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 紀伊半島での車中泊から2か月以上、遠出への思いがうずく7月、女房のスケジュールの隙間に合わせて長野に出発します。<br /> 目的地はそれほどこだわっていない。<br /> 飯田・駒ケ根・伊那地方は、高速道路で通過したことはあるが、下道に降りて眺めたことはなく、それじゃ行ってみようかと決断した。<br /> 元善光寺、瑠璃寺、不動滝、松川温泉、こまくさ橋、光善寺、みはらしファーム、高遠城址・・・<br /> 探せばたくさんの観光スポットがあって、買ったばかりのドローンを持ってスタートします。

ドローン持参で長野で車中泊(1/8)東栄町の蔦の淵、北設楽のグリーンポート宮嶋、そして阿南町の信州新野千石平

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2018/07/01 - 2018/07/02

36位(同エリア145件中)

motogen

motogenさん

 紀伊半島での車中泊から2か月以上、遠出への思いがうずく7月、女房のスケジュールの隙間に合わせて長野に出発します。
 目的地はそれほどこだわっていない。
 飯田・駒ケ根・伊那地方は、高速道路で通過したことはあるが、下道に降りて眺めたことはなく、それじゃ行ってみようかと決断した。
 元善光寺、瑠璃寺、不動滝、松川温泉、こまくさ橋、光善寺、みはらしファーム、高遠城址・・・
 探せばたくさんの観光スポットがあって、買ったばかりのドローンを持ってスタートします。

同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車

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  •  私たちは原則高速道路は使わない。<br /> 効率や快適さを拒絶して、ノタノタ走って気の向くままには道草し、暑くてもエアコンなしで窓を開け、現地の風土を楽しみたい。<br /> それなのに、引佐の金指駅から7~8km北上した場所にやって来ると、<br /> 「あれっ! これはなんだ?」

     私たちは原則高速道路は使わない。
     効率や快適さを拒絶して、ノタノタ走って気の向くままには道草し、暑くてもエアコンなしで窓を開け、現地の風土を楽しみたい。
     それなのに、引佐の金指駅から7~8km北上した場所にやって来ると、
     「あれっ! これはなんだ?」

  •  山の中に突如近代的なコンクリート構造物。<br /> 「この道、高速道路に入ってしまうんじゃないの?」<br /> 「もう、戻れないよ!」<br /> 「え~!!」<br /><br /> https://youtu.be/vYs5zCgIpBk

     山の中に突如近代的なコンクリート構造物。
     「この道、高速道路に入ってしまうんじゃないの?」
     「もう、戻れないよ!」
     「え~!!」

     https://youtu.be/vYs5zCgIpBk

  •  案の定、目の前にトンネルが迫ってきて、熊野尾鷲の自動車道の恐怖体験がよみがえる。<br /> この道路は三遠南信自動車道という、まだ新しい道路のようで、<br /> 飯田市の中央自動車道ICから、新東名高速の浜松いなさジャンクションに至る、総延長約100kmの高架道路の一部だ。<br /> 三遠南信自動車道は30年も前から計画されているのに、難所が多くて紆余曲折し、予算のめども立たず、完成までの予定は空に浮いている。

     案の定、目の前にトンネルが迫ってきて、熊野尾鷲の自動車道の恐怖体験がよみがえる。
     この道路は三遠南信自動車道という、まだ新しい道路のようで、
     飯田市の中央自動車道ICから、新東名高速の浜松いなさジャンクションに至る、総延長約100kmの高架道路の一部だ。
     三遠南信自動車道は30年も前から計画されているのに、難所が多くて紆余曲折し、予算のめども立たず、完成までの予定は空に浮いている。

  •  その道路、噂には聞くが走るのは初めてで、<br /> 14kmの完成区間に、長さ1km級のトンネルが2つと、1.5km級と4.5km級が1つずつあって、どれもが狭い対抗2車線。<br /> 体をこわばらせながらハンドルを握ることとなった。<br /> 救いは前後に車がいないことで、<br /> 70km程度のスピードでも後に車は続きません。

     その道路、噂には聞くが走るのは初めてで、
     14kmの完成区間に、長さ1km級のトンネルが2つと、1.5km級と4.5km級が1つずつあって、どれもが狭い対抗2車線。
     体をこわばらせながらハンドルを握ることとなった。
     救いは前後に車がいないことで、
     70km程度のスピードでも後に車は続きません。

  •  高架自動車道が終了し、山間の151号に出た。<br /> アクセルを踏みこんで坂道を登って行く。

     高架自動車道が終了し、山間の151号に出た。
     アクセルを踏みこんで坂道を登って行く。

  •  金指から東栄町までの道順です。<br /> 大きな山はトンネルで超えましたが、まだまだ長い山越えが続きます。

     金指から東栄町までの道順です。
     大きな山はトンネルで超えましたが、まだまだ長い山越えが続きます。

  •  東栄町が見えてきた。<br /> 町の名前は聞くことがあるが、この目で見るのは初めて。<br /> 周囲を山に囲まれた静かな町で、昔ながらの曲がりくねった生活道路が残っているのが、今の世には新鮮だ。<br /> 町の入り口付近を右折して、ごちゃごちゃ進んで行くと、

     東栄町が見えてきた。
     町の名前は聞くことがあるが、この目で見るのは初めて。
     周囲を山に囲まれた静かな町で、昔ながらの曲がりくねった生活道路が残っているのが、今の世には新鮮だ。
     町の入り口付近を右折して、ごちゃごちゃ進んで行くと、

  •  『とうえい温泉 花まつりの湯』に到着した。<br /> トイレを探すが、扉はロックされていて、<br /> 「開くのは9時半だよ・・」と言われてしまった。<br /> 開くまで20分あるので、蔦の淵を見に行くことにします。

     『とうえい温泉 花まつりの湯』に到着した。
     トイレを探すが、扉はロックされていて、
     「開くのは9時半だよ・・」と言われてしまった。
     開くまで20分あるので、蔦の淵を見に行くことにします。

    ふれあい交流館 グルメ・レストラン

  •  花まつりの湯の裏側を通り、

     花まつりの湯の裏側を通り、

  •  階段を降り、

     階段を降り、

  •  遊歩道を進んで行くと、

     遊歩道を進んで行くと、

  •  突き当りに展望台が見えた。

     突き当りに展望台が見えた。

  •  先客がいます。<br /> その下からは  “ドードードードー”と涼しげな水の音。<br /> 今年は梅雨明け宣言が異常に早く、7月1日だというのにもう真夏です。<br /> 水が恋しい季節にこの音は嬉しい。

     先客がいます。
     その下からは “ドードードードー”と涼しげな水の音。
     今年は梅雨明け宣言が異常に早く、7月1日だというのにもう真夏です。
     水が恋しい季節にこの音は嬉しい。

  •  おおっ!!<br /> 期待以上の川の流れだ。<br /> 川の名前は大千瀬川。<br /> そこに落差5mの滝があり、滝壺は竜宮城に続いているという。<br /> 竜神伝説だ。<br /><br /> 滝の様子は動画でご覧ください。<br /> <br /><br /> https://youtu.be/xW53ZFhcxRE<br />

     おおっ!!
     期待以上の川の流れだ。
     川の名前は大千瀬川。
     そこに落差5mの滝があり、滝壺は竜宮城に続いているという。
     竜神伝説だ。

     滝の様子は動画でご覧ください。
     

     https://youtu.be/xW53ZFhcxRE

    蔦の渕 自然・景勝地

  •  展望台の足元には、チェーンソーで制作された鯉が置いてある。

     展望台の足元には、チェーンソーで制作された鯉が置いてある。

  •  竜の作品もある。<br /> それが実に良くできていて、<br /> 「これ、本当にチェーンソー1本で作れるの?」<br /> と半信半疑となる。<br /> TVで見たことはあるけど、本物は初めてで、あちこち触りながら観察した。

     竜の作品もある。
     それが実に良くできていて、
     「これ、本当にチェーンソー1本で作れるの?」
     と半信半疑となる。
     TVで見たことはあるけど、本物は初めてで、あちこち触りながら観察した。

  •  駐車場に戻って来ると、榊鬼と竜神のオブジェがありました。<br /> 東栄町では11月から3月にかけて、各地区で花祭りが行われ、それは国の重要無形民俗文化財に指定されているようで、<br /> みんなが舞手となって、「榊鬼」と一緒に、大地を踏みつけて踊るらしい。<br /> 鎌倉時代から伝承されてきた40種類にもおよぶ舞が、夜を徹して行われると聞き、見てみたいとの願望が沸き上がったが、ここまで来るのは大変だ。

     駐車場に戻って来ると、榊鬼と竜神のオブジェがありました。
     東栄町では11月から3月にかけて、各地区で花祭りが行われ、それは国の重要無形民俗文化財に指定されているようで、
     みんなが舞手となって、「榊鬼」と一緒に、大地を踏みつけて踊るらしい。
     鎌倉時代から伝承されてきた40種類にもおよぶ舞が、夜を徹して行われると聞き、見てみたいとの願望が沸き上がったが、ここまで来るのは大変だ。

  •  トイレに寄り、開いたばかりのお店に入ると、

     トイレに寄り、開いたばかりのお店に入ると、

  •  目についたのは青森のニンニクの数々。<br /> このおじさんは青森出身で、本物の青森弁が聞けます。<br /> 青森弁を喋る人と話すのも初めてで、私は興奮気味。<br /> う~ん・・<br /> 聞き取れない部分も多いが、なまりって、味わい深くて、なかなか良い。<br /> 故郷青森から取り寄せているニンニクや味噌の話を聞いていると、

     目についたのは青森のニンニクの数々。
     このおじさんは青森出身で、本物の青森弁が聞けます。
     青森弁を喋る人と話すのも初めてで、私は興奮気味。
     う~ん・・
     聞き取れない部分も多いが、なまりって、味わい深くて、なかなか良い。
     故郷青森から取り寄せているニンニクや味噌の話を聞いていると、

  •  地元農家の人から、野菜が届きました。<br /> 「これ、いくらにしようか?」<br /> お店の人と相談して、袋にシールを張っている。<br /> この店、こんな風にして営業してるんだな・・・<br /> 微笑ましくなりました。

     地元農家の人から、野菜が届きました。
     「これ、いくらにしようか?」
     お店の人と相談して、袋にシールを張っている。
     この店、こんな風にして営業してるんだな・・・
     微笑ましくなりました。

  •  花まつりの湯もあったが、朝だったので見学しないで先に進みます。<br /> 女房の関心は道端に咲いている花で、あれこれ喋るが、私は花の区別ができず、名前も覚えれない。

     花まつりの湯もあったが、朝だったので見学しないで先に進みます。
     女房の関心は道端に咲いている花で、あれこれ喋るが、私は花の区別ができず、名前も覚えれない。

  •  山間の中に、次の道の駅があったので立ち寄ると、

     山間の中に、次の道の駅があったので立ち寄ると、

    道の駅 豊根グリーンポート宮嶋 道の駅

  •  『豊根グリーンポート宮嶋』と、変わった名前がついていた。<br /> 駐車場も建物もコンパクトで、

     『豊根グリーンポート宮嶋』と、変わった名前がついていた。
     駐車場も建物もコンパクトで、

  •  駐車場には黒い犬。<br /> 顔も大きく、足も太く、毛もフサフサ。<br /> 子供なら馬のように乗れそうだ。<br /> 「可愛い、可愛い!」<br /> 外見は恐そうだが、いたっておとなしく、手を出しても噛みつきません。<br /> 毎日どんぶり2杯の高価なドッグフードを食べるそうで、大型犬を飼うのは大変だ。<br /> 我が家は猫で良かったよ・・と思った。

     駐車場には黒い犬。
     顔も大きく、足も太く、毛もフサフサ。
     子供なら馬のように乗れそうだ。
     「可愛い、可愛い!」
     外見は恐そうだが、いたっておとなしく、手を出しても噛みつきません。
     毎日どんぶり2杯の高価なドッグフードを食べるそうで、大型犬を飼うのは大変だ。
     我が家は猫で良かったよ・・と思った。

  •  館内には道の駅らしく、地元産の野菜や果物、調味料などが並び、

     館内には道の駅らしく、地元産の野菜や果物、調味料などが並び、

  •  ここの名産はブルーベリーで、ブルーベリーを使った食品が開発されて陳列されている。

     ここの名産はブルーベリーで、ブルーベリーを使った食品が開発されて陳列されている。

  •  前回の車中泊で、土産を買いそびれた女房は、<br /> 最初の道の駅から張り切って土産を探し回る。<br /> ブルーベリーのラスクと、干しシイタケ・・

     前回の車中泊で、土産を買いそびれた女房は、
     最初の道の駅から張り切って土産を探し回る。
     ブルーベリーのラスクと、干しシイタケ・・

  •  2階では星空写真展が開かれていて、

     2階では星空写真展が開かれていて、

  •  遊び半分でのぞいてみると、

     遊び半分でのぞいてみると、

  •  素人写真とは思えない作品がずらりと並び、1枚1枚、食い入るように見つめてしまう。<br /> カメラや望遠鏡を手に入れて、天文写真の研究をしようとしていた遠い昔・・<br /> そんな昔があったことを、思い出させる写真展で、

     素人写真とは思えない作品がずらりと並び、1枚1枚、食い入るように見つめてしまう。
     カメラや望遠鏡を手に入れて、天文写真の研究をしようとしていた遠い昔・・
     そんな昔があったことを、思い出させる写真展で、

  •  気分を若返らせて、151号を北上します。<br /> このあたりは別所街道と呼ばれ、山の中といえど綺麗に整備された道。<br /> 勾配はかなりきつく、5速マニュアルの4速3速走行で頑張りますが、バイクは車体を傾けてカーブを曲がり、あっという間に小さくなっていきます。

     気分を若返らせて、151号を北上します。
     このあたりは別所街道と呼ばれ、山の中といえど綺麗に整備された道。
     勾配はかなりきつく、5速マニュアルの4速3速走行で頑張りますが、バイクは車体を傾けてカーブを曲がり、あっという間に小さくなっていきます。

  •  バイクやトラックに追い抜かれても、私たちはマイペースで旅そのものを楽しむのだ。<br /> 愛知県と長野県の県境の峠に到達。

     バイクやトラックに追い抜かれても、私たちはマイペースで旅そのものを楽しむのだ。
     愛知県と長野県の県境の峠に到達。

  •  下り坂になると急に道幅が狭くなり、センターラインもなくなって、<br /> ギアをニュートラルにしてエコドライブ。

     下り坂になると急に道幅が狭くなり、センターラインもなくなって、
     ギアをニュートラルにしてエコドライブ。

  •  田畑の広がる人里に出て、

     田畑の広がる人里に出て、

  •  3つ目の道の駅に到着しました。<br /> 天狗が立っている道の駅だ。

     3つ目の道の駅に到着しました。
     天狗が立っている道の駅だ。

  •  『信州新野千石平』<br /> 駐車場も建物も豪華で、人もたくさんいます。

     『信州新野千石平』
     駐車場も建物も豪華で、人もたくさんいます。

  •  ここでも女房はお土産探し。

     ここでも女房はお土産探し。

  •  しみ豆腐やら、シイタケやらの地元食材を買い込んで、

     しみ豆腐やら、シイタケやらの地元食材を買い込んで、

  •  レストランの陳列ケースを眺めますが、食欲をうながすものはなく、

     レストランの陳列ケースを眺めますが、食欲をうながすものはなく、

  •  結局は外にある屋台で、トウモロコシのコロッケとオカラのドーナツを買い込んで、軽目の昼食。<br /> アツアツのコロッケをほおばって、信濃の景色を眺めると、<br /> 気温は高いが、気持ちの良い風が吹いてきます。

     結局は外にある屋台で、トウモロコシのコロッケとオカラのドーナツを買い込んで、軽目の昼食。
     アツアツのコロッケをほおばって、信濃の景色を眺めると、
     気温は高いが、気持ちの良い風が吹いてきます。

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