2018/09/10 - 2018/09/10
10位(同エリア58件中)
ankhさん
中東の3大遺跡と呼ばれるうち、IS(イスラミックステート)に破壊されてしまったシリアのパルミラ遺跡とヨルダンのペトラ遺跡は昔、訪れたが、レバノンのバールベック遺跡は未だ行ってなかったので、今回ツアーに参加してきた。
中東地域の多くは、最近の情勢から外務省が危険情報が出ている事もあって、行く機会も減ったが、久しぶりに訪れてみると、あのアザーンの音も懐かしく感じた。
レバノンは、地政学的に言って周辺諸国から紛争に巻き込まれたり、内戦も続いたが、私が旅行した地域は、国連の平和維持活動の武装車両も見かけたものの、街は賑やかで、物資も豊富、旅行者から見ると平和を取り戻した感じがした。全行程は8日間で、現地では、6日間滞在した。
世界遺産に登録された遺跡も多く見学してきたので、レバノンという国がどんな国なのか、ご覧になって下さる方の参考になれば幸いと思う。
今回はバールベック編。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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ニハ遺跡の後、いよいよ今回の旅のメインであるバールベック遺跡へ。
その遺跡の近くに、世界最大の切り出された石があった採石場へと向かった。 -
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長さ21.5m、幅4.8m、高さ4.2mもあり、重さは1000~1600トン。
どうやって運んだのかは謎のまま。
人間と比較したら大きさがわかるはず。現代の重機をもってしても簡単に移動する事もままならないのに・・・ -
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横だけでなく縦に切断した石も。
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グレード・モスク。
7~8世紀に建立。 -
いよいよ、バールベック遺跡。
フェニキアの戦いの神、バールがこの地に祀られていたことが名の由来。
建造物の多くはローマ時代のもので「天地創造の神ジュピター」「酒神バッカス」「愛と美の女神ヴィーナス」に捧げられた3つの神殿から成る。
1984年に世界遺産に登録。
ここは、列柱通りの名残り。 -
観光用のラクダ。
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先ずは、3世紀に建立されたビーナス神殿。
神殿の形が貝に似ている事が由来。 -
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復元図。
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ビーナス神殿よりジュピター神殿を望む。
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ここからジュピター神殿とバッカス神殿。
紀元前1世紀半ばから建築が始まり3世紀半ばに完成。 -
復元図。
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12本の花崗岩の石柱が並ぶ入り口。
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階段を上って進んで行く。
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復元図。
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ここをくぐり抜けて六角形の前庭へ。
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六角形の前庭。
空撮でないのでわかりにくいが、城壁が六角形を成しているのは珍しい。 -
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前庭の要塞跡。
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卵と矢じりが、生命の誕生と死を表している彫刻。
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手前の大庭園と左からバッカス神殿、6本の大列柱(工事中)、ジュピター神殿。
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大庭園の左手には神殿を望むための塔跡と奥にあるのがバッカス神殿。
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バッカス神殿をアップ。
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大庭園の前方手前にある記念階段と大列柱。
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記念階段。
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大庭園の前方手前にある記念階段とその奥がジュピター神殿。
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犠牲を清めた水槽。
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二つの祭壇。
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大庭園の右手が、神体安置所。
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オリンポス12神が祀られていた。
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細かい彫刻が施されている。
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記念階段から見る大庭園、中央にあるのは2つの祭壇。
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2つの祭壇。
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遠くの山はレバノン山脈。
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テラスから外壁を見ると予定より狭く造られた。
天井に使われたレバノン杉の長さが足りずに横幅を狭めたそうだ。 -
最奥にあるジュピター神殿。
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切断面が驚くほど平らだ。
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6本の大列柱。
修復の為、残念ながら工事中だったが、高さ22mのコリント式の石柱。
本来、完成時は54本の列柱廊であった。
さぞかし荘厳だっただろう。 -
世界最大の切り出された石。
1000トン以上あるらしい。 -
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復元図。
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バッカス神殿。
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屋根の雨どい。
ライオンの装飾。口から水が落ちる仕組み。 -
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列柱廊。
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上を見上げると、一部落下してしまった。
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毒蛇に噛まれたクレオパトラ像と言われている。
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バッカス神殿の入り口。
2世紀半ばに造られた。 -
ブドウや収穫する女性の彫刻がある。
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鷲と天使のキーストーンも綺麗に残っている。
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至聖所。
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ドイツとの記念のプレート。
この高さまで砂に埋まっていた、大地震の影響も少なかったとか。 -
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ブドウの葉。
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渡り鳥。
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遺跡の下を利用した博物館。
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この後、クサラのワイナリーへ。
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1857年に創業された。
第一次大戦中、防空壕として利用していた地下壕を掘り進めワインを貯蔵。 -
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