2018年9月　パルマ・フィレンツェ・パリ　歴史とジェラートを味わう旅（その５）

2018/09/20 - 2018/09/29

2018年9月、遅い夏休みでフィレンツェに行ってきました。
最初にフィレンツェを訪れたのは３年前。ルネサンスの情景がそのまま残っているコンパクトな街並みがとても居心地がよく、今回で３回目の訪問となりました。
せっかくなので今回はフィレンツェ以外にも立ち寄ることとし、パルマで１泊することにしました。
今回のスケジュールはこんな感じです。

１日目：初めてのアエロフロート航空。ロシアのシェレメーチエヴォ空港を経由してミラノからイタリア入り。
２日目：電車とバスを乗り継ぎ、フィデンツァビレッジでお買い物。そのままパルマで１泊。
３日目：パルマ観光をした後、トレニタリアのインターシティでフィレンツェへ。
４～５日目：フィレンツェ観光。過去の訪問で見落としていた場所や気に入った場所を散策。
６日目：レンタカーを借りて、アウトレットをはしご。
７日目：フィレンツェ観光最終日。心残りがないようにしたかったのに。
８日目：帰りの便の都合上、アリタリア航空でパリへ移動。
９日目：短いながらもパリを散策後、ANAで帰国。

続いてその５。
７日目。とうとうフィレンツェ観光最終日。
心残りがないようにしたいのに、なかなかうまくいきませんね(^^;;;
まぁ、心残りがある分、次回の楽しみになるってものです。
そして８日目。帰国のため、一旦パリに移動です。
EU圏内の乗り継ぎは楽チンです。

エリア フィレンツェ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝。
ホテルから見えるサント・スピリト教会には、十字架が架かってました。

パラッツォ マンナイオーニスイート ホテル

出発。
サン・マルコ修道院にあった「最後の晩餐」。同じギルランダイオが描いた「最後の晩餐」がここにあるということで、ホテルから徒歩10分くらいのオーニッサンティ教会へ。
ところが、工事中か何かで朝は開いていない模様。
うーん、残念。
出直すことにします。

オーニッサンティ教会 寺院・教会

明日はお昼にペレトラ空港から移動のため、今日のうちに空港までのバスのチケットを買っておくことにします。
フィレンツェＳＭＮ駅の隣にあるバスターミナルで、６ユーロのチケットを購入。

何やかんやでもうお昼です。
事前に調べておいたトラットリアへ。
ビステッカを注文したら、あらかじめ食べやすいように肉をカットしてくれてました。
日本語のメニューもあって、日本人に優しい店です。

トラットリア イ ドゥエ ジー イタリアン

旧市街に通じる道。
横断歩道も交差点もない道路に、信号機がぽつんと設置されています。
見ていると、青信号の時は特に何もないですが、、、

赤信号になると、道路から車止めがニョキニョキと生えてきました。
これって、車の進入を禁止するというより、抑制する目的なんでしょうか？

イータリーで会社のお土産を購入。
小分けしやすいものも多く、ばら撒きお土産に重宝します。

イータリー (フィレンツェ店) 専門店

旧市街地にあるデパートも散策。
こちらはリナシェンテ。
地下の売り場は、旅行グッズが充実しています。

リナシェンテ フィレンツェ 百貨店・デパート

こちらはコイン。
シンボルになっている古めかしいエレベーターで３階に昇ると、子ども服売り場がありました。

コイン 百貨店・デパート

購入したお土産を置きに一旦ホテルに戻り、出かけたのはオーニッサンティ教会。
朝のリベンジです。
今度は無事にオープンしていました。
これが、ボッティチェリのお墓。
こんなところに埋葬されていたんですね。
でも、肝心の「最後の晩餐」は結局扉が閉まっていて見学できませんでした。
うーん、残念。
次回の宿題ですね。
宿題があるからこそ、また来る楽しみが生まれるってもんです。

オーニッサンティ教会 寺院・教会

前回行かなかったパラティーナ美術館。
今回は見ておこうと思ったら、想定外の高額な入場料にびっくり。
２年前はこんなに高くなかった気がしたのに。
ガイドブックにももっと安い値段が書かれているのに。
ここ数ヶ月で値上げしたのでしょうか？
何となく気分が盛り下がり、結局今回も見ないままパラティーナ美術館を後にしたのでした。

パラティーナ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

次どこ行こう？と地図を頼りに向かったのはダンテの家。
といいつつ、閉館時間まであと５分なのでさすがに入館はためらわれます。
外観をじっくり楽しむことにしました。

ダンテの家 博物館・美術館・ギャラリー

不発が続き、夜の帳も下りてきて、暗い気分になりかけたときに見かけたのがこのジェラート屋さん。
これが今回の旅最後のジェラートになるかも、と思い熟考を重ねて選んだジェラートは、グレープが最高に美味！まるで果実そのもの、いや、果実から余計な雑味を取り除いて濃縮したような味で、いっぺんにゴキゲンになってしまいました。
最後の最後に、お気に入りのジェラート屋さんを発見できて大満足！

ペルケ ノ！ スイーツ

気分よくホテルに帰り、夕食です。
今宵はカルボナーラ。
イタリア風に、生クリームは使わずに玉子と粉チーズ、パンチェッタだけで味付けしてみました。
うーん、テキトーに作ったくせに、我ながらおいしいです。

パラッツォ マンナイオーニスイート ホテル

８日目。
本日は移動日です。
食材を全て使い切った朝ごはん。
ご飯を食べたらチェックアウトです。
快適なホテルライフでした。またここに泊まる気がします。

アルノ川ともしばしのお別れ。

フィレンツェＳＭＮ駅の隣にあるバスターミナルから、昨日購入したチケットでペレトラ空港へ移動です。

ペレトラ空港着。
思っていたよりも小さく、こじんまりした空港でした。

アメリーゴ ヴェスプッチ空港 (フィレンツェ ペレトラ空港) (FLR) 空港

まずはアリタリアでローマに向かいます。

搭乗。
機体はA319。何気に初めて乗る機体のような気がします。
シート配列は3-3列。イメージとしては、ボーイング737って感じですね。
EU圏内のサウスウエスト航空、といった感じでしょうか。

上空は雲ひとつなく、イタリアの大地を見下ろすことができました。
これは３本の砂浜で陸続きになっている不思議な形の半島、モンテ・アルジェンターリオ。

湖面に２つのえくぼが浮かぶボルセーナ湖。

フィウミチーノ空港着。
わずか40分くらいのフライトで、ドリンクサービスもありませんでした。
ここでトランジットです。

フィウミチーノ空港 空港

次の便を待つ間、空港のwi-fiと電源をお借りしてしばしお仕事。
やべー会社のメール貯まってる(^^;;;

機内で食事がでなかったため、お腹が空きました。
売店のクロワッサンで胃袋をなだめます。

続いて、パリを目指します。
機体はA321。先ほどの機体とあまり変わりませんが、シートピッチがちょっと広い気もします。
機内エンターテイメントは何もないです。

先ほどのフライトで見たモンテ・アルジェンターリオと再会です。

パリ行きのフライトでは機内サービスがありました。
ちなみに、カーテンで仕切られた向こうのビジネスシートからは、カチャカチャと食器の音が聞こえてきました(^^;;;

シャルル・ド・ゴール空港着。
翼よ! あれが巴里の灯だ。
まだ昼間だけど(^^;;;

その６、最終回に続きます。

シャルルドゴール空港 (CDG) 空港