2018年８月 ウズベキスタン旅行（その４・タシケント）

2018/08/10 - 2018/08/15

夫婦二人でウズベキスタン旅行に行ってきました。
大統領が変わり、観光産業に力を入れているため、ガイドブックの情報も古くなっていました。

８月１０日　福岡→仁川→タシケント
８月１１日　タシケント→サマルカンド
８月１２日　サマルカンド→ブハラ
８月１３日　ブハラ観光
８月１４日　ブハラ→タシケント→仁川
８月１５日　仁川→福岡

エリア タシケント(ウズベキスタン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: アシアナ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

タシケント駅に戻ってきました。

朝８時５０分です。
今日も定時着です。

タシケント駅 駅

予定にはなかった行程ですが、気のいいドライバーの提案で、日本人墓地に行くことになりました。

日本人墓地に行く前に「1940年代にウズベキスタンで生活していた日本人の記録 資料館」へ。
第２次世界大戦後、当時のソヴィエト連邦に連行された抑留者の生活状況が分かる資料館です。

今の日本が幸せなのは、先輩方のお陰であることを痛感します。
また、この資料館を私費で経営されているジャリル・スルタノフ氏（映画監督）に深謝です。

その後、日本人墓地へ。

日本人墓地 モニュメント・記念碑

ここには、タシケントで亡くなられた７９名の抑留者が眠られています。

ここに弔われた方々、一人一人の名前・出身県が刻まれた記念碑もありました。

冥福をお祈りして、日本人墓地を後にしました。

次に、チョルスー・バザールへ。

チョルスー バザール 市場

２階から撮影した、バザールの全景です。

バザールの中を少しだけ散歩です。

ピロシキを食べました。
１個1,000スムだったと思います。

バザールを後にして、地下鉄で移動です。
写真はチョルスー駅です。

監視のような人がいたので、こっそり撮影しました。

地下鉄の車両内です。

ウズベキスタンでは、女性が乗ってきたら、男性は席を譲る習慣があるとのことです。
妻も席を譲られていました。良い国です。

地下鉄を乗り継いで、ティムール広場へ。

ティムール広場 広場・公園

ティムールの像がありましたが、掃除中でした。

この後、タシケントホテルで3,000円を21万スムに両替しました。

タシケントホテルには、サマルカンド シティ ツアーと書かれたバスがありました。
このバスでサマルカンドまで観光に行くのでしょうか？

ウィンダム タシュケント ホテル

昼食を取って、カファリ・シャーシ廟へ。

フランス人のツアー（２団体）も来ていました。

カファリ シャーシ廟 寺院・教会

中には立派な墓がありました。

徒歩で、バラク・ハン・メドレセへ。

バラク ハン メドレセ 史跡・遺跡

モスクの中は土産物屋だらけでした。

バラク・ハン・メドレセの向かいにあるのが、ハズラティ・イマーム・モスクです。

ハズラティ イマーム モスク 寺院・教会

（上の写真の右側の建物になりますが、）この建物の中には世界最古と言われるコーランが置かれています。（入場料は10,000スム／人です。）

説明書きによれば、ここに置かれているコーランは、３代カリフであるウスマーンが制作したコーランの一つとのことです。
ウスマーンは、このコーランを読んでいる途中に暗殺されたとのことで、コーラン（写本）には血が付いているとのことでした。

このコーラン（写本）は、ティムールがサマルカンドに持ち帰ったもので、一時期ロシアに持ち出された後、ソヴィエト連邦の崩壊直前にウズベキスタンに返還されたとのことです。

写真は撮影できませんでしたが、結構大きなコーランです。

こちらがハズラティ・イマーム・モスクです。

ガイドによると、以前は女性が入場できなかったとのことです。
かなり広いモスクで、建物の中にはお祈りを捧げている方が複数いました。

ハズラティ イマーム モスク 寺院・教会

自動車でウズベキスタン歴史博物館に移動しました。

こちらの写真は、有名なガンダーラ仏です。

ウズベキスタン歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ガンダーラ仏の他にも、様々な発掘物が展示されています。
さすがシルクロードという感じです。

最上階にはウズベキスタンの産業などの展示もありました。
外は暑かったので、休憩を兼ねて、ゆっくりと見学させていただきました。

さらに自動車でナヴォイ・オペラ・バレエ劇場へ。

ナヴォイ オペラ バレエ劇場 劇場・ホール・ショー

この劇場は、タシケントに抑留された旧日本兵などが建設した建物になります。

建物の横側には、日本語で「この劇場の建設に数百名の日本人が参加したこと」が書かれていました。

一通り観光を終えたので、時間つぶしにウズベキスタン工芸博物館を見学。

ウズベキスタン工芸博物館 博物館・美術館・ギャラリー

博物館の中には、ウズベキスタンの様々な工芸品が展示されています。

様々なスザニも展示されています。

ガイドによると、スザニには未完成の部分が必ず１ヶ所残されているとのことです。
未完成の部分を探すのも一興です。

こちらは19世紀に作られた扉とのことです。

夕食前に、こちらからお願いしてスーパーマーケットに連れて行ってもらいました。

現金が少なかったので、VISAカードを使って、カシューナッツを追加購入しました。

夕食を食べて、空港へと向かい、ウズベキスタンともお別れです。

ウズベキスタンは、想像以上に楽しい国でした。
色々と改善されているので、日本人観光客もこれから増えていくのではないでしょうか。

皆さんも、早めに観光されることをお勧めします。

タシュケント国際空港 (TAS) 空港