2018/09/08 - 2018/09/17
9位(同エリア1852件中)
ねんきん老人さん
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赤穂をあとにし、岡山市に向かいました。
400mの廻廊を持つという吉備津神社に行ってみたいと思っていたからです。 祭神の吉備津彦命はあの桃太郎のモデルになったという話もあるそうで、それならきっと紅顔可憐な神様でしょう。
ひょっとしたら犬・猿・雉の像などあって、スピーカーからモーモタロサン、モモタロサン!なんて曲が流れているかも知れません。 なんたって最近は、神社も客寄せには余念がありませんからね。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【 桃太郎の像 】
国道2号線を走っていると、早速、写真のような像が建っていました。 桃から生まれた桃太郎です。
県境かと思ったら「OKAYAMA CITY」と書いてあったので、地図で確認したところ、岡山市は岡山県の東端にあるので、目の前を流れる吉井川が瀬戸内市との市境であると同時に兵庫県との県境にもなっているようです。
県庁所在地でもあり県名と同じ名前の市でもある岡山市が、県の端にあるとは知りませんでした。 -
【 後楽園駐車場 】
旅ではなるべくナビを使いたくないので、大雑把な地図と道路標識を頼りに岡山市内を走っていると、「後楽園」の文字が出てきました。
日本三名園とか言われていますが、私は行ったことがありません。 ならば吉備津神社は明日にして、話のタネに覗いてみようかとハンドルを切りました。
駐車場は写真の奥と手前にありますが、広くはありません。 それでも河川敷が予備の駐車場になっているようで、来園者の多いときには解放されるようです。 -
【 後楽園入口 】
チケットブースで、一人ですと告げると、係りの女性が
「失礼ですが、シニアの方ではいらっしゃいませんか?」
と訊いてくれました。 ああ、シニア割引があるのかと思いましたが、急なことでちょっと慌てて、
「あ、シニア? 何歳からですか?」
と訊くと、65歳からとのこと。
「それなら、とっくに過ぎてますね」
と答えて400円のところを140円にしてもらいました。
そのあと歩きながら考えました。
俺は今75歳。 割引が76歳以上ということはあり得ないのだから、何歳からなどと訊くことはなかった。 60歳であろうと65歳であろうと、それ以下でないことは一目して分かるのだから、あれは係りの女性がやんわりとシニア割引を勧めてくれたのであって、それを察しないで訊かずもがなの質問をした俺の愚かさは何だ?岡山後楽園 公園・植物園
-
【 広い園内 】
園内はとてつもない広さで、それには驚きましたし、落ち着いたすばらしい庭園だとは思いますが、細部にまで意を用いた日本庭園の趣きを期待していただけに、ちょっと物足りない感じがしました。 -
【 鶴鳴館(かくめいかん)と延養亭 】
鶴鳴館(右)は山口県岩国市にあった武家屋敷、吉川邸を移築したものだそうです。
延養亭(左)は昭和35年に再建されたものだそうですが、元々この位置にあり、ここから見た眺めが最も美しくなるように庭園全体が設計されているのだとか。 -
【 竹林 】
規模は小さいですが、竹林もありました。
竹の密度は、傘をさして歩けるくらいが最も美しいと言われますね。 ちょうど雨が降っていて傘をさしていたのですが、ここはちょっと混み過ぎていて、傘をたたんで体を横にしなければ通れないようです。 -
【 廉池軒(れんちけん)】
池を重視して作られた建物だそうで、なるほど「くの字」に曲がった石の橋を渡りながら池を眺めるのは、なかなかの気分です。 -
【 池の鯉 】
ハイ、日本庭園の池とくれば、鯉が泳いでいるのがお約束です。 それを見るとつい写真を撮りたくなるのですが、どこの池で撮っても鯉は同じですね。 -
【 八丈島? 】
そうかと思ったら、こんな一画もありました。 立派な蘇鉄が密生しており、なんだか八丈島の植物園を思い出します。 -
【 唯心山(ゆいしんざん)からの眺め 】
唯心山と名付けられた築山に登ってみます。
正面に見える大きな池は沢の池で、太鼓橋を渡った中之島に島茶屋が見えます。 -
【 鶴鳴館遠望 】
目を左に転ずると、さきほど見た鶴鳴館が遠望できます。 また改めて広さを実感します。
ところで、園内には茶店があり、きび団子を売っています。
とくに食べたいとも思わないし、土産にする相手もいませんから買いませんでしたが、図々しく質問だけはしました。
「きび団子のきびって、植物のキビですか? 吉備津彦のきびですか?」
「キビは使ってません。 昔からあった餅菓子で、吉備の国の団子だから吉備団子です。
吉備津彦が桃太郎のモデルというのは、昭和になってからのこじつけです」
えっ、えっ!? えっ、えっ!? そんなぁ! -
【 流店(りゅうてん) 】
これは池が建物の中を通り抜けている珍しい休憩所で、流店というそうです。
何人かの人が休んでいましたが、中には仰向けになっていびきをかいている人も。 小心者の私には羨ましいキャラです。 -
【 稲田 】
園内には稲田もあり、ちょっと驚きました。 スズメ避けの紐が張られていましたが、まったく効果はないようで、スズメの楽園のようでした。 -
【 茶畑 】
なんと、茶畑まであります。
後楽園は江戸時代の初めに池田綱政が造らせた大名庭園だそうですが、私は綱政のことを知らないので、茶畑を造らせた意図も分かりません。
綱政って、女ぐせが悪くてあちこちに何十人もの子供がいたと、何かで読んだ気がしますが、間違っていたらゴメンナサイ。 -
【 慈眼堂 】
もとは観音堂だったそうですが、この庭園が池田家から譲渡された際に観音像だけは池田家に返され、今は空堂になっているとのことです。
丸い巨岩がありますが、これを運び込むときに割って運んだそうで、なるほど人工的な割れ目が見えます。 せっかくの岩が! -
【 岡山城を望む 】
後楽園は旭川の中州にあり、対岸の岡山城が見えます。 -
【 吉備津神社参道 】
後楽園を散策したあとは、市内の「旅籠屋」に宿泊しました。
素泊まり専門の気楽な宿ですが、朝はセルフサービスで無料の軽食が用意されています。
私は妻を連れて旅をしているつもりですから、食事は二人分取りました。 もちろん、妻のためです! 無駄になんてしていません、ちゃんと食べましたよ、、、昼に。 旅籠屋さんには内緒ですが。
そのあと、宿から10分ほどの所にある吉備津神社に向かいます。
国道180号線から神社まで、まっすぐに参道が続いていました。 -
【 吉備津神社正面 】
吉備津神社です。
手水舎に近づこうとして、思わず足を止めました。 砂利にきれいな箒目がついていて、踏み込むのをためらったのです。吉備津神社 寺・神社・教会
-
【 手水舎前の砂利 】
これがその砂利です。 -
【 箒目の正体 】
はてさて見事な箒目だと思って目を凝らして見ると、それはなんと、箒目ではありませんでした。
縦横に整然と鋲が打ち込まれていたのです。 鋲が土に打たれているのかコンクリートに打たれているのか気になって手で掘ってみましたが、砂利はかなり厚く敷かれていて、とうとう確認できませんでした。
神社にお参りにきて、いったい何をやっているんだと自分で呆れましたが。 -
【 吉備津神社境内図 】
これはまた大きな神社ですね。 もともと吉備の国の総鎮守だったそうで、吉備の国が備前・備中・備後に分かれたあとも備中の国の一宮とされたそうですから、まあこのくらいはあって当然ですかね。 -
【 北随神門 】
それでは境内に入りましょう。 まず石段。 その先に随神門が見えます。
階段脇の鉄枠は? もちろん高額な金品を奉納した人の名前を書いて貼りつける、どこの神社にもあるものですね。
1枚もないのは? 実は今、随神門の屋根の葺き替え工事が計画されていて、その費用1億円を募集中なのです。 趣意書を見ると、「募財終了後、芳名板設置を予定」と書かれていますから、鉄枠はそれに備えて古い板を取り外した状態になっているのだと思います。
いくばくかの協力はしたいと思ったものの、「一口1万円より」と書かれています。 年金生活者には無理なことと自分に言い訳し、その代わり拝殿での賽銭に紙のお金を入れました。 この旅の間、昼食はもっぱらコンビニでしたから、2食分にあたります。 私としてはずいぶん頑張ったつもりです。 -
【 授与所をくぐり、拝殿へ 】
随神門の先に石段があり、木造の長大な授与所を潜り抜けるようになっています。 -
【 拝殿 】
授与所をくぐると、わずか数メートル先に拝殿があります。 壮大な神社でありながら、拝殿は位置といい規模といい、意外なほど質素なものです。
扁額に「平賊安民」と分かりやすい言葉が書かれていますが、吉備津彦命がこの近くで民衆を苦しめていた温羅(うら)という鬼神を退治したという故事に因んでいるようです。
えっ? 鬼を退治? そうです。 この話が桃太郎伝説のもとになっているというのです。
でも、後楽園の茶店で絶望的な話を聞いたあとですから・・・。 -
【 授与所 】
なんとも立派な木造の授与所です。 この建物だけ見て帰ってもいいくらい見事なものです。
右の建物が拝殿ですが、その屋根(正確には裳階)が授与所にかぶさっていることからも、拝殿の位置が悪いという感想をもってしまいます。 -
【 神馬 】
これはまた、なんとも神々しさのない神馬です。 神馬にも発情期があるのかな、などと不謹慎なことを考えてしまいました。 -
【 廻廊 】
さあ、いよいよ400mの廻廊です、と言いたいところですが、案内板には360mと書かれていました。
ネットで検索すると多くは400mと書かれており、398mというのもありますが、当の神社が360mと言っているのですから、まあ、それが正しいのでしょう。
それで価値が下がるというものでもなく、むしろ神社の姿勢が清々しくさえあります。 -
【 芳名板 】
廻廊内には高額奉納者の名前が書かれています。
参千円也? ちょっと無理すれば私でも・・・。 まあ、いつのものか分かりませんが、今3000円を納めても、書いてはくれないでしょうね。 -
【 南随神門 】
吉備津神社の社殿の中で最も古い建物だそうです。 再建されたものですが、その再建が660年前だそうですから、「後期高齢者」といえそうです。
もっとも、後期というのは「そろそろ終わり」という意味ですから、お役所から見た私などはそのとおりですが、こういう文化財はまだまだ現役として存在し続けるのでしょうから、「壮年」と言った方がいいかも知れません。 -
【 廻廊 】
これこれ、これです!
このアングルでの写真を見て、一度行ってみたいと思ったのです。
でも、「すごいね!」と言い合う相手がいないというのは・・・。
自分が楽しむことをモットーとして出かけた旅ではありますが、やっぱり・・・。 -
【 宇賀神社 】
廻廊から、なにやら雰囲気のある神社が見えました。 案内板にあった宇賀神社のようです。
吉備津神社の池の中にある小さな島に祀られた稲荷神で、吉備の国最古の神社だとか。 -
【 宇賀神社 】
こじんまりとした、気持ちの良い神社です。
鳥居の上に沢山の石が乗っています。 参拝者が投げ上げたものでしょうが、付近を探してもそういう石はありません。 わざわざ持ってきて投げるのでしょうか? あとから来る参拝者の頭上に落ちたりしないのでしょうか? -
【 廻廊 】
また廻廊に戻ります。
ベンチが置いてあるのは、廻廊があまりにも長いので、後期高齢者に配慮したものでしょうか?
ちょっと坐ってみました。 こういうところで意地や見栄を張らなくなったのが、やはりトシのせいなのでしょうか? -
【 苔むす灯篭 】
廻廊わきの灯篭は苔むし、風蘭のような植物が着生しています。
風蘭? 私が植物の名を書くときは、半分があてずっぽう、残りの半分がデマカセですから、参考にしないでください。
「のような」という言葉をつけるのは、自己防衛の常套手段です。 -
【 御竃殿案内板 】
廻廊の途中に「御竃殿」という案内板がありました。 鳴釜神事は吉備の国が発祥だという話を聞いたことがありますが、実際に見たことはありませんので行ってみます。 -
【 御竃殿への廻廊 】
廻廊が直角に枝分かれしているような按配で、その先に御竃殿があります。 -
【 御竃殿 】
正面奥が御竃殿です。 重要文化財だそうです。 -
【 鳴釜神事 】
鳴釜神事の案内が出ていました。
体験したい気持ちにかられましたが、いくら必要なのかが分からないのでためらっていたところ、中にいた中年の女性から「お詣りは自由ですから、どうぞお入りください」と声を掛けられました。
内部は写真撮影禁止だとのことで、それだけで緊張します。
入ると、神職の方はいませんでしたが、まさに写真のとおり黒光りした室内で竃に火が焚かれ、湯気が立ち上っています。
厳かな空気が満ち、さきほどの女性も私に付き添うように正座をされましたので、ますます緊張しながら竃の前に進みました。
わざとらしく、女性に音が聞こえるように小銭を数枚賽銭箱に入れ、二礼して柏手を打とうとしたとき、視界の隅に「参拝の作法」というような文字が入りました。
あれ? ここでは特別な作法があるのかな、と思って手が止まり、横目でその文字を追いながら参拝しましたが、特に変わった作法ではありませんでした。 やれやれ・・・。 -
【 行き止まり 】
廻廊は最後に直角に曲がっていますが、その先は行き止まりです。
もう一度、今来た廻廊を戻りましょう。 -
【 牡丹園 】
廻廊わきに小さな牡丹園があります。 あいにく季節はずれですが、咲き競う様を想像してみます。
おや? 牡丹園を背にしてベンチが。
咲いた牡丹を背に坐る、勇気ある女性はいるでしょうか? 前を通る人たちが聞えよがしに「・・・坐れば牡丹」なんて言わなければいいのですが。 -
【 木組み 】
最近あまり見ない、楔を使った木組みです。 シンプルさが却って木材の風格を感じさせて、しばらく見とれました。 -
【 三社宮 】
廻廊の山側に八幡宮・大神宮・春日宮の三社がありますが、正直なところ特に興味も湧かず、あとで調べてみようと思って写真だけ撮りました。(まだ調べていません) -
【 岩山宮への参道 】
この石段の上には岩山宮という社があるらしいのですが、写真左の方でえびす宮の工事をしているため通行止めになっていました。
岩山宮もえびす宮も、その存在すら知らなかった私ですから、特に残念というほどのこともありません。 -
【 別の参道が 】
なるほどえびす宮は工事中でしたが、その左にどうも通れそうな坂道がありました。 どこに続いているのか知りませんが、行ってみます。 -
【 かたつむり 】
と、足元にきれいなカタツムリがいました。
カタツムリなんて見るのは何年ぶりでしょうか。
大きなお世話ですが、カタツムリは何か面白いことがあって生きているのでしょうか? -
【 一童社 】
坂の上に出ました。 そこには「一童社」という社があり、学問・芸能の神様という看板が懸っていました。
それはいいのですが、このトンネルはいったい何でしょう。 反対側には「明るい門出」「勝利はわが手に!」「栄光への旅立ち!」といった文字が躍っています。
昔、結婚式場が競って趣向を凝らし、新郎新婦が人力車に乗って花のトンネルを潜ったりして、呼ばれた私などはいたたまれない思いをしたものですが、由緒ある神社がこんな仕掛けで受験生を呼ぼうという浅ましさにはげんなりします。 -
【 みちびき? 】
下に置かれた箱。 投入口から100円を入れ、丸い穴に手を入れ、中の黄緑色の紙を取るようです。
なにやら勉学を勧める人生訓が書いてあるらしいのですが。 -
【 おみくじ? 】
吉だとか凶だとかいうおみくじではないのですが、100円で買った「みちびき」とやらを結びつける針金です。 「合格」という字の形に張ってあるのがいかにも俗っぽい感じで、ありがたみが薄れます。 -
【 岩山宮 】
あれ? この先に岩山宮? しかも参拝できるようなことが書いてあります。 だったら行ってみましょうか。
岩山宮って? 祭神は建日方別神ということですが、私には読み方すら分かりません。 -
【 鳥居の上に石が 】
ここでも鳥居の上に石が乗っていました。
「落石注意」なんて札が立っていたら笑ってしまいますが、どうもそういうものはなさそうで、周りに同じような石が散乱している様子もありません。 -
【 岩山宮 】
これが岩山宮です。
小さい社ですが、意外にもしっかりした木造で、各部の作りも丁寧です。
階段を守る大きな向拝が参拝者への気遣いを感じさせます。 -
【 本殿 】
さて、本殿に戻ってきました。 ちょっと見、小さく見えますが、出雲大社の2倍以上の広さがあるそうで、国宝に指定されています。
入母屋造りの建物が2棟合体したような形で、比翼入母屋造りと呼ばれ、日本でここだけの様式であることから、吉備津造りとも呼ばれているそうです。
・・・? 前に、どこだったか「比翼入母屋り」と説明された所があったような気がするのですが、それがどこであったのか、思い出せません。
もともと記憶力に欠ける者が後期高齢者になったのですから、我ながら情けない限りです。 -
【 挿し肘木 】
本殿と拝殿には見事な挿し肘木が見られます。
肘木は修学旅行などでガイドさんが必ず説明してくれるので、仕事で毎年のように引率をしていた私は、おかげでそこそこ詳しくなりました。
でも、これだけ見事なものは初めて見た・・・かも知れません。 なにせ記憶力が・・・。 -
【 祈祷殿前の日本庭園 】
お札や御守りをいただく気はありませんので、授与所をスルーして祈祷殿前の日本庭園を見に行きます。 ということは、祈祷殿もスルーしたということで、罰当たりのそしりは覚悟しています。
でも、敬神崇祖の念は人並にもっているつもりです。 ただ、神仏に何かをお願いするということがポリシーに合わないというだけです。
ハイ、池にはお約束の鯉がいます。 -
【 おみくじ売り場 】
無論おみくじを引くということはありませんが、目についたのはおみくじ売り場の絵です。(売り場というのは、言葉として適当ではありませんね)
桃太郎が桃から生まれたときと、鬼退治に出発するときの絵が描かれています。 -
【 大相撲優勝額 】
一度はスルーした授与所ですが、中に大きな写真が見えたので、入ってみました。
あの大横綱千代の富士関の優勝額です。 優勝額は両国国技館に掲載されていますが、東西南北に8枚ずつ、計32枚しか懸けられないので、古いものは本人にくれるのだそうです。 でも千代の富士関みたいに何回も優勝している人は部屋にも置き切れないので、いろんな所にあげるようですね。
普段は高いところにあるため、それほど大きくは見えませんが、こうして間近で見ると大きいものですね。 -
【 北随神門 】
さて、それではそろそろ吉備津神社においとましましょう。
来たとき、北随神門は石段の踊り場に建っているため離れて全体を見るということができませんでしたが、こうして上から見ると、その全容が分かります。
なるほど屋根の葺き替え工事は必要ですね。 協力金を惜しんだのはまずかったでしょうか? といって、やっぱり1万円はきついですねえ。 -
【 トイレの壁に 】
な~んてケチなことを考えながらトイレに入ったところ、小便器の上の鉄枠にカエルが乗っていました。
相手がカエルとはいえ、なんとなく気まずい思いで用を足しましたが、いったい彼らは何を好んでこんな所にいるのでしょうか? -
【 吉備津彦神社 】
吉備津神社にたっぷりと時間をかけたあと、吉備津彦神社に行きました。
よく似た名前ですが、元は一つの神社だったそうです。 ちょっとばかり受け売りを並べさせてください。 (あくまでも受け売りであった、私の知識ではありません)
あの大化の改新によって吉備の国が備前・備中・備後の3つに分けられたということ。 ここまでは学校で習いますね。
さあ、そうなると、備中には吉備津神社という立派な神社があったからそのままでいいのですが、備前と備後には格式の高い神社がないので恰好がつきません。 そこで吉備津神社を分社するという形で備前に吉備津彦神社、備後に元の名前と同じ吉備津神社をつくったのだそうです。 (備後の吉備津神社は現在の広島県福山市にあるそうで、これはまったく知りませんでした)吉備津彦神社 寺・神社・教会
-
【 狛犬 】
これはまた、ダイナミックな狛犬です。 備前焼でしょうか? -
【 随神門 】
元禄10年に池田綱政が造営したとの説明がありました。
池田綱政? どこかで聞いたような・・・。 あ、そうそう、あの後楽園を造った女ぐせの悪い殿様でしたね。 -
【 大灯篭 】
日本一の大きさだそうです。 高さは11.5m、笠石の大きさは8畳だとか! そんな石、どうやって切り出し、どうやって運び、どうやって載せたんでしょうか?
安政6年に建立されたということですが、その前に27年かけて寄付が集められたそうです。 27年! 生まれた子が27歳になる年月です! -
【 拝殿 】
この拝殿から奥に祭文殿・渡殿・本殿と一直線に繋がった社殿があります。 -
【 本殿 】
県指定の重要文化財だそうで、屋根は流造りになっています。
流造りという言葉もガイドさんの説明によく出てくるので、神社に行くと自然に目につくようになりました。 -
【 拝殿前の御神木 】
御神木は平安杉だそうです。
実は平安杉という言葉も分からないのです。 植物学的な分類ではなさそうですが・・・。 -
【 子安神社 】
境内の北西に摂社の子安神社があります。
安産、子育て・・・私には関係ないことですが、きれいな社殿が見えたので行ってみます。 -
【 子安神社 】
社殿の脇に自生するワラビを夫婦で食べると子供ができるということが、吉備津彦神社のHPに書かれています。 神職が嘘をつくことはないと思いますが、本気でそう思っているのでしょうか?
ということで、岡山市の観光は終わりました。
さぞかし桃太郎で盛り上がっているだろうとの予測は裏切られ、桃の産地だろうという浅い知識が間違いだということも知りました。 岡山の桃の生産量は全国のわずか4%だそうで、一位の山梨県(31%)とは比較になりません。
晴天の日が全国で一番多い県だと聞いていましたが、後楽園も吉備津神社もずっと傘をさしていました。 吉備津神社では青空も見えましたが、その青空から、かなり本格的な雨が降ってきて、驚きました。
常々晴れ女であることを自慢していた妻は笑っていることでしょう。
このあと広島県に行きますが、そこでも雨にたたられ続けたことは、予めご報告しておきます。
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この旅行記へのコメント (10)
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- ちいちゃんさん 2023/08/29 14:01:25
- 桃太郎伝説
- ねんきん老人さん、昨夜ひと雨降ってから、こちらはかすかに秋の気配が感じられるようになりました。木更津はまだ暑いんでしょうね。
シニア料金あるある、我が身を振り返って思わず笑ってしまいました。シニアパスを購入するとき、パスポートの提示を要求されないとなぜか悲しい気持ちになります。数十年前でのフランスでの列車旅、50歳以上だと手続きをすれば50%オフになるというありがたい制度があって、同行の娘から「年を取るのも悪いことばかりじゃないね」との言葉になぜかむらむらと怒りがこみ上げたこと。そんな時期も過ぎ今ではこちらから「シニア料金ないの?」と聞くようになりました。
桃から生まれた桃太郎。私はあれっていわゆる恥かきっ子伝説だったんじゃないかと思っています。おじいさん、おばあさんと言っても寿命が50年の時代だったら今の40前後かしら。できちゃったが恥ずかしいので、川で拾った桃から生まれたとか言いつくろっていたんじゃないでしょうか。今なら自慢話になります。
ちいちゃん
- ねんきん老人さん からの返信 2023/08/29 17:22:57
- 新説にびっくり、そして納得
- ちいちゃんさん、書き込みをありがとうございました。
暑いですねえ、やっぱり暑いですよ! ひと雨きたらかすかに秋の気配って、岩手はやっぱり千葉とは違いますね。
こちらは下手に雨など降ろうものならたちまち蒸し暑さが増して、地獄です。
さて、シニア料金。 昔はたとえば美術品を観るときに、シニアが観ても若者が観ても美術館の経費に差が出るわけではないのに、自分が安く入館するということに抵抗がありました。
慣れというのは恐ろしいもので、たしかに最近はシニア料金やJAF割引を逃してなるものかという気がして、チケット窓口で張り紙という張り紙に目を凝らしています。
桃太郎と恥かきっ子を結び付けた発想は初めてです。 なるほど、そういう見方はできますね。
私は9人兄弟の8番目で、母が40歳のときに生まれましたので、押しも押されもせぬ恥じかきっ子です。 母がよく橋の下で拾ってきたと言っていました。 そういう意味だったんですね!
私の子は3人いますが、下の子は私が38歳のときに生まれました。 周りから「すごいね、たいしたもんだ」などとからかわれて、そんなに遅いのかなと思ったものですが、仰るとおり今なら当たり前の歳ですね。
ちいちゃんさんとお付き合いさせていただいているおかげで、ずいぶん視野が広くなりました。
旅行記を拝読していても、箇所々々で「なるほど、そうきたか!」と驚くことの連続です。
どうぞこれからも新しい視点に気づかせてくださるよう、期待とお願いを申し上げます。
ねんきん老人
-
- kiyoさん 2020/03/03 20:23:42
- 久しぶりに吉備団子が食べたくなりました
- ねんきん老人さん、こんばんは。
私の両親は岡山出身で、幼い頃は夏休みになると、岡山へ帰省していました。
社会人になってからは、レンタサイクルで吉備津神社などを回りました。
ですので、ねんきん老人さんの旅行記を、すごく懐かしく思いながら拝見させていただきました。
手水舎前の砂利。鋲が打ち込まれているとは驚きです。
それに、吉備津彦が桃太郎のモデルというのが、こじつけとは…(@@。
「すごいね!」と言い合う相手がいない。寂しいお気持ちわかります。
私も、家の中で、亡くなった父や母に、つい話しかけてしまい、
答えがないのが寂しくなる時があります。
そんな時は、空を見上げて、「空の上から見えてるんでしょう。
お父さん、お母さんも、そう思うでしょう」と話しかけます。
きっと、ねんきん老人さんの奥様も、空の上から答えてくださっているはずです。
新型コロナウイルスが収束したら、どうぞこれからもお二人で旅を楽しんでくださいませ。
kiyo
- ねんきん老人さん からの返信 2020/03/04 09:12:49
- 見聞の共有、嬉しい限りです。
- kiyo さん、おはようございます。心に沁みる書き込み、ありがとうございました。
ご両親が岡山のご出身ですか。 「岡山」というのは京都・奈良・沖縄というようなメジャーな観光地に比べて地味な響きがありますが、どうしてどうして見所の多い県ですね。
吉備津神社は前々から行ってみたいと思い続けていた所で、行ってみると予想以上に素晴らしい神社でした。 実際に行かれた kiyo さんなら共感していただけると思います。
ご両親が空の上から見ていてくださると信じてのコメント、心に沁みました。
私も、妻から見えているという確信はないのですが、いつか妻のそばに行ったときに、「ずっと見てましたよ。お父さんが話しかけてくれた言葉は全部聞いていましたよ」と言ってくれるかもしれないと思っています。
だから、妻に恥じないように日々の行動に気をつけていますし、声かけも欠かしません。
それが毎日を送るエネルギーになっているのだと思うと、やっぱり俺はキヨ子(妻の名)に支えられているんだな、と思います。
明日は茨城県の数か所にバス遠足です。 当初26人の予定だったのですが、コロナウイルス騒ぎで11名が次々にキャンセルし、15人での実施です。
私は、kiyo さんの仰るとおり妻を連れているつもりですので、16名ということになるでしょうか。
kiyo さんも十分お気をつけられて、健康維持に努めてください。
ありがとうございました。
ねんきん老人
-
- nikさん 2020/02/09 21:02:21
- 僕もぜひ訪れてみたい場所です。
- 日本三大庭園の後楽園だけは訪れた事がありません。
兼六園・偕楽園は何度か訪れた事があるんですけど。
特に偕楽園の東屋は木材がオール柾目でびっくりいたしました。
ねんきん老人さんのおかげで少し行った気分になれました。
- ねんきん老人さん からの返信 2020/02/09 21:35:38
- 偕楽園の東屋、見落としていました。
- nik さん、書き込みをありがとうございました。
私も兼六園・偕楽園はそれぞれ何回か行っているのですが、偕楽園の東屋が柾目の木材で作られていることには気づいていませんでした。 nik さんのご指摘で、これは何としてももう一度行って、じっくり見てみたいものだと思いました。
日本三大庭園の三大とは何を基準にしているのか分からず、ほかにも甲乙つけがたいすばらしい庭園が沢山あるとは思いますが、それでも岡山の後楽園が必見の名園であることは確かで、是非nik さんにも行っていただきたいと思います。
そして、その感想をまた4トラの旅行記でご披露いただけたらと、楽しみにしております。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
ねんきん老人
-
- yamayuri2001さん 2018/12/05 16:09:21
- ねんきん老人さん、こんにちは。
- 同じ場所を旅行なさっていらしたので
コメントさせていただきます。
ねんきん老人さんが訪問した日は
後楽園も吉備津神社も
独り占めのとても贅沢な空間でしたね。
私は、日曜日でしかも七五三と重なり
本当に混雑していました。
本来の後楽園は、やはり静かな中で
しっとりと楽しむものだと思いました。
また次回にリベンジします。
キビ団子は私もいただきましたが
ふわふわの羽二重もちでした。
でも、美味しかったです。
雑穀のキビで出来た御餅ではなく
拍子抜けでしたが、あれで鬼退治が出来たんですね(笑)
楽しく拝見いたしました。
yamayuri2001
- ねんきん老人さん からの返信 2018/12/05 20:25:45
- Re: ねんきん老人さん、こんにちは。
- yamayuri2001さん、駄文にお付き合いくださり、その上書き込みまでしてくださって、ありがとうございました。
後楽園も吉備津神社も雨にたたられ、何だこの旅行はと思っていましたのに、「独り占めの贅沢な空間」と仰っていただいて、そうか、そうだったんだと思い直しました。ありがとうございます。
「また次回にリベンジ」とのこと、お住まいは西日本でしょうか? 私は同じ所に2度行くと、いつも前回は何を見ていたんだろうと、新しい発見に驚くのが常ですので、「また次回に」という言葉を聞くと、是非是非と応援したくなります。
ふわふわの羽二重もち、良かったですね。 昔、キビで作った団子を食べたことがありますが、美味くはありませんでした。
yamayuri2001さんの仰るとおり、犬も猿も雉も、よくあんなもので命がけの鬼退治について行ったものだと思います。
yamayuri2001さんのものの見方、捉え方に思わずにんまりしてしまいました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ねんきん老人
-
- しにあの旅人さん 2018/11/11 16:32:05
- こんにちは
- 楽しく読みました。桃も吉備団子も初めての話が多くて、話のタネの倉庫にしまいました。この種の話が大好きな友人がおります。
吉備もいつの日か神社回りをして見たいと思っています。いつになるかな、寿命と相談です。
- ねんきん老人さん からの返信 2018/11/12 08:44:41
- 光栄です。
- シニアの旅人さん、おはようございます。
桃やきび団子、話のタネに加えていただけるとのこと、光栄です。
なにしろ知らないことばかりなので、行く先々でトリビアを仕入れ、喜んでいます。
吉備津神社、是非ご参拝ください。私は帰ってきてから、あれを見落とした、あれも見逃したと後悔していますので、シニアの旅人さんがご自分の見聞を旅行記として投稿されたら、私の空白を埋めてくださるものと楽しみにしております。
後楽園に行かれましたら、シニア割引をお忘れなく。
ねんきん老人
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