2018年9月3日：第25回ダムカード収集の旅 長野南部編（後編）　「小渋ダム」　＆　中部道の駅スタンプラリー「歌舞伎の里大鹿」「とよおかマルシェ」の2駅訪問　＆　信州たかもり温泉「御大の湯」

2018/09/03 - 2018/09/03

ダムカード
近年人気のダムについての情報が記載されているカードです。

ふとした事から2017年5月にダムカード収集巡りを始めて
今回でついに25回目です

第24回終了時点で、10都県の126施設を巡りました
※直近の第24回の様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11412114

今回の第25回は長野南部編です。
連休が取れたので、1泊2日でダム巡りを満喫しました
併せて前回の長野編から始めた長野県企業局主催のダムスタンプラリー2018にも引き続き参加です
初日は諏訪湖の釜口水門から初めて伊那谷を南下して1日で5施設を訪問しました。

そしてついに関東ブロックを離れ中部エリアの道の駅スタンプラリーも開始してしまいました
こちらも初日は1日で5施設を訪問しました

相変わらず、あちこち立ち寄りながらの旅なので、
前編・中編・後編に分けてお届けします

後編のダム巡りは「小渋ダム」です

「長野県」ダムカード収集の旅
対象ダム・・・・ 35
後編訪問数・・・ 1（ 2.9％）
累計訪問数・・・ 25（71.4％）
未訪問数・・・・ 10（28.6％）

そして後編の中部「道の駅」スタンプラリー

対象駅・・・・全132駅
後編訪問駅・・・ 2駅（ 1.5％）
合計達成駅・・・ 5駅（ 3.8％）
未訪問駅・・・・127駅（96.2％）

長野県（南信）№15　南信州とよおかマルシェ
　〃　（南信）№18　歌舞伎の里大鹿
※長野県の道の駅は北部が関東ブロック、南部が中部ブロックに分かれています

※つたない文章＆写真ではありますが、是非最後までお付き合いください

エリア 飯田(長野)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車

前編にて
　諏訪湖にて天竜川の起点「釜口水門」を訪問後、天竜川流域（伊那谷）を南下しつ天竜川水系の「ダムカード配布対象施設」且つ「長野県企業局主催ダムスタンプラリー2018」対象施設である「横川ダム」「箕輪ダム」を巡りました

※前編の様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11414100

中編にて
　実は長野県北部は道の駅の区分だと関東エリア、今回ついに中部ブロックに入ったので道の駅スタンプラリーを開始、伊那谷を南下しながら道の駅を「大芝高原」「田切の里」「花の里いいじま」と訪問し、最後にダムカード配布対象施設である「片桐ダム」を巡りました

※中編の様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11414456

※写真は中編の最終地「片桐ダム」

「片桐ダム」から「小渋ダム」にやって来ました
伊那谷の西側の中央アルプス側にある「片桐ダム」から東側の南アルプス側にある「小渋ダム」は松川市街を横断し15km程の道のり

小渋ダム 名所・史跡

小渋ダム
1969年（昭和44年）竣工のアーチ式コンクリートダム
堤　高　105.0m
堤頂長　293.0m
ローラーゲート　　　　2門
ラジアルゲート　　　　5門
ジェットフローゲート　1門

小渋ダム 名所・史跡

アーチ式ダムとは言え周囲の岩盤の都合からシンメトリーな作りに放っておらず、アーチ形状などを調整して水圧を岩盤側に逃がしています

右岸側は岩盤の張り出し量が大きいのか、アーチ量がやや小さ目です

小渋ダム 名所・史跡

ダム天端よりダム下端を望む

ダムの放流水は減勢させないとダム直下を痛めてしまいます（水流で川底を抉ってしまう）様々な方法で減勢させますが、小渋ダムの場合は空中に放水して減勢させます。その水が落ちる所を減勢工といいます

小渋ダム 名所・史跡

ダム天端部より下流方面を望む

小渋ダムはフォッサマグナの影響で堆砂量が多いダムで、様々な対策を行って排砂している様です。ダム直下も沈殿していた砂と思しきものが沢山ありました

松川から小渋ダムまではこの峡谷沿いを走りますが、排砂のトラックやら工事のトラックやらで大型車の交通量が多く道も狭いので注意が必要です

小渋ダム 名所・史跡

ダム天端よりダム湖方面を望む
「小渋ダム」によって形成されたダム湖は「小渋湖」と言います
地質の影響なのか湖面はエメラルドグリーンでとても美しい湖です

遠くの山々は南アルプスになります。あの山の向こうは大井川源流部で静岡県が細長く北上しており、更に一峰超えると山梨県奈良田地区になります

小渋ダム 名所・史跡

ダム天端は遊歩道として開放されており、例によって天端を渡り切りました。
本日5ダム目の走破です

小渋ダムの堤頂長は293.0m

天端を走破したダムとしては95ダム目で
堤頂長は合計で23,149.2m（≒23.1km）となりました

小渋ダム 名所・史跡

ダム左岸側から望んだ小渋ダム

やはりーアーチ式ダムは機能美に溢れていて美しいです
放流したら、さぞかし圧巻でしょう

小渋ダムのもう一つの特徴あとしてエレベーター塔が外部にあります
あんな細長い支柱のエレベーターは怖くて乗れません（汗）
まあコンクリート製なので安全なのでしょうが

そもそも関係者以外乗降禁止の様です

小渋ダム 名所・史跡

再び天端を渡りダム右岸に戻って来ました
ダム右岸には小渋ダムの資料館があります

小渋ダムのダムカードもこちらで頂くことが出来ます

小渋ダム 名所・史跡

・「長野県」ダムカード収集の旅
　全35ダム中第25号（本日の第5号）
・長野県企業局主催　ダムスタンプラリー2018
　全11ダム中　第8号（本日の第4号）

・小渋ダム
　
右上の目的記号は「FAP」
■　F：洪水調節
□　N：流水の正常な機能の維持
■　A：かんがい用水
□　W：水道用水
□　I：工業用水
■　P：発電

右下のダム形式は「A」
□　G ：重力式コンクリートダム
□　HG：中空重力式コンクリートダム
■　A ：アーチ式コンクリートダム
□　GA：重力式アーチダム
□　E ：アースダム
□　R ：ロックフィルダム
□　MB：可動堰

なので
小渋ダムは「洪水調節・かんがい用水・発電」目的の
「アーチ式コンクリートダム」という事になります

※個人的な拘りでダムカードの入手順では無く訪問順に№を振っているので、中編ラストに訪問したもののダムカード未入手の「片桐ダム」は跳び番扱い

小渋ダム 名所・史跡

「小渋ダム」から「道の駅　歌舞伎の里大鹿」にやって来ました
「小渋ダム」から「道の駅　歌舞伎の里大鹿」は県道で10km程の道のり

秋葉路 グルメ・レストラン

2008年8月9日に出来た長野県南信地域で18番目の一番新しい道の駅です

訪問時は、営業開始からまだ1ヵ月程

秋葉路 グルメ・レストラン

地芝居で初めて国の重要無形民俗文化財に指定された「大鹿歌舞伎」にちなんで、「歌舞伎の里」という名前になりました
その名に相応しく和風な佇まい

秋葉路 グルメ・レストラン

大鹿村に因んで鹿の角が販売していました

秋葉路 グルメ・レストラン

大鹿村は西側は伊那山脈に東側は南アルプスに囲まれた地
その谷間を国道152号線が通っているとは言え、交通は大変厳しい土地柄にあります

この道の駅は観光客相手のコンセプトを維持しつつも村の拠点としてのポジションも担っている様です

地元の方々用のスーパーを兼ねていました
こういう道の駅の活用方法もあると失礼ながら感心しました
そしてこういう活用方法は大歓迎です

秋葉路 グルメ・レストラン

中部「道の駅」スタンプラリー
132駅中第4号（本日の第4号）は

長野県（南信）№18　歌舞伎の里大鹿
（道の駅は県ごとに№が振られています）

※もちろん新しすぎてスタンプ帳にはページがありません
　でもスタンプ帳と同じフォーマットの台紙が置いてあるのは本当に親切
　帰京後スタンプ帳に貼らせて頂きました

秋葉路 グルメ・レストラン

そして期間限定版「中部ブロック道の駅スタンプラリー」
全12駅中4駅目ゲットです

秋葉路 グルメ・レストラン

時刻は16:30
次なる目的地を目指す途中、再び小渋ダムを通過

再び伊那谷を越え「松川ダム」まで行ければベストだったのですが
松川ダムのダムカード配布時間は17:00まで残念ながら間に合いそうにありません
なので先程の小渋ダムのダムカードが本日のラストカードとなりました

小渋ダム 名所・史跡

「道の駅　歌舞伎の里大鹿」から「道の駅　南信州とよおかマルシェ」にやって来ました、約25km程の道のり

時刻は17:00
当初の計画に少々無理が有った様です。松川ダムまでは巡れませんでした。
もし今日中に松川ダムを巡れれば夜のうちに木曽谷に移れたのですが・・・
まあ仕方ありません♪

ベーカリー カフェ きらら グルメ・レストラン

2008年4月27日に出来た長野県南信地域で15番目の三番目に新しい道の駅です

中編で巡った「大芝高原」、先程の「歌舞伎の里大鹿」と南信地域は既に今年は3つの道の駅がオープンしましたが、まもなく「南信州うるぎ」という道の駅も開設予定

ベーカリー カフェ きらら グルメ・レストラン

新しいだけあってとても綺麗です
基本的には2棟の平屋づくりで、ショッピング棟と情報コーナーに分かれています
そして情報コーナーの上には展望台もあり西側を望めば中央アルプスを東側を望めが南アルプスを望めます

ベーカリー カフェ きらら グルメ・レストラン

「マルシェ」とはフランス語で「市場」の意味
その名を冠するだけあって、農産物直売所はそこそこ充実していました

ベーカリー カフェ きらら グルメ・レストラン

別棟にある情報コーナーもとてもお洒落でした
休憩コーナーも有り長旅のライダーが疲れを癒していました

ベーカリー カフェ きらら グルメ・レストラン

本日のラストスタンプです

中部「道の駅」スタンプラリー
132駅中第5号（本日の第5号）は

長野県（南信）№15　南信州とよおかマルシェ

※こちらも新しすぎてスタンプ帳にはページがありません
　帰京後スタンプ帳に貼らせて頂きました

ベーカリー カフェ きらら グルメ・レストラン

そして期間限定版「中部ブロック道の駅スタンプラリー」
全12駅中5駅目ゲットです

ベーカリー カフェ きらら グルメ・レストラン

さて本日は適当な所で車中泊して明日も長野県のダム巡りの予定
例によって、まずは日帰り温泉で汗を流したいと思います

最近は、最終目的地（今回は道の駅南信州豊丘マルシェ）でグーグルに「近くのお勧めの日帰り温泉を教えて」と聞き、その候補の中から選んでいます

今回は「信州たかもり温泉　御大の湯」を選択
「道の駅　南信州豊岡マルシェ」から「信州たかもり温泉　御大の湯」は8.0km程の道のり

信州たかもり温泉湯ヶ洞 温泉

宿泊施設を兼ねた施設でした
宿泊施設が「湯ゲ洞」
日帰り施設が「御大の館」となっています

信州たかもり温泉湯ヶ洞 温泉

宿泊施設とは入口も分かれています
こちらは日帰り施設「御大の館」入口

信州たかもり温泉湯ヶ洞 温泉

館内はお土産等も販売している普通の日帰り温泉

信州たかもり温泉湯ヶ洞 温泉

吹き抜け構造になっていて解放感はばっちり
但し冬場は寒いかも知れません

信州たかもり温泉湯ヶ洞 温泉

お風呂の写真は残念ながら撮れませんでしたが
露天風呂もそこそこ広く気持ちよく入浴出来ました
伊那谷の西斜面にあり、南アルプスの眺望が良い筈ですが
様々な事情からか露天風呂からの景観は今一つでした

宿泊棟からの景観は分りませんが、日帰り温泉では結局駐車場からの眺めが一番良かったです

そうそう無料の大広間もあります

信州たかもり温泉湯ヶ洞 温泉

大広間以外の休憩所はこんな感じです
館内で宿泊施設と繋がっていて宿泊者も温泉は利用できるようです

何だかんだ書きましたが、ゆったりと汗を流すことが出来ました

信州たかもり温泉湯ヶ洞 温泉

その後、飯田の街に出て夕食を取り
車中泊の場所を探しましたが、今回は適当な所が見つからず、
結局次なる目的地「松川ダム」の駐車場で車中泊しました

普段の道の駅泊とは違い、宿泊者は私一人で真っ暗なダムサイトの駐車場は中々迫力があったのでコンビニで買った寝酒を飲んでさっさと就寝しました（笑）

本日の行程はこれにて終了
早朝（深夜？）に自宅を出発し
諏訪湖の釜口水門から伊那谷を南下しながら5箇所のダムを巡り
・ダムカードを5枚
・長野県企業局主催ダムスタンプラリー2018のスタンプを4種類
ゲットすることが出来ました（1箇所は翌日入手ですがカウント）

今回も良いダムがたくさんありましたが
個人的に今回最も印象に残ったダムカード対象施設は

小渋ダムです

やはりアーチ式ダムは美しく機能美は群を抜いています。細長いエレベーター塔も印象的でした

ダムカード収集状況
福島県 総施設数：33　今回訪問数：0　累計訪問数： 2（ 6.1％）
茨城県 総施設数：11　今回訪問数：0　累計訪問数：10（90.9%）
栃木県 総施設数：25　今回訪問数：0　累計訪問数：25（100％）
群馬県 総施設数：30　今回訪問数：0　累計訪問数：30（100%）
埼玉県 総施設数：10　今回訪問数：0　累計訪問数：10（100%）
千葉県 総施設数：11　今回訪問数：0　累計訪問数：10（90.9％）
東京都 総施設数：02　今回訪問数：0　累計訪問数： 2（100％）　
神奈川 総施設数：11　今回訪問数：0　累計訪問数：11（100%）
山梨県 総施設数：08　今回訪問数：0　累計訪問数：06（75.0%）
長野県 総施設数：35　今回訪問数：5　累計訪問数：25（71.4%）
合計10都県の131施設のダムカードを入手しました

長野県企業局主催ダムスタンプラリー2018　進行状況
総施設数：11　今回訪問数：4　累計訪問数： 8（72.8％）

そして中部道の駅スタンプラリー
関東編以来の久々のスタンプラリーです
本日は5駅のスタンプをゲットしました

こちらもダム同様、良い道の駅が沢山ありましたが、
個人的に今回最も印象に残ったダムカード対象施設は

歌舞伎の里大鹿です

ベタなネタなのかも知れませんが、失礼ながら過疎化が止まらない地で街の商業施設と道の駅を一体化させる開発は様々な意味で素晴らしい取り組みだと思いました

中部東「道の駅」スタンプラリー　進行状況
・長野南信　全18駅中 5駅制覇
・岐阜県　　全56駅中 0駅制覇
・静岡県　　全24駅中 0駅制覇
・愛知県　　全16駅中 0駅制覇
・三重県　　全18駅中 0駅制覇
　合計　全132駅中 5駅制覇

※つたない文章＆写真に最後までお付き合い頂きましてありがとうございました