2018.03 西安旅行（11）始皇帝陵　麗山園

2018/03/09 - 2018/03/12

仁和寺の和尚でもあるまいし、兵馬俑だけを見て、肝心の始皇帝陵を見ずに帰ることはできません。
兵馬俑からシャトルバスに乗車して、始皇帝陵へと向かいます。

2018/08/15投稿

エリア 西安(中国)

始皇帝陵へは無料のシャトルバスに乗車します。兵馬俑だけ見て、肝心の始皇帝陵見ないとか本末転倒ですよね？　多分。

もっとも当方、勉強不足につき、なぜ始皇帝陵と兵馬俑の場所が離れているかとか一切わかっていません。

秦始皇帝陵博物院 (兵馬俑) 史跡・遺跡

始皇帝陵のゲートへとやってきました。
始皇帝陵エリアは「麗山園」と言うのですね。
先程の兵馬俑で購入したチケットを出して、ゲートを通ります。

で、早速園内を歩いて散策……とはせずに、園内の有料カートを使用することに。
チケットを購入します。

チケット15元。
普段なら見向きもせずに突撃していたところでしたが、事前に読んでいた4travel旅行記で、広すぎるのでカートを使うべし！という助言を複数見かけまして。

電動カートはいっぱい並んでいます。
乗客もどんどん来るので、そう待たずに満員になり、出発できます。

出発するとカートの走ること走ること。
後から知りましたが、この麗山園は南北約2.2km、東西約1kmもの広さがあるそうで……でけーよ。さすがは大陸国家中国。
ああ、乗車してよかったと、先人のアドバイスに感謝したのでした。

カートに数分乗車して、K9901陪葬坑へ。
写真の時間をみると、3,4分程度でしたが、もっと長く乗っていたように感じました。
カート乗っていなかったら、途中で引き返して帰っていただろうなあ……。

解説。中国語と英語のみ。
1999年と結構最近の発見であることは理解しました。
現在も発掘が続いているようです。

こちらは発掘物でしょうか。

K9901陪葬坑

K9901陪葬坑

K9901陪葬坑

K9901陪葬坑
はしごや桶が置いてあって、未だに発掘中という雰囲気。
しかし、あの桶は何に使っているのだろう。

K9901陪葬坑

「K9901陪葬坑的建造方法」
どうやって掘られたか、でしょうか。

英語の解説を読み込む気力もなくなっているので、基本的に解説は読んでいませんが。

K9901陪葬坑から出ると、待っていた電動カートに乗り込んで、またまた次のスポットへと長駆移動します。

始皇帝陵がよく見えますが、完全にちょっとした山だよ、これ。

数分して今度はK0006陪葬坑に到着。

こちらも2000年の発掘と新しいですね。

そもそも調べてみたら始皇帝陵がこうして麗山園として整備されたのが2010年だとか。

K0006陪葬坑

K0006陪葬坑

K0006陪葬坑

K0006陪葬坑

K0006陪葬坑

K0006陪葬坑

K0006陪葬坑

4体ほど並んでいました。

麗山園内の園路

わー、終点がみえないなあ……

K0006陪葬坑

電動カートに乗車して、次の場所へと向かいます。
出発するまで5分くらい待ちました。

電動カート乗り場。

それでは出発。

始皇帝陵をぐるっと回るように走ります。

始皇帝陵の正面らしきところで降ろされました。

「秦始皇帝陵」

「秦始皇帝陵」

秦始皇帝陵

ここが正面ですかね。

正面に立っている碑。

ここから眺めれば始皇帝陵に行ったと胸を張って言えるでしょう。

ここからは歩いてゲートへと戻ります。

麗山園

「陪葬坑」の石碑

この下にもなにかあるんでしょうかね……。

麗山園

内城垣

内城垣の説明。

他にもじっくり歩いて散策すると、色々とありそうですね。

ただ、そこまで歩き回る気力がもうないので帰りましょう。
最後に、世界遺産マークのついた石碑を記念に撮影。

しかし、本当にこれだけの墓を作らせるほどの権力を持つまで登り詰めるとは。そして死してリーダーシップが取れなくなった途端に、三年で秦が崩壊するとは。始皇帝どれほどのカリスマを持った人物だったのか。ロマンやら盛者必衰の理やら、色々と考えさせられますね。
では始皇帝さん、さようなら～

ゲートを抜けて、色々売っているお店というかテントを通り抜けて、シャトルバス乗り場へ。

シャトルバスで兵馬俑へ戻ろうかと思いきや、西安駅へいく路線バスが目の前に停まっていました。
行きにも見かけた系統です。

兵馬俑へと戻らずにそのまま帰ることができるのはありがたい。

車掌さんがバス観光客に呼び込みをしながらバスは出発。
朝と違ってちゃんと車掌さんが集金にきたので運賃12元を支払います。
行きのバスよりも2元高いけれども、始皇帝陵から直接乗れたのでありがたいかぎり。そもそも行きは車掌さんが集金に来なくてタダ乗り状態になっちゃったし……。

西安へのバス車窓

西安へのバス車窓

西安へのバス車窓

華清池付近までは地下鉄建設中。アクセス便利になるかな？

西安へのバス車窓

1時間ほどで西安へと戻ってきました。
道中、よく寝れました。

西安駅バス乗り場。

今から兵馬俑へ向かう人も多いですねえ。
もう16時まわっていますけど。

西安駅

西安駅 駅

献血車が停まっていました。

さて、これからどうしよう。

追記

以前東京国立博物館等で行われた「始皇帝と大兵馬俑展」の図録を先日購入しました（中古で）。こちらの特別展、私も以前大阪国立国際美術館で鑑賞しました。
本来、勉強してから現地に行けばよかったんでしょうが……。
兵馬俑や始皇帝陵、そして博物展の内容を思い返しながら読んでいます。