褐色の大地をゆく、２　サザンクロス街道を南下せよ！

2018/07/03 - 2018/07/04

７月 ３～４日 タナ→アンツィラベ


不思議な進化をしたマダガスカル。

最初にその島の名と出会ったのは、サン テグジュペリではない。
実は北杜夫の紀行文が先だった。
氏は、鉄道好きの友人とオンボロ列車に乗り旅をする。
ユーモア溢れる展開に、私の頭の中は見知らぬ国に引き込まれて、いつの間にか冒険をしていた。



私たちは、タナから『サザンクロス街道』を南下し、アンツィラベに向かう。

街道は、アスファルトでこそあれ、道幅は狭く左右に曲がりくねる。
しかも、路面のメンテナンスはおざなりで、大きな穴もありデコボコしている。
我々の感覚では、国道に「この名を冠するか？」って感じ。


アンツィラベを通り、車は西へ進路をとる。


やがて夕闇が迫るバオバブの大木の影にムルンダバが見えてきた。

エリア モロンダバ(マダガスカル)

郊外へ

郊外の風景です。

『サザンクロス街道』と立派な名前が付いているが、

けっこう、ハード！

不思議な風景や

センターラインのない細い道が続く

町に着く。

アルミの町、アンベトランティ

村に入ります。

村の入り口

車は少なく、自転車が多いですね。

村の中心部

車が去ると、ノンビリ

小さな村にも、トラックが我がもの顔

村の人々

村の人々

牛車でも荷を運びます。

また山を越える。

内陸の町が見えてきました。

活気があります。

村の女性たち

働き者ですね！

村の小さなバス

生活物資を運ぶトラックが多い。

この辺りの道は、舗装されていない。

雨が降ると水たまりが

子供たちは、道路の補修をする代わりに、通行する車両から労働費を貰っています。

草原に入ります。

しばらく走ると、

見えてきました、バオバブ！

ムルンダバの町が見えてきました。

ムルンダバ

バオバブがたくさん見えてきました。

見事ですね。

家畜は、彼らの財産です。

道路では「牛」が優先。

大空に向かって！

バオバブ並木に入ります。

並木道

樹齢５００年以上の木も

地元の人と

威風堂々

陽が西に傾きます。

壮大な景観

ゆっくり

鑑賞しましょう♪

刻々と

時が過ぎ

陽が

落ちる。

時の流れに

身を任せます♪

絶景に

言葉を

失います。

茜色の空

人々の姿

じっと、

褐色の

大地を

焦がした赤い太陽

やがて、地平に沈みました。

この旅行記へのコメント （1）

• unotvxqさん 2018/08/12 16:05:19

  いいね！

  　いつか行きたいです！