ドイツ　鉄道・音楽家ゆかりの地を巡る旅【8】（ハンブルク）

2018/04/30 - 2018/04/30

■語学研修期間：2018/4/2‐5/3（1カ月）

ドイツのデュッセルドルフに1カ月間、語学研修に行ってきました。
約4週間（週5／全80時間）みっちり語学学校に通い、残りの数日はジャーマンレールパスを使ってドイツを周遊（バッハゆかりの地を巡る旅）してきました。

＜ドイツ周遊プラン＞
□4/27　デュッセルドルフ ‐ アイゼナハ
　Eisenach泊「City Hotel」：EUR 65.00

□4/28　ヴァイマール ‐ エアフルト ‐ ライプツィヒ
　Leipzig泊「Seaside Park Hotel Leipzig」：EUR 80.00

□4/29　ケーテン - ハレ
　Leipzig泊「Seaside Park Hotel Leipzig」：EUR 80.00

■4/30　ハンブルク - リューベック
　Hamburg泊「Europäischer Hof Hamburg」：EUR 104.00

□5/1　 ブレーメン - リューネブルク - デュッセルドルフ

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航空券（NH NRT-DUS 往復）：JPY 110,650
German Rail Pass（FLEXI 7days/1month）：EUR 280.00

エリア ハンブルク(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

■Montag, 30. April 2018

リューベックを後にし、再びハンブルクに戻ってきました。

翌日の天気予報が寒気の影響で大荒れとなっていたので、今日中に最低限見たいところは見ておくことにしました。

Hamburg Hauptbahnhof（ハンブルク中央駅）

中心部には、西側出口から向かいます。

ちなみに、今回泊まったホテル「Europäischer Hof Hamburg」は、反対側の東側出口の目の前にあります。

ハンブルクの第一印象。都会！そして、寒い！！

ところで、ドイツ語でもよく使う「こんにちは＝Hallo（ハロー）」ですが、北ドイツでは「こんにちは＝Moin（モイン）またはMoin moin（モイン・モイン）」と言ったりします。いわゆる方言ですね。

「元気?」「元気、元気」というような意味合いで「moin?」「moin! moin!」と使ったりも出来るそうです。

「Bitte!（ビッテ）」も色々な場面で使える魔法言葉ですが、北ドイツでは「Moin」が便利単語の一つかも!?

ハンブルクでの観光目的は、
昨年2017年1月にオープンした、
・Elphi（エルプフィルハーモニー・ハンブルク）を見に行く！

他にもここハンブルクは、メンデルスゾーンやブラームス生誕の地でもあるので、ブラームス博物館等も回りたかったのですが、今回は時間の都合で断念。

St. Petri（聖ペトリ教会）

Rathaus（市庁舎）

美しさを引き立たせる緑色の屋根が印象的です。ネオ・ルネッサンス様式の建物は宮殿のような豪華ささえも感じさせます。

市庁舎 (ハンブルク) 建造物

Denkmal für die Gefallenen beider Weltkriege（第一次世界大戦の記憶）。
「市の4万人の息子たちが、あなたたちのために命を落とした。1914‐1918」と記されています。

Heinrich Heine Denkmal（ハインリッヒ・ハイネ像）

ニコライ運河、赤レンガ倉庫を見つつエイプフィルハーモニーに向かうことにします。

水路のある街並みに惹かれます。

実は、ハンブルクの川や運河にかかっている橋の数は、水の都と呼ばれるヴェネツィアや、運河の街として知られるアムステルダムよりも多いそうです。

Speicherstadt（倉庫街）

エルベ川から分岐した運河に沿って建つ倉庫街。赤レンガの建物が連なる景色は壮観！

倉庫街 (シュパイヒャーシュタット) 散歩・街歩き

Elbphilharmonie Hamburg（エルプフィルハーモニー）

ハンブルクの新しいランドマークとして2017年にオープンしたコンサートホールです。音響設計には、日本人も携わったそうです。

この建物にはプラザという展望テラスがあり、誰でも入場することが出来ます。（茶色い部分の真上が展望テラスになっています）

エルプフィルハーモニー ハンブルク 劇場・ホール・ショー

早速、展望テラスに行くことに。
当日券は無料です。ただし混雑している場合は待つ可能性あり。この日は、待つことなく、すんなり入場。（オンライン予約は、2ユーロとのこと）

宇宙センターのようなエスカレーターに乗って2分半、地上37mにある展望テラスに到着。

ハンブルク港と街並みが一望できます。
そして、かなりの強風！寒い・・・。

ハンブルク港。

かっこいい帆船！プラモデルを見ているような感覚。
帆船を見ると海賊をイメージしてしまうのは私だけ…？？

展望テラスは一周することが出来ます。

街並みの写真を撮ろうとカメラを構えたところ、何か邪魔な壁が被写体に入ってくる…。

と、次の瞬間、めちゃくちゃ驚きました！！！！

さっきまで歩いていた道路が目の前にそり立っているではないですか！

跳開橋になっていたとは知らず、たまたまその時間に居合わせたというだけなのですが、貴重な光景を見ることができました。

ハーフェン地区。

テラスを一周して、再びエスカレーターで降ります。
先が見えない…飲み込まれていく感じが結構スリリング。

特に周遊旅行をしていると、地方ごとの街並みの変化も楽しむことが出来ます。

近代的な建物から除く教会の尖塔。そして手前には中世を思わせる青銅の像。
中世と現代が融合したかのような風景に魅力を感じます。

赤レンガが映える街並み。

Ehemalige Hauptkirche St. Nikolai（聖ニコライ教会廃墟）

聖ニコライ教会は1943年のハンブルク大空襲で破壊され廃墟となりますが、戦争の悲惨さを後世に伝えるため、そのまま残されているそうです。
塔内には展望室があり、エレベーターでいくことが出来るそうです。

聖ニコライ教会廃墟 寺院・教会

Binnenalster（内アルスター湖）

13世紀初めに、エルベ川の支流アルスター川をせき止めてつくられた人口湖。市庁舎側にある、もう一つの人口湖が外アルスター湖と呼ばれています。

アルスター湖 滝・河川・湖

もう19時近くですが、どんどん天気が良くなっていく…。

旅も終盤。この美しい景色を目に焼き付けます。

大道芸のお兄さん。
ディジュリドゥのような楽器。かなり良い音でした♪

今日の夕食も…昨日のBOXヌードルがおいしくて。。。

その名も「Nippon Nudeln」（ニッポンヌードル）！！

注文する時に思わず笑いそうになってしまった。味はおいしかったです。

ここまで旅行記を読んでくださった方は薄々気が付かれているかもしれませんが、余り食には興味が無く、昼抜きで駆けずり回ったりしています。。。

本日宿泊するホテル「Europäischer Hof Hamburg」。

何といっても立地が抜群。1泊EUR 104.00（朝食付き）。
チェックイン時に市内交通のフリーチケットがもらえます。

フロントの対応は、都会だから仕方無いといったところでしょうか…。

オイロペイシャー ホフ ホテル

驚いたのは、このホテルの中庭。
巨大なスライダーがあります。プールから繋がっているようですが、今も使われているのかは不明です。

明日は周遊旅行最終日。
先ずブレーメンに行き、その後リューネブルクかツェレに寄りデュッセルドルフまで帰ります。

綺麗な夕日ですが、翌日は天気予報通り最悪な天候になります。。。