ベトナムぶらり旅 ・ ハノイ編

2018/05/11 - 2018/05/19

　久しぶりのベトナム旅行で、ホ－チミン、フェ、ホイアン、ダナンと周り最後のハノイになりました。
　ハノイは4年ぶり6度目の訪問でしたが、ダナンで腹を冷やして若干体調不良のため、定番の観光地はまわらなくてス－パ－のイオンとタンロン水上人形劇の観賞程度の観光でした。旧市街はホ－チミンと違って大きくは変わっていませんでしたが郊外は変わりつつありました。
　また今回巡った全てのベトナムの公共バスは、従来と違ってボルことはなく乗車券(領収書)をくれ、やっと国が観光に力を入れてきたと感じました。ただマッサ－ジはいろいろな面でまだまだ注意が必要でした。
　総合的にはまだ台湾には及びませんが、行きやすさや治安などはタイと同程度になってきたので(個人的感想です)、みなさんもベトナムを旅行してください。美味しい食べ物や素敵な観光地もいっぱいありますよ。

エリア ハノイ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

　ダナンから予定通り 11:15 にハノイに到着。さすがベトナムの国営航空会社。途中飲み物のサ－ビスもあり、20kgの荷物がある場合はLCCとの料金の差はほとんどありません。

ノイバイ国際空港 (HAN) 空港

　到着ホ－ルの出口を出て道路を横断すると、タクシ－(約40万ドン：約35分)乗り場があり、その先が公共バスの乗り場になります。そして公共バス乗り場の右側がエアポ－トミニバスの乗り場になります。公共バスの86番バスに乗るかミニバスにするか迷っていたら、ミニバスの運転手が Hurry up 。すぐに出発するみたいなのでついミニバスへ。そのため駐車場やバスの写真を撮る暇はありませんでした。なお席は最後であったので助手席でした。

　ミニバスの料金は4万ドンで乗車時間は約40分です。安くて早いのですが、人数がそろい次第出発というシステムなので、運が悪いとバスの中で20分近く待つこともあります。一方オレンジの車体の86番のバスは、どちらかというと観光客用のバスのため3万ドンで乗車時間は約50分です。運行間隔は約25分でいいのですが混んだ場合は座れない可能性があります。ちなみに空港からは7番と90番の公共バス(写真)も出ていますが、旧市街周辺には行かないか乗車時間が長いので観光客向けではありません(約9000ドン)。

　ミニバスは出発前にホテルの名前を聞いてくれ、通り道であればホテルの近くに降ろしてくれます。ただ市内の中心地の場合はベトナム航空オフィス前になります。今回は乗車時間は38分でした。
　ホテルはいつもベトナム航空オフィス前から約300ｍのハノイ大教会周辺なので、ミニバスは私にとってはけっこう便利です。

ハノイ大教会 (セントジョセフ教会) 寺院・教会

　今回は、ハノイ大教会から約200ｍのハノイ ブリリアント ホテル＆スパです。
周辺にはス－パ－があり、ホアンキエム湖まで約2分、旧市街の真ん中までは約8分、市劇場まで約12分と観光、食事、買い物に便利です。

ハノイ ブリリアント ホテル アンド スパ ホテル

　建物は間口は狭いですが奥に長く綺麗です。
　フロントはやや狭く、壁の向こうがスパになっています。宿泊料は総額約4300円と3～3.5星レベルでは妥当な料金でした。なおスタッフはみなさん笑顔で親切で、12:30でしたが無事チェックイン。

ハノイ ブリリアント ホテル アンド スパ ホテル

　特に気に入ったのがウェルカムドリンクで、おしぼりが付いて美味しいお茶に日本人好みの御菓子、気配りが感じられました。ただ単に食い物に弱いだけかな。
　日本語も少しですが通じました。

ハノイ ブリリアント ホテル アンド スパ ホテル

　旧市街地の立地のいい所ですが静かで、部屋もおしゃれで綺麗でした。備品も一般的なものは全てそろっており、枕元灯やコンセントも多くあり便利でした。

ハノイ ブリリアント ホテル アンド スパ ホテル

　残念ながら安い部屋であったので窓はありませんでしたが、その代わり枕が多かったです？。寝心地は良かったです。

ハノイ ブリリアント ホテル アンド スパ ホテル

　浴室も綺麗でしたが、やはりベトナムなのでシャワ－や トイレの水圧が若干弱かったです。気温が36℃超えではシャワ－だけで十分なのですが、日本人のおっさんは大浴場でゆったりお湯につかりたいですね。帰ったらすぐに温泉に行くぞ～。
　

ハノイ ブリリアント ホテル アンド スパ ホテル

　初めの予定は、ホ－チミン廟、タンロン遺跡、文廟をぶらつく予定でしたが、暑いのと体調がやや不調のため少し休んで旧市街をぶらつくことにしました。
　まずはホテルのすぐそばにあるChie(チエ)は、ベトナムの少数民族の織物を使った可愛い雑貨(手工芸品や布小物)のお店です。日本のJICAやNGOもかかわっているので品物は良いです。写真は支店で本店から2～3分の、109 Hang Gai通りにあります。

チエ クラフトアンドデザイン お土産店

　Chieの支店から約1分のところにあるLITTLE HANOIです。交差点の角にあり、いつも欧米系の外国人が多い店です。少し高いですが、コ－スメニュ－(20万ドン前後)があるため、一人でも入れるので初めの頃は重宝しました。スイ－ツ類も美味しいですよ。

リトル ハノイ カフェ

　ホアンキエム湖からドンスアン市場の間が旧市街・職人街になります。昔ながらのお店は通りごとに同種のお店・工房が集まり、角を過ぎるとまた違う種類のお店が並んでいます。なおここはハンガン通り周辺で、衣料品関係の通りです。

ハンガイ通り 散歩・街歩き

　ハンガン通りと交差するハンバック通り周辺は、貴金属店が並んでいます。すなわちこの通り周辺に両替屋さんがいろいろあります。個人的ですが、130Hang Bac と132Hang Bacの両替商はレ－トはいいですが、 67 Hang Bac の宝石商の3階にある両替屋が一番レ－トは良かったです。ただ宝石店の店の中の階段を上って行くので一瞬戸惑います。
　両替を終え、さらにドンハ－門(東河門)に向かって進みます。すると今度はお菓子問屋がびっしりと並ぶハンザイ通りです。日本の大きな駄菓子屋さんのような感じでバラ売りも多く、懐かしさも感じます。高級ブランド品も良いですが、こんな感じのお店を巡るのも楽しいですよ。

　ドンハ－門(東河門)に到着。16あった旧ハノイ城の門の１つで、現存する門はここだけです。私は、「ここだけです」に弱いです。
　ここからドンスアン市場までは約3分ですが、その間にはゴザ・編みカゴなどのお店や朝夕営業の屋台風のお店がいろいろあります。衛生面に若干不安はありますが、安くて美味しい店が多いようです。

東河門 建造物

　ハノイ二大市場(ホム、ドンスアン)の１つドンスアン市場です。３階建ての巨大な市場で、1階は食料品・雑貨、貴金属、そして外国人向けのお土産店。2・3階は衣料品店が中心で、多くの店は狭いが商品の種類が多い典型的なベトナムの市場です。内部はかなり暑かったのでエアコンはたぶんないと思います。また市場は店が雑多に並んでいるように見えますが、実はジャンル別にカテゴライズされています。なお、市場の周辺は生鮮食料品の路上市場になってます。
　ここは交渉能力のある方や交渉を楽しみたい方には良いでしょうが、一般の方はベトナムの市場の雰囲気を味わうだけにしておいたら良いと思います。写真は4年前のものですが、自動車の数が増えていただけで後は全く変わってはいませんでした。

ドンスアン市場 / ナイトマーケット 市場

　市場からホアンキエム湖に戻る途中には、ドライフル－ツ、おもちゃ屋、文具、手芸用品、金物・ブリキ・台所用品などの通りあり、さらに祭壇・仏具の通り(写真)まであります。ベトナムの文化・生活臭ある通りを歩いていると時間を忘れ楽しめます。　　

　ほぼ旧市街を端から端まで歩いてホアンキエム湖まで来ると、湖のベンチにはちょっと早い夕涼みでベンチは満席でした。緑豊かな湖畔は、ハノイの人達の憩いの場所になっています。

ホアンキエム湖 滝・河川・湖

　ホテルに戻る前に、いつものス－パ－巡りです。ス－パ－(INTIMEX)は、数年前と同じでホテルから約2分の所にありましたが、入口が通り沿いに変わっていました。

BRG マート スーパー・コンビニ

　外観は綺麗になりましたが内部は昔と変わってなくなつかしく感じました。
店は１階が生鮮食料品などの食料品で、２階が生活雑貨になっています。
　なお残念ながら大きなス－パ－やショッピングセンタ－は旧市街周辺にはありません。

BRG マート スーパー・コンビニ

　１階では、果物などは１個からでも重さで買うことができ、マンゴ－が１個約150円、小さいバナナが18本で約100円と安いです。また客は場所の関係か観光客がけっこう多いです。

BRG マート スーパー・コンビニ

　2階は生活雑貨が中心ですが、観光客が多いためかお土産用雑貨もありました。さらにインスタントラ－メンが1階の食料品エリアでなく2階のお土産コ－ナ－にありました。みなさんやはりフォ－のインスタントラ－メンをお土産にするのかな。

BRG マート スーパー・コンビニ

　ホテルに戻りひと休みして、昔はよく利用したマッサ－ジ店(ヴァンスアン)へ。料金は、フットマッサ－ジは60分13万ドン、ボデイマッサ－ジは15万ドンで、受付には最低5万ドンのチップをお願いしますと日本語で書いてあります（ベトナム人にはチップは請求しません）。昔は何も知らなかったので安くて良いと思っていたのですが、スタッフは若いためかマッサ－ジはあまりうまくなく、店もそんなに綺麗ではありません。考え直して他店へ

ヴァン スアン マッサージ (3号店) エステ・スパ・マッサージ

　昼間見かけた、ホテルのそばにあったマッサ－ジ店(Wonder foot)へ。店の間口は狭く、通路を少し入ったところが受付になります。料金は、足マッサ－ジ45分18万ドン、ボデイ45分22万ドンとヴァンスアンよりは高いですが基本的にはチップはいらないとのことなのでここに決め、今回は足マッサ－ジ70分27万ドンをお願いしました。あとで気づいたのですが、TNKトラベルのマップを持って行くと10％OFFであったようです。マップは持っていたので残念でした。

　マッサ－ジは2階で、部屋はこじんまりして綺麗でした。まずお茶をいただきマッサ－ジ。客が一人であったためか、ヴァンスアンの様にテレビを見たり仲間と話しながらマッサ－ジをすることはなく、マッサ－ジは丁寧で良かったです。

　支払い時、30万ドン支払ったらちゃんと3万ドンのおつりをくれました。その3万ドンはチップとしてあげたところ喜んでくれたので、もう少しあげた方が良かったかなと少し反省。私は単純な人間です。

　マッサ－ジを終え少し遅い夕食です。食欲はなかったのですが、なぜかスパゲテイ・ボロネ－ズが食べたくなって５～６分探したらバオカイン通り(洋食メニュ－の店が多い)でお店を発見(FAMILY?)。2階からは外も眺められそうなので入店。

　スパゲテイ・ポロネ－ズは9万ドンで若干ハノイとしては少し高いですが、ただこの通りは欧米人が多いので妥当かな。
　残念ながら麺はうどんのようであまり美味しくはありませんでした。腹の調子が良かったらダックキムでブン・チャ－を食べたかったです。

　参考までに、ハノイを代表する老舗名店(ダックキム)のブン・チャ－です。たっぷりの細い米麺(ブン)を左側の大きなお椀に入れ、次にハンバ－グのような炭火焼き肉と香草をたっぷり入れ、甘酸っぱいタレをかけて食べます。友人にベトナム風つけ麺みたいだねと言ったら、ブン・チャ－は50年以上も前からあるのでつけ麺は日本風ブン・チャ－と言われました(笑)。麺や香草は大量、肉は溢れんばかりに盛られ、料理のボリュームで驚かせています。料金はブン・チャ－だけなら6万ドン程度で、春巻きはオ－ダ－しなくても出てくることがあります。これは食べなければ料金は払う必要はありませんが料金は1.5万ドン程度であったと思います。お店は典型的なベトナムの食堂なので衛生面は若干の不安はありますが、ハノイに来たら一度は食べてください。食事時間帯は行列ですが、16時前後ならほぼすぐに食べられます。

ブンチャー ダックキム 地元の料理

　ベトナム最終日の朝です。レストランは最上階にあり、景色もよく、大教会も見えました。ただ座席数が少し少ないのが心配です。

ハノイ ブリリアント ホテル アンド スパ ホテル

　朝食は、フォーやオムレツ等頼むメニューとバイキングと両方あります。品数もかなり豊富で満足でき、美味しかったです。

ハノイ ブリリアント ホテル アンド スパ ホテル

　私はやっと体調もよくなってきたので、今日はほぼいつもの調子の朝食でした。なおフォーが美味しそうでしたが、これ以上食べると胃が不安なので泣く泣くフル－ツで終了。　
　ベトナムでの7泊の朝食の感想は、料理は日本人の口にあって美味しかったですが、果物はやっぱり日本で作られたものが、世界で一番安心で美味しいと思いました。

ハノイ ブリリアント ホテル アンド スパ ホテル

　朝食後は、いつものス－パ－巡りです。まずフィビマ－トですが、場所はホテルからホアンキエム湖をはさんで反対側にある中型ス－パ－で、数年前からは日本のイオンと業務提携しています。
　注意することは、ここは看板が小さいため通り過ぎてしまうことです。

ウィンマート スーパー・コンビニ

　店内は1フロア－で、生鮮食料品などの各種食品から生活雑貨まで何でもそろっています。店員はイオンと提携しているせいか仕事をしっかりしており、客は地元のセレブや観光客も多いです。
　

ウィンマート スーパー・コンビニ

　生鮮食品は充実していて、カットフル－ツもあり便利でした。もちろんお土産用のインスタントラ－メンやライム塩コショウ、ドライフル－ツ、緑豆の粉菓子、コ－ヒ－なども種類豊富にありました。

ウィンマート スーパー・コンビニ

　さらに他のス－パ－にはあまり無い、お弁当や惣菜などもありました。
　実際の広さは、INTIMEXは2フロア－のため広いように見えますが、2階はあまり有効利用されていないためフィビマ－トの方が商品は多いように感じました。
　なお旧市街周辺には大きなス－パ－やショッピングモ－ルはないため、INTIMEXとフィビマ－トはバラマキお土産のためには重要なお店となります。

ウィンマート スーパー・コンビニ

　フィビマ－トから3～4分のところに、ホアンキエム湖に浮かぶゴックソン祠(玉山祠)があります。入口の門柱には「禄」と「福」の赤い文字が印象的です。門を通り少し行くと2つ目の門があり、その門には左右に虎と龍の絵が描かれていました。さらに20m程進むと門の上方に「硯台」と書いてある3つ目の門があります。

玉山祠 建造物

　3つ目の門をくぐるとすぐ左側にチッケット売り場(見えませんが写真左)があります。そこでチケット(3万ド)を買って、朱色の棲旭橋を渡ったところにある門(得月楼)でチケットを渡して入場します。
　なお棲旭橋の上までならチケットがなくても入れるため、橋の上で写真をとるだの人もいて、橋上はけっこうにぎわっています。

玉山祠 建造物

　門をくぐり島に上陸すると湖に面しているあずまや(鎮波亭)があり、そこは景色がいいのでくつろぐ人も多いです。そして赤い建物の正殿には、武神や関羽などの像やベトナムの英雄チャン・フン・ダオの像が祀られています。でもメインは1968年にこの湖で捕獲された、体長2mの大亀の剥製(はくせい)ですね。 大きいですよ。

玉山祠 建造物

　湖畔の遊歩道に戻ると、湖のほとりで木にもたれ本を読んで勉強している女性を発見。最近日本では見かけない光景なのでつい写真を撮りました。顔は見ませんでしたが、たぶん可愛い子であったと思います(思いたい)。

ホアンキエム湖 滝・河川・湖

　湖畔の遊歩道を7分程のんびり歩いていると、ホアンキエム湖の南の角にある老舗高級デパート(Trang Tien Plaza)に到着。日本で言えば銀座三越ですね。4年程前は、1-2階はヴィトン、カルティエ、シャネルなどの高級ブランド、3階はカジュアル系で、ウエア、コスメ、時計、ジュエリー、4階はスポ－ツ用品等で、5-6階はレストランやフードコートでした。また何階か忘れましたが大きめのコンビニ程度のス－パ－がありました。

チャンティエン プラザ 百貨店・デパート

　中に入ると１階～4階までは昔と同じ豪華な雰囲気でしたが、4階の一部と5-6階は、少しレストランは営業していましたがほとんどが工事中。そのためか写真を撮ろうとすると警備員が跳んできました。撮影は禁止のようでした。
　ここは有名ブランド(ユニクロ)を着ている私でも縁のないところでした(?)が、トイレは清潔なので利用させてもらいました。
　追加：気づかなかったのですが、ここの近くにハノイ初のマクドができたそうです(2017年12月)。ホ－チミンにはいっぱいあったのにハノイは今までなかったのですね。

チャンティエン プラザ 百貨店・デパート

　朝の徘徊が終わり、11:30 に荷物を預けてチェックアウト。写真はいろいろ親切にしてくれたスタッフです。特に、渡辺 直美さんによく似た女性スタッフは少し日本語がわかり、フットワ－クと気配りがよかったのです。ただホテルの評価をかなり気にしていて、アンケ－トで良い点数をつけたら水1本のサ－ビスがありました(買収されました、ウソです)。
　今回の旅行で感じたことは、ベトナムのホテルはトリップアドバイザ－の評価を気にするホテルが多かったことです。評価は人それぞれ基準が違うのであまり点数はあてにならないので、点数より口コミの内容をチェックした方が良いと思います。

ハノイ ブリリアント ホテル アンド スパ ホテル

　前回来たときは建設中であったイオンモ－ルがどうしても見たくて、イオンモ－ルへ。タクシ－なら15分程度(12万ドン)のようですが、ローカル路線バスの旅に影響され、楽しそうな公共バスで行くことに決定。Google マップで調べたところイオンモ－ルまで行くバス(40番)のバス停が、ホテルから6分程の所にあることがわかりました。そのバス停は、大教会を通り(写真)、ベトナム航空の少し先のハイバ－チュン通りにありました。

ニャートー通り 散歩・街歩き

　バス停は緑色の屋根つきで、日本でもよく見かける形なのですぐわかりました。バスは10～15分に１便なので、待たなくてバスはすぐに来ました。途中「市劇場」の前を通り、大きな長い橋を渡り約22分で到着。ただ40番のバスはイオンの敷地内には入らず目の前の通りが停留所です。それ以外にもイオンに行けるバスは52番、55番、98番がありますが少なくとも55番と98番は敷地内にバスは止まります。なお公共バスを利用する方は、運行経路、乗車時間、運行間隔などを調べてから利用して下さい。バスは運賃は全て7000ドンで、ちゃん乗車券をくれ、ぼったりはしませんでした。
それ以外にはイオンの無料バスが4系統は走っていますが運行本数は少ないです。

ハノイ歌劇場 劇場・ホール・ショー

　イオンモールロンビエンに到着。ここはベトナム国内最大のイオンモ－ルで、約9万6千平方メートルの敷地内には写真左側の総合ス－パ－イオンと、写真の真ん中付近の専門店街、そして写真右の4階建てのシネマ、室内遊園地、ボーリング場を兼ね備えた複合ショッピングモールでした。日本のイオンモ－ルよりかなり大きかったです。

イオンモール (ロンビエン) ショッピングセンター

　専門店街は、1階はインターナショナルライフスタイルゾ－ンで、ファッションや、コスメ、服飾雑貨や、フィットネスクラブやスポーツショップ、カフェ、レストラン等があり、ダイソ－や電気のノジマもありました。
　2階はリアルクローゼット、ライフスタイル、キッズ の3ゾ－ンで、子供用やオフイスウェア、キッチン用品、ハロ－キティ等の玩具のお店が入っています。

イオンモール (ロンビエン) ショッピングセンター

　3階はレストラン、フードコートのフロアで、レストランゾーンではベトナム料
理は勿論、タイ料理、韓国料理店があり日本からは「牛角」や北海道ラーメン店などもありました。一方フ－ドコ－トの方は、約1000席以上もあるスペ－スで、ベトナム料理、てんぷらなどの日本食、韓国料理、香港料理が味わえます。
　ベトナムに移住しても、ここに来れば食には絶対に困らないです。

イオンモール (ロンビエン) ショッピングセンター

　ス－パ－イオンは1階はかなり広く、生鮮食品・加工食品・日用消耗品などなんでもそろっています。2階は衣料・服飾雑貨で、ベトナムで人気「資生堂」等は、日本と同じようにカウンセリング対応でした。3階は、キッズ・ベビー用商品の売場と室内遊戯施設を併設したキッズ＆ホームファッションフロアでした。ほとんど日本と同じですね。

イオンモール (ロンビエン) ショッピングセンター

　1階の加工食品・日用消耗品などは旧市街のス－パ－とは比べものにならないくらい商品は多く、けっこう日本のものが多いです。そのため困るようになったのが、ベトナムの知人へのお土産が難しくなったことです。

イオンモール (ロンビエン) ショッピングセンター

　魚類等は近くの漁港から、遠洋や近海で獲れた鮮魚をそれぞれ毎日直送して生け簀や氷で冷やしているため鮮度は万全です。　野菜、果物、魚、貝などに見たことがないものが並んでいるので、見るのもけっこう楽しいです。また日本名の魚もあったのですが、ベトナムの人はわかるのかな。
　

イオンモール (ロンビエン) ショッピングセンター

　１階の食品売り場にあるお寿司コーナーには数店舗のお寿司やお弁当のお店があり、特に最近東南アジア(台湾、シンガポ－ルなど)でも見かけた築地の中島水産が頑張っていました。お寿司はパックもありましたがバラでも買えます。バラの場合はサ－モンやマグロは1貫で1万ドンで、サバやイカは0.5万ドンと日本より安いですがベトナムとしては高い価格設定でした。なお、Bentoはそんなに高くないので(3.5万ドン)ベトナムの人にも人気でした。Bentoはもう世界共通語ですね。

イオンモール (ロンビエン) ショッピングセンター

　今日の昼食は、お寿司6貫(合計4.5万ドン)と大好きな西瓜ジュ－ス(2万ドン)です。なお醤油は1000ドンでした。寿司の味は日本のス－パ－レベルでしたが、ベトナムでこのレベルのお寿司が気軽に簡単に食べれるなら良いですね。

イオンモール (ロンビエン) ショッピングセンター

　1階には荷物を預けることができるロッカ－があります。ただ店の規模に比べてロッカーは少ないですね。
　カンボジア(ブノンペン)のイオンモ－ルも大きかったですが、ここはそれの1.5倍はあるように感じました。
　ハノイの最終日はここでお土産を買って、食事して日本に帰りましょう。

イオンモール (ロンビエン) ショッピングセンター

　帰りは無料バスや他の公共バスを利用しようとしましたが、ホアンキエム湖までは待ち時間や乗車時間がかかるようなので、来る時に乗った40番のバスで Trang Tien Plaza まで戻りました。あとはハイランズコ－ヒ－でひと休みして、タンロン水上人形劇場へ。

　15:37にタンロン水上人形劇場に到着し、劇場入口横の窓口で16:10からの公演のチッケットを購入。公演は1日5回(15:00、16:10、17:20、18:30、20:00)で全席座席指定(料金は10万ドン)です。公演時間は約40分なので開演15～20分前に劇場に入るパタ－ンです。

タンロン水上人形劇場 劇場・ホール・ショー

　座席は、前方がツア－客になります。個人客は席は後ろ側ですが、混んでなければ真ん中を中心に座らせているようです。なお撮影はカメラは2万ドンでビデオは6万ドンですが、商業撮影以外の一般人の撮影は黙認です。ただフラッシュはやめた方が良いと思います。
　ここは7年ぶりでしたが全く変わっていませんでした。

タンロン水上人形劇場 劇場・ホール・ショー

　ベトナムに来たら一度は見ておきたい水上人形劇。私はホ－チミンで1回、ハノイでも1回見たのでこれで3回目です。
　ベトナムの伝統楽器の軽やかな音色とともに、水中で操られる人形劇は素晴らしいです。また時には水を吹き、花火を打ち上げる等のアクロバティックな動きは言葉はわからなくても楽しめます。

タンロン水上人形劇場 劇場・ホール・ショー

　スト－リ－は農家の日常生活や、龍や獅子などの動物が登場する伝説を描いたものが多いようです。演題は１編が3～5分で、昔は全17話でしたが、最近は短編の9話のようです。そのため上演時間は約40分前後です。

タンロン水上人形劇場 劇場・ホール・ショー

　はじめて見たときはすごく感動しましたが、上演時間が1時間であったため、軽やかな音楽が心地よく何回かは夢心地になりました。今回は約40分の上演であったため夢心地になる寸前に終了。
　眠くなるかもしれませんが間違いなく一度は見るべきベトナムの伝統芸能です。

タンロン水上人形劇場 劇場・ホール・ショー

　劇場から数分でケンタッキ－前へ。ここは旧市街では1番の交通量で、車、バイク、シクロ、天秤棒を担ぐ女性など、いつでも混雑しています。初めは道を横断するのに2分近くかかりましたが今では15秒です(鼻高)。
　とりあえず旅行会社を探して、ホテルから空港までのタクシ－を予約(11ドル)。

KFC (ホアンキエム店) ファーストフード

　前日 18:15分から2時間の予約をしていた「R&M Relaxation Massage」へ。
　ここはハノイ大教会から歩いて3分のところにあるマッサ－ジ店で、受付は英語・日本語はなんとか通じます。料金はFoot Massage + Body Massageがチップ込みで 36万ドンとかなり安いです。ここまでは良かったのですが！
　ここはマッサージの本場と言われる韓国からの技術を習っているとのこと？？。マッサ－ジの本場は、台湾、中国、タイ、日本でもなく、ドイツのマルカート式やイギリスのベイリー式でもない韓国？？。さらにここは日本人がオ－ナ－らしいですが、もし日本人がオ－ナ－なら日本の方がマッサ－ジの技術・サ－ビスは韓国より上のことは知っているはず、それなのになぜ韓国なのかな？？。さらに日本人がオ－ナ－であるとしきりに言う割りには店の飾りつけが何か可笑しい日本風です。日本人オ－ナ－はかなり怪しいと感じました。
　日本人はニセモノやインチキをしないと評判がいいので、日本人が経営者(オ－ナ－)とウソを言いう○国人の店があるので注意して下さい。

R&M リラクゼーションマッサージ エステ・スパ・マッサージ

　施術場所は、一応カーテンで仕切られた個室風になっています。部屋は汚くはなかったですがお世辞にも清潔感があるとは言えません。また愛想も悪く、施術中カ－テン越しに何回か世間話をしていました。
　マッサ－ジは、最初の30分はあまりうまくはないですが、とりあえず一般的な安いマッサ－ジ店レベルでした。ただ揉むよりたたく施術が多く、それもかなり強くたたくので痛いです。なおタイ式はつぼをついてきますが、ここはただたたくだけでそれもいたいくらい強くたたきます。さらに足の指を鳴らす時は激痛が走るくらい強いです。45分頃になると前にやった施術をまたやりだしたので、Foot Massageはいいから次は Body Massage へと要求。　Body Massage はベッドにうつ伏せになるのですがベットは寝心地が悪く、その上ホットスト－ンを取りに行って5分以上も帰ってきません。またスト－ンを返しに行ってもなかなか(3分以上)帰ってきませんでした(他店ではあり得ない手抜きです)。さらにBody Massage も強くたたくだけ。たたくのはいいから次と言ったら、次はあお向けにして上半身はだかの腹の部分をなでるだけ。120分のところ約100分で、あまりの下手さでマッサ－ジは止めました。今までベトナムで約40回、アジアで約300回近くマッサ－ジを受けてきましたが、最低・最悪のマッサ－ジ店でした。なお日本に帰ってきて後輩の整形外科病院で3日間リハビリでした。
　さらに気になったのが女性の場合です。ここは女性のマッサージ師がいない時は男性マッサージ師が施術をするようですが、 Body Massageの場合は真っ裸にならなければならなく、腹の付近をなでまわすので、絶対に女性は女性マッサージ師にして下さい。もしかしたら女性マッサ－ジ師がいても男性マッサージ師に施術するいかがわしいマッサ－ジ店かもしれません。注意して下さい。口コミを見たら同じ意見の方が結構いました。

R&M リラクゼーションマッサージ エステ・スパ・マッサージ

　怒りがおさまらないので、近くのス－パ－(INTIMEX)に行って、気分転換の買い物をしてからホテルへ。
　マッサ－ジは、ホ－チミンでは財布から高額紙幣を1～2枚程度抜き取られることがあり、ハノイは施術のレベルが低いので、料金よりいろいろな口コミを見てからマッサ－ジ店を決めて下さい。　
　9:15、予定通り迎えの車が来て空港へ。だいたい35～40分で到着するのですが、1時間半前に豪雨があり道路が渋滞したため、約45分かかり空港に到着(22:00)。　出発は翌日の 00:05発なので問題なくチェックインができました。

ノイバイ国際空港 (HAN) 空港

　夕食は、ホテルに戻る際に買った屋台のバインミ－1本だけであったため、調子が戻ってきた私の胃は満足できないと思い、空港内のレストラン(フォ－の店：Lucky Restaurant)へ。22時過ぎでは客は私とあと1組だけでした。

ラッキーカフェー カフェ

　いろいろなフォ－がありましたが、ベトナム最後のフォ－はメニュ－で美味しそうに見えたPho Bo Chin(牛)でした。料金は、空港のレストランとしては安く5.7万ドンで、この料金なら美味しいと書くことができます。ただ街の店みたいに野菜がいっぱい欲しかったです。

ラッキーカフェー カフェ

　23時近くでしたがお土産店も営業していました。
海外でJALやANAのマ－クを見たり、日本語のアナウンスを聞くと安心しますね。
　飛行機は予定通り(00:05頃)出発。座席はほぼ満員でした。
LCCと違い、映画を見たり音楽も聞け、今どこを飛んでいるかわかるので寝れませんね。そのため最近は、最新の映画は映画館でなく飛行機で見ています。

ノイバイ国際空港 (HAN) 空港

　JALは到着の2時間前に食事が出るのですが、珍しく１時間30分前に食事です。
食事のメニュ－はフレンチト－スト(たぶん)にスクランブルエッグにベ－コン。そしてサラダにフル－ツとコ－ヒ－プリン。それ以外はイタリアンドレッシングにホイップクリ－ムとパ－ムシュガ－。残念ながら元若者には口にはあいませんし、美味しくありませんでした。食事を選べるのなら良いですが、選べないのならシンプルの方がよかったです。　最近の食べ物は、味より見た目(インスタ映え)ですね。

　予定より10分早く7:00に成田空港に到着。この時間帯の成田着の場合は、平日は通勤通学と重なり乗り継ぎ・下車は大変なのですが、今日は土曜日なので大丈夫でした。
　ベトナムでは韓国人が多くて驚きましたが、食べ物は美味しく親日なのでみなさんもベトナムに旅行して下さい。
　でもいつも海外から戻ってくると思うことは、日本はいいな～。

成田国際空港 空港

おまけ：今回は行けませんでしたが、何回か行ったハノイの見どころを紹介します。まずは、建国の父、ホ－チミンの廟です。広場の国旗掲揚塔では毎朝6:00から国旗掲揚儀式、毎晩21:00からは国旗降納儀式が行われます。

ホーチミン廟 寺院・教会

　次は、ホ－チミン廟そばの、ホ－チミン博物館入口横にある一柱寺です。この寺は名前のように一本の柱の上に本堂をのせたユニ－クなてらです。なお昔はお堂を支える柱は木造でしたが、今はコンクリ－ト製に改築されています。

一柱寺 寺院・教会

　そして、2010年8月にユネスコの世界遺産（文化遺産）に登録された「タンロン遺跡」です。10年程前に来た時はほとんど知られてなく、偶然通りかかり一部だけ見学することができました。その時は広場は荒れ地になっていましたが、今は世界遺産になったのでだいぶ綺麗になっています。

ハノイのタンロン皇城の中心区域 城・宮殿

最後に、1070年に孔子を祀るために建てられた「文廟」です。中国・台湾では孔子廟ですね。
　それ以外にも、ハノイからは有名な世界遺産のハロン湾や、陸のハロン湾と呼ばれているタムコック(お薦め)へは日帰りもできます。
　親日のベトナムは、最近は観光に力を入れてきているようで、皆さん美味しいもを食べにベトナムへ。

文廟 (孔子廟) 寺院・教会

この旅行記へのコメント （2）

• 空飛ぶライオンさん 2018/08/02 12:14:39

  参考になりました。

  初めまして。
  旅行記読ませて頂きました。
  R&M、旧市街でやたら日本語を多用したセールスしているのでどうかな～とは思ったのですが、そんなに悪いところだったのですね。
  間違って足を伸ばさないように気をつけます。
  
  ところで、Pho Bo Chinは牛じゃないでしょうか。
  おそらく良く火が通った牛肉のフォーではないかと思います。
  豚のフォーですとPho LonかPho Thit Heoになるとおもいますが聞いたことがありません。
  
  是非またハノイにいらしてください！！

  SHU2さん からの返信 2018/08/02 19:25:29

  Re: 参考になりました。

  空飛ぶライオンさんへ
  
  Boの件ありがとうございました。たしかに「well-done」の牛肉です。早速修正しておきました。ベトナム好きな私としては恥ずかしいミスで、一応暑さボケにして下さい(笑)。
  
  5年程前までは、障害者と少数民族の方の支援でベトナムによく行っていましたが、現在はミャンマ－が支援の中心になってきました。ただ昔の支援仲間がいるので1～2年毎にはベトナムにも顔を出しています。
  　ベトナムの人は親切な方が多いのですが、日本と同じように地域により表現の仕方や対応が違うので若干難しいですが楽しいです。
  　空飛ぶライオンさんはベトナムのことをよくご存知なので、これからもよろしくお願いします。
  
  SHU2 より