吻」です。

グスタフ・クリムト「接吻」

グスタフ・クリムト　左「ユディット」
これも有名ですね。

クリムト「接吻」

ベルヴェデーレ宮殿の絵画

ジョヴァンニ・セガンティーニ「悪しき母達」

宮殿から見えた、庭園全景
赤い屋根の建物は「下宮」

2階には、ゴージャスな装飾が施された「大理石の間」があります。
大きなシャンデリアが豪華ですね。

また、フレスコ画が天井いっぱいに描かれています。

ベルヴェデーレ宮殿の絵画

ベルヴェデーレ宮殿の絵画

彫刻物も展示しています。

ベルヴェデーレ宮殿を出て、これから美術史美術館へ行きます。

ベルヴェデーレ宮殿の近くの停留所（Schloss Belvedere）からトラムDで、美術史美術館の最寄りの停留所（Burgring）まで行きます。

美術史美術館に到着です。

美術史美術館 博物館・美術館・ギャラリー

美術史美術館が面している、マリア・テレジア広場です。
中心部にマリア・テレジア像があります。
向こうに見えるのが、自然史博物館です。

マリア テレジア広場 広場・公園

入場チケットですが、当初よく知らずに、15ユーロの一般チケットを購入しました。
（実はこの時期、ブリューゲル特別展を開催していて、ブリューゲルの絵画を見るには別途5ユーロ必要だったのです）

美術史美術館に入場します。
入口すぐから豪華です。

天井もゴージャスです。

「世界で最も美しいカフェ」と言われている、カフェです。
後で休憩します。

カフェ (美術史美術館) カフェ

カフェを上から見ました。

まず、ブリューゲルの絵を見に行こうとしたら、その時初めて、特別展の為別途５ユーロ掛かることを知りました。ただ、特別展の入口で入場料を払えば、１５分後位の時間指定受けて入場できました。

美術史美術館の豪華な装飾です。

待ち時間の間に他の絵を鑑賞します。。
この美術館はブリューゲル以外にもたくさんの有名な絵があります。

ラファエロ・サンティ「草原の聖母」

カラヴァッジョ「ロザリオの聖母」

ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン「白いサテンのパニエ入りのドレスに身を包むマリー・アントワネット」

これから、ピーテル・ブリューゲルの絵を鑑賞しに専用のギャラリーに入場します。

「暗い日」です。

「牛群の帰り」

「雪中の狩人」

「子供の遊戯」

「暗い日」

「ゴルゴタの丘への行進」

「農家の婚礼」

最も有名な「バベルの塔」です。

「バベルの塔」
この絵を最後にブリューゲル展を出て、他の絵画を鑑賞しに行きました。

ピーテル・パウル・ルーベンス「毛皮をまとった妻」

アルブレヒト・デューラー「皇帝マクシミリアン1世」

ルーカス・クラナッハ「アダムとイヴ」

ヨハネス・フェルメール「絵画芸術」
フェルメールの絵も地味に展示してます。
日本では考えられないですね。

アンソニー・ヴァン・ダイク「シムソンの監禁」

これから、先程カフェで休憩します。

カフェ (美術史美術館) カフェ

ゴージャスなカフェです。

カプチーノを頂きました。

カフェで記念撮影でも

美術史美術館から出ました。

こちらは自然史博物館ですね。

マリア・テレジア像です。

今から、ホーフブルク王宮へ行きます。

ホーフブルク王宮のある英雄広場に来ました。

新王宮です。

新王宮前からホーフブルホク宮殿 (旧王宮)に行きます。

今からホーフブルク宮殿 (旧王宮)に入場します。

ホーフブルク宮殿 (王宮) 城・宮殿

ホーフブルク宮殿 は銀器コレクション、シシイミュージアム、皇帝の部屋に分かれています。

銀器コレクションです。

銀器コレクション

銀器コレクション

銀器コレクション

銀器コレクション

銀器コレクション

これから、シシイミュージアム、皇帝の部屋へ行きます。

シシイミュージアム、皇帝の部屋は撮影禁止で写真はありません。

王宮を後にしてミヒャエル広場へ

ミヒャエル門を抜けてミヒャエル広場に来ました。
この辺からは前回もうろうろしてますね。

これから、街の中心部へ

ミヒャエル広場 広場・公園

デーメルにきました。
前回はザッハーでザッハトルテを食べたので、今回はここで頂こうと思いましたが、満員であきらめました。

デメル カフェ

デーメルの正面です。

デーメルをあきらめて、コールマルクト通りを進みます。

コールマルクト通り 散歩・街歩き

歩いていると「ノルトゼー」を見つけたので、ここでランチにしました。
前回も西駅のですが「ノルトゼー」を利用しました。
シーフードのレストランのチェーン店です。

ノルドゼー (ウィーン) シーフード

自分はビールと魚のフライ

嫁はコーラと白身魚のフライにしました。

ランチを終えて、グラーベン通りへ来ました。

グラーベン通り 散歩・街歩き

向こうにぺスト記念柱が見えます。

左側にペーター教会が見えました。
２年ぶり入ることにします。

聖ペーター教会 寺院・教会

９世紀の創建でウィーンでは２番目に古い教会です。
巨大屋根が特徴です。

ペーター教会

ペスト記念柱です。
グラーベン通りのシンボルとして中央に立つ三位一体像です。

ペスト記念柱 建造物

シュテファン寺院が見えて来ました。
その時はここで災難に合うとは思っていませんでした。

シュテファン大聖堂 寺院・教会

シュテファン寺院の側にある広場がシュテハンブラッツで、ウィーンの街の中心みたいな所ですね。
大勢の人で賑わっています。

シュテファン寺院

シュテファン寺院に入場します。
優美な聖堂には荘厳な主聖壇と祭壇画等があります。

この寺院は南塔と北塔があります。
南塔の方が、高さがあるのですが、徒歩でしか登れません。
北塔はエレベーターがあるので、そちらに昇ることに。

今から、エレベーターで北塔に昇ります。
聖堂内の左側にエレベーター乗り場がありました。

塔の上に昇りました。（昇りは順調）

モザイク屋根が美しいです。

上からみる景色は素晴らしいですね。

ヴォティーフ教会の塔が見えます。

シュテファン寺院の北塔からの景色

シュテファン寺院の北塔からの景色

シュテファン寺院の北塔からの景色

この後、下りのエレベーターで事件が発生
なぜか、乗ったエレベーターが停止位置に止まらず、ずれるためドアーが開かないのです。乗客６名とエレベーターの運転手が閉じ込められてしまいました。うち４名は私達ともう一組の日本人の夫婦でした。
狭い空間に閉じ込められて最悪でした。
これからのスケジュール（コンサート）もあるので焦りました。
結局、１時間２０分閉じ込められ、塔の上で無理やりドアを開け脱出出来ました。

塔の上で降ろされたので下りはこの階段で降りることに。
塔を降りたら、日本人夫婦はなぜかさっさといなくなっていました。
一緒に抗議をしたかったのに。結局、私達夫婦でだけが抗議することに。
係員も申し訳なかったと謝ってくれ、入場料だけは返していただけました。
嫁はかなり怒っていましたが、これ以上言っても無駄なのでホテルに帰ることにしました。日本なら絶対大きなニュースになるのに、向こうではニュースにもならなかったようで。

夜は楽友協会のコンサートに行くので、服を着替えるためホテルに戻ります。
ホテルへはシュテハンブラッツ駅からUバーン3号線でウィーミッテに行きます。

ウィーンミッテからSバーンでレンヴェク駅に行きます。そこから、ホテルまですぐです。ただ、この日は土曜日でスーパーがPM６時に閉まります。まだPM6時前だったので、急いでスーパーで食料等を買って帰りました。

これから、楽友協会でコンサートです。
ホテルで服を着替え、。ホテル傍の停留所からトラム７１番に乗ってカールスプラッツへ行き、楽友協会まで来ました。

今日は、楽友協会「黄金のホール」で開かれる「ウィーン交響楽団」のクラシックコンサートです。

チケットかは楽友協会のHPから購入しました。
楽友協会で同じ日にモーツァルトの観光客向けのコンサートもあったのですが、場所が「ブラームスホール」でした。

席は３９ユーロの安いバルコニー席です。
席の写真のような場所です。

「黄金ホール」は金箔で飾られ、世界3大ホールに数えられるほどの音響設備を誇ります。
シャンデリアも豪華です。

パイプオルガンが近くにあります。

金箔が施されて豪華な天井です。

ステージはこのように見えます。

少し、手前が見えないのが残念ですが、値段のことを考えると十分です。。

豪華な天井です。

演奏が終了しました。（これはスマホの写真です）
今日の嫌なことを忘れた素敵なコンサートでした。

気分よく、帰りもトラムを利用してホテルに戻りました。