ドローン持参で長野で車中泊 （２/８）そばの城近郷から飯田の町を空撮してみよう

2018/07/01 - 2018/07/02

　待望の長野入りを果たし、この日の目的地を確認します。
　・道の駅 信濃路下條/そばの城
　・天竜峡
　・元善光寺
　・瑠璃寺
　・不動滝
　・信州まつかわ温泉
　・道の駅 花の里いいじま
　とたくさんあります。

エリア 飯田(長野)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車

　これが信州か・・
　起伏に富み、平坦な場所のないことが、私たちには新鮮です。
　151号線はアップダウンの連続で、

　ループしながらの登り坂があったり、

　長短のトンネルが現れ、

　やっと坂道を登りきったかと思えば、カーブが厳しい急な下り坂となり、

　おおっ！
　このトンネルは真っ暗だ！
　ヘッドライトの光が、濡れた地面や壁に吸収されて、
　怖！

　安全運転を心がけていると、後続車がずらりとついてしまい、道路幅のある場所で道をゆずります。
　なんと、もみじマークの車もズッ走って、追い抜いて行く！

　トンネルを抜けた場所に、ふいに現れた標識は、
　『道の駅 信濃路下條』『そばの城』
　となってます。
　ここで休憩する予定だったのに、突然の出現で、通り過ぎてしまい、

道の駅信濃路下條そばの城 道の駅

　Ｕターンできる場所で引き返してきた。
　何だ、この建物は！

　コンクリのお城です。
　『そばの城』は本当に城だ！
　車を停める場所はたくさんあるが、あまりの状況にうろうろし、

　振り返れば、門まであったことに、初めて気づく。
　気も動転してます。

　どこがどうなっているのか・・？
　と周囲を見回し、

　正面の『城』に入ってみると、城に見えるが道の駅に間違いなく、地元の産物などが並んでいる。

　試食品のお菓子や漬物をつまみ、
　「これは美味しい」
　すっかり気に入った女房は、つまみ食いしたお返しに、それらを土産に買って、

　２階に登ろうとすると、階段には人がぎっしり。
　今日は日曜日で、団体客が並んでいるようだ。
　２階は上がると、蕎麦屋となっていて、

　「そば食べ放題・・」の張り紙がある。
　何、食べ放題？
　しかし、その注文方法が分からず、
　先ほどモロコシコロッケとオカラで空腹を満たしてあるので、ここは見るだけにとどめ、
　

　外に出た。
　と、そこには先ほどはなかったモンスターバイクが、ずらりと勢ぞろいしていて、
　サイドカータイプもあれば、

　後輪２つの派手派手な巨大なバイクもあり・・

　圧倒するようなバイクが、魚市場の魚のように並んでいて、

　「すごいや！」
　「Ｖ８だ！」
　の声も聞こえてきます。

　中には全長がバス並みのものまであって、

　身を伏せて観察すれば、レーシングカーのタイヤだ。
　FORDの文字も見える。
　もうこうなると、道の駅周りの旅どころではなくなり、真夏の炎天下であっちこっち。

　我にかえり、本館から東を眺めると、そこに建つのは『みるく工房牧遊館』。

　地元の生乳を使った、乳製品専門のお店だ。

　ガラス張りのヨーグルト工場もあって、奇麗なお店だが、いかんせん商品は高価だ。

　西隣には、地元野菜や手作りの加工品を販売する『うまいもの館』で、

　裏側に回れば、そこにも従業員用の入り口と駐車場が見つかった。

　道の駅より東１kmほどの所に『子宝福授の石神様』があると聞き、
　寄り道すると、看板は立っているがただの草っ原で、何もない。
　あるのは地元の人たちの墓石だけ。

　でもいいんです。
　ここに来たのは、民家から離れた場所で、ドローンを飛ばすこと。
　玩具の安物ドローンですが、カメラも付いていて、空撮もできるんです。
　そして100m以上も上昇可能で、操縦はいたって簡単。

　飛び立ちました。
　下に地元の人たちの墓石が見える。
　道路には自分たちの車も見える。
　機体が風にあおられて画像がグラグラしますが、安物のドローンはジンバル（自動水平安定装置）がないから仕方なし。

　グラグラして酔ってしまいますが、上空からの動画もご覧ください。

　https://youtu.be/ai1o68FcAyo

　100mも上昇すると、機体は小さな点になってしまい、どっちを向いているのか分からなくなって、
　頼りは機体から送られてくる画像のみ。
　玩具といえどGPS機能やジャイロ機能で姿勢は安定し、スイッチ一つで自動帰還します。

　北に見えるのは飯田の町で、これから私たちが向かう場所。
　南アルプスと中央アルプスに挟まれた町なんだ・・
　自分たちの住む太平洋岸にはない地形が、新鮮です。