2018年7月8日一次帰国休暇　上海、黄山旅行

2018/07/08 - 2018/07/08

夏の一時帰国時期になりました。大学の友人から同窓会のお誘いを受けて金曜日に日本に帰国して土曜日に同窓会に出席しました。
いつもなら日本についた翌日に旅行に出かけ終盤１、２泊実家に泊まってインドに戻るのでちょっと長めに旅行時間が取れるのですが、今回はいつもよりも1日短くしないと自宅に帰る時間が減ってしまいます。
今回は中国の安徽省黄山に行くことに決めていましたが、ここには1.黄山2.安徽南部の古村落の２つの世界遺産があり、現地で３日間は必要だろうと思っていましたが、計画を立てるとギリギリの時間でなんとか２日間でいけるかな？という計画を立てることができました。チケットの購入寸前まで迷いましたが黄山市を2日で周り、３泊４日の旅行にすることにしました。

旅行計画はこちら。（本当のスケジュールはスケジュール欄を参照）

★7/8★←この旅行記
6:03名鉄岐阜→7:03中部国際空港　ミュースカイ中部国際空港行き
9:00中部国際空港→10:45上海浦東空港　日本航空JL883便
外灘見学
18:07上海紅橋→22:15黄山北　G1516次列車
駿怡連鎖酒店（黄山バスターミナル店）宿泊
7/9
8:00出発　安徽南部の古村落ー西逓、宏村　見学
夕方雲谷ロープウェイで黄山山頂に登る
黄山獅林大酒店宿泊
7/10
黄山見学
午後雲谷ロープウェイで下山
22:05黄山空港→23:20上海紅橋空港　FM9266便
上海中航紅橋機場泊悦酒店泊
7/11
豫園見学
上海浦東17:35→名古屋21:05 JL884便

どうしても気になるのが黄山市を2日にしたこと。移動などの時間が問題ないのか？最後まで若干の不安を持ったまま出発を迎えました。

7/8
前日7/7は夜まで飲んでいましたので、一睡もせずに5時40分にチェックアウト。
ホテルから名鉄岐阜駅まで歩いて名鉄ミュースカイで旅行スタートです。
上海まで移動して乗り換え時間を利用して30年ぶりに外灘を見て回ります。

暑かった。いや、本当に暑かった！！

中国旅行1日目スタートです。

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

5:40にホテルを出ました。名鉄岐阜駅に歩いて向かいます。
朝早くて車が通っていません。

5:45に名鉄岐阜駅に到着です。

8分待つと名古屋方面から名鉄2000系列車がやって来ました。
折り返して６時発のミュースカイ中部国際空港行きになります。

ミュースカイ用の名鉄2000系列車は全車指定席で、青いリクライニングシートの車両です。

西日本豪雨は前日で一段落したようでこの日は雨は上がっていましたが、

木曽川は靄をかぶって温泉のようになっていました。

電車は愛知県に入って新木曽川駅を過ぎると名鉄はJR東海道本線と並行して走ります。
回送列車の313系電車がしばらく並行して走りました。

朝ごはんに昨日買った清水屋、生クリームパンとブラックの缶コーヒー。

買っていたのはストロベリークリームパン。とろけるように美味しいパンでした。

岐阜から乗ること１時間。
7:03に中部国際空港駅に到着です。

予約したあったモバイルWi-Fiを受け取って

中部国際空港に向かい、JALカウンターでチェックイン。
飛行機は満席だそうで、空席調整で、ビジネスクラスにグレードアップしてもらえました。

チェックインを済ませて安全検査に向かいます。

今回はビジネスクラスにグレードアップしてもらえましたがラウンジは当然使えません。

JL883便上海浦東行きは一番奥のゲート12番搭乗口から搭乗です。
一番奥なので機体の写真が取れないのよね～！

人生２度目JALのビジネスクラスの食事です。
奥のお皿が前菜。子牛のテリーヌ、アボガドのフリッター、スモークサーモンとスライスオニオンのマリネ。
スープはキャベツとベーコンのスープ
フレッシュサラダ　ビネグレットドレッシング

手前のお皿はメインディッシュ。　奥三河どりのローズマリー風味グリル　くるみクリームソース

デザートはハーゲンダッツバニラアイスクリームとブラックコーヒー

この飛行機のビジネスクラスのシートはJAL SKYLUXE SEAT。

上海浦東空港では沖留めでした。

乗って来た飛行機はボーイング737-800。
１本通路のナロー機です。

浦東空港は何度もきたことがありますが、ターミナル１を使うのは初めてです。

入国審査、税関検査を済ませてターミナル２の方向に向かいます。
目的地はマグレヴ（リニアモーターカー）の駅。

歩くこと５分。マグレヴの浦東空港駅に着きました。

上の写真の改札の横にチケット売り場があります。
ボーディングパスを見せると普通席５０元の料金が４０元に割引されます。

上海浦東空港駅はマグレヴが到着するまで改札を入ってすぐの待合室で待つことになります。

到着しました。乗り込みます。

普通席は２：３の新幹線と同じ配列。椅子は回転もリクライニングもありません。

この時間帯は最高速度300km/hで運転中。

磁鉄龍陽路駅に到着しました。

地下鉄龍陽路で地下鉄２号線にのります。

降りたのは南京東路駅。都会だ！30年ぶりにここには来ました。
記憶と全然違う街並みです。何よりトロリーバスが走っていないわ！
南京東路駅到着時刻は13:50。昼食を取ります。

上海といったら上海ガニ！
というわけで南京東路駅から近い有名店成隆行　蟹王府に行きます。

中は清朝時代のイメージなのかな？
伝統あるお店って感じです。

とにかく外は暑かったから、なにはともあれよく冷えた青島ビールを注文。

上海料理といえば小籠包。かにみその小籠包を注文。

上海ガニを食べるなら、蒸し上海ガニ。
お願いしたら服務員の女性がバラしてくれました。

締めは坦々麺。

外灘に向かって歩きます。
この写真は九江路を江西中路との交差点。
ここから江西中路を南下します。

福州路まできました。この辺りは昔の建物が残っていて、30年前に来た時の雰囲気がまだ残っていてちょっと嬉しくなりました。

広東路に入りました。この辺りもレンガの建物で２０世紀の雰囲気がまだ残っている街です。

中山東一路まで出て来ました。いわゆる外灘地区です。
外灘の建物を道の反対側から見て行きます。

中山東路と背後の黄浦江の間は黄浦公園となっています。

建物を見て行きましょう。
広東路を出た交差点に立っている建物、外灘３号。
ネオバロック様式のこの建物は1916年に建てられた建物。
中には高級レストランなどが入っています。

日本の商船会社、日清汽船が入っていた複合ビルだった外灘５号。1907年建築。

1897年に建てられたイギリス式アン女王復古スタイルの建物外灘６号。
当時は中国人による初の銀行中国通商銀行が開かれたのがこのビル。
今は中には高級なレストランやブランドショップなんかが入っているようです。

このネオバロック様式のビルは外灘7号。1階にバンコク銀行が入っています。
元々はデンマークの電信会社大北電報公司が1907年に建てたビル。

大きな白亜のドームが目立つこの建物が外灘12号。
1923年に建てられてこの建物は当時は香港上海銀行が入っていました。

反対側に目をやると浦東の新興都市の風景が見えました。
左側の塔は上海のシンボル東方明珠塔。

時計台が目立つこの建物は外灘13号。
現在は上海海関（税関）です。
1925年に建築された当時は江海関。

手前の赤れんがと白の壁のアン女王復古スタイルの建物は1906年に建てられたスォッチ・アート・ピース・ホテル。建築当時は匯中飯店。
その隣のがイギリスのパーマー＆ターナー事務所が1923年設計した外灘18号。元々はチャータード銀行だった建物。
さらにその左の高い建物は1922年に建てられたアメリカの保険会社AIAの上海支店になっている外灘16号ビル。当時は英語新聞ノースチャイナ・デイリーニュース＆ヘラルドの社屋だったビル。
そしてその道の反対側には

日中戦争から中華人民共和国建国の英雄陳毅の銅像がありました。
彼は国共内戦で上海を解放して初代上海市長に就任した人。

1920年に建てられた外灘27号。
イギリス系商社ジャーデン・マセソン商会の社屋として建てられました。

ネオ・ルネサンス様式の建物で、中には羅斯福酒窖餐庁というレストランが入っています。
今度はビル側を歩いて戻ります。

一番手前の建物は現中国農業銀行。
1916年竣工のヤンツ・インシュランス・アソシエーション・ビル

外灘23号は1937年竣工の中国銀行ビル。竣工当時はここが中国銀行の本店だったところです。

南京東路に入りました。過度には先ほど見た赤煉瓦の印象の強い建物が。

旧匯中酒店です。

道を渡ったところに別のホテル和平飯店がありました。

河南中路を渡ると南京東路は歩行者天国に整備されていました。暑かった～！

汗でTシャツがとんでも無いことに。
何より汗臭くてたまりません！！

南京東路駅から地下鉄２号線で35分

紅橋火車站に到着しました。

乗って来たのはAC02型列車。

あまりにシャツが臭いので、紅橋のショッピングモールに行くことに。

紅橋天地ショッピングモールに入ります。

1階に無印良品のお店がありました。ボーダーのTシャツを購入。
トイレの個室で着替えました。外に出ようと思ったら女性の声が！
やばい間違えて女子トイレに入っちゃったよ。
しかも首からカメラぶら下げてる！これは見つかったら言い訳できない状況だよ！！
話し声が止まった一瞬にダッシュで外に飛び出す羽目になりました。

無事脱出に成功しました（笑）
紅橋天地は吹き抜けの建物でした。

シャツを変えてすっきりと紅橋駅に戻ります。

安全検査を通って紅橋駅に入りました。
相変わらず広い駅！

この時時間は17時。18:07に列車に乗り、黄山北駅に到着するのは22:15。
食事をここで食べたほうが良いと判断しました。
バーガーキングで食べることにします。

ダブルワッパーチーズセットを注文。
ハンバーガーとポテト、ペプシコーラ。

18:07発G1516次列車はCRH3型で運転です。
時間通り列車は出発しました。

紅橋駅を出発してすぐ列車は畑地を走り

いくつもの川を渡ります。

乗った席は１等席。日本で言うところのグリーン車ですな。

足元の広いシートです。

烏龍茶とミネラルウォーターは乗車前に購入したもの。真ん中にあるゆず茶は１等車のお客に無料で配られるドリンク。

列車がある駅に止まりました。
ん？見覚えがある気がする。

お！桐郷駅だ！
2014年に水郷烏鎮へ行った時に降りた駅です。
https://4travel.jp/travelogue/10928722

黄山北駅に定刻に到着しました。

街に出るバスがまだあるはずなのですが、乗り場がわからなかったので、

タクシーを利用しました。

この日宿泊するホテルは駿怡連鎖酒店。
中国全土にあるチェーン店のホテルです。

シンプルな廊下

広さは十分の客室。

トイレと

シャワー

洗面台。
まぁ普通のビジネスホテルですね。宿泊料102元。日本円で1700円くらいです。安いですからね。

この旅行記へのコメント （5）

• ateruiさん 2018/08/12 19:12:17

  初めまして

  上海　いいですね
  百年以上の歴史のビルが多く
  街並みが素晴らしいですね！
  
  それから鉄道で行かれた駅
  でホテル１７００円ほども
  随分とお手頃ですばらしいですね！
  aterui

  ぱっしょんKさん からの返信 2018/08/15 23:44:13

  RE: 初めまして

  ateruiさん、こんにちは。
  
  初めましてじゃないですよ！前回チベットの旅行記でもコメントいただいてますから（笑）
  
  それはさておき、30年ぶりの上海でしたから綺麗になっていてびっくりしました。
  黄山の1700円のホテルは中国のチェーン店です。どこの街でも安めの金額で泊まれます。広州とか武漢でも使ったことがあります。
  日本のビジネスホテルによく似た感じですからいい感じです。
  中国に行かれることがあったら、経済連鎖酒店で検索して見たら、ビジネスチェーンが出てきますよ。
  
  ぱっしょんK

  ateruiさん からの返信 2018/08/16 00:06:11

  RE: RE: 初めまして

  ぱっしょんKさん
  
  こんばんは
  失礼しました
  
  中国は未踏ですが
  是非時間何とかつくっていってみたいですね
  
  古い町並みが好きなので
  ビルに代わるのは残念でしょうがないです！！
  どうもありがとうございました
  
  aterui

• メイリンさん 2018/07/26 21:32:02

  駿怡連鎖酒店

  102元でこのホテルの内容ならいい感じですね。この旅行記丸々まねっこしたいぐらいいい旅行記です、何より上海蟹を食べたことがないので…ああでもJALのビジネスは無理ですが(*_*;
  黄山の旅行記も楽しみにしています＾＾

  ぱっしょんKさん からの返信 2018/07/27 00:03:43

  RE: 駿怡連鎖酒店

  メイリンさん、お久しぶりです。相変わらず中国に行かれてますか？
  今流行りの経済連鎖酒店ってやつですのでハズレはないですよ。
  ただアメニティーが少ないので、シャンプーとボディーソープは持っていた方が良いのではないでしょうか。
  それからJALのビジネスはJALが無料でグレードアップしてくれたやつなのでメイリンさんにもチャンスあるかもですよ