行きたい所へ行ける幸せ　初の北欧個人旅行３　フロム編２日目

2018/08/07 - 2018/08/15

自分の行きたい所へ自由に行きたい願いから初の北欧個人旅行に行ってきました。
英語が得意な相棒のお陰でとても楽しい旅行になりました。

ノルウェーで一番泊まりたかった「フレトハイムホテル」でぐっすり眠り、すっきり目が覚めた３日目。
青空が見えています。フロムに宿泊したからこそのフロム満喫。
フロムの街をハイキングし、フィヨルド観光船に乗ります。
今日も楽しみますよ！

エリア フロム(ノルウェー)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

＜３日目＞
ソグネフィヨルドが目覚めます。ただいま６：００。
今日は太陽が覗いています。

６：３０
朝一番に朝食に行き、一番座りたかった席でゆっくり朝食。
レストランのサンルームで庭を眺めながらの朝食。
極楽です。

しっかり、たっぷりいただきました。

７：３０
朝の散歩に出かけましょう。
誰もいない広場で観光トレインもひっそりとしています。

今日の客船が入港してきました。
昨日とは比べ物にならない位大きいぞ～。
ＭＳＣの豪華客船　マンションのようです。
この客船でフロム港がいっぱいになってしまうくらい。
最初は喜んでいたけど、この船のお陰で景色が妨げられ嫌になってしまう…。

太陽が昇ってきました。
日の光が当たり、山々が美しい。

フロムの街も生き生きと輝いていますね。
まだ人がいないぞ～。独り占め！

ホテルに戻り、展望台へ。
見てください、この青空！

ホテルのＨＰに出てくるような朝日です。

展望室は５階位の高さです。
この街で一番高い建物です。

あっ、豪華客船マンションの方が高いかな。
ＭＳＣはイタリアの会社の客船だそうです。
人がたくさん降りて来たよ。
旗を持った係員さんの後についてフロム鉄道へ行く人が多かったです。
今日一日フロムに滞在するようです。

９：００　チェックアウト
フロムの街のハイキングに出かけましょう。
フレトハイムホテルの前庭に出ると、こんなかわいいお庭番。
芝刈りを頑張っています。

ハイキングコースは駅のｉサイトでもらいましょう。
「フロムとフロム峡谷を歩く」という日本語のマップが置いてあります。
裏面はフロム峡谷のマップになっているので、フロム駅発のフロム鉄道に乗られる方は、もらってから乗車するとよいですよ。

今日のハイキングは
フレトハイム・カルチャーパークコース
プラス
ルンデ・ブレッケの滝コースに決定
コース入口はホテル左横の児童公園

えっ、こんな怖いベンチ…。　シュールです。

坂道を１０分位登るとこんな絶景が待っています。
フロム港を一望にできます。
しかしＭＳＣの大きいこと。ビックリです。

丘の上一帯は牧場になっています。

牧場越しにルンデの集落。
見る方向を変えるだけで、海から山。
自然を満喫できます。

民家も点在しています。
こんなかわいいポストが並んでいます。
観光客だから「かわいい～」と写真を撮って喜んでいますが、ここで生活するとなると「毎朝ここまで新聞取りに来るんだね…」と現実に戻ります。

コースを左折し、ブレックの滝方面を目指しましょう。
時間のない方は、右折するとホテル裏手に戻ります。
マップによると３０分～１時間コースです。

舗装された道路を進みます。
ブレッケの滝が近付いてきました。

道路はフロム川と線路と並行しています。
のんびり歩いていると気持ちがいいです。

登りのフロム鉄道が来ました。
乗客の皆さんが手を振ってくれます。嬉しくなります。

フロム川に架かる橋手前でマンホールを発見。オシャレ！

フロム川にかかる橋を渡り、ブレッケの滝の麓までやってきました。

ハイキングコースをオールドタウンのフロム教会までのコースと悩みましたが、往復共に同じ道になってはつまらないので、滝方面にしました。
両方行くにはちょっと時間が足りません…。

滝の入口には立派な牛が、悠々と横になっています。
角がすごいね～。

野の花も趣があります。

牧草地の間を走る観光トレインも絵になります。
何度も言いますが、ここに泊って、ゆっくり滞在することができ、本当によかった。

羊も、ノルウェーは羊毛を取る目的で飼育されているそうです。
たくさん食べて、大きく育ってね。

のんびり歩いて２時間のハイキングを楽しみました。
フロム港に戻ってくると、目の前に客船マンションがど～ん！
ここはどこかの都会か？と思えるほどの威圧感です。
今日来た人はフロム港の景色を邪魔されてしまいますね。
お気の毒…。

客船マンションが入らない写真スポットを探しに、港周辺を歩いてみましょう。
フロム駅反対側のマリーナ方面へ進みます。
やった～、客船マンションが入らずにソグネフィヨルドの景色が眺められるよ～！

１１：３０　
フロムマリーナ・カフェ
反対側に来ると、誰もいません。
ちょっと早いけどランチにしましょう。

客船マンションにさえぎられることなく、ランチスタート。
サンルームに陣取ります。こっちに来てよかった！
そして、このチキンクラブサンドは絶品です。
ヨーロッパ系のお客さんしかいない中、アジア人は私たちだけ。
素敵なランチになりました。

１２：００過ぎ
下りのフロム鉄道が到着したようです。
残念なことに日本人の団体さんが来てしまった…。
１３：３０のフェリーまでは自由時間ですよ、と説明されランチスタート。
私たちは最後の散歩に出ましょう。

フェリー乗り場から見えたボートハウスに来ました。
やっぱりマナーハウスのようですね。
こんな所でのんびりバカンスも素敵ですね。

岬の先端から振り返ると先ほどのカフェが。
私たちはサンルームでランチしたね。
絵のように美しいカフェです。

楽しいフロムの滞在が終わります。
行きたい所へ行き、泊まりたいホテルに泊まれる幸せをかみしめ、フェリーに乗船しました。

１３：３０
グドヴァンゲンに向けてフェリーが出発します。
楽しい思い出いっぱいのフロムとお別れです。
再度訪れるなら、グドヴァンゲンからフロムに来るフェリーに乗りたいな。
この景色が近づいてくる方が素敵だと思います。

フロム港 その他の交通機関

波一つない海面をフェリーはゆっくり進みます。
まったく揺れの心配はありません。
ただし、デッキは寒い！
残念ながら雲が多くなってきてしまったから余計です。
船内に席を確保して、時々デッキに出るのがよろしいかと…。

滑るようにフロム港をでたフェリーは、アウルランフィヨルドに進みます。
ここからつながる「ソグネフィヨルド」はヨーロッパ本土最長・最深のフィヨルド。
全長２０４ｋｍ、最深部1,308ｍ、最大幅４kmで、フィヨルドの王様とも呼ばれています。

フィヨルドは崖の高さと同じだけ水が深いと言われます。
その深さが水の色からその深さが分かりますね。
フィヨルドならではの氷河を残す山、突き刺すような断崖絶壁、幻想的な世界が続きます。
これが、氷河によって削られたＵ字谷なんですね～

世界遺産にも登録されているネーロイフィヨルドに入ります。
狭い水路と切り立った崖が特徴です。
ノルウエーの中でも最も狭い、幅２５０ｍぐらいしかないフィヨルドで、世界遺産にも認定されています。
両側に迫りくる断崖絶壁の絶景を楽しむことができます！

所々に小さな集落が。
夏の間だけ、生活している人もいるそうです。
そんな生き方もあるのですね。憧れます。

山の上には無数の湖や雪解け水があり、あちらこちらから滝がフィヨルドに直接落ちてきています。

Ｕ字谷の中心にグドヴァンゲン港が見えてきました。

港の後方にそびえ立つ絶壁の山々。
ノルウェーの大自然を表現している風景です。
約２時間のフェリーの旅を満喫しました。

１５：３０　グドヴァンゲン着
フェリーの前面が、ジョーズの口のように跳ねあがります。
下船すると、目の前に次のバスが待ち受けています。
１５：４０発のバスですので、みんな一目散にバスに乗り込みます。
港周辺の景色を見たり、レストハウスに寄る暇もありません。
ちょっと、味気ないですね～。

グドヴァンゲン港 その他の交通機関

１５：４０　バス出発
ヴォスに向かうバスの一番のお楽しみはスタルハイム渓谷のつづれ折り。
山道の始まりはスタルハイムホテル。
海抜370mの崖の上に一軒だけ建つ山頂ホテルです。

Stalheim Hotel ホテル

スタルハイム渓谷の山道は1.75kmほどの道で、標高差258mを下ります。
５～９月だけの経由だそうです。
ソグネフィヨルド周遊コースでミュルダール経由だと山道は通らないかと思っていましたが、しっかり通りました！
この期間はどちら経由でも通ってくれるみたいですね。

１３のヘアピンカーブが連続する山道を下ります。
日光のいろは坂よりカーブが急です！
運転手さんは神業のように坂道を下ります。

途中の滝では写真ストップもしてくれます。
このバス、座席は左右どちらでも楽しめました。

１７：００　ヴォス着
ヴォス駅が改修で工事中のため、駅から少し離れたバスストップで降車です。
係員さんが案内してくれるので、迷わず駅に行けます。
私たちはみんなと反対方向へ。
乗り換え時間が４０分位あったのでヴォス教会へ行ってみました。

ヴォス教会 寺院・教会

ヴォスの街も素敵ですよ。
駅前にはこんな湖？が広がっています。
残雪を抱いた山々に囲まれたテントサイトでゆっくりも良いですね。

ヴォス駅 駅

１７：４０　ベルゲン鉄道でヴォスを出発
帰りの電車は指定席です。満席でした。
１時間の車窓の景色を楽しみました。

１８：５５　ベルゲン着
テルミナスホテルに戻り、預けていたスーツケースを受け取り、お部屋に入りました。ふぅっ。

１日目のトラブルから始まり、寒さにさらされた相棒が体調を崩してしまいました。
明日からに備えて今日はゆっくりお部屋で休みましょう。
ルームサービスでお願いしたハンバーガー。
お肉がジューシーでおいしい。それ以上にポテトがおいしい！
今回の旅で初めてバスタブにつかり、体を温めました。
お休みなさい。

Grand Hotel Terminus ホテル