2018/04/27 - 2018/04/27
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beachさん
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■語学研修期間:2018/4/2‐5/3(1カ月)
ドイツのデュッセルドルフに1カ月間、語学研修に行ってきました。
約4週間(週5/全80時間)みっちり語学学校に通い、残りの数日はジャーマンレールパスを使ってドイツを周遊(バッハゆかりの地を巡る旅)してきました。
<ドイツ周遊プラン>
■4/27 デュッセルドルフ ‐ アイゼナハ
Eisenach泊「City Hotel」:EUR 65.00
□4/28 ヴァイマール ‐ エアフルト ‐ ライプツィヒ
Leipzig泊「Seaside Park Hotel Leipzig」:EUR 80.00
□4/29 ケーテン - ハレ
Leipzig泊「Seaside Park Hotel Leipzig」:EUR 80.00
□4/30 ハンブルク - リューベック
Hamburg泊「Europäischer Hof Hamburg」:EUR 104.00
□5/1 ブレーメン - リューネブルク - デュッセルドルフ
---------------------------------------------------
航空券(NH NRT-DUS 往復):JPY 110,650
German Rail Pass(FLEXI 7days/1month):EUR 280.00
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
◇◆ジャーマンレイルパスの旅1日目◆◇
ジャーマンレイルパスで、主に音楽家(特にバッハ)ゆかりの地を巡ってきました。 -
5日間で周ったルート。
(HARIBOのキャラクターがいる場所が現在地:Eisenach)
<ジャーマンレイルパス>
購入額 EUR 280.00/使用概算 EUR 532.70 -
■Freitag, 27. April 2018
デュッセルドルフからフランクフルト経由でアイゼナハに向かいます。 -
これからほぼ毎日乗るICE。
2等車で自由席だったのですが、今回の周遊で座れなかったことはありませんでした。1人だと身軽ですが、複数人で一緒に座りたい場合は、2等車でも追加料金を払って指定席を取ったほうが良さそうです。 -
デュッセルドルフからアイゼナハまでは、約4時間。
のはずだったのですが、途中で電車のキャンセル&遅延に見舞われ5時間かかりました。 -
Frakfurt(M)Flughafen Fernbf(フランクフルト空港駅)
ここで、次に乗るLeipzig行きのICEが急遽キャンセルに…遅延なら分かるけど、電車自体がダイヤから無くなるってどうゆうこと!?さすがにこれにはみんな唖然。
急いで、フランクフルト中央駅行きに乗り換えたら、そちらは点検で40分遅れ… -
アイゼナハ到着!
結局、予定より1時間遅れで12時に到着しました。
バッハの故郷です!
そして、ルターゆかりの地としても有名です。 -
ここアイゼナハに来られたことが嬉しすぎて、電車のトラブルなんてどこ吹く風!
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Bahnhof Eisenach(アイゼナハ駅)
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久しぶりにアンペルマンと再会!
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駅から降りると、バッハとルーターがお出迎えです。
一先ず、荷物を預かってもらうために今晩宿泊する「City Hotel」へ。
駅前の立地でリーズナブルなホテル。チェックインよりかなり早く着いたのでドアは閉まっていましたが、チャイムを鳴らすとホテルの方が出てきてくれて、快く荷物を預かってくれました。 -
アイゼナハの観光目的は、下記3つ。
・Bachhaus(バッハの生家)
・Georgenkirche (ゲオルク教会・バッハが洗礼を受けた教会)
・Wartburg(ヴァルトブルク城) -
Nikolaitor(ニコライ門)
花壇のチューリップが素敵で、このアングルがお気に入り! -
Luther-Denkmal(カールス広場に建つルター像)
ルターはここアイゼナハで新約聖書のドイツ語訳を行いました。 -
一刻も早くバッハハウスに行きたかったのですが、居座ってしまう可能性も考え、先にヴァルトブルク城に向かうことにしました。
駅から1時間に1本ヴァルトブルク城行きのバスもあったのですが、街の雰囲気も見たく歩いて行くことに・・・この判断が後に・・・ -
Marktplatz(マルクト広場)
マルクト広場 (アイゼナハ) 広場・公園
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町中の案内板もしっかり整備されていました。
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Rathaus(市庁舎)
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Stadtschloss(市宮殿)
ツーリスト・インフォメーションはこの建物にあります。テューリンゲン博物館も入ってます。観光案内所 (アイゼナハ) 散歩・街歩き
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Georgbrunnen(噴水)
金色の人は、聖ゲオルク。 -
Georgenkirche (ゲオルク教会)
後ほど内部を見ることにします。 -
ここからが大変だった・・・
ヴァルトブルク城まで歩くという判断をしたものの、途中で、かなーーーり後悔。舗装されていない山道&急な上り坂、本当に道があっているのかさえ分からなくなる。徒歩20分って…、時間の問題だけでは無かった。
プチ登山です。
何とか上に着いた時には、山登りを制覇した気分で、テンション上がって思わずドイツ人に話しかける始末。
「ここまで歩いて来たの!?」とドイツ人に驚かれる・・・ -
ようこそヴァルトブルク城へ。
本当にようこそです。。。足ガクガクです。 -
先ほどいた町が眼下に広がっています。
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Wartburg(ヴァルトブルク城)
たぶん・・・歩いて来た分、感動もひとしお。ヴァルトブルク城 城・宮殿
-
もちろん内部見学します。
(入場料とは別に、内部の写真撮影は2ユーロかかります) -
ガイドツアーは英語かドイツ語。
時間になるとグループで案内されます。最初に英語とドイツ語どちらが良いか、ガイドさんが確認しますが、ドイツ人が多いグループだったのでドイツ語になりました。
どちらにしても、説明の聞き取りは難しいのでガイドブックを見ながら見学。 -
ルターは、ここヴァルトブルク城の一室で新約聖書のドイツ語訳を完成させたました。
また、ワグナーの楽劇『タンホイザー』は、城内にある祝宴の大広間で行われた、恋愛詩人たちによる歌合戦が題材になっています。 -
Lutherzimmer(ルターの部屋)
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ヴァルトブルク城を後にし、バッハハウスに向かいます。
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やめれば良いのに、分かっちゃいるけど待ち時間が惜しい・・・帰りも山道を歩きます。行きとは違い、分かれ道が頻発…おススメしません。
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民家に出ました。
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「Bachhaus」の標識を発見!足の疲れが吹っ飛びます!
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Bachhaus(バッハの生家)
長い間ここがバッハの生まれた場所と考えられていましたが、近年の見解では、当時の生家は別の場所にあったと言われています。後ほどそちらも見に行くことにします。バッハの家 建造物
-
プレートには『ヨハン・セバスティアン・バッハが1685年3月21日にここで生まれた』と記されています。
-
Bach-Denkmal(生家の前に建つバッハ像)
自分が尊敬する作曲家の生誕と終焉の地に行く!かねてからの願いが叶いました。 -
バッハの像の背面にあるレリーフ。
下の方に「Soli Deo Gloria」と記されています。
バッハは、自筆楽譜の最後に「SDG」というサインを残しています。「Soli Deo Gloria」の略字で「神のみに栄光あれ」という意味です。 -
Bachhaus(博物館の入口)。
こちらのマーク、バッハゆかりの地でよく見かけます。
ライプツィヒのバッハ博物館はもちろん、この後行くゲオルク教会入口でも。
というのも、このマークは、バッハ本人が考案し使用したモノグラムで、バッハのイニシャルである「J」「S」「B」と、それを鏡文字状に左右反転させたものを重ね合わせたものに王冠を配したオリジナルデザインなのです。 -
博物館に入ると、先ずバッハの胸像がお出迎え。
昔、部屋に胸像を飾りたくて、本気で買おうかどうか考えたことがあります。 -
バッハハウスの中庭。
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中庭から見たバッハハウス。
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バッハハウスでは1時間毎にコンサートを行っています。
チケットを購入する際に係の方が案内してくれます。
各年代ごとの古楽器で当時の音色を体感することが出来ます♪ -
館内には直筆譜などの他、当時の住居が再現されている部屋もありました。
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個人的に興味深かったのは、バッハの眼鏡と晩年の目の手術に関する説明。
このヤブ医者のせいで、バッハは失明のみならず合併症により亡くなってしまいます。 -
バッハの肖像画。
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バッハの頭蓋骨。
2009年に東京で行われた「バッハの素顔」展で来日したものの、見損なってずっと後悔していました。ようやく見れた。 -
その他メディアルームも充実しています。
「バブル・チェア」というカプセルのような椅子に揺られてバッハの音楽世界に浸ることもできます。右下は、パイプオルガンのパズルをやっている様子。 -
Bachwürfel(直訳:バッハサイコロ)
バッハハウスにあるカフェでしか食べられないバッハがデザインされたケーキ。こちらもお目当ての一つでした。 -
フォークを刺すのは申し訳ないような…
はい!おいしく頂きました!! -
ミュージアムショップ。
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なんと、バッハの塗り絵!!なかなかのニッチビジネス。
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Lutherstr.(ルター通りの35番地)
バッハハウスから数分、近年の研究で当時バッハの生家はここにあったのではないかと考えられています。深緑の家が建っている場所です。 -
当時の家はもう残っていません。
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ルター通りを抜けると、壁にルターが描かれた家が現れます。
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Lutherhaus(ルターの家)
アイゼナハで最も古い家のひとつだそうです。ルターは1498年からの3年間、この町のラテン語学校に通っていました。その時、下宿をしたのがこの家だったそうです。 -
吊り看板も素敵でした。
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Georgenkirche (ゲオルク教会)
バッハが洗礼を受けた教会。
入口の門には、バッハのモノグラムが施されています。ゲオルク教会 寺院・教会
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教会の扉を開き中に入ると、とりあえずバッハ。
何だかイカツイ。 -
礼拝堂に入る前に、見逃してはいけないポイント!
扉の上を見るべし♪ -
『Joh.Seb.Bach(ヨハン・セバスティアン・バッハ)が1685年3月23日、この教会で洗礼を受けた』と記されています。
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Stammbaum(バッハファミリーの家系樹)
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内部。祭壇の前には、当時バッハが洗礼を受けた洗礼盤もあります。
-
オルガン。
音も聞いてみたかったな。 -
教会を後にし、カール通りを歩いていると良い匂いが。
「Thüringer Bratwurst(テューリンガー焼きソーセージ)」。もちろん食べるでしょ! -
でかっっ!たったの2.5ユーロ。
皮がパリッ、中はジューシー!
おいしい!!ドイツのソーセージに外れ無しです! -
Schmales Haus(狭い家)
もう19時近くなのですが、まだ明るくホテルに帰るにはもったいなかったので見に行ってみました。中はどうなっているのだろうか? -
本日宿泊するホテル「City Hotel」EUR 65.00。
アイゼナハの駅から100m程度の場所にあります。City Hotel ホテル
-
部屋はシンプルで素泊まりには全く問題なし!
朝食もおいしく、何よりアットホームな感じが良く、ホテルの方がとても親切でした。次回行くことがあれば、リピートすると思います。 -
バッハハウスのお土産&資料。
・日本語ガイドブック 3.5ユーロ
・キーホルダー 2ユーロくらいだったと思います
これから先の旅程を考えると、余り重いものは買えません…。 -
エコバッグ。
アイゼナハの1ユーロショップで購入。
本当は地名のキーホルダーを探しに行ったのですが無かったので。
アイゼナハは、本当に素敵な町でした。
明日には、バッハ終焉の地ライプツィヒに向かいます。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ちゃたろうさん 2020/02/02 21:36:28
- 歴史ある街アイゼナハ
- アイゼナハの素敵な旅行記ありがとうございます。ヴァルトブルク城のルターが滞在した部屋は世界史の資料集に出ていて記憶があります。ヴォルムスとペアで行ってみたいなぁと思ったことがあります。バッハハウスの頭蓋骨は実物なのですか?現代の医療ならバッハの目は治療出来たのかなとも思いました。beach さんのバッハへの尊敬や想いが伝わってきました!私はゴルトベルク変奏曲が大好きでアリアだけは時々弾く真似をします^_^
音を出してるだけですが幸せな気持ちになるのです。
- beachさん からの返信 2020/02/04 06:05:24
- RE: 歴史ある街アイゼナハ
- ちゃたろうさん
こんにちは。
コメントありがとうございます(^^♪
アイゼナハ、私の大好きな町です。ヴァルトブルク城はとても素晴らしい場所でしたが、プチ登山の思い出が色濃くなっております(笑)
私もいつかルターの軌跡を辿る旅もしてみたいと思っています(まだまだ知識不足なのですが…)。ルターなしにバッハなしと言われるくらい、バッハの音楽とは切っても切れない関係なので興味はあります!
バッハの頭蓋骨は、遺骨を基にコンピューター技術を駆使し石膏で復元されたものです。肖像画だけでイメージしていたバッハがより身近に感じられ、実在していた人物なのだと実感した瞬間でした。
バッハの最期は、ヤブ医者による手術の失敗という…伝記で初めて読んだ時の何とも言えない喪失感…。ちゃたろうさんのおっしゃる通り、今の時代なら死には至らなかったのだろうなと思います。私もゴルトベルク変奏曲好きです♪不眠症に悩まされていた伯爵のために作られた曲と言われていますが、私は聴き入ってしまい寝るどころではない場合がほとんどです…(^_^;
beach
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