2017/12/31 - 2017/12/31
883位(同エリア1598件中)
Rinさん
この旅行記のスケジュール
2017/12/31
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考古学のコレクションでは世界指折りと言われるアテネ考古学博物館。
地下鉄で行くにはちょっと不便な場所なのでバスで行こうとしたけどバス停の場所が分からず歩き+バスでなんとか到着。
なぜかガイドブックい書いてある入場料より安い値段で入れた。
チケット見たらReduceって書いてあったからなんかの割引だとは思うけど…何?
大晦日割引??
さすがのコレクションに圧倒され気づいたら時間がたっている状態。
おかげでまた昼ご飯がとんだ(笑)
その後は新アクロポリス博物館に移動しこれまた博物館堪能。
最後は年越しでシンタグマ広場に行ったらものすごい人。
でも特にカウントダウンイベントをしているわけではなくみんなてんでばらばらに騒いでいるだけで気づいたら年が明けていた。
まぁ海外の年越しなんてそんなもんだよね。
詳細は旅行記をどうぞ。
12/29 関空→北京→
12/30 アテネ、スニオン岬
12/31 アテネ
1/1 アテネ
1/2 コリントス運河、ミケーネ遺跡、ティリンス遺跡
1/3 アテネ→
1/4 北京→関空
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
アテネ国立考古学博物館(National Archaeological Museum of Athens)。
1829年に設立され、現在の建物は1866~1889年に完成したもの。
ギリシア各地で出土した展示品を集めたギリシア美術に関する世界有数の博物館。
この旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11385705
の続きです。 -
まずは入場券を購入。
ガイドブックには10ユーロと書いてあったけど5ユーロ。
あれ?と思ってレシートを見ると「reduce」の文字が。
なんの割引だろう?
あとで知ったけどどうやら冬はオフシーズンだからか入場料が夏の半額になるらしい。
いい制度だ! -
入口正面の部屋はミケーネの部屋。
ここにはひときわ目を引く黄金のマスクが展示されている。
この写真の中央上。
この旅行記のTOP写真。
これがシュリーマンが1876年にペルポネソス半島付け根近くに位置するミケーネの円形墓域Aから発見した「アガメムノンのマスク」
これはアガメムノンのデスマスクと言われる黄金のマスク。 -
シュリーマンはこの黄金のマスクだけでなく数々の黄金製品を発掘し、ホメロスが謳った「黄金に満ちたミュケナイ」が物語ではなく事実であることを明らかにした。
小さい頃に読んだホメロスを信じて見事発掘した執念はすごいの一言。 -
ミケーネ遺跡で発見された壁画も展示されている。
ミケーネ遺跡には明日行く予定なのでここでちょっと予習。 -
オフシーズンとは言っても観光客は多い。
-
こちらはズラリとギリシャ彫刻の並ぶ部屋。
どれもすごいけどこの部屋の必見作品は… -
部屋の中央に展示されている「馬に乗る少年」
この作品は海底から見つかったらしい。
よくまぁこの姿で残っていたもんだ。 -
後ろの展示は屋根の部分の彫刻をその場所に置いて再現しているもの。
-
これも必見!
ミロス島のポセイドン像(前130年ころ)。
躍動感があるね。
足元にいるのはイルカ。 -
上の中央はマラトンの少年(古典期末期)、左はアンティキセラの青年(古典期末期)。
アンティキセラの青年はメドゥーサの首を持つペルセウスとも、リンゴを持つパリスとの説もあるそうな。
確かになんか持ってたのかな?という手の形。 -
左上:アウグストゥスかな?
左下:人々の生活を描いたレリーフで犬と猫を戦わせる人の姿が彫られている。
右下:クーロス像(青年像) -
古典期(前480~前330年)の部屋にあったポセイドン像。
と書いといてあれだけど実は最近ではポセイドンではなくゼウスだという説が有力らしい。
ポセイドンの武器は三叉の鉾。ゼウスの武器は雷霆。
この像のポーズだと三叉の鉾を持つのは不自然で、雷霆を振り上げているところとするのが自然ではないかというのがゼウス説の根拠。
まぁ言われてみればそんな気がする。 -
人が少なくなった隙を狙ってパチリ。
さて次は2階だ。 -
壺などの展示。
右下のアヒル(?)のカップがかわいい。 -
ティラ・ギャラリー(前17世紀)
ティラ・ギャラリーは前17世紀の大噴火で火山灰に埋もれたサントリーニ島(ティラ島)のアクロティリ遺跡からの出土品を展示する部屋。
こちらは「百合と燕」。
花が咲いている春の情景が描かれた色彩豊かな壁画で、春のフレスコという愛称がついているらしい。 -
左はサントリーニのアクロティリ遺跡で出土した壁画「ボクシングをする少年」
教科書で見たことある気がする…。
なんと紀元前16世紀後半のもの。
右は「鹿」
まぁ題名はそのまんま(笑) -
2階はさほど広くなかったのでさくっと見学終了して1階に戻って来た。
-
ここは企画展エリア。
青を基調とした照明が綺麗。 -
左は古典期のディアドゥメノスの像。
男性の理想的体型を表現している像とされているらしい。
右はデロス島で発見された「アフロディーテと牧神パンとエロスの像」(前100年ころ)
言い寄るパンをアフロディテがサンダルで打とうとする場面らしい。 -
右のバイアエのアフロディーテー像は前4世紀の像の模刻。
模刻でも紀元前4世紀って…。 -
黄金は何年たってもその輝きを失わない。
-
キクラデスの部屋。
キクラデス文明は大小200もの島々からなるエーゲ海のキクラデス諸島で紀元前3000年ころから起こった初期青銅器時代の文明。 -
キクラデス文明って知らなかったけどこれが結構面白かった!
この2つすごく小さな彫刻なんだけどなんかちょっと宇宙人っぽい。
ギリシャ彫刻=大きいというイメージだったけどそうじゃないのもあるんだ。
左:ハープを奏でる人
右:アウロスを吹く人 -
結局1時間半見学。
もうちょっと見たい気持ちがあったけど今日は大晦日。
観光施設も早く閉まる可能性があるので早めに切り上げる。
明日の元旦はおそらく全部閉まっているから今日中に見学しなきゃね。
博物館前のバス停からバスに乗ってシンタグマ広場へ。 -
シンタグマ広場の近くにでランチ!と思ったけど…ピンとくるお店が見つからない。
代わりに見るからに甘そうなケーキなど発見。
多分これ、無理だな。 -
イマイチだったので次の目的地新アクロポリス博物館の近くで店を探そうと地下鉄で移動。
-
シンタグマ駅にはちょっとお店もあった。
そういえば十◯年前に来た時はアテネオリンピックの前で空港までつなげる地下鉄が工事中って言ってたなぁ。
確かその時シンタグマ広場も工事中であんまり見られなかった覚えがある。 -
あの時はツアーだったしあんまり覚えてないけど添乗員さんが「もし道に迷ったらシンタグマ!と言えば誰でもわかるので連れてってもらえます」と言ってたことは覚えている。
そのアテネの中心のシンタグマ駅、自動券売機は大行列だったので窓口でチケット購入。
今後のことも考えて数枚買っておいたら…結果的に1枚余った(^_^;)
アテネの地下鉄は自動改札があった。 -
新アクロポリス博物館があるアクロポリス駅は1駅なのですぐ。
駅の地下には発掘品が多数展示されている。
さすがアクロポリスの丘の最寄駅。 -
さてお昼はあるかな?と駅を出るとカフェ発見。
時間もあんまりないしこういう所でサクッと食べてしまおう。
カプチーノ3ユーロとほうれん草のパイ2.6ユーロをいただく。
パイは温めてくれた。
なかなか美味しかった。
無料Wi-Fiも飛んでいたので助かった。 -
さてお腹も落ち着いたところで観光再開。
すぐ近くの新アクロポリス博物館へ。
が、入口の前に今日は15時までです、の張り紙が。
現在14時を過ぎたところ。
ということは1時間も見学出来ない。
が、明日の元旦はきっと休みだろうし、2日は1日オプショナルツアーに参加するから来られない。
3日は10時前には空港行きのバスに乗らなきゃいけないのでここにくるチャンスは今日だけ。 -
なので例え30分位しか見学出来なかったとしても見学するという選択肢しかない。
ということでチケット購入。
チケットを購入する時も「今日は15時までだけどいい?」と確認された。 -
チケットを購入した時に国籍を聞かれたので日本人です、というとあっちに日本語のパンフレットがあるからもらってね、と。
これは助かる。
チケット代は5ユーロ。 -
アクロポリスの丘のジオラマもあって入る前からアクロポリスの丘が楽しめる趣向。
-
時間もないしまずは中に入りましょ。
入口は自動改札。
チケットをかざせば中に入れる。
で、写真OKなのはここまで。
中は基本的に撮影禁止。
アクロポリスの丘で発掘されたギリシャ彫刻が大量に展示されていて素晴らしい。
2階はギリシャ彫刻のギャラリー、3階はレストランになっていた。
4階にはパルテノン神殿の屋根の部分の彫刻が屋根の形に沿って展示されていて面白かった。
なのでパルテノン神殿に残る彫刻は全てレプリカってことだね。 -
新アクロポリス博物館は基本的に撮影禁止なんだけどこの博物館目玉アレクティオンの女神像のみは撮影OK!
アレクティオンの女神はエレクティオンの神殿南西側にある6人の美しい乙女を象った柱。
この柱は、カリアティードと呼ばれ、神殿の屋根の一部を支えている。
現在、神殿を支えるカリアティードは、6本すべてがレプリカ。
オリジナルのうち5本はここ新アクロポリス博物館に展示されている。
残り1本は、19世紀に国外に持ち出され、現在は大英博物館にある。 -
後ろの髪の毛の質感が見事に表現されている。
閉館ギリギリまで見学するつもりだったけど閉館10分前くらいから係員の出ていけの圧がすごくて15時前には外に出されてしまった…。
海外の「閉館時間」は「入口を閉める時間」なのは知ってるけどギリシャもか…。 -
なので入る時はあんまり見てなかった入口外の遺跡を見学。
掘れば遺跡の出るギリシャ。
そのせいで地下鉄の延長工事も大変だったらしい。
ローマも似たような話聞くし、日本では京都も同じ状態らしい。
歴史ある街は大変だ。 -
新アクロポリス博物館は展示室が前面にガラス張りですごく開放的で明るかった。
4階の展示室からはアクロポリスの丘が綺麗に見えて素晴らしい眺めだった。
そういう意味でも訪れる価値のある博物館。 -
さて次は近くのゼウス神殿に行こうとてくてく。
観光地でよく見る2階建の市内周遊バスがここアテネにもあるみたい。 -
この道路を渡った所にあるのがハドリアヌスの凱旋門。
これを避けて道路を作ったという感じ。 -
この写真だと分かりやすいかな。
ハドリアヌスの凱旋門のすぐ前が道路になっている。 -
そしてそのすぐ近くにゼウス神殿(Temple of Olympian Zeus)。
ゼウス神殿はオリュンポス十二神の主神ゼウスに捧げられた神殿。
紀元前550年頃に建設が始まったが、建設中断や放置、破壊などを経て、初代ローマ皇帝アウグストゥスの統治時代に建設が再開され、紀元後132年に完成。
しかし、東ローマ帝国の皇帝テオドシウス2世はゼウス神殿を否定したため、その後神殿は破壊された。 -
まずは柵の間から写真を撮る。
この時既に敷地内に人はいない…。
なので予感はあったけど取りあえず入口まで行ったら…今日は15時までの張り紙。
まぁそうだろうな。
柵の間からは見られたからよしとしよう。 -
この近くにガイドブックにも載っているギリシャヨーグルトのお店があるので行ってみる。
お店の名前はフレスコ ヨーグルト バー。
ヨーグルト
ギリシャヨーグルトの配合率が選べる。
試食もさせてもらえたので食べてみたところ配合率が高いほどねっとりしている。
そしてねっとりしている方が美味しい!
なので配合率高めの8%のギリシャヨーグルトにする。
トッピングはジャムやチョコ、ナッツ類から選べてそれぞれに値段が設定されている。
迷った末にストロベリージャムをかけてもらう。
お値段は2.8ユーロ。
お店の前にイスとテーブルが置いてあったので座っていただく。
美味しかった。 -
帰りはのんびり歩いてシンタグマ広場まで戻る。
途中にあった英国教会は閉まってた。 -
続いてロシア教会は入口で作業をしている人が。
新年の準備かな?
ここも閉まっている。 -
光る風船が大量に置いてあった。
あとで売るようかな?
しかし昼間見ても全くそそられない…(^^;; -
こちらは日本食レストラン。
アテネでもちらほら見かけた。 -
ホテルの近くをちょっと散策。
真冬でもテラス席が人気のよう。
まぁアテネ冬はそこまで寒くないというのもあるのかな。 -
ホテルから1番近いスーパーでちょっとだけ下見。
小さなスーパーで品揃えもイマイチ。 -
それからホテルへ戻る。
部屋だとWi-Fiが繋がらない可能性があるのでロビーで夕食をどうするのかいろいろ調べてみる。
ここで日本人のご夫婦とちょっとおしゃべり。
彼らも昨日着いたらしい。
アテネに来たのはカタール航空のチケットが年末年始のこの時期で燃油込みで7万円代だったからとか。
安い!
明日はどこも休みだろうから1日エーゲ海クルーズに参加するらしい。
それが正解かも。 -
再び外に出て中央市場に行った時に見つけたスーパーへ。
こっちの方が品揃えがいい。
アジア食材もちょっと売ってた。
ここでちょっとお土産購入。 -
その帰り道に気になっていたZisis Fish in the Coneへ。
シーフードのお店みたいで持ち帰りのフリットが5種類くらいあってどれでも3.9ユーロ。
イカのフリットを注文するとその場で揚げてくれた。
野菜とレモンを添えて完成。
出来立て美味しい!
野菜は別にいらないんじゃ…と思ったけど食べてみるとフリットによく合う。
これはないといけない! -
フリットを食べてホテルでちょっと休憩。
今日は部屋でもWi-Fiが繋がる。
昨日はなんだったんだろう?
1時間ほど寝る。
昨日ガイドさんがシンタグマ広場では大晦日はコンサートイベントがあると言っていたので23:40頃ホテルを出てシンタグマ広場に向かうと広場はすごい人!
が、人は多いもののイベントしている感じはない。
みんな好き勝手に年が明けるのを待っている感じ。 -
12時が近づくにつれてどんどん人は増えてくる。
そしてそろそろ12時過ぎたんじゃない?って頃にアクロポリスの丘の方向に花火が上がっている音が!
シンタグマ広場からは全然見えないので、音のする方向に急いで移動。
広場の端から辛うじて見えた。 -
でも木が邪魔で花火が半分しか見えない( ; ; )
広場ではてんでバラバラに騒ぐ若者たち。
シンタグマ広場はカオス状態。 -
しばらくすると花火も終了。
5分くらいだったんじゃないかな?
あっという間に終わった。 -
12時過ぎても通りは人通りが多く治安の不安はない。
とは言ってもすることないのでホテルに戻る。
これならシンタグマ広場じゃなくってアクロポリスの丘が見える場所で年越しを待てば良かった。
そしたら花火も見られたのに。 -
そうだ!
ホテルのレストランからなら見えるはず、と思ってホテルに戻って最上階のレストランへ。
が、レストランはとっくに閉店。
そりゃそうか。
年末だから特別営業とかしてるかなぁ?って思ったけどそんな気配なし。
レストランのガラス越しに辛うじて見えるアクロポリスの丘を撮ってみる。
そして部屋に戻って寝る。
本日の歩数計は23,671歩。
この旅で1番歩いたのはこの日だった。
この続きの旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11386472
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