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 “一度詣れよ 元善光寺 善光寺だけでは片詣り”<br /> と言われる元善光寺。<br /> その意味もよく分からぬままに、参拝します。<br /> 地図を見れば、近くに瑠璃寺もあって、瑠璃という名に惹かれてここも訪ねてみます。<br /> 信仰心はないけれど、長野の名所に魅力を感じるしだいです。

ドローン持参で長野で車中泊 (4/8)時期はずれなのか、人気のない元善光寺と瑠璃寺

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2018/07/01 - 2018/07/02

22位(同エリア56件中)

motogen

motogenさん

 “一度詣れよ 元善光寺 善光寺だけでは片詣り”
 と言われる元善光寺。
 その意味もよく分からぬままに、参拝します。
 地図を見れば、近くに瑠璃寺もあって、瑠璃という名に惹かれてここも訪ねてみます。
 信仰心はないけれど、長野の名所に魅力を感じるしだいです。

同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車
  •  「牛にひかれて善光寺・・」<br /> 有名な善光寺は長野市にあるお寺です。<br /> その寺に間違えやすい「元善光寺」は、飯田市です。<br /> しかし元善光寺とは何ぞや?<br /> 坐光寺とも呼ばれています。<br /> <br /> 元善光寺まであと3km。

     「牛にひかれて善光寺・・」
     有名な善光寺は長野市にあるお寺です。
     その寺に間違えやすい「元善光寺」は、飯田市です。
     しかし元善光寺とは何ぞや?
     坐光寺とも呼ばれています。
     
     元善光寺まであと3km。

  •  歴史を調べると、7世紀初頭、この地の住人本多善光が難波で見つけた仏像を、持ち帰って安置すると、仏像が光を放ち始めたそうで、寺の本尊とし、寺は「坐光寺」と呼ばれるようになったとのことです。<br /><br /> 門前にある駐車場に到着。

     歴史を調べると、7世紀初頭、この地の住人本多善光が難波で見つけた仏像を、持ち帰って安置すると、仏像が光を放ち始めたそうで、寺の本尊とし、寺は「坐光寺」と呼ばれるようになったとのことです。

     門前にある駐車場に到着。

  •  40年後、本尊は長野市の寺に移され、本尊発見者の本多善光の名にちなんで、寺は善光寺と名づけられ、<br /> そしてこの坐光寺は、元善光寺とも呼ばれるようになったとのことです。<br /><br /> 分かるようで分からない話ですが、とにかく看板が掲げられている石段を登り、

     40年後、本尊は長野市の寺に移され、本尊発見者の本多善光の名にちなんで、寺は善光寺と名づけられ、
     そしてこの坐光寺は、元善光寺とも呼ばれるようになったとのことです。

     分かるようで分からない話ですが、とにかく看板が掲げられている石段を登り、

    元善光寺 寺・神社・教会

  •  山門をくぐります。<br /> 古びた柱や屋根は、いかにも価値あるものに見え、<br /> いや、そう思いたいのです。

     山門をくぐります。
     古びた柱や屋根は、いかにも価値あるものに見え、
     いや、そう思いたいのです。

  •  その先も石段が続き、

     その先も石段が続き、

  •  もったいぶらずに、目の前に現れたのが本堂だ。<br /> 

     もったいぶらずに、目の前に現れたのが本堂だ。
     

  •  いかにも由緒があり、価値のある建物だこと・・<br /> いやいや、そんな風に鑑賞したいという願望です。<br /> 価値や美しさは、物そのものにあるのでなく、観る者の心の中の問題だ。<br /> 観る者の心の豊さ、見識の広さ、探求心が、物の価値や美しさを決定するとなれば、ここは自分が試される場です。<br /> う~ん・・あの額付近の彫り物が素晴らしいのかな・・?<br /> この大きな屋根を支える造りに、タクミの技が凝縮されているのかな・・?

     いかにも由緒があり、価値のある建物だこと・・
     いやいや、そんな風に鑑賞したいという願望です。
     価値や美しさは、物そのものにあるのでなく、観る者の心の中の問題だ。
     観る者の心の豊さ、見識の広さ、探求心が、物の価値や美しさを決定するとなれば、ここは自分が試される場です。
     う~ん・・あの額付近の彫り物が素晴らしいのかな・・?
     この大きな屋根を支える造りに、タクミの技が凝縮されているのかな・・?

  •  見栄を張るのはいいかげんにして、凡人は凡人らしく、数え歌に移動します。<br /> これくらいなら、凡人にも分かります。

     見栄を張るのはいいかげんにして、凡人は凡人らしく、数え歌に移動します。
     これくらいなら、凡人にも分かります。

  •  しかしこのパズルにも似た49文字は、どう解けばよいのか?<br /> このお寺には一休さん級の、とんちの達者なお坊さんがいるらしい。

     しかしこのパズルにも似た49文字は、どう解けばよいのか?
     このお寺には一休さん級の、とんちの達者なお坊さんがいるらしい。

  •  そのお寺はいたってシンプルだ。<br /> 右にあるのが客殿で、

     そのお寺はいたってシンプルだ。
     右にあるのが客殿で、

  •  本殿の前に浄水と鐘楼。<br /> 主となるものはこれだけで、

     本殿の前に浄水と鐘楼。
     主となるものはこれだけで、

  •  女房は花に興味があるらしく、<br /> 「これ、何の花だろう・・」とか、

     女房は花に興味があるらしく、
     「これ、何の花だろう・・」とか、

  •  「見て、見て、こんなのが咲いてるよ・・」とか言いながら、<br /> ガクアジサイにとりつかれています。

     「見て、見て、こんなのが咲いてるよ・・」とか言いながら、
     ガクアジサイにとりつかれています。

  •  瑠璃寺に向かいます。<br /> 元善光寺から瑠璃寺までは、それほどの距離ではないのだが、<br /> 瑠璃寺は町中ではなく、山裾の小高い丘陵地帯に建っていて、

     瑠璃寺に向かいます。
     元善光寺から瑠璃寺までは、それほどの距離ではないのだが、
     瑠璃寺は町中ではなく、山裾の小高い丘陵地帯に建っていて、

  •  坂道を登っていきます。<br /> ところがカーナビがまぬけで、車がやっと通れるほどの草の道を指図するので、<br /> 「おかしいよ、おかしいよ・・」<br /> と通り過ぎて、こんな橋まで来てしまう。

     坂道を登っていきます。
     ところがカーナビがまぬけで、車がやっと通れるほどの草の道を指図するので、
     「おかしいよ、おかしいよ・・」
     と通り過ぎて、こんな橋まで来てしまう。

  •  でも橋を渡った先には、車を停められる所があって、

     でも橋を渡った先には、車を停められる所があって、

  •  飯田の町や高森町を一望できた。<br /> 絶好の見晴らし台となっているではないか。

     飯田の町や高森町を一望できた。
     絶好の見晴らし台となっているではないか。

  •  青い空に夏の雲が浮かび、霞む山々。<br /> 天竜川に沿って生活を営んできた人々の住む町。<br /> 最高です。<br /><br /> https://youtu.be/e9jdNpJwkMg

     青い空に夏の雲が浮かび、霞む山々。
     天竜川に沿って生活を営んできた人々の住む町。
     最高です。

     https://youtu.be/e9jdNpJwkMg

  •  こんな景色が楽しめたのは、おバカなカーナビのおかげだが、<br /> しかし瑠璃寺には、どう行ったら良いのか?

     こんな景色が楽しめたのは、おバカなカーナビのおかげだが、
     しかし瑠璃寺には、どう行ったら良いのか?

  •  車がやっと通れる狭い坂道をソロソロと、右へ左へと下って行くと、<br /> 「目的地に着きました。案内を終了します。」の声。<br /> しかしここはお寺の駐車場ではないらしく、

     車がやっと通れる狭い坂道をソロソロと、右へ左へと下って行くと、
     「目的地に着きました。案内を終了します。」の声。
     しかしここはお寺の駐車場ではないらしく、

  •  地元の人たちが集まってバーベキューをしているのです。<br /> 香ばしい匂いがプンプンしてきます。<br /> 地元の集会場で、今日は村の懇親会らしい。<br /> 哀れな老夫婦を、誰か誘ってくれないかな・・<br /> 淡い期待をするものも、声もかけてくれる人もなく、

     地元の人たちが集まってバーベキューをしているのです。
     香ばしい匂いがプンプンしてきます。
     地元の集会場で、今日は村の懇親会らしい。
     哀れな老夫婦を、誰か誘ってくれないかな・・
     淡い期待をするものも、声もかけてくれる人もなく、

  •  水車を見ながら、集会場の屋根越しに見えるお寺の屋根を目指します。<br /> 「こんなとこ、入って行っていいの?」<br /> 不法侵入と怪しまれることを覚悟で、猫や犬が通るような道なき道をかいくぐって行くと、

     水車を見ながら、集会場の屋根越しに見えるお寺の屋根を目指します。
     「こんなとこ、入って行っていいの?」
     不法侵入と怪しまれることを覚悟で、猫や犬が通るような道なき道をかいくぐって行くと、

  •  大きな石灯篭のある広場に出た。<br /> 地震でもあれば、すぐさま倒れてしまいそうな不思議な灯篭だ。

     大きな石灯篭のある広場に出た。
     地震でもあれば、すぐさま倒れてしまいそうな不思議な灯篭だ。

  •  周囲を見ると、こじんまりした神社。<br /> 日吉神社となっている。<br /> で、日吉神社って、どんな神社?

     周囲を見ると、こじんまりした神社。
     日吉神社となっている。
     で、日吉神社って、どんな神社?

    瑠璃寺 寺・神社・教会

  •  近くにあるお堂には「瑠璃寺薬師本堂」の文字がある。<br /> これがこのお寺の主役なのかな?

     近くにあるお堂には「瑠璃寺薬師本堂」の文字がある。
     これがこのお寺の主役なのかな?

  •  瑠璃寺本堂の前に立ちますが、境内には人の姿は見えず、物音一つ聞こえません。<br /> 「ねえ、ねえ、瑠璃色ってどんな色?」<br /><br /> 幼い頃の歌が、ふとよみがえります。<br /> ♪ ゆ~き~ リンリン 瑠璃の色<br /> ♪ のぞみに燃える よーび声は<br /> ♪ 朝焼け 空に こだまする<br /><br /> 「瑠璃色って、雪の色なの?」<br /> すると女房は、<br /> 「瑠璃色って地球の色だよ。宇宙から見た青だよ。」

     瑠璃寺本堂の前に立ちますが、境内には人の姿は見えず、物音一つ聞こえません。
     「ねえ、ねえ、瑠璃色ってどんな色?」

     幼い頃の歌が、ふとよみがえります。
     ♪ ゆ~き~ リンリン 瑠璃の色
     ♪ のぞみに燃える よーび声は
     ♪ 朝焼け 空に こだまする

     「瑠璃色って、雪の色なの?」
     すると女房は、
     「瑠璃色って地球の色だよ。宇宙から見た青だよ。」

  •  私たちが連想するのはそんなもので、歴史ある瑠璃寺のはずなのに、それを観る目がない。<br /> 「あれっ、ここは何?」

     私たちが連想するのはそんなもので、歴史ある瑠璃寺のはずなのに、それを観る目がない。
     「あれっ、ここは何?」

  •  墓石のようで、標識でもあるような石が、たくさん立っている。<br /> 歴代の住職の墓らしい。

     墓石のようで、標識でもあるような石が、たくさん立っている。
     歴代の住職の墓らしい。

  •  その奥のお堂は「県宝 聖観世音菩薩」となってます。<br /> 失礼を覚悟で女房がのぞき見。<br /> そして無言。

     その奥のお堂は「県宝 聖観世音菩薩」となってます。
     失礼を覚悟で女房がのぞき見。
     そして無言。

  •  広場には、桜の樹が立っていて、はたと気づく。<br /> この寺はしだれ桜で有名だったんだ。<br /> 瑠璃寺の旅行記のほとんどは、桜の咲く時期のもの。<br /> 桜が散った後にやって来るのは、私たちだけだ。

     広場には、桜の樹が立っていて、はたと気づく。
     この寺はしだれ桜で有名だったんだ。
     瑠璃寺の旅行記のほとんどは、桜の咲く時期のもの。
     桜が散った後にやって来るのは、私たちだけだ。

  •  でも桜はなくても紫陽花は咲いている。

     でも桜はなくても紫陽花は咲いている。

  •  山門が見つかった。<br /> 舗装された道路もある。<br /> 本来はここに案内されるはず。<br /> カーナビ入力の方法が悪かったのだろうか?

     山門が見つかった。
     舗装された道路もある。
     本来はここに案内されるはず。
     カーナビ入力の方法が悪かったのだろうか?

  •  気を取り直して、正規の道順を進むと、<br /> 七福神。<br /> 「布袋様、福禄寿、寿老人に・・」

     気を取り直して、正規の道順を進むと、
     七福神。
     「布袋様、福禄寿、寿老人に・・」

  •  「弁天様、毘沙門天、恵比寿様、大黒様・・」<br /> 「大黒様って、元は悪魔だったんだよ。」<br /> 「恐ろしい神様だったので、人間の味方になるようにお祭りして、守ってもらうようにしたんだ・・」<br /> 「恐いものは、みんな神様に昇格・・」<br /> 

     「弁天様、毘沙門天、恵比寿様、大黒様・・」
     「大黒様って、元は悪魔だったんだよ。」
     「恐ろしい神様だったので、人間の味方になるようにお祭りして、守ってもらうようにしたんだ・・」
     「恐いものは、みんな神様に昇格・・」
     

  •  その近くに瑠璃の里会館。<br /> 閉館の札が架かっていたが、

     その近くに瑠璃の里会館。
     閉館の札が架かっていたが、

  •  のぞいていると、女性が一人いて中に入れてくれました。<br /> パンフレットが置いてあり、土産物が売られている。<br /> 猫グッズが多く、

     のぞいていると、女性が一人いて中に入れてくれました。
     パンフレットが置いてあり、土産物が売られている。
     猫グッズが多く、

  •  猫の神様までいたのは、驚きというか、ショック。<br /> 何? ここは?<br /> 最近の猫ブームにあやかっての商売か?<br /> ふざけ過ぎかと思いましたが、ここは猫神様も祭っている神社だったと、後日知りました。

     猫の神様までいたのは、驚きというか、ショック。
     何? ここは?
     最近の猫ブームにあやかっての商売か?
     ふざけ過ぎかと思いましたが、ここは猫神様も祭っている神社だったと、後日知りました。

  •  猫神様や猫グッズの中に、獅子舞の写真が展示されていた。<br /> 桜が葉桜になる4月に行われるようで、真面目に伝統文化を守り続けていることも判明。

     猫神様や猫グッズの中に、獅子舞の写真が展示されていた。
     桜が葉桜になる4月に行われるようで、真面目に伝統文化を守り続けていることも判明。

  •  境内には、まだまだ見るべきものがありそうだが、阿弥陀堂の外観を眺めて車に戻ることにした。<br /> 庫裏の脇を通ると、ガラスサッシの向こう側に白い猫がいて、カーテンに隠れたり現れたりを繰り返して、私たちを見送ってくれました。

     境内には、まだまだ見るべきものがありそうだが、阿弥陀堂の外観を眺めて車に戻ることにした。
     庫裏の脇を通ると、ガラスサッシの向こう側に白い猫がいて、カーテンに隠れたり現れたりを繰り返して、私たちを見送ってくれました。

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