2018/09/08 - 2018/09/17
9位(同エリア2471件中)
ねんきん老人さん
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宮島には多分過去に5・6回行っていると思いますが、弥山には登ったことがありません。
年齢的にこれが最後の宮島行きだと思いますので、それなら冥途の土産に登ってみようかと腰を上げました。
4トラ会員のmontsaintmichelさんの旅行記を何度も読んで、見落としのないように意気込んで行ったのですが、帰ってからまた読み返してみると、その10分の1も見ていないことが分かり、愕然としました。
「これが最後」のつもりでしたが、あと10回ぐらい行かないとmontsaintmichelさんの見聞には追いつけないと思います。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【 宮島フェリー 】
宮島行きのフェリー。 松大汽船とJR宮島フェリーの2社が競合していることはご存知の通り。 JR宮島フェリーの方が大鳥居に近づくので人気がある。 これもご存知の通りです。
私は松大汽船を選びました。 日本の企業なのにジェーアールなんて表音文字を社名に冠している節操のなさが気に入らないからです。
私の住む木更津市を走る鉄道はJR内房線といいますが、仲間が「ジェーアールで行こう」なんて言うたびに、私は「東日本旅客鉄道のことか?」と聞き返します。 むろん嫌がられてはいますが。
そのJR宮島フェリーが看板に「大鳥居に最接近」と大書して客を呼んでいるのに対し、松大汽船が「直行便」とか「宮島ゆきのりば こちら」などと懸命に対抗しているのも涙を誘います。 -
【 松大汽船 】
水色と白の洒落た船体、そう、松大汽船です。
遠くに見えるダサイ船、あれがジェーアールです。 -
【 大鳥居 】
お馴染みの厳島神社大鳥居です。
これで十分。 なにも接近しなくたっていいじゃないか。 (ちょっと、しつこい?) -
【 宮島桟橋 】
10分ほどで宮島に着きました。
あれ? 降りる人たちの中に観光客っぽい人はいません。 時刻は朝の7時半。 そうか、宮島で働いている人たちだ。 当たり前だけど、こうして通勤しているんですね。 -
【 フェリーターミナル 】
ターミナルはまだガラガラ。 右奥のトイレがウォッシュレットだったので利用しました。 なにせ昨日泊まった佐方SAは和式のしゃがみスタイルしかなかったもので。 -
【 平清盛像 】
厳島神社を今の形に建て直させた平清盛です。
なんと、見事な八頭身! あの時代の日本人にもいたんですねえ!? -
【 世界遺産登録記念碑 】
あ、これだ! montsaintmichelさんの旅行記に出ていた記念碑です。
これが建ったあとにも私は行っている筈なのですが、まったく知りませんでした。 montsaintmichelさんによれば、丸い穴から大鳥居が見えるということでした。覗いてみましょう。 -
【 世界遺産登録記念碑 】
なるほど、見えますね。 で? だから?
montsaintmichelさんは覗かなかったそうですが、それでいいと思います。 -
【 石鳥居・ねじれの松・狛犬 】
狛犬というのは、そもそもが想像上の動物だというだけあって、威厳に満ちたものからユーモラスなものまで実に多様で、どこでもつい足を止めて見入ってしまいます。
もっとも私は文化史的な知識・関心があるわけではなく、ただ面白いだけ。 ここでも私の感想は「短足だな」というだけでした。
後ろのひねくれた松は「ねじれの松」というそうですが、自然にそうなったのではなく、本来上に伸びる筈だった幹を切り取って、横向きの枝だけを残したことが切り口から分かります。 松自身より、手入れをする人間の方がひねくれていたんですね。
石鳥居は高さ10mだそうです。 柱の周囲は3.6mだそうで、そういう巨大なものを見ると、つい手の平でペタペタと叩いてしまいます。 何の意味もないのですが。 -
【 大鳥居と扁額 】
宮島といえば厳島神社。 厳島神社といえば大鳥居。
この鳥居のない厳島神社なんてクリープのないコーヒーみたいなもので・・・ちょっと古かったか!
陸側の扁額には「伊都岐島神社」、海側のものには「嚴嶋神社」と書かれています。 ハイ、私の知っているのはそこまでで、どうして二通りの名前があるのか、いつ誰が書いたものなのか、その他、何にも知りません。 -
【 ヘレンケラー灯籠 】
潮が上げ始めました。
岸辺に建つのはヘレンケラー灯籠です。(だと思います)
以前、ガイドさんから、ヘレンケラー女史が来島されたときに触った灯籠だと聞きました。そのとき撮った女史の写真も見た記憶があります。
でも、それだけ。 それ以上のことは知りません。 -
【 社殿内注意事項 】
さあ、それではお詣りしましょう。
ちょっと待って。 まず注意事項を読んで。
「次の行為はご遠慮下さい」ってか?
● 落書きなど社殿を傷つける行為・・・当たり前田のクラッカー!
● 報道および商用の写真等の撮影は許可を取る事・・・???
「次の行為はご遠慮下さい」でしょ? 「次の行為」の中に「許可を取る事」とあるのは・・・許可を取るのはご遠慮ください、ということになりますよね。 無断で撮れということ?
こういう難癖、イチャモンをつける年寄りは孫に嫌われるから気をつけましょう。 -
【 参拝入口 】
拝観料300円を払って中に入ります。 老人割引はありません。
一人で来たのは初めてで、ちょっとだけ気持ちが引き締まりました。 -
【 東廻廊 】
まるで竜宮城です。
丸柱と丸柱の間には床板が8枚張ってあります。 その他各所の寸法にはやたら8が出てきますが、その理由は分かりません。 (これもガイドさんから聞いたような気がしますが) -
【 客(まろうど)神社 】
東廻廊の始めに客神社があります。
厳島神社に来る人々をもてなすための神社だそうです。
もてなすというのは客への誠意からへりくだって行う行為であって、自分で「お・も・て・な・し」などともてなす行為を売り物にしていたナントカクリスマス(?)というアナウンサーにはうんざりしました。
ここの神様は自分のもてなしを得意げに口にしたりしないので、清々しい感じです。 正面の鏡も神秘的でいいですね。 -
【 イチオシ・フォトジェニックポイント 】
これはもう、この角度から写真を撮らないと本当に宮島に行ったのかと言われてしまうような撮影ポイントです。
ということは・・・月並みな写真? いえいえ、檜皮葺の屋根の先端に白鷺が止まっているところなんぞ、どうしてどうしてなかなかのもんじゃござんせんか? -
【 鮮やかな朱 】
高校生の頃、鳥居や社殿の朱色は自然界にはない色だと思っていました。
物知りの同級生が、ベンガラを知らないのかと私を笑い、それでなくても劣等感だらけの私は落ち込みました。
でも、その後ベンガラの標本を見ましたが、神社の朱色とは全然違います。 どうやらベンガラそのものではなくて、ベンガラを使った顔料だということらしい、とまでは分かりましたが、そのあとは分かりません。
科学的に多様な色が作れる現代でも、つまり今の厳島神社でもベンガラ由来の塗料を使っているのでしょうか? 天然素材の塗料でこれだけの社殿を塗るのは大変だと思いますが。
疑問だけは次々と湧いてきますが、答えは全然浮かんできません。
私が死んだら「浅学院無知暗居士」なんていう戒名がつくのでしょうか。 -
【 拝殿 】
東廻廊の終わりに拝殿(写真中央)が、その奥に本殿があります。
祭神はイチキシマヒメノミコト、タゴリヒメノミコト、タギツヒメノミコトという3人の女神だそうです。 3人というのは正しくありませんね。 3柱と言わなくては。
女神・・・ということは、千木は切り口が水平になっている筈ですね。 そう思って外側から探したのですが、千木も鰹木もありませんでした。
神社なのに・・・ドーシテ? ドーシテ? ワカリマセン。 なにしろ浅学院無知暗居士なもので。 -
【 狛犬 】
国宝平舞台はなんとも贅沢な空間で、いつ行っても記念写真を撮る団体で賑わっている所ですが、この日はなんと工事中、無粋な囲いで覆われていました。
2か月半に亘る工事で終了は明後日とのこと。 ガガーリン! (やっぱり古いか?)
その平舞台の裾に置かれた狛犬。 尻尾が炎のように分かれているのが特徴です。 この狛犬をじっくり見たのは今回が初めて。 工事がなかったら素通りしていたのではないでしょうか。
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【 筏組みの床板 】
囲われているのは平舞台の海側半分ほどなので、歩ける部分で下を見ると、床板が筏組みになっているのが分かります。
波や高潮に襲われたとき、海水が板の隙間から上に抜けて床板への圧力が軽減されるという工夫ですね。
私の家のウッドデッキは私が作ったもので、不揃いな隙間が目立ちますが、もちろん厳島神社を意識して作ったものです。 そーですよっ! 何かお疑いですか? 海の上じゃないだろうって? ノアの方舟を使ったときみたいな大洪水があるかも知れないじゃないですか。
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【 天神社と反橋(そりはし) 】
朱色の鮮やかな西廻廊の山側に、素木の建物があります。
菅原道真を祀った、つまり天満宮で、厳島神社の摂社の一つです。
奥に見える反橋は勅使が渡った橋だそうで、反りが大き過ぎて渡れないため、実際に使うときは橋の上に勾配の緩やかな階段をつけたのだとか。
この程度の反りで渡れないとは・・・勅使も後期高齢者だったのでしょうか? -
【 天神社への渡り廊下と絵馬 】
天満宮といえば学問の神様で、受験生たちが我も我もと押しかけて合格祈願をする所ですね。
受験生はこんな所に来て絵馬なんか書いている暇があったら歴史年代の一つでも暗記した方が合格に近づくと思うのですが。
そう思った親が子供を家に残して代りに来たと思える絵馬がありました。 切なる親心。 まあ、それも効果はないと思いますが。 -
【 鏡の池 】
その天神社のそばに鏡の池があります。
湧水があるので、干潮でもそこだけ水が溜まっており、細い水路で海に続いています。
まったく同じものが東廻廊にもありますので、なんだか人工的な感じがしますが、どうなんでしょうか? -
【 長橋 】
神様にお供えする食べ物を運ぶための橋だそうです。 今は使われていないそうですが、重要文化財に指定されています。
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【 西廻廊 】
東廻廊との相似形で西廻廊があります。
東廻廊は85m、西廻廊は109m、合せて194mということになりますが、「廻廊の総延長275m」とか262mという説明もよく聞きます。 廻廊は所々に摂社や舞台に渡る枝廊がありますから、それらを合せてのことだと思います。 -
【 能舞台 】
全体にシンメトリックな厳島神社社殿の中で、なんだかいびつな屋根の建物。 朱を施していない点でも逆に目立つ存在です。
実は江戸時代初期に建てられ、その後2回再建されている(2回目は平成6年!)ということですから、まだ築12年というピッカピカの建物なんですねえ。
この舞台のそばが厳島神社の出口。 これで参拝は終わりです。
それにしても、厳島神社はやっぱり満潮のときがいいと思います。 私は今回を合せて6回か7回来ていますが、そのうち満潮は1回だけ。 「海に浮かぶ」社殿の美しさは格別でしたが。 -
【 大願寺 】
出口の正面に建つ大願寺。 空海によって開かれたお寺だそうで、当然高野山真言宗です。
神仏習合の時代には厳島神社と一体になっていたようですが、明治の廃仏毀釈で神社と分離されたということ。
ネットのクチコミを読むと、寺人の高圧的な対応に不愉快な思いをしたという人が多いようですが、私もさんざんでした。 具体的には書きませんが、多くの観光客が神社参拝のついでに覗きにくるのでひがんでいるのかと思いました。
ついででも、ご朱印集めでもいいと思うんですがねえ。 そういう軽い人たちを惹きつけて仏教の魅力を教えるくらいの度量が欲しいものです。 -
【 紅葉谷 】
大願寺での嫌な思いを振り払い、いよいよ弥山を目指します。
信仰の山ではありますが、500mも登るのはしんどいので、ここ紅葉谷からロープウエーで行きましょう。
片道1000円かかりますが、そこは厳島神社にお賽銭を上げなかった分、浮いていますから。 -
【 ロープウエー案内板 】
「ゆっくり歩いて8分、ときどき走って6分」
洒落た案内板ですねえ。 こういうユーモアに出会うと足が軽くなります。
大願寺の人たちにも見習ってほしいものです。 -
【 宮島ロープウエー 】
紅葉谷駅から乗るのは循環式ロープウエー、つまりゴンドラがスキー場のリフトのようにぐるぐる回っているものです。
乗車定員は8人ですが、これはあとで知ったことで、私は乗るときに4人乗りだと思っていました。
係員は、客が夫婦やアベック(今はカップルというんですね)だと、2人だけでドアを閉めてしまいます。 粋な計らいというか余計なお節介というか。
私は若い男性と乗りましたが、そのあと客がいなかったので、ドアを閉められました。 無論、降りるまで会話はありません。 -
【 榧谷(かやたに)駅 】
約10分で標高371mの榧谷駅に着きます。 駅といっても出口はなく、乗客は全員ここで獅子岩駅行きに乗り換え、さらに上に向かいます。
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【 交走式ロープウエー 】
榧谷駅からは交走式ロープウエーになります。 並行して張られたワイヤがそれぞれ独立してゴンドラを前後させる方式で、ロープウエーというとこちらの方が一般的ですね。
こちらは30人乗りだそうです。 まあ30人も乗ったら、中ほどの人は景色がまったく見えず、着くころには汗の匂いと口臭で気絶してしまうと思いますが。 -
【 目指すはあの岩 】
獅子岩駅からは徒歩になります。
目指す頂上には大きな岩が見えます。 弥山というと頂上の岩に腰かけて景色を眺めている写真が目に焼き付いていますが、たぶんあの岩でしょう。
私はこれまでの宮島行きはいつも背広(今はスーツと言うんでしたね)に革靴で、とても山に登れる恰好ではありませんでした。
今回はTシャツ・ジーパン・スニーカー。 頂上まではチョロイもんでしょう。
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【 まず下り坂 】
と思ったら、いきなり下りでした。 それも結構長い距離で。
こういう石段って、膝にくるんですよね。 -
【 弥山本堂 】
やがて現れた登り坂(殆どは石段ですが)を、ヒマラヤにでも登るような歩調で登ってゆくと、弥山本堂に出ました。
獅子岩駅前の案内図ではここまで20分となっていましたが、私は30分。 頂上まではチョロイと考えたのはどこのどなただったでしょうか? -
【 ねがい地蔵・ごめんね地蔵 】
自分の願いや懺悔の気持ちをこのお地蔵様に託して奉納するのだそうです。
ねがい事はありませんが、懺悔すべきことは山ほどあります。
子供のころ、
〇新聞配達の途中で神社の賽銭を盗んだこと。
〇カエルの皮を剥いで泳がせたこと。
〇アリの行列にやかんのお湯をかけて遊んだこと。
大人になってからもあります。
〇恋人の聖地とかいう場所で、針金に掛けられた南京錠を外して捨ててやったこと。(南京錠を外すのは私の特技です)
〇妻の死後始まったスーパー通いで、豆腐などの水ものを入れるビニール袋を余分にカラカラと引きちぎって持ち帰ったこと。
-
【 神変大菩薩 】
弥山本堂から頂上に向かう石段の取りつきに神変大菩薩の石像がありました。
神変大菩薩といえば役行者のことですね。 で、その役行者のことですが、恥ずかしながら私は何も知りません。
役行者伝説が残る場所にも何か所か行きましたが、どこの話も妖術使いかなんぞのようで、どうも実在の人物としての理解ができません。
小柄な乞食坊主。 勝手にそういうイメージを抱いていましたが、この像はそのイメージ通りで、どことなくユーモラスな感じです。 -
【 三鬼堂 】
その神変大菩薩像のすぐ上に、三鬼堂があります。
三鬼大権現を祀ってあるらしいのですが、三鬼大権現という言葉を初めて聞いた私は仕方なく携帯電話で調べました。(スマホという言葉が嫌いなのでゴメンナサイ)
3人の(3匹の?)鬼神の名前が出てきましたが、どれも知らない・・・というより、読み方すら分からない鬼でした。
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【 頂上へ 】
で、また上を目指します。 先述の案内図ではここから10分となっています。 -
【 観音堂・文殊堂 】
案内図にあった観音堂と、その奥に文殊堂が見えてきました。
文殊といえば知恵を司る菩薩様でしょう。 つまり私に一番縁がない仏様ということになります。
私が文殊という名を知ったのは中学のときで、先生から森鴎外の「寒山拾得」を勧められて読んだのが初めです。 読んでも、何を書いてあるのかまったく分からず、これまでに何度か読み返してはいるのですが、いまだにまるで分かりません。
文殊堂を前にして、なんだかほろ苦い気分になりました。 -
【 くぐり岩 】
巨岩・奇岩の多い弥山の中でもひときわ目を引くのが、このくぐり岩です。
決して不動ではなく、長年の間に少しずつずり落ちているそうですから、最後の崩落が今日でないことを祈るしかありません。
今その岩をくぐっているのは強力(ごうりき)さんです。 荷物を背負ったまま岩によりかかり、呼吸を整えていましたが、私が休んでいる間に歩き出しました。
ゆっくりゆっくり、人を寄せ付けない厳しい空気に包まれた姿でした。
はて? この上に山小屋や茶店があるとも思えませんが。 -
【 頂上か!? 】
おっ、空が開けてきました。 この石段を登れば頂上でしょうか?
10分ということでしたが、やっぱり15分以上かかっています。 後期高齢者とはこういうものでしょうか。
あ、そうか! 私は何度も写真を撮るために立ち止まっていたのでした。 そのせいですね。 きっとそうです! -
【 ナニコレ? 】
やっぱり頂上でした。
でも、ナニコレ? 弥山の頂上といえば巨岩が天然の展望台になっているとばかり思っていましたのに、こんな人工物があるなんて・・・。
ガッカリ、ガックリ、ガガーリン! -
【 天然の展望台 】
弥山の頂上で人工の展望台に上ることはまったく考えていなかったので、腹立たしい思いでしたが、上りもせずに文句を言うのは良くないと、一応上まで。
確かに景色はきれいでしたが、「違うんだよなあ」という思いは拭えません。
と、前方に登ってくれと言わんばかりの岩が。
あれだよ、あれっ! 天然の展望台だよ。 急いで人工の展望台を降ります。 -
【 いざ、巨岩の上へ 】
巨岩の方向に見当をつけて、これまた巨大な岩の間を抜けます。
岩の下に「宮島 弥山山頂 五三五米」の文字が。 -
【 立入禁止! 】
なんと、無粋な鉄線が張られています。
その気になれば越えられないものではありませんが、そんなことをしたら中〇人と間違えられるでしょうから、唇を噛んで立ち尽くしました。 唇からタラタラと血が流れたことは言うまでもありません。 -
【 別の岩を探して 】
諦めきれない私は、鉄線のない岩を求めて別の道を辿ります。 -
【 あった! 】
あった!
写真中央の岩に跳び移るのは無理としても、左の岩場なら天然の展望台として十分でしょう。 -
【 立入禁止 】
ガガーリン!
ここにも鉄線が。 ご丁寧に「立入禁止」の札までついています。 いつから岩に乗れなくなったのでしょう?
弥山に登った目的の99.9%は巨岩に腰かけて景色を見ることでしたから、この徒労感は言葉に尽くしがたいものでした。
未練がましく鉄線越しに岩を眺めること数分。 まあ、落ちなくて良かったと無理な理屈を自分に言い聞かせて頂上をあとにします。 -
【 霊火堂 】
弥山本堂まで戻ってきました。 本堂に向き合う形で霊火堂があります。
空海が焚いた護摩の火を1200年も守り続けているということで、その火は広島平和公園の「平和の灯」の元火にもなっているそうです。
-
【 大茶釜 】
中に入ると、いろりがあって火が燃えています。 これこそ1200年守られてきた「消えずの霊火」で、大きな釜がかかっています。 この釜の湯は万病に効くということで、ふーんと思っただけですが、隣にいたご婦人がわざわざ蓋を開けて勧めてくれたので、ありがたく頂戴しました。 頭と性格の悪さにも効くのでしょうか?
ところでこの霊火堂、平成17年に全焼して、再建されたのが今の建物だそうです。 火事の火を何かに移して守ったのでしょうか? -
【 大聖院コース 】
獅子岩駅まで戻ってロープウエーで下る方法もあるのですが、かねて大聖院コースをゆっくり下るのがお薦めというような記事を読んでいたので、霊火堂から歩き始めました。
なんということでしょう。 それまで晴れていたのにポツリポツリと雨が。
思えば今回の旅行、いつも肝心な所で雨が降りました。 傘は車の中です。
しかし、もう一度来るとは思えない弥山ですから、ここで妥協したくはありません。 思えば私の人生は妥協と諦めの連続。 ここでの妥協はずっと後悔することになるだろうと、いささか大げさに考えた私は、ままよとばかりに歩き出しました。
雨はどんどん激しくなり、カメラをバッグにしまい、携帯電話で写真を撮りながら下りましたが、ついつい急ぎ足になり、膝が痛くなってきました。
-
【 砂防堰堤 】
途中、こんな堤防の下を渡りました。
平成17年に大規模な土石流が発生したそうで、その後に作られたものだとか。
辺りの景観に配慮して、自然石を多用して築かれたそうで、宮島の人たちの気持ちが伝わります。 -
【 白糸の滝 】
霊火堂から50分ほど下ったところに白糸の滝がありました。
白糸の滝といっても、富士宮市や軽井沢にあるものとはだいぶイメージが違います。
滝そのものの姿よりも、この滝の落ちる川が白糸川という名だからついた呼称だと思います。 -
【 四脚石鳥居 】
霊火堂から70分、ようやく大聖院コースを下り切りました。
下から見ればここが登山口という訳で、神の山らしく鳥居が建っています。 その鳥居の形が四脚で、厳島神社の大鳥居と同じということに興味を持ちました。
ここで、あれほど降っていた雨がピタリとやみました。 いったいどういうことでしょう?
今さらやんでも・・・。 鏡を見るまでもなく、我ながら情けない濡れねずみです。 雨に濡れると、白髪が頭に張り付いて地肌が透けて、それはそれはみすぼらしい姿になるということが経験で分かっているのです。
ほとんどが石段の下りで、時々滑ったりしたもので、左膝が危険レベルの痛みを訴えているのも辛いことです。
-
【 大聖院(だいしょういん)仁王門 】
石鳥居前から小さな橋を渡ると大聖院仁王門に出ます。
ここも私は初めてで、考えてみるとこれまでいつも夕方の便で島に渡り、宿でしこたま飲んで、朝、厳島神社に参拝して帰るというパターンを繰り返していました。
今回も予定にはなかったのですが、来るときのフェリーでリーフレットをもらったので、まあ「行ってみっか」という程度のノリです。 -
【 仁王様の拳 】
というわけで観光気分の参拝ではありましたが、仁王様の前で思わず足が止まりました。
握り拳の力強さに加え、木目の美しさには言葉もありません。 これだけ指の方向に揃った材は、そのつもりで選りすぐったものでしょうか? でも完成当初は彩色してあったのでしょうから、木目は隠れている筈ですよね?
偶然にしては美し過ぎて、、、考え込んでしまいました。 -
【 御成門までの石段 】
仁王門から御成門まで、まっすぐに延びた石段があります。
勾配は緩く、登るのは楽だと思いますが、ちょうど人力車の車夫さんが客に左の脇道から登った方が見るものがあると教えていたので、それに従いました。 -
【 五百羅漢 】
なるほど、曲がった小路に五百羅漢様がひしめいていました。
四国の雲辺寺の羅漢様たちと違って小さいので迫力には欠けますが、どれも表情が豊かで、ほのぼのとした雰囲気があります。 -
【 五百羅漢 】
それぞれの像には毛糸で編んだ帽子が被せられています。 揃っているところを見ると、寺で用意したものでしょうか? それとも信者の仲間たちが共同で編んだものでしょうか? -
【 勅願堂 】
御成門をくぐると正面に勅願堂があります。 -
【 波切不動明王 】
中にはお不動様が祀られています。
豊臣秀吉が朝鮮出兵での必勝を祈願したのがこのお不動様ということで、そのことが大聖院の売りらしいのですが、朝鮮出兵は負け戦だったのですから、このお不動様には戦勝の御利益がないということになるのではないでしょうか? -
【 千体不動 】
上の写真で、ご本尊を囲むように小さな仏像が並んでいるのが見えたと思います。
これが、その像で、木彫りです。
3万円を納めると、このうちの1体を奉納したことになるようですが、とくに戦って勝ちたい相手もいませんので、見るだけにしておきました。 -
【 観音堂 】
観音堂です。 その名の通り観音様(十一面観世音菩薩)が祀られているのですが、その他にもチベット密教の砂曼荼羅だの金色の弥勒菩薩像だの、ダルマ、狸、撫で仏、果ては戒壇巡りの地下空間まであって、さながらこのお堂そのものが曼荼羅のようです。
それにしても、賽銭箱の字の大きいこと! 開祖空海ということでしたが、お大師様も恥ずかしいのではないでしょうか? -
【 聖ミカエル像 】
な、なんと! なんとも場違いな、と思ったら、「モンサンミシェル友好五周年記念」の文字が。
聞いてみたら、フランスのモンサンミシェルと廿日市市が観光友好都市なんだとか。
でも、モンサンミシェルという市はないと思うんですが。 廿日市という「市」が特定の修道院と「友好都市」という関係を結ぶのでしょうか?
分からないので、廿日市市役所に問い合わせてみました。
修道院とではなく、モンサンミシェルというコミュニティと友好都市なのだそうです。 それなら、「 ル・モンサンミシェル」と書くべきだと思うのですが。
それはそうと、サーフィンボードみたいな物を持った外人さんは何でしょう? -
【 アート? 】
これがそのサーフィンボードです。
下のプレートにタイトルが書かれていて、「平清盛公」ですって!
う~ん・・・アートっちゅうのは、ワッカンネエナア・・・。 -
【 アートその2 】
その隣にはこれ。 タイトルは「空海」ですって!
なんとおいたわしや空海様、そのような変り果てたお姿に・・・。 -
【 摩尼車 】
大聖院の見学(参拝はしませんでした)を終えて、最初に見上げた階段を見おろします。
そこには真鍮(?)でできた摩尼車が。 これって、チベット仏教のものでしょう? なんで日本のお寺に?
とにかくこの大聖院、いろんなものがゴチャゴチャと置かれています。 石づくりのウルトラマンまであるんですよ!
まあ、客寄せなんでしょうが、統一感がまるでなく、逆に有難みが薄れるような気がするのですが。 -
【 豊国神社 】
最後は豊国神社に行きました。
前に一度来て、そのシンプルさに感動した覚えがあったので、大聖院で味わった雑多な気分を洗い流そうかという程度の軽い気持ちからです。
まずは本殿である千畳閣の縁の下を歩いてみます。
大人がゆうゆう通れる高さに張られた大引きと、その太さに見とれてしまいます。 -
【 回り縁 】
千畳閣の回り縁です。
なんにもないという、贅沢な空間で、こういう所にいると旅をしているという充実感に浸れます。 -
【 回り縁の床板 】
その回り縁の床板です。 二枚重ねになっているのは、風雨にさらされる縁側ですから、年月を重ねるうちに傷んでくる床板を保護する意味であとから上張りされたものだそうです。
それにしても、その板の厚いこと。 ホームセンターでは売っていませんね。 -
【 千畳閣内部 】
千畳閣の内部です。 内部といっても壁も雨戸もないのですから、中とか外とかは言いずらいですね。
どうしてこんな吹きさらしの建物を造ったのか分かるか? と、昔、同行した年長者に訊かれました。 私は分からなかったのですが、その人の言うには、この建物は未完成で、本当はちゃんと壁も作る予定だったのだということでした。
-
【 天井のない屋根裏 】
言われてみれば、なるほど天井もありません。
いったいなぜ未完成なのかというと、施主の豊臣秀吉が死んでしまったので、工事が中断したままになっているのだそうです。
秀吉の思い入れは誰にも分かっていただろうに、死んだらさっさと中断してしまったというのですから、権力者というのはむなしいものですね。 -
【 絵馬 】
秀吉がこれを建てたのは、月毎の法要の場としての目的だったので、本来は仏教の施設だった筈ですが、明治の神仏分離令で「豊国神社」になったのだそうです。
いつ、誰が奉納したものか分かりませんが大きな絵馬が何枚もかかっていました。 -
【 表参道商店街 】
厳島神社・弥山・豊国神社と、私にしては盛り沢山な観光を終え、フェリー乗り場に向かいます。
もみじ饅頭・焼き牡蠣・杓子せんべい等々、これぞ宮島という商品が並んでいますが、土産を待つ妻がいないので、買いませんでした。
それにしてもこの通り、電線がすごいですね。
フェリー乗り場で帰りの乗船券がないので慌てました。 ズボン(今はパンツと言うんですか? 冗談じゃないですよ。 パンツはズボンの下に履くものでしょう!)のポケットを裏返してみると、沁み込んだ雨で原型をとどめなくなった券が見つかりましたが、とてもこれが乗船券だと主張できる状態ではないので、仕方なく買い直しました。
180円の損失でした。
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この旅行記へのコメント (7)
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- ふわっくまさん 2023/03/03 12:07:04
- 宮島・・
- ねんきんさん、こんにちは。
2018年9月に宮島に行かれたご様子を、拝見させていただきました。
こちらの世界遺産登録記念碑は、確か私も1枚写真に収めた記憶がありますが・・
覗いてみたら大鳥居が見えるまでは、確認していなかったように思います。
ちゃんと大鳥居が写っていて、それとフォトジェニックポイントの白鷺など・・
・・とても綺麗というか、お見事!と思いました。
クリープのないコーヒーや、当たり前田のクラッカーなど・・
・・今思うと、懐かしいクダリもありましたね。
「ごめんね地蔵」で、懺悔されたそうで・・
スーパーのビニール袋をまとめてクルクルいただく話は、私も含めて(笑)よくあるものの・・
恋人の聖地で南京錠を外して捨てたって、やっぱり筋金入りだと感じました(笑)
・・年月を経て、楽しく拝見させていただいた次第です。
ふわっくま
- ねんきん老人さん からの返信 2023/03/03 15:03:37
- ふわっくまさんがビニール袋を?
- ふわっくまさん、こんにちは。 書き込みをありがとうございました。
2018年9月と書かれていて、もうそんなになるのかと思いましたが、私自身にとってはつい昨日のことのように思っていた旅行でしたので、驚くと同時に時の流れの速さを痛感しました。 この調子では、私がこの世から消えるのももうすぐですね。
同じ場所にふわっくまさんも行かれたということで、分かり合える場所が増えた気分ですが、クリープのないコーヒーや当たり前田のクラッカーなどもご記憶だとは! さらにスーパーのビニール袋巻き取りまで話が通じるとなると、そのうち進藤英太郎なんて名前を書いても分かってもらえるかも知れませんね。(さすがにそれは無理ですか!)
恋人の聖地の鍵外し。 実は結んであるハンカチをほどいて捨てたことも・・・。 いつかそういう場所に旅行する機会があったら、また旅行記に書くかも知れません。 まあ、ほどほどにしないと地獄の閻魔さまに追い返されることになってもいけませんので、わざわざ旅行記でバラすのは考えものではありますが。
ふわっくまさんのご旅行では、いつもくまさんが見ていますから、悪さもできませんね。 あとになってみれば、くまさんに感謝ということになりますから、節度のある旅行者としてマナーを守ってください。
ねんきん老人
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- はなまりんさん 2019/08/07 16:20:59
- 年金老人様 お久しぶりです
- ご無沙汰しております。また いいね!を頂いて嬉しいです。ありがとうございました。
それにしても、いよいよ冴えてこられましたね! こだわりというか歪みというか、独特の観察眼と洞察力!!何と言っても語り口が面白くて可笑しくて、クスクス、アハハと笑いながら読ませて頂いてます。
クラッカーもガガーリンももちろん分かりますよ。楽しいですね♪♪
私も、厳島神社を再訪したくなりました。前回はたまたま管絃祭の日に行きあたり、笙・ヒチリキなどを演奏する小舟をウットリ見送ったことでした。
海外旅行もいいですが、国内もなかなか面白いですね!
- ねんきん老人さん からの返信 2019/08/08 10:08:57
- ひねくれ老人、反省しきりです。
- はなまりん様、いつもながらのひねくれた旅行記にお付き合いくださり、その上書き込みまでしてくださって、ありがとうございます。
クラッカーやガガーリンの箇所は、知らない人が読んだらボケ老人の意味不明な独り言としか思えないでしょうから、書くときは躊躇したのですが、分かっていただいて、救われました。お会いしてハイタッチをしたい気分です。
「ジェーアール」への抵抗でもそうですが、私は言葉というものに薄っぺらなこだわりを持っており、猫も杓子も同じ言葉を意味も考えずに使っている風潮があまり好きではありません。
たとえば「半端ない」という言い方には不快感すら覚え、自身のブログにその批判文を載せたりしているほどです。
http://zatsunen4989.web.fc2.com/hitorigoto/053_kotoba07.html
娘が「スタバ」と言ったときに、「創業者が店の名をスターバックスとしたのは、メルヴィルの海洋小説『白鯨』に出てくる一等航海士に共感した創業者がその航海士の名を店名にしたいと思ったからだ。スタバでは意味が通じない」と言って「お父さんは面倒くさいね」と言われました。
そんな調子ですから、これからもいちいち些事に難癖をつけるような旅行記を書いてしまうと思いますが、はなまりん様が愛想づかしをなさらずにお付き合いくださると嬉しい限りです。
どうぞよろしくお願いいたします。
ねんきん老人
- はなまりんさん からの返信 2019/08/08 14:36:04
- 返信をありがとうございました
- 旅行記のみならず、返信文もまた面白くて笑っちゃいました(だって楽しいんですもの)。ねんきん老人さんの日本語についてのお考え、よくわかるような気がします。ブログも読ませて頂きました。
確かに日本語はずいぶん変わってきていますね。NHKでも「○○などと…」等のアナウンスが今や当たり前に放送されており、私なぞは聞くたびに違和感を感じてしまいます。本来、「などと」は否定の意味を含むと思っていたのですが…。私だけでしょうか?
でも半面、「半端ない」や「かわいい」は結構気に入っているんですよ。文法や本来の用法を無視したこれらの言葉は、ボキャ貧の若い子達が世界を自分達のモノにするために獲得した新しいスタイルのように思えて、感動すら覚えます。ある意味、ムードを共有できる隠語のようなものかもしれませんが。
初めて、イケイケねえちゃんがTバックの下着を選びながら「これ、かわいくね?」と言うのを聞いた時には、思わず拍手喝采したくなっちゃいました。たくましいなぁ…って。
それにしても民放を結構ご覧になっているんですね!?
敵わないなぁ (*´Д`)
また色々読ませて頂きますね!
はなまりん
- ねんきん老人さん からの返信 2019/08/09 17:50:46
- そういう見方があったとは!
- はなまりん様、重ねての書き込み、ありがとうございました。
小生の独善的なブログにもお目を通してくださったそうで、本当にありがとうございます。
「半端ない」という言葉には嫌悪感しか覚えずに腹を立てていた私ですが、はなまりん様の「ボキャ貧の若い子達が世界を自分達のモノにするために獲得した新しいスタイル」という見方に心底驚きました。
あまりの寛大さに少々苛立ちを覚えたくらいです。でも、「ムードを共有できる隠語のようなもの」というご指摘には膝を打ちました。言い得て妙というか、確かにそういう側面がありますね。
この歳で自分の性格を変えられるとは思えませんが、はなまりん様のようにものごとを肯定的に見ることの意義が分からないわけではありませんので、「そういう見方もあるんだなあ」という受け入れ態勢を整える努力はしたいと思います。
とても素敵なご指摘をありがとうございました。
私もまた厳島神社に行って、今度は心を広くもって舟の上での和楽の演奏を楽しみたいものです。
ねんきん老人
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- しにあの旅人さん 2019/03/01 09:22:15
- 痛快な憎まれ口の連続で
- 久しぶりにスカッとしました。疑問を抱くのは、老化防止に役立ちます。年金老人さんには無用ですが。うちの4歳の孫がしゃべる8割は、なぜ、どうして、これなあにで始まります。
ヤマトタケル新シリーズ始めました。正直言って、書く方も多少くたびれているのですが、始めた以上は終わらせます。年金老人さんの縄張りの市原、市川まで出張っています。
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