2018/08/10 - 2018/08/13
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jh2fxvさん
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今年の盆休みは休暇を取得して混雑を避け帰省しました。
そのついでに猛暑の中、愛知県の蔵のまち『半田』と焼き物の街『常滑』を散策しました。
そのスタートは半田のMIZKAN MUSEUM。
創業200年以上続く世界のミツカングループが運営し、ミツカンの酢づくりの歴史、醸造技術、ものづくりへのこだわり、食文化の魅力を、次世代へ伝えてゆく事前予約制体験型博物館で、2018年7月23日にリニューアルオープンしました。
館内は『大地の蔵』『風の回廊』『時の蔵』『水のシアター』『光の庭』と題された5つの展示ゾーンに分かれて紹介され、見学はスタッフ同行の所要時間90分のガイドツアーで9:30~15:30まで30分毎に開催されています。
MIZKAN MUSEUM(愛称MIM)
開館時間:9:00~17:00
休館日:木曜日、年末年始、8月12日~16日
入館料:大人300円、中高生200円、小学生100円
予約HP:http://www.mizkan.co.jp/mim/
【2018盆休み帰省の旅行記】
【Part2】 猛暑の中(^▽^;) 愛知の蔵のまち 半田を散策
https://4travel.jp/travelogue/11389592
【Part3】 ねこ(=^・^=)好きにはたまらない常滑やきもの散歩道
https://4travel.jp/travelogue/11390767
【Part4】 世界最大級の常滑焼招き猫が鎮座するイオンモール常滑
https://4travel.jp/travelogue/11394339
【Part5】岐阜駅周辺プチ観光紹介(^^ゞ
https://4travel.jp/travelogue/11396079
【Part6】岐阜のマチュピチュ(天空の茶畑 上ヶ流)に行ってきた
https://4travel.jp/travelogue/11396566
【Part7】朝の『うだつの上がる町並み』をぶらっと歩いてみた
https://4travel.jp/travelogue/11398855
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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イチオシ
ミツカングループ創業の地、愛知県知多半島に位置する半田市。
立派な本社ビルが建っています。 -
イチオシ
真っ黒な板塀の建屋には白のお馴染みのロゴマーク。
工場は半田運河沿いにあります。 -
半田運河の両岸にはミツカンの工場が建ち並びます。
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これがMIZKAN MUSEUM。
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MIZKAN MUSEUMは事前予約制で予めインターネットか電話で予約が必要です。
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ご利用案内の上のある『MIM』の文字はMIZKAN MUSEUMの略称。
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敷地内には鳥居があって・・・
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小さなお稲荷様も・・・
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これがリニューアルされたばかりの入口。
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入館してすぐ右に受付があります。
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受付でパンフレットと首から下げる入館証をもらいます。
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予約時間になったら約90分のツアー出発となります。
時間配分はガイドツアー70分+自由見学エリア20分です。 -
館内は『大地の蔵』『風の回廊』『時の蔵』『水のシアター』『光の庭』の5つの展示ゾーンに分かれています。
ゾーン1は『大地の蔵』
ここは江戸時代の酢づくりと現在の醸造の様子を展示しています。 -
昔の酢づくりの工程。
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半田市は江戸時代から日本有数の酒づくり地域で、酒以外に味噌や醤油、酢などの醸造品もつくらしいです。れてきました。
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ミツカングループ創業家である中埜家は、もともと酒づくりをしていて、酒づくりの過程で余る酒粕の有効利用として酢づくりを始めたということです。
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現代の酢づくりの様子が上から見えるフロアには圧搾機やもろみづくりのタンクが見えました。
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建物の天井や梁、柱、桶などの一部は実際に使用されていたものを利用したそうです。
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巨大な樽が沢山置かれています。
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ガイドさんから当時の酢づくり行程の説明を受けます。
酢って酒粕に水を加えて、もろみをつくり、もろみから酢もとを絞り、酢もとに酢酸菌を加えて発酵させるそうです。 -
酢づくりの職制です。
今で言う会社の役職ですね。 -
今で言えば作業着。
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『大地の蔵』ゾーンの次には発酵室があり、実際に液体の表面に酢酸菌によってつくられる菌膜が見られます。
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看板に書かれている毎時5回静置発酵桶の蓋が2分間開きます。
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これが液体の表面に酢酸菌によってつくられる菌膜。
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ここで発酵させたお酢は、ミツカンのブランド第一号『三ツ判 山吹(みつばん やまぶき)』という粕酢です。
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次の展示室。
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酢を運ぶ桶は2つで15kg。
天秤棒のおかげで楽には持ち上げられますが、実際の職人はこの3倍ほどを担いでいたらしいです。 -
樽に酢を詰める際、職人たちは音で量を判断したということ。
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木槌で叩いてその音の違いで量を計ったとのことです。
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中庭が見えます。
屋根の上に見える煙突は、太陽熱を利用した自然換気システム。 -
2つ目は『風の回廊』ゾーン。
山下達郎の歌に同じタイトル名の曲があったな。 -
半田の山車31台分の法被をモチーフにした暖簾がズラリと並びます。
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半田市の懐かしい情景が収められた写真も展示されています。
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昔の半田運河とミツカン工場はこんな感じ。
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JR(旧国鉄)の半田駅。
左端の跨線橋は現在も使用されている日本最古の跨線橋。
半田に到着した時にこの跨線橋渡ってきました。 -
暖簾の通路の突きあたりの窓からは、ミツカンのCMにも登場した半田運河沿いに並ぶ黒板塀の建屋が見えます。
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3つ目は『時の蔵』ゾーン。
館内に板塀の建物があってそこの扉から入ります。 -
イチオシ
時の蔵に入ると、江戸時代に半田から江戸まで酢などを運んだ弁才船があります。
長さ約20m、重さ約20tの実物大、下にいるガイドさんと比べるとその大きさがわかります。 -
この船で半田から江戸まで約1週間、約46.5tの荷物を運んだそうです。
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ミツカンの歴史が年表で紹介されています。
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ミツカングループの歴史が絵巻物のように描かれています。
江戸時代に現代の握りずしの原型である早ずしに合う酢として米酢よりも安い粕酢が江戸の有名すし店も使うほど人気だったそうで、そこから販路を拡大してきたとのこと。 -
江戸時代の勘定帳など。
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1887年に登録されたミツカンのロゴマークの由来が紹介されています。
ミツカン(三ッ環)の商標の又左衛門家の家紋は『三』
三文字の下に『○』をつけたのは『天下一円にあまねし』という易学上の理念を表しているそうです。 -
ミツカンは酢や味ぽんだけでなく、納豆の『金のつぶ』でもお馴染みです。
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イチオシ
この船には実際に乗船できるとのことで甲板上まで移動します。
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船の甲板の上から館内壁面の大型スクリーン映像を立ち見する設定で、半田から江戸までのお酢を運ぶ航海の映像が流れます。
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ゾーン4の『水のシアター』
映画館と同じ造りで、スクリーンからは食と命のつながりを表現した映像が9分間流れます。
映画館で映画を見たシーンと想像してください。 -
最後のゾーン5は『光の庭』
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こちらは中庭です(^^ゞ
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ここは大きなガラスから光が入るフロアに体験コーナーがあります。
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見学者全員へのおもてなしとして本日のお酢ドリンクが無料で試飲できます。
ブルーベリーとりんご酢があり、どちらもあっさりしていて飲みやすかったです。 -
イチオシ
そしてテーブルの上に広がる膨大な数の握りずし(笑)
もちろん食べれませんが『すし大陸』と名付けられた20種類以上の握りずしが1000貫以上が並ぶ光景(*^▽^*) -
種類もいろいろ。
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うなぎも不良で高価な食材となった今、アナゴでも食べたいですわ。
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本物みたい。
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これは江戸前寿司の販売風景を再現。
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江戸時代末期当時の握り寿司を再現したもの。
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このゾーンには『味ぽんスタジオ』というブースもあります。
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ここでは自分の写真を味ぽんのラベルにしたマイ味ぽんが作れます。
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実際に寿司を握ってみる、『なりきりすし屋さん』のブース。
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90分の見学を終えて入館証を返却。
初めてきたのでリニューアル前がどうだったのかは分かりませんが、最後まで見終えた感想としては、実際の製造工程を見る内容が殆ど無かったことが残念な点でした。
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2018盆休み帰省
この旅行記へのコメント (2)
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- Juniper Breezeさん 2018/09/01 19:54:31
- 私も先週末に知多半島行きました!
- jh2fxvさん、こんばんは。 いつも訪問ありがとうございます。 私の方はなかなか時間がなくてお邪魔できずスミマセン…。 今回は、TOPページに出ていた旅行記が目に留まり、夏の帰省旅の旅行記1~4を一気に拝見させていただきました! 実は先週末、滋賀からのドライブ旅でちょうど同じ場所を訪れたので、勝手に親近感わいて楽しく読ませていただきました。
ミツカン・ミュージアムも常滑も同じような感じで行きましたが、イオンモールは行かなかったんですよね…。 ハリボテじゃないあの巨大な招き猫、見たかったなぁ~。 私の知多半島を訪れた旅行記を公開できるのは何か月後かも分かりませんが(未だにGW旅行記書いてるので(笑))、頑張って書こう!って感じですね。
また、色々と訪れた場所の旅行記、楽しみにしてますね。
Juniper Breeze
- jh2fxvさん からの返信 2018/09/02 06:09:06
- Re: 私も先週末に知多半島行きました!
- Juniper Breezeさん おはようございます。
いつも訪問頂きありがとうございます。
知多半島行かれたんですね。
自分も愛知、岐阜に住んでいた時はよくドライブしていました。
いつもは生きてる猫ですが、ここは作品猫だらけの街でした(笑)
確かに自分が行った場所が記憶が新しい時に出てくると、そりゃー親近感わきますね。
今、GW旅行記ってことは涼しくなるころ登場かな(^^ゞ
UP!お待ちしております。
jh2fxv
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