2018/10/07 - 2018/10/08
1018位(同エリア3390件中)
luceさん
10月の連休を利用して京都を訪れる1泊2日旅に出かけました。
残暑が続き、半袖で過ごせる気候でも、確実に秋の気配が漂う京都です。
1日目は京都で特別拝観の寺を中心に回り、グルメも楽しむスケジュール。
2日目は比叡山と東山の高級ホテルでアフタヌーンティー。
まずは、1日目の旅の様子をご紹介します。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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スタートは地下鉄東西線の蹴上駅。
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赤レンガがレトロな雰囲気を醸し出す蹴上トンネルを通るのが南禅寺方面への近道です。
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南禅寺の塔頭である、金地院の前を通りかかったら特別拝観中!
長谷川等伯の襖絵「猿猴捉月図」と、八窓席の茶室が見れるなんて超ラッキーです。
特別拝観は30分おきにガイドつきの案内になります。私が参加したときは10人くらいで一緒に回りました。解説があると理解が深まっていいですね。
手長猿の絵も可愛かったですが、八窓席の外の光を映して虹色に見える障子窓の美しさに、いちばん感動しました。 -
小堀遠州作の「鶴亀の庭」。これは通常の拝観でも見れます。
この庭園は全国で36件しかない国の特別名勝に指定されています。 -
萩の花が咲いていました。残暑厳しい18年でしたが、いつの間にか秋になっているんですね。
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美しい苔の庭。
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金地院拝観の目玉の一つは、重要文化財の小堀遠州が作った東照宮です。東照宮といえば徳川家康を祀る神社ですが、なぜ京都に?
それは、金地院に住んでいた僧侶、金地院(以心)崇伝が家康のブレーンだったから。
東京の芝にある金地院も、崇伝の江戸での住まいでした。 -
歌舞伎の「楼門五三桐」の石川五右衛門のセリフ「絶景かな、絶景かな」で有名な南禅寺の三門。
さすがに南禅寺は観光客がいっぱい。 -
今日は南禅寺には寄りません。
大安門を抜けて、向かった先は…。 -
野村証券の創業者の野村徳七氏のお茶道具や能の衣装・面などのコレクションを展示している美術館です
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夏と冬は休館の上、リニューアルのため2年くらい閉館していて、やっと訪れることができました。
新装オープンの週末だというのに、人はまばら。人の頭に邪魔されず、1点1点じっくり作品に向き合えました。
ロビーからはまるで絵のような見事な庭が見えます。
仁清の再来と称される仁阿弥道八の器が素晴らしく良かったです。 -
茶道具を愛でた後は、お待ちかねのランチタイム。
徒歩で蹴上駅に戻ります。
しかし、少し南禅寺を離れただけで、この静寂。美しい竹林に心も穏やかになるはずですが、この時は空腹を満たすことしか考えてませんでした。 -
烏丸御池まで戻ってラ・ビオグラフィさんへ。
ミシュラン1つ星のフレンチレストランです。 -
料理はおまかせの6500円のコース。
一口ずつの前菜がいろいろ。最近、流行りのスタイルですね。 -
濃厚な味わいの牡蠣。もうそういう季節なんですね。
食べ物で知る秋の訪れ。 -
コースの品書きにはありませんでしたが、旬を迎える松茸のコンソメスープが出てきました。
前菜からデザートまで9品。どれも美味しく、品が良く、さりげなく和のテイストが盛り込まれていて、オリジナリティの高さを感じました。
機会があれば、また訪れたいです。 -
食後はバスに乗って大徳寺に行きました。
普段は公開していない5つの塔頭が特別拝観中なのです。
まずは黄梅院。千利休作の直中庭という名庭園を持つ塔頭寺院。
秀吉の馬印である千成瓢箪をかたどった池を中心に作られた苔の庭に、加藤清正が持ち帰った朝鮮灯篭があったり、古刹の面持ち。
残念ながら中は撮影禁止です。 -
御朱印をいただきました。
和尚さんが、相手の顔を見ながら、その人にあった言葉を直々に書いてくれます。
解説もしてくれます。 -
次は、前田家ゆかりの興臨院です。
昭和の小堀遠州と言われる中根金作が復元した庭は写真OKでした。 -
大徳寺本坊です。
ここも写真撮影はNG。
長谷川等伯の羅漢図、狩野探幽の襖絵は見事でした。
聚楽第の遺構を移築したとされる三門の彫刻も素晴らしかったです。
利休切腹の原因を作ったとされる、金毛閣も遠目に見れます。
今日1日、戦国時代から江戸の、いろんな人物ゆかりの寺を見て、やっぱり京都は奥が深いと思いました。 -
大徳寺の拝観は16時半まで。
そろそろホテルに行きましょう。
10月1日にオープンしたクロスホテル京都です。
ビジネスホテルだけれど、ちょっと高級感があるホテルです。
オープン記念でワンランク上の部屋にアップグレードされるプランを選びました。 -
ホテルのロビーラウンジ。
先斗町は目と鼻の先。便利なホテルです。 -
夕飯は祇園の味舌さんで、京都ならではの料理をいただきます。
ミシュラン1つ星です。 -
腕物は松茸と鱧です。
「ああ、この季節に京都にこれてよかった」と思わせる味です。 -
お凌ぎには栗と銀杏の飯蒸し(おこわ)
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皿の上は秋の装い。どれから食べようか目移りする八寸。
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お酒は佐々木酒造の「聚楽第」。
昼間見た大徳寺本坊の三門に思いを馳せながら、いただきます。
佐々木酒造は、俳優の佐々木蔵之助さんのご実家でもあります。
水がおいしい京都は日本酒もおいしいです。 -
締めは、目の前て作ってくれる栗きんとん。
旬をたくさん味わって、今日はおしまい。先斗町のバーにでもハシゴしようかと思ってましたが、満腹ですし、繁華街はとにかく観光客が多すぎて(ほとんどが外国人)余韻に浸れるとは思えないので、ホテルに直帰しました。
明日は比叡山へと向かいます。旅行記、続きます。
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