2018/09/15 - 2018/09/17
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ぱくにくさん
1年前、パリ滞在時に歴史遺産デーを知り、急遽リュクサンブール宮殿と市庁舎を見学しました。
https://4travel.jp/travelogue/11283378
パリの歴史遺産デーは毎年同じ時期(9月第三土日)に行われるので、今年は狙って訪問してみました。
大統領官邸のエリゼ宮を並んで見れたのは収穫ですが、その代わりに他に見たかった場所が全て犠牲に。
宿題をまたしても未来に残した、歴史遺産デー。
次回は土日連続で見れるようにしたいと思います!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- アシアナ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
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今回のヨーロッパへのフライトは、JALやANAの直行便ではなく、アシアナ航空の仁川経由です。
だって、航空券のお値段半額(日系:17万、アシアナ:9万)だったんですもの。 -
朝9時のインチョン行きで、出発です!
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初のインチョン乗り継ぎでドキドキでしたが・・・
降機後、Transferの標識に従って歩くと、もう一度荷物検査を受けて、その後出発ターミナルに移動できます。
同じ航空会社のトランジットだと、超絶に簡単です! -
もちろん、出発ターミナルに出るので、仁川国際空港にたくさんあるお店やフードコート、カフェも利用できます。
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仁川→パリでの機内食の1食目。
プルコギをサンチュで巻いて食べるという、本格的なモノでした。
アシアナは機内食も美味しいと思うし、ちょいちょいドリンクやお菓子をもってCAさんも歩いているので、お勧めできますね。
(不味くて少ない機内食を出されて、その後何も持ってこない上、席はエコノミーマイナスだった某米系のU社に乗った後だったので、なおさらそう思う・・・) -
アシアナ航空は、CDGの第一ターミナルに到着します。
第一ターミナルは円形の通路をパイプのようなチューブに入ったエスカレーターでつないでいる、昔の漫画で「近未来都市」として出て来そうな構造。
ただ、出発の時に間違って出国の方に出れてしまうんですよねぇ。シャルルドゴール空港 (CDG) 空港
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ターミナルのマークス&スペンサーでジュースを買って、Le Bus Direct(旧エールフランスバス)に乗ってパリ・リヨン駅に向かいました。
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宿泊は、パリ・リヨン駅にほど近い「ホテルエリゼ・ガール・ド・リヨン」。
某サイトの口コミが結構良かったんですが、典型的なパリの小規模ホテルという感じでした。ホテル スリーピング ベル ホテル
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客室のスペースはスーツケースを広げられるレベルでしたが、その分ベッドと机が小さかったり、水回りの広さを抑えられていたり。
不便は特になかったので、良しとしましょう。 -
早速街歩き開始。
リヨン駅から地下鉄で遊びに行きました。
この日と翌日はパリの歴史遺産デーで、夜間にオープンしている施設もあるためです。パリ リヨン駅 駅
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最初に訪れたのは、トロカデロのシャイヨー劇場。
丁度歌舞伎をやっていました。シャイヨー劇場 博物館・美術館・ギャラリー
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普通は入場券が要るのかもしれませんが、この日は舞台の手前まで入れました。
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せっかくなので、劇場のカフェで・・・
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エッフェル塔を見ながらシャンパンとミニサンド。
早くもパリ的な気分を満喫しましたw -
トロカデロ庭園に出て、エッフェル塔の夜景を見ました。
左側に小さく輝いているのは、アンヴァリッドです。トロカデロ庭園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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その後、シャンゼリゼに出てみました。
グラン・パレに行くためです。シャンゼリゼ通り 散歩・街歩き
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最初に立ち寄ったのは、ルノーのコンセプトショップである「ラトリエ・ルノー」。
レストランもあるので、何か美味しそうなものがあればとも思って。ラトリエ ルノー 専門店
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ルノー自身がコンストラクターとして参入したので、以前来た時にレッドブルだったF1カーの展示は、ルノーF1に変わっていました。
レストランは・・・チョイ高かったので割愛で。 -
パリ・サンジェルマンのお店。
すっかり有名になったエムバペと、ワールドカップで物議をかもしたネイマールが所属しています。パリ サン ジェルマン 専門店
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そしてグラン・パレ。
グラン パレ 現代・近代建築
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24時まで「ビエンナーレ・パリ」の無料入場をやっているとのことでしたが・・・
1時間前に既に入場は打ち切られていました。
歴史遺産デーの教訓として、終了時間より十分前もって訪問する必要があることが分かりました。(他の施設でも同様のことがありました) -
仕方ないので、アンヴァリッドとアレクサンドル三世橋を見て、ホテルに戻りました。
しかも結局ご飯も食べず。アレクサンドル3世橋 現代・近代建築
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翌日。
エリゼ宮に行ってみて、その並び具合で予定を決めるつもりでした。
エリゼ宮とは、フランス共和国の大統領官邸のことです。
そのエリゼ宮。
コンコルド広場まで並んでいるという噂もありましたが、手前の公園内の随分手前で列が終わっていたので並んでみることにしました。
この時点で、朝7:50ぐらいです。 -
待っている客に対して、クラシックの演奏などで暇を紛らわしてくれたりしていました。
-
目の前に荷物検査が見えてきたのがだいたい9時過ぎ。
この時は、もうすぐに入れるのかなぁと思いました!
ところが、荷物検査の先にも列があるのです。
そして、先が流れないとダメなので・・・
ここから2時間。荷物検査を終わった頃には11時でした。 -
荷物検査を終えると、ガブリエル通りのエリゼ宮の前に出ます。
ポリスも馬に乗って警備です。 -
エリゼ宮に入る門。
この門が見えたのが11:30で・・・エリゼ宮 城・宮殿
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エリゼ宮の中が混雑しているということで、門の前で40分待たされました。
さて、やっとエリゼ宮見れるぞ!と思いきや。 -
エリゼ宮の敷地でまた行列ですw
この時は気持ちが折れました。 -
まだまだ並ぶよ~
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やっと入口が見えた時には、午後2時手前。
午前8時から並んでいるので、都合6時間です。
この頃にはかなり暑くなってきていたのですが、お昼ぐらいまでは快適な気候だったので、それは助かりました。
でも、見てきたし、もう一生並ぶことはないでしょうww
ちなみに、オーディオガイドを入口で貸していましたが、フランス語のみでした。
館内の説明も、基本フランス語だけです。 -
エリゼ宮の建物に入ってすぐの「Salon d'argent」
銀色のサロンという意味です。
1815年、ワーテルローの戦いに敗れたナポレオンが2度目の退位書に署名した部屋でもあります。 -
Salle a manger Paulin(ポーリンのダイニングルーム)
フランス大統領ジョルジュ・ポンピドゥのために、ポーリンによってデザインされた
部屋で、ポーリンの名前が残されています。 -
ナポレオン3世のライブラリ。
歴代の大統領の執務室としても使われていたとか。
この部屋も、ポーリンによって近代的な部屋に生まれ変わっています。 -
Salon des Fougères。
ミッテラン大統領が使っていた部屋のようですね。 -
カードルーム。
ナポレオン3世の最初のプライベートルームでした。 -
クレオパトラの部屋。
ナポレオン3世の執務室として使われていました。 -
この部屋からは、エリゼ宮の裏手の入口がよく見えました。
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Joachim Murat によって作られた、Muratの階段。
ここから2階に上がって見学は続きます。 -
vestibule d'Honneur。
日本語だと「名誉の部屋」でしょうか。
ミッテラン大統領などが、ここに彫刻などの像を置いていきました。 -
執事の踊り場(palier des huissiers)と呼ばれる部屋です。
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クレオパトラの部屋の2階に当たり、エリゼ宮の裏庭や掲げられてる国旗がよく見てきれいでした。
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緑の部屋。
テーブルの色合いといい、そのままです。 -
黄金の間。
こちらもそのままです(笑)
昨年行った市役所やリュクサンブール宮殿に比べるとかなり地味なエリゼ宮ですが、この部屋はきらびやかです。 -
調度品も、黄金の間!という感じ。
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青の間。
青いじゅうたんやオブジェが飾られていました。 -
ナポレオン3世の間。
1860年建造の豪華な広間。 -
冬の間。
フランスとEUの旗が飾られていました。 -
ダイニングルームです。
綺麗な庭に面しており、食器類がきれいに飾られていました。 -
壁画も素敵です。
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各国の大使が通される部屋のようです。
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裏庭に出ました。
ざっと1時間ぐらいで見学できます。
6時間並んだんですが(笑) -
並んでいる最中に読んでいたWebの中に、「大統領官邸が記念品を売って国家の財政の足しにしている」なんていう批判的な記事があったのですが、エリゼ宮見学の後にも本当にお土産が売られていました。
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マクロンさんのマグカップ。
ちょっと高いんですよねぇ。 -
このフランスカラーのグラスが安くて一番人気。
欲しかったのですが、既に売り切れで、エコバッグとキーホルダーを買いました。
その後、メトロの中でエリゼ宮の袋を持っていたら、フランス語と英語交じりで「エリゼ宮行ってきたんだ」「何時間待って見れたの?」とかいろいろ質問されましたね。 -
次に行ったのはフィンランド大使館です。
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お勧め!って書いてあったのですが、言うほどの展示はなかったです。
大使館に入れるということと、大使館の庭でホッケーで遊べるのがポイントでしょうか。 -
そして、マリメッコファンにとっても、楽しい場所ではないかと思います。
フィンランドの良さを存分にアピールしていました。 -
こんなダイニングのデザインにしてみたいものです。
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エリゼ宮で並んでいたため、昼食にありつけず。
パリに住んでいた知り合いに教えてもらったお店(Freddy's)に行ってみたのですが、時間が遅くてその時間はバーの営業のみと言われ、近くにあったカフェで食事をしました。
お店の名前は「カフェ・ド・パリ」
そのままっす。 -
サーモンと夏野菜の付け合わせ、的なメニューを注文しました。
フランスっぽいような、全然関係ないような。
でも美味しかったですし、外で待ちくたびれた体にはビールも最高でしたw -
近くのサンジェルマン・デ・プレ教会もついでに訪問。
このあたりは、歴史遺産デーは関係ありません。
歴史は6世紀まで遡る、パリ最古の教会です。サン ジェルマン デ プレ教会 寺院・教会
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内部の様子。
建物のあちらこちらに描かれた壁画、ステンドグラスの美しさが印象的です。 -
次にパレ・ロワイヤルに行きました。
18時までの営業予定とのことでしたが、入場は17時には規制してしまっていました。早く動かないといけないパリの歴史遺産デー。
入場は1時間以上前までに!パレ ロワイヤル庭園 自然・景勝地
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次はルイ・ヴィトン財団の美術館に行くことにしていましたが、やや時間があったので隙を見てお買い物。
ギャラリー・ラファイエットのメンズ店です。
結局、その後の旅行もあるので下見だけになりました。
そして、お目当てだったロンシャンのベルトは、もっと安かったモナコのお店で購入しました。
最初に見ておいて良かったですね。ギャラリー ラファイエット百貨店 (パリ オスマン本店) 百貨店・デパート
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ブローニュの森の入口にあるルイ・ヴィトン財団の美術館が無料公開だったので、訪れました。
Porte maillot駅からブローニュの森を通るバスで10分ぐらいでした。フォンダシオン ルイ ヴィトン 博物館・美術館・ギャラリー
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写真なので敢えて隠していますが、自分が通って行くと様々な角度の鏡に体が映っていきます。
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美術館の地下1階は、滝の芸術になっていました。
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上階からはパリの街並みを見渡せます、と言いたいところですが、主に見えるのはラディファンス方面で、中心街の方は建物自体が邪魔をしていました。
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レーザーを使った近代芸術のコーナー
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エッフェル塔とこの美術館を描いた絵画。
全体的に、芸術作品を見ようと思ってくると、作品はとても少ないです。
建物と雰囲気を楽しみに来る場所だと思います。
なので、無料公開の日に来て良かったです。 -
ヴィトン財団の名前が入ったノートや水筒、タブレット用のバッグなどのお土産も売ってました。鉛筆やノートはそんなにお値段しないので、ばらまき用にもいいですね。
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凱旋門まで地下鉄で戻り・・
凱旋門 建造物
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ワールドカップの優勝で興奮したパリ市民に襲撃を受けたピュブリシス・ドラッグストアへ。
夜に食べるお菓子と、ちょっとした小物、ジュース類を買いました。ピュブリシス ドラッグストア 専門店
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夜は、シャンゼリゼから少し北側の路地にある「Burger & Fils」という手作りハンバーガーショップに行きました。
Webで手軽に食べるにはお勧め、とあったのですが、客がいないwBurger & Fils ファーストフード
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でもオープンしてて、ちゃんと作ってくれました。
ソフトドリンクだとセットで12ユーロぐらい、お酒入れると20ユーロ近くになりますね。
パリはやっぱ物価高いです。 -
2日間のパリ滞在最後は、大好きなアンヴァリッドのライトアップで締め。
この1週間後に行ったら、正面に大きなプレハブができていてビビりました。
この景色遮っちゃダメでしょ!アンヴァリッド 建造物
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最終日。10時の便でウイーンに移動のため、7時のバスで空港に向かうことに。
本当はあと30分早いバスにしようかとも考えたのですが、朝ごはん食べたかったので。
ということで、朝ごはんはリヨン駅前の、日本でもおなじみエリック・カイザー(日本だとメゾン・カイザー)へ。
結果的に、オーストリア航空のチェックインが2時間前からだったので、7時のバスで正解でした。 -
コーヒーとチョコクロワッサン。
日本で飲む普通のコーヒーは「アメリカーノ」で、これにはミルクはつきません。
カフェ・クレーム(Cafe Creme)というとミルクが付いてくるはず。 -
リヨン駅のLe Bus Directバス乗り場から空港へ。
暗いですが、朝7時です。
この時期のパリは夜8時過ぎまで明るい代わりに、朝はこんな感じ。 -
オーストリア航空でウイーンに出発です。
オーストリア航空はターミナル2Dから出発。
Le Bus Directは2Eで終点になっていて、凄く歩きました。
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