2018/10/09 - 2018/10/09
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ryujiさん
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この9月の始めに、師匠寺(所属寺)から本山の参拝(10月11日)の依頼があり承諾致しました。 確か前回は平成19年5月にて11年も前の事である。 内心京都行きもまんざらでもなく,前向きに「そうだ京都へ行こう」のフレーズで楽しみな気持ちになりました。
ここで私の宗教感なるものと、これまでの経緯を述べたいと思います。 日本人である私は生まれ持ってしての仏教人で育った。 はっきりと自覚を持って仏教を確認したのは結婚してからであろう。 大本山妙心寺の記憶としては約30年程前の事である。 子供会(2人の息子)での夏休み座禅会で京都へ連れてもらったのが始めです。(京都へ家族で行く、大本山妙心寺と太秦映画村) 信心の度合いが深いか、あるいは浅いかは問われれば答えに窮する。 敬虔な仏教信者とは言えず、そこそこだと答えておきましょう。 本山があり、そして師匠寺の一檀家(一門徒)の我が家は臨済宗(禅宗の一派)妙心寺派である。
この様な事で、今回京都の本山妙心寺へ参拝します。 先祖への法要参拝の要素に対して、旅と言われると娯楽的なものと考えがちです。 それとは幾分一線を画するのではと思いますが、ここは旅・旅行記として投稿したい所存です。
(写真・妙心寺の南総門)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス
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スケジュール。
羽島現地出発(7:40)ー養老SA休憩(8:05~8:25)ー草津SA休憩(9:20~9:40)-妙心寺にて参拝・昼食(10:30~13:30)-東寺拝観(14:00~14:50)ー井筒八つ橋本舗 買い物(15:20~15;50)ー養老SA休憩(16:50~17:15)ー羽島現地到着(17:45)
心がけ・準備。
・今回の京都行の服装は、スーツ・ネクタイの着用にて臨みました。
・必需品 念珠 袈裟 参拝之証 -
今回お世話になるのは名鉄観光バスです。 バスは2台、我が一号車は総勢45名。 いよいよ現地を出発します。
(写真・養老サービスエリアにて) -
出発(AM7:40)したバスは、名神高速道路・羽島インターチェンジへ入ります。
(写真・名神高速道路に入ったバスの中) -
車窓より。
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バスは養老SAに着き休憩タイムです。
(写真・SA内のレストラン・売店) -
自販機にてホットコーヒー(モカ))を買う。 いつものモーニングコーヒーである、とは言え喫茶店ではなくちょっと勝手が違う。
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バス車内でのテレビ勉強会を約30分する。 内容は本山妙心寺に関する参拝、本日の行事等の前知識の習得の様なものです。
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同上。 あっ、これって探幽の雲龍?。
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二度目の休憩は草津SAです。
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妙心寺の境内の隣にある宿坊(ホテル)です。 この花園会館はバスを停める大きな駐車場があります。 降りてまずはここに入る。
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花園会館の様子。
ここが受け付カウンターの様です。 -
同上。
妙心寺のグッズ等が売られていて寺直営かな?、妙心寺のホテルと言う感じです。 よく分からないが私にとってはどちらでもいい事である。 -
同上。
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同上。
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この会館からお坊様の指示にて、団体行動で妙心寺の境内を巡る。(観賞・参拝・読経・昼食・散策等)
最初に一番の重要なイベント?の読経が30分程行われた。 官長様・寺の高僧の方々、それに引率師匠寺の住職の方で厳かな空間であった。
(写真・食事の部屋にある奥の仏壇、読経の場面とは関係はない) -
寺の境内を巡回。 この妙心寺の敷地面積は非常に広く、縦横が500m以上あるという。
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いろいろな建物に名前があるが、いちいち覚えてはいられない。
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昼食の時間のようです。 案内された部屋には精進料理が配膳されていました。
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出された精進料理の品々を美味しく頂きます。
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食事を終えてしばらくの休憩、部屋から前方の美しい庭園を眺める。
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食事後に法堂(はっどう)へ案内される。
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天井には狩野探幽作の有名な「雲龍図」(重要文化財)が描かれていました。
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その後は境内の散策巡りと言っていいでしょう。
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中秋の季節、妙心寺の境内は庭の木々・池・青い空に、秋の情緒が感じさせられる。
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同上。
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門内にはもみじ?が。
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大きく撮ってみると赤みのかかった葉が、紅葉の始まりなのであろう。 季節の移ろいを感じさせられた、この日この時の妙心寺の庭園。 京都なのであろうか、それとも旅先なのであろうか、日頃そんな思いは微塵も感じなかったのに。
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神社仏閣特有の反り立った屋根が美しい!。
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同上。
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約2時間、花園会館へ戻っていました。 しばらくのトイレ休憩後、世界遺産である東寺への出発します。 出発まで20分程もあり、寺のお坊様に「南総門」の場所を聞く。
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徒歩で3~4分西に行った所に(写真)ありました。 以前に3回程は来ていましたが、全く記憶が飛んでしまっていたようです。
(写真・妙心寺の南総門)
この景観を私は是非とも見たかった。 気に入りましたので旅行記の表紙写真と致しました。 -
門内に入ったところの寺の案内図があり。
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遠く奥まで続く山道。
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妙心寺の「南総門」。
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同上。
花園会館へ戻り、次は東寺です。 おそらくはバスで30分程で行けるとで楽しみが待っています。 -
遣ってきました、この地が東寺です。 先程の妙心寺では、幾分緊張が先だって心に余裕がなかった。 参拝と言う名目があり、その開放感から何だか肩の荷が下りたようです。 この東寺からは従来からの小生の旅として。(旅行記もなぜか私が小生に変わったぞ)
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この東寺の五重の塔が見たかったのだ。 以前に1度来たのだがはっきりとした記憶がない。 今日は存分に見て写真に残そう。 このブロンズの枠で入場の区別になっているようだ。
いよいよ東寺の散策巡りの始まりです。
(写真。境内の外からの五重の塔) -
入場して左手で見た庭らしき景観。
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五重の塔の手前には素晴らしい趣向の池・庭があり、より塔を引き立たせている様です。 そしてここにも秋が、紅葉の気配を感じる。 小生は思う、素晴らしい京都の一光景だ。
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気に入った角度から数多くの五重の塔を撮ってみよう。
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同上。
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五重の塔の目の前にやって来ました。 高い!、デカイ!の印象です。
この塔は国宝になっており、東寺のみならず「京都のシンボル」となっている。 高さ54.8mは、木造の塔としては日本一の高さを誇る。 -
このアングルも素敵だ。
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同上。
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同上。
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水面(みなも)に映える塔も素敵です。
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同上。 数多くの五重の塔を撮ってしまいました。 小生としては気分上々だが、客観的に見るとどれもこれも変わり映えのないものであろう。
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入場口まで戻って来ました。
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休憩所にてソフトクリームを食す。 今日はこの時期しては暑く、皆同様の姿が見受けられる。
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これにて東寺ともお別れです。
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京都の最期は井筒八つ橋本舗へ立ち寄りました。 入り口左手に大きな像が二つありました。 そのひとつが天智天皇(中大兄皇子)です、どうしてここにあるのか理解できませんが。 珍しいので1枚を写真に。
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左のもうひとつの像は、平安京の初期に活躍した坂上田村麻呂のものです。
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井筒八つ橋の店内。
店内はとても綺麗でお土産を買う意欲が注がれます。 小生は土産物2つを買いました。 長男家族へ1つを、先日孫からお届けがあり(修学旅行のお土産)そのお返しとして。 -
同上。
早々に買い物(夕子 秋の四味 1,080円)を済ませて、あとは珍しいのを物色する。 -
同上。
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同上。
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同上。
最期にこの旅行記の感想を。
今回の京都は、妙心寺と東寺の2つを巡りました。いずれも京都を代表する魅力ある仏閣であったと強く感じました。 時期も秋本番で天候もよく、素晴らしい体験ができたと思っています。 小生は高齢者です。 身近で日本の良さを見つけたい、現在そんな思いでいます。 出来れば今しばらくは、健康な体で小さな旅を望んでいます。
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この旅行記へのコメント (4)
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- Traveljyubeiさん 2018/12/23 10:22:29
- お寺は遊び場、生活の基盤に仏教
- 約60年前のお寺は、僕を育ててくれた。小学生前後の僕は、お寺の日曜学校でお経を覚えていた。
先日、東京の親戚に行き、昔覚えたお経が記憶から出てきて、周りの人が唱えているお経をそらんじていた。お経が同じだった。僕は、島根で生まれ、今、東京で生活しているが、小さい頃唱えていたお経を覚えていた。
仕事で海外や国内各地に勤務し、色々な宗教に出会ってきた。東京で、島根と同じ宗教に出会うとは思っていなかった。
昔の生活の基に、仏教があったのだろう。生活の行事が仏教の教えを基に成り立っている。宗教を考えるこの頃です。
- ryujiさん からの返信 2018/12/23 20:03:29
- RE: お寺・仏教の旅行記にコメントを頂きありがとうございます
- > 約60年前のお寺は、僕を育ててくれた。小学生前後の僕は、お寺の日曜学校でお経を覚えていた。
> 先日、東京の親戚に行き、昔覚えたお経が記憶から出てきて、周りの人が唱えているお経をそらんじていた。お経が同じだった。僕は、島根で生まれ、今、東京で生活しているが、小さい頃唱えていたお経を覚えていた。
> 仕事で海外や国内各地に勤務し、色々な宗教に出会ってきた。東京で、島根と同じ宗教に出会うとは思っていなかった。
> 昔の生活の基に、仏教があったのだろう。生活の行事が仏教の教えを基に成り立っている。宗教を考えるこの頃です。
>
こんばんは、タイトルの旅行記にコメントありがとうございます。
昨今の日本の宗教(仏教)を考える時、小生は何だか情けなくなります。 特に若い世代の方は何を考えているのであろう、日本の仏教に対する希薄さを感じせざるを得ません。 まぁ〜。こんなもんだろうと諦めていた矢先に貴方様からのコメントを頂き勇気付けられました。
改めてコメントを頂きありがとうございます
ryuji
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- pacorinさん 2018/12/06 16:01:38
- いつもの妙心寺が違って見えました!
- ryujiさん、(掲示板では)はじめまして。
妙心寺はわたしにとって近所の身近なお寺でありまして、小さな頃は遊び場であり、夏休みの写生の宿題の絵を描く場所でありました。
旅行記を拝見しますと、参拝で来られた視点で綴られているせいか、素晴らしいお天気とryujiさんのピリッとしたお写真のせいか、日常の風景である南門がまた違った風に見えました。
緊張感のある妙心寺と、リラックスした東寺の対比もおもしろかったです。
pacorin
- ryujiさん からの返信 2018/12/06 22:34:50
- RE: 妙心寺&東寺の旅行記を見て頂きありがとうございます!
- > ryujiさん、(掲示板では)はじめまして。
>
> 妙心寺はわたしにとって近所の身近なお寺でありまして、小さな頃は遊び場であり、夏休みの写生の宿題の絵を描く場所でありました。
> 旅行記を拝見しますと、参拝で来られた視点で綴られているせいか、素晴らしいお天気とryujiさんのピリッとしたお写真のせいか、日常の風景である南門がまた違った風に見えました。
> 緊張感のある妙心寺と、リラックスした東寺の対比もおもしろかったです。
>
> pacorin
こんばんは、pacorinさん。 こちらこそよろしくお願いします。
妙心寺と東寺の旅行記を見て頂いたのですね。 妙心寺につきましては、過去4〜5回程参拝しています。 おっしゃる通り、今回はいささか緊張感をもって臨みました。 でも旅行記で述べた程でもなく、楽しみをもって写真も撮りましたからね。 中秋の京都、それに天候にも恵まれいい1日の旅でした。 写真を褒めて頂きましたが、天候によるところが大きかったと思います。
改めてアリガト、pacorinさん。
ryuji
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