2018/01/06 - 2018/01/07
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RAINDANCEさん
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イタリア南部、カンパニア州の州都かつナポリ県の県都であり、ローマ・ミラノに次ぐイタリア第3の都市であるナポリを訪れました。古代ギリシア・ローマ時代から栄え、ナポリ・シチリア王国を経た歴史地区が世界遺産に登録されています。
★サンタルチア地区のホテルに泊まり、ナポリピザを食べ、港町の美観と歴史地区の街並みを散策。
[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎ピッツァ
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南イタリアをレンタカーで巡る旅、遺跡の町ポンペイとエルコラーノを経て、今回の周遊の最後の訪問地であるナポリへ向かいます。
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西欧での運転に慣れている私でも、さすがにナポリの市街は敬遠。予定通りナポリ空港でレンタカーを返し、タクシーで市街へ。
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タクシーは、コレがまた明るいお兄さんの車に当たり、ずっと喋りまくり。(私たちはイタリア語は喋れないので、英語とスペイン語で...)
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この日は、セリエAのナポリのホームゲームがあるということで、スタジアムの近くを通ってくれました。(その分ちょっと高かったが、これもナポリの洗礼か)
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統制にあたる警官。
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試合時間が近づいてきているのでスタジアム周辺は混雑。やはり交通マナーはかなり悪いです。よくこんな中を二輪で走れるなー。
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サンタルチア地区にある、ユーロスターズ・ホテル・エクセルシオール(Eurostars Hotel Excelsior)に到着。(暗くなってからの画像しか無い...)
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19世紀のナポリ民謡「サンタ・ルチア」で有名なサンタルチア地区は、海沿いで景観が良いだけでなく、ナポリの中でも治安の良いエリアということもあり、このホテルを選びました。
ホテルのエントランス。 -
客室。
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スタンダードの部屋です。
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バスルーム(洗面台)。
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バスルーム。
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オーシャンビューの部屋はホテル代が高いので、シティービューです。何とか海が見えます。
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ヴェスヴィオ山も少し。
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チェックイン後、早速街歩きに出かけます。腹がペコペコなので、観光中にどこかでナポリピッツァをつまむ予定。
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評判通り、通りは広く町並みはきれいで、安心感があります。
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ナポリ湾とヴェスヴィオ山。天気も良く、沢山の観光客とナポリっ子?で賑わってます。
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この地区は世界遺産であるナポリ歴史地区の中でも「卵城」や「王宮」「ヌオヴォ城」などには割と近いのですが、旧市街の見どころである「スパッカ・ナポリ」までは2kmくらい歩かねばなりません。
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観光の本命はその「スパッカ・ナポリ」なのですが、その途上で色々と立ち寄ります。
まずは、ナポリ最大の広場である「プレビシート広場」にやってきました。
広場に面するのはローマのパンテオンに似た「サン・フランチェスコ・ディ・パオラ聖堂」、19世紀初頭の新古典様式。 -
そして、同じく広場に面するのが「王宮」。ナポリ王国は15世紀にスペインのアラゴン家に支配されたのち、16世紀にスペイン王国に併合されました。その後、スペイン王の滞在用に建てられたのがこの王宮ですが、王は一度もナポリに来ることはなかったそうです。
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18世紀のナポリ・シチリア王(のちのブルボン朝スペイン王)、カルロス3世の像。
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次に「ヌオヴォ城」、13世紀にナポリ王カルロ1世(フランス王ルイ9世の末弟)が、フランスのアンジェ城をモデルに造ったとされる城。
参考:アンジェ城はこちらhttps://4travel.jp/travelogue/11321555 -
…というわけで、市街に近づいてきたところで、あらかじめ調べてきた評判の高そうなピザ屋へ。あら、ここは結構並んでる…
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別の店…ここも入口には数人待ちが居ます。
しまった…これは計算ミス。シーズン的にも町はそんなに人は多くないだろうとタカをくくってましたが、予想以上の賑わいで人気の店はどこも並んでます。さすがは南イタリア最大の観光都市であり食の町ナポリ。 -
腹ペコでもう待てません。仕方なく、その辺で適当に見つけた空いてる店へ。ピザ屋自体はあちこちにありますので。
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ビールと…
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マルゲリータを計2枚(ひとり一枚)! 店員さんに、「ホントにひとり1枚か?」と聞き返されちゃいました。
これがまた美味かったのです。ひとりで一枚づつをペロリ。ハングリーだったこともあるでしょうが、適当に入った店でも美味い…しかも安い…これがナポリのクオリティーなのか? -
腹いっぱいで幸せになったところで、ウンベルト1世通りを通ってスパッカ・ナポリへ向かいます。
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ウンベルト1世通りの雰囲気。
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旧市街の路地へ入って行きます。
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路地沿いに、「サン・セヴェーロ・アル・ペンディーノ教会」。
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「サン・ジョルジオ・マッジョーレ教会」。
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そして、「トリブナーリ通り」に入ります。ここが、「スパッカ・ナポリ」を形成する通りのひとつ。まずは、この通り沿いを中心に歩きます。
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カルディナーレ・シスト・リアリオ・スフォルサ広場に建つ、聖ジェンナーロのオベリスク。
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この小さな広場に面するのが「ピオ・モンテ・デッラ・ミゼリコルディア教会」、17世紀初めのバロック様式、カラヴァッジョの絵で有名です。
建ってる場所が窮屈すぎて画像に入りません。 -
「ドゥオーモ(ナポリ大聖堂)」、シチリア・ナポリ王の命により、14世紀に古代ギリシア~ローマの教会跡に建てられた聖堂。ナポリの守護聖人である聖ジェンナーロに捧げられ、聖人の血が液状化する”血の奇跡”と呼ばれる儀式で知られているらしい。
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ドゥオーモ周辺には、ちょっと怪しい中年男が座って居ました。私たちを見ると(目が合いました)短い口笛で合図、傍にいた仲間らしき若い男がどこかへ走って行きました。”よそ者が来た”風の合図をされちゃったか?
警官が立っていたので、その横から離れない様にしてドゥオーモの外観を見学。 -
「サン・ロレンツォ・マッジョーレ教会」(修繕中)。
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「サン・パオロ・マッジョーレ教会」。とにかく、スパッカ・ナポリは教会だらけです。
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温暖な気候で古来から人口が多かった都市だけに、教会の数も半端ないです。
教会前広場に集まる人々。 -
サン・パオロ・マッジョーレ教会の横には、「ナポリ地下都市」の入口。
数千年前に教会や壁の建設のために大量の凝灰岩を掘った地下洞窟があり、見学ツアーがあるようです。古代ギリシャの埋葬用の小部屋、古代ローマの地下水道、第二次大戦の防空壕などが見れるとか。 -
「サンタ・マリア・デッレ・アニメ・デル・プルガトリオ・アド・アルコ教会」。
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その教会内部。
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クリスマスの名残が残る新年のスパッカ・ナポリ。
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見た感じ、地元の人というよりは、観光客が多い様です。メイン通りを歩いている限りは、危険さはほぼ感じられません。ですが、人混みの中では、どこの大都市でも同じように注意は必要です。
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スパッカ・ナポリを形成するもう一つの通り「サン・ビアッジオ・ディ・リブライ通り」へシフト。通りに出たところにあったのが「ニーロ像」、古代ギリシア・ローマ時代にナイル川を擬人化したものとして造られたそうです。
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「サン・ドメニコ・マッジョーレ教会」と「サン・ドメニコのオベリスク」。
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「サン・セヴェーロ礼拝堂」。
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「サンタ・キアーラ教会」。
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ジェズ・ヌオーヴォ広場には「インマコラータの塔」。
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広場に面する「ジェズ・ヌオーヴォ教会」。
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夕方になり、ストリートのイルミネーションが灯り始めました。
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スパッカ・ナポリもこの辺で終わりかな。右の黄色っぽいのは「デッロ・スピリト・サント教会」。
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教会の内部。
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スパッカ・ナポリの「スパッカ」とは「分割」、旧市街を分割する通りに見えることからその名が付いたそうです。山の上のサンテルモ城近辺まで行くと、その”スパッカ”度合いが”良く見えるそうなのですが、時間の関係で断念。スペイン地区の少し北側の坂から見る”スパッカ”。
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ちなみに、スペイン地区はナポリ治安の悪いところの一つとして紹介されています。(ガリバルディ地区ほどではありませんが)
ノーヘル少年が二人乗りのスクーターで走ってましたが、こういうのにひったくりに合わない様に。 -
サンタ・キアーラ通りを通ってホテルへ戻ります。それにしてもすごい人混み、冬でもこれだけの人が集まることが、ここが魅力的な町である事を証明しています。
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ナポリの治安をネットで調べると、色々と出てきます。ゲーテが18世紀に現地の言い伝えをもとに「ナポリを見てから死ね」と例えた美しい町は、今や「ナポリを見たら死ぬ」くらいの治安の悪い町との言われよう...
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確かにこの地方では、19世紀にシチリア島を起源とするマフィアが誕生し、ナポリにもカモッラと呼ばれるイタリア4大マフィアのひとつが存在しています。(現在はやや衰退傾向にあるらしいが)
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しかしながら、ゲーテがナポリに滞在したのは18世紀の終わりごろ、その頃は両シチリア王国の絶頂期でした。
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港町としての景観はもちろん、この日見てきた広場や通りは、ゲーテが居た当時としては相当美しかったのだろうと想像します。
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旅行前、会社の同僚のフランス人(家系がイタリア系)に、「ナポリってそんなに治安が悪いのか?”ナポリを見たら死ぬ”みたいに言われ、日本からのツアーはバスを降りないらしいが?」と尋ねてみたら大笑いしてました。彼は安くて美味しいナポリが大好きなのだそうで、私が行くのを羨ましがってました。
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人通りの多い目抜き通りを目立たずに歩いている分には、何の問題もなさそう...というのが今回感じた印象です。
(目立つ=いかにも旅行者然で不用心、金目の物で着飾る、旅行者然とした団体行動、等) -
サンタ・ルチア地区に戻ってきました。
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「卵城」。冬の夜でもこの人通り。
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卵城から見るホテルエクセルシオール。
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ホテルに戻りました。
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部屋の窓からたまたま見かけた風景。縦列駐車の車が出ていきます。
前の車にドン! -
後ろの車にゴン!
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ぶーん...と走り去る。こういった風景はスペインなどでも普通ですが...
都会ではレンタカーで縦列駐車は避けたほうが良さそうです。 -
翌朝...
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ホテルのビュッフェ朝食へ。
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品数は豊富。さすがエクセルシオール。
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野菜もたっぷり。
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デザートもたっぷり。
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いよいよ、ナポリ…そして南イタリアを去る時が来ました。朝焼けに浮かぶヴェスヴィオ山。
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ホテルにタクシーを呼んでもらい空港へ。それなりのホテルに呼んでもらえば、寄り道しないちゃんとしたタクシーが来てくれます。
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ナポリ空港に到着。
もうちょっとナポリのグルメを味わいたかったなぁ… -
イチオシ
離陸する機中から。ナポリ市街とヴェスヴィオ山。
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温暖で風光明媚な港町として古くから栄え、さらに活火山を抱いていたことが、ナポリ一帯をこれほどまでに有名にしたと言っても過言ではないと思います。
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そして、多く人が集まる場所には、支配しようとする者や楽しく生きたい民衆の思惑が渦巻くことで、栄枯盛衰や光と陰を産む…長い歴史の中でそんな人間模様と文化が凝縮され独特の魅力を発する…それがナポリなのだろうと感じました。
見きれなかった場所、見逃した場所、食べそびれたものも多々あるので、いつの日かまた来たいです。
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