2018/05/14 - 2018/05/14
3567位(同エリア13637件中)
kasakayu6149さん
- kasakayu6149さんTOP
- 旅行記687冊
- クチコミ1733件
- Q&A回答6件
- 880,955アクセス
- フォロワー82人
ダムカード
近年人気のダムについての情報が記載されているカードです。
ふとした事から2017年5月にダムカード収集巡りを始めて
今回で18回目です
第17回終了時点で、9都県の96施設を巡りました
※直近の第17回の様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11348211
今回の第18回は群馬・栃木編です。
連休が取れたので昨日は群馬県矢木沢ダムの点検放流見学に赴き、
そのまま「道の駅 白沢」にて車中泊し、そのまま今回のダム巡りに突入です。
本日のターゲットは昨年11月から配布が始まった東京電力管轄のダム
群馬県の「玉原ダム」栃木県の「中原ダム」「黒部ダム」です
昨年11月から配布が始まったものの、12月には冬季閉鎖で配布終了となり、今春の配布再開を待ち望んでいました。
矢木沢ダムの点検放流に併せて日程・出発地を決めたので少々移動がタイトですが、まぁ何とかなるでしょう。
ダムカード巡りだけではつまらないので
併せて「吹き割の滝」「丸沼」「戦場ヶ原」等も楽しみました
また併せて7月下旬オープン予定の「道の駅 かたしな」も少々偵察
相変わらず、あちこち立ち寄りながらの旅なので、
前編・中編・後編に分けてお届けします
前編は「玉原ダム」です
「群馬県」ダムカード収集の旅
対象ダム・・・・ 30
前編訪問数・・・ 1( 3.3%)
累計訪問数・・・ 29( 96.7%)
※つたない文章&写真ではありますが、是非最後までお付き合いください
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
-
昨日、群馬県北部にある、首都圏の水がめとして有名な「矢木沢ダム」の点検放流を見学した後
そのまま群馬県に留まり「道の駅 白沢」にて車中泊しました。
※前日の様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11362852農産物直売所 座 白沢 道の駅
-
愛車はキャンピングカーでは無いですが
後席を倒し荷室をフラットにしてのんびりと休むことが出来ました
寝袋に包まり快適な車中泊でした
※シートをフルフラットにしても、どうしても凸凹は残るので
個人的には荷室をフラットにする方が好きです農産物直売所 座 白沢 道の駅
-
トイレも綺麗だし、水場もあるし
道の駅での車中泊は快適です
近くには人気の「道の駅 川場田園プラザ」もありますが、車中泊するならば、こちらの「道の駅 白沢」の方がお勧めです。
今回は利用しませんでしたが、こちらには日帰り温泉もありますし、なにより徒歩圏内にコンビニが近くにあり朝食等を買うのにとても便利です
このコンビニは「焼き立てパン」も売っています♪農産物直売所 座 白沢 道の駅
-
本日最初の目的地「玉原ダム」にやって来ました
「道の駅 白沢」から「玉原ダム」は玉原高原を目指して山を登り21km程の道のり「玉原ダム」によって形成されたダム湖「玉原湖」、2017年11月よりダムカード配布対象施設になりました by kasakayu6149さん玉原湖 自然・景勝地
-
玉原ダム
1981年(昭和56年)竣工のロックフィルダム
堤 高 116.0m
堤頂長 570.1m
鋼製ラジアルゲート 2門「玉原ダム」によって形成されたダム湖「玉原湖」、2017年11月よりダムカード配布対象施設になりました by kasakayu6149さん玉原湖 自然・景勝地
-
ダム天端は遊歩道として開放されています
「玉原ダム」によって形成されたダム湖「玉原湖」、2017年11月よりダムカード配布対象施設になりました by kasakayu6149さん玉原湖 自然・景勝地
-
玉原ダムは東京電力が管理する揚水ダムの上池を形成するダムです
揚水発電所とは
電気需要が減った夜間に原発など発電変動が難しい発電機の電気を使い、下池の水を上池に汲み上げ、日中電気需要が増えた時に、上池から下池に水を落とし水力発電する仕組みです
電気は沢山貯める事が大変難しいため、電気エネルギーを水の位置エネルギーに変換し蓄電する訳です。
効率は70%程(つまり30%はロス)ですが、科学の粋を集めても現在もっとも効率的な蓄電方法だそうです
尚、みなかみ町にある藤原ダムが下池になります「玉原ダム」によって形成されたダム湖「玉原湖」、2017年11月よりダムカード配布対象施設になりました by kasakayu6149さん玉原湖 自然・景勝地
-
ダム天端よりダム湖方面を望む
「玉原ダム」によって形成されたダム湖は「玉原湖」と言います
高原にある静かな湖です「玉原ダム」によって形成されたダム湖「玉原湖」、2017年11月よりダムカード配布対象施設になりました by kasakayu6149さん玉原湖 自然・景勝地
-
玉原湖は揚水発電の上池で、下池はみなかみ町の藤原ダム
方角上では、ダム側では無く山側に下池の藤原ダムがあるので、メインの取水口等もダム湖のより藤原ダムに近い方側にあります「玉原ダム」によって形成されたダム湖「玉原湖」、2017年11月よりダムカード配布対象施設になりました by kasakayu6149さん玉原湖 自然・景勝地
-
ダム天端より下流方面を望む
新緑が美しいです。こちらは沼田方面になるのかな?「玉原ダム」によって形成されたダム湖「玉原湖」、2017年11月よりダムカード配布対象施設になりました by kasakayu6149さん玉原湖 自然・景勝地
-
前述の通り、玉原ダムは揚水発電の上池なので
取水や放流の大半は下池である藤原ダムに行います
なので、一応ダム下への放流設備がありますが、殆ど使われることは無いと思われます「玉原ダム」によって形成されたダム湖「玉原湖」、2017年11月よりダムカード配布対象施設になりました by kasakayu6149さん玉原湖 自然・景勝地
-
提体を渡ってダム右岸側まで歩いて来ました
玉原ダムは石を積み上げて堰き止めたロックフィルダムです
たまに草が生い茂ってフィルダムかと見まがうロックフィルダムがありますが、個人的にはロックフィルダムは草が生えていない方が好きです。
※草が生えているロックフィルダムは管理が悪いのか
地盤強化のためわざと草を生やしているのかは定かではありません「玉原ダム」によって形成されたダム湖「玉原湖」、2017年11月よりダムカード配布対象施設になりました by kasakayu6149さん玉原湖 自然・景勝地
-
雪解け期なので水量は豊富なのか、夕べの内に揚水したのか
ダム湖の水は満水でした「玉原ダム」によって形成されたダム湖「玉原湖」、2017年11月よりダムカード配布対象施設になりました by kasakayu6149さん玉原湖 自然・景勝地
-
ダム右岸にある鋼製ローラーゲートの上の方まで水が一杯でした
「玉原ダム」によって形成されたダム湖「玉原湖」、2017年11月よりダムカード配布対象施設になりました by kasakayu6149さん玉原湖 自然・景勝地
-
一応、ゲートを開ければ放流可能になっていますが
玉原ダムは揚水発電所の上池なので、余程の事が無い限り、ここから放流される事はなく、玉原発電所を通して藤原ダムに放流される事でしょう「玉原ダム」によって形成されたダム湖「玉原湖」、2017年11月よりダムカード配布対象施設になりました by kasakayu6149さん玉原湖 自然・景勝地
-
玉原」ダムは玉原高原にあり、すぐ側には
「たんばらスキーパーク」(夏季は、たんばらラベンダーパーク)があります
玉原スキーパークは営業期間が長く、今年も5月5日(土)まで営業していました
まだコースの雪が見て取れます「玉原ダム」によって形成されたダム湖「玉原湖」、2017年11月よりダムカード配布対象施設になりました by kasakayu6149さん玉原湖 自然・景勝地
-
営業が終了した「たんばらスキーパーク」を訪ねてみました
「玉原ダム」から「たんばらスキーパーク」は僅か2.5km程の道のり
夏は「たんばらラベンダーパーク」として営業します、現在切替作業の真っ最中
実は3月にスキーで訪れたのですが、3月は玉原ダムが冬季閉鎖中でダムへの訪問は出来ませんでした
※その時の様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11347091
そして、玉原ダムのダムカードですが「たんばらラベンダーパーク」開園期間中は、ここで頂くことが出来ます。
※当初、昨年11月から配布が始まったダムカード「玉原ダム」と「野反ダム」は、7月下旬にオープンする「道の駅 かたしな」と共に、7月に訪問する計画でした。
しかし前日の矢木沢ダム点検放流にどうしても行きたくなり、急遽日程を早めた次第です。たんばらスキーパーク スキー場
-
日程を早めた弊害が何点か発生しました。
・「野反ダム」は5月末まで冬季閉鎖なので今回は訪問不可
・「道の駅 かたしな」は7月末オープンでまだ未開設
・玉原ダムのダムカードはラベンダーパークが今シーズン未開設なので
沼田市観光案内所でしか入手不能
まあ前日の点検放流が楽しかったので後悔はありませんが(笑)
という事で、玉原ダムのダムカードを頂くために「沼田市観光案内所」にやって来ました -
「沼田市観光案内所」は沼田公園にあるので、山を駆け下り
「たんばらスキーパーク」から23km程の道のり -
「群馬県」ダムカード収集の旅
全30ダム中第29号(本日の第1号)は
・玉原ダム
ダムカードは2017年11月より配布開始
右上の目的記号は「P」
□ F:洪水調節
□ N:流水の正常な機能の維持
□ A:かんがい用水
□ W:水道用水
□ I:工業用水
■ P:発電
右下のダム形式は「R」
□ G :重力式コンクリートダム
□ HG:中空重力式コンクリートダム
□ A :アーチ式コンクリートダム
□ GA:重力式アーチダム
□ E :アースダム
■ R :ロックフィルダム
□ MB:可動堰
なので
玉原ダムは「発電」目的の
「ロックフィルダム」という事になります
※これで群馬県内のダムカードは全30枚中29枚ゲットとなりました
残すは「野反ダム」を残すのみ♪ -
さて群馬県のダムカードは野反ダムを残すのみとなりましたが、何度も書いたように、冬季閉鎖により6月1日迄は入手できません。
なので少々遠いですが、「玉原ダム」や「野反ダム」同様に2017年11月より配布開始となった栃木県の「中岩ダム」「黒部ダム」を目指す事にしました。
金精峠を越えて栃木県を目指しますが
折角なので途中「吹き割の滝」にやって来ました
「沼田市観光案内所」から「吹割の滝」は国道120号で20km程の道のり
観光地特有の「買物すれば無料になる土産物屋の駐車場」も沢山ありましたが
正攻法で少々下流の市営無料駐車場を利用しました -
吹割の滝は高さ7m、幅30mあり東洋のナイアガラとも呼ばれているそうです
雪解け期で川の水量が多そうなので迫力ある瀑布を期待しての訪問です吹割渓谷 吹割の滝 自然・景勝地
-
市営駐車場から滝方面に向かうと
民間駐車場の案内が沢山
昔ながらの「The 日本の観光地」ぽい雰囲気は少々辟易してしまいますが、観光気分を高めてくれるから不思議です吹割渓谷 吹割の滝 自然・景勝地
-
土日休日は開店して賑わうのでしょうが平日は閉まっている土産物店
なんだかバラックを通り抜けている様です吹割渓谷 吹割の滝 自然・景勝地
-
雪解け期で水量が多いので迫力はありますが
少々水量が多すぎて落差が実感できません(笑)吹割渓谷 吹割の滝 自然・景勝地
-
こちらが「東洋のナイアガラ」こと「吹割の滝」です
片品川の流れが川床の「凝灰岩」「花崗岩」の軟らかい部分を侵食して出来ました吹割渓谷 吹割の滝 自然・景勝地
-
巨大な岩が吹き割れた様に見える事から「吹割の滝」
確かに見事な景観です
ですが、本日は水量が多すぎて、白泡が多くて滝自身が映えません
写真の腕が伴わないせいもあり、期待していたような写真が撮れません(笑)吹割渓谷 吹割の滝 自然・景勝地
-
イチオシ
こちらは観爆台から望んだ吹き割の滝
観爆台まで来てようやく、まずまずの写真が撮れました♪吹割渓谷 吹割の滝 自然・景勝地
-
「吹割の滝」から「道の駅 かたしな」の建設地にやって来ました
「吹割の滝」から「道の駅 かたしな」の建設地は国道120号で12km程の道のり -
「道の駅 かたしな」は片品村役場横に建設中の道の駅で
平成30年7月下旬オープン予定
群馬県内32番目の道の駅になる予定です -
沼田の街から金精峠を越えて日光へのルートはドライブルートとして有名ですが、昨日車中泊した「道の駅 白沢」を過ぎると、いろは坂を下り今市の街にある「道の駅 日光」までドライブインはありますが道の駅はありません。
なので開設後は結構需要があるかもしれません
急ピッチで工事中の様ですが、完成まであと2ヶ月ほど
道の駅スタンプも集めているので、オープンしたら再訪したいと思います -
いよいよ金精峠が迫って来ましたが、その前に丸沼ダムの側を通り抜けます
折角なので寄って見る事にしました
「道の駅 かたしな」建設地から「丸沼ダム」は国道120号で15km程の道のり丸沼 自然・景勝地
-
実は丸沼ダムの天端は立入禁止です
丸沼 自然・景勝地
-
一般開放が念頭にない頃に建設された古いダムなので、安全確保のためにダム天端が立入禁止なのは止む無しですが、是非渡って見たいものです
丸沼 自然・景勝地
-
丸沼ダムは「バットレスダム」という非常に珍しい構造のダムです
解説によると
水を堰き止めるための鉄筋コンクリート製の遮水板と、その水圧を支えるための鉄筋コンクリート製のバットレスと呼ばれる擁壁(水圧を支えるための壁)からなるダムです
ダム湖側から見ると赤く塗装された鉄板が見えます丸沼 自然・景勝地
-
少々足場は悪いですが、ダム天端からダム下に降りることが出来ます。
丸沼を堰き止めて作ったダムですが、ダム直下にも「大尻沼」という沼があります
写真は、その大尻沼です。静かで美しい湖です丸沼 自然・景勝地
-
大尻沼の湖岸は自然散策路が整備されています
そして地元の方々のご厚意で散策路の一部は「トムソーヤ号」という筏になっています丸沼 自然・景勝地
-
こちらがその「トムソーヤ号」
素敵な筏です。
ロープが渡してあり、そのロープを自分で引く事で移動します
とっても楽しいです♪
周りに全く人の気配は無く「トムソーヤ号」を独り占め出来ました
おかげで「丸沼ダム」下流部をゆったりと見学出来ました丸沼 自然・景勝地
-
こちらがその丸沼ダム
1931年(昭和6年)竣工のバットレスダム
堤 高 32.1m
堤頂長 88.2m
高圧スライドゲート 2門
まもなく竣工90年の歴史ある貴重なダムです
現存するバットレスダムの中では国内最大の大きさとの事
鉄筋コンクリートをジャングルジム様に組んで造られています
当時はPCなんてないので構造計算が大変だったと思います
※ダムカードは2017年9月に訪問して入手済み丸沼 自然・景勝地
-
そのジャングルジム(バットレス)の奥を覗くと
いかにも薄そうなモルタルが見えます、これが遮水板だと推察されます
さて丸沼ダムも堪能したし
いよいよ金精峠を越えて栃木県入りしてダム巡りを続けたいと思います
とは言え長くなってきたので、後は「中編」に続きます
※つたない文章&写真に最後までお付き合い頂きましてありがとうございました
引き続き「中編」もご覧頂くと幸いです丸沼 自然・景勝地
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2018年5月:第18回ダムカード収集の旅 群馬・栃木編
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
群馬 の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2018年5月:第18回ダムカード収集の旅 群馬・栃木編
0
40