2022/01/01 - 2025/06/14
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時期はバラバラですが、上州の神社をめぐりましたので、ひとまとめでこちらにご紹介することとしました。天神山や保渡田群など大きな古墳が多い地域で、古代に力ある豪族がいた地域のようです。最古の石碑群である上野三碑[こうずけさんぴ]には、大陸の政治制度や漢字、インド仏教などが、ここに多数の渡来人とともに伝来し、広まっていったことを示しています。古代に輸入された馬を育成し、群れをなして闊歩したことを想像させる県名、神社にもそれぞれ興味深い由緒がございました。そのいくつかをご案内します。
写真は渋川市の木曽三社神社、めずらしい下り宮で、瀧之宮ともいわれる境内には、清らかな水が湧き出る「湧玉」がございました。
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2023年春ころ、館林市の近く板倉におられます、雷電神社にうかがいました。念願のお参りでもあります。
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御祭神は、火雷大神(ほのいかづちのおおかみ)・大雷大神(おおいかづちのおおかみ)・別雷大神(わけいかづちのおおかみ)で、雷電さまの総本宮。
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東裏の駐車場から、一度南の参道まで出てまいりました。道沿いにちらほら、昭和懐かしきお店がありました。
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二間社権現造です
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由緒は、推古天皇の御代まで遡るようです
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左甚五郎10代目親方、石原常八の掘った名作があちこちにある
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立派な御神木です。なまずとありますが、、
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小さな総欅造りの弁財天社、宗像三姉妹のおひとり。近くの雷電沼には龍が棲むとのことです。
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万葉集の東歌「かみつけの いならのぬまの おおいぐさ よそにみしよは いまこそ まされ」と詠まれた沼湖畔から神社へ戻る小道
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江戸建築彫刻の傑作
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伊弉冉様をお祭りする奥社
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末社がございました
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室町時代、飯野城主篠崎三河守が造営。全国に7か所の二間社入母屋造
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東西の神の御馬、こちら眼にご利益と
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こちらは西、足腰の神
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避雷針の様にも思われる、高き木々であったでしょう。心地よく参拝いたしました
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さてその年の初夏、前橋市北東部の産泰神社におまいりしました。近くの大室古墳を見学した帰りです
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木花佐久夜毘売命をお祭りする安産のお宮、こちら神門です
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本殿裏には約13万年前に赤城山の「石山なだれ」による磐座があり、信仰の場であったようです
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神楽殿では産泰神社太々神楽が奉納される
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摂社末社がたくさんおられます
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大山祇神社/日枝神社/絹笠神社/秋葉神社/愛宕神社/稲荷神社/二柱神社/厳島神社/菅原神社/大国神社
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石山から移設した石の間をくぐり、安産を祈る胎内くぐり
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ご拝殿です。ご参拝の若きめおとの方々、安産を願ってらっしゃいました。
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ご本殿は、一間社入母屋造、妻入り、向拝一間の建物
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奥野山懐に石山があり、七神様が宝船に乗っています
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奥には鎮守の森、磐座信仰であることをひしひしと感じ、深く礼いたしました
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さて2024年、夏の朝、高崎市の進雄神社(すさのうじんじゃ)へお参りいたしました。とても暑い日でした。
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夏越大祓の芽の輪がございました。869年各地で疫病が蔓延していた際、清和天皇の詔により尾州津島神社からお招きして天王宮をお祀りしたのが始まりとのご由緒
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明治の神仏分離で、スサノオの命様を社号としたそうです。有名な桜の名所でもあります。夏の朝、鳥が鳴いています
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徳川家光より御朱印地三十石が寄進されるほど、武運長久で篤く崇拝されたようです
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ヒマワリが夏の風情、美しい絵馬です
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しっかりした、陽を感じるお宮でしたね
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立派なご拝殿です。武家からの崇拝を感じます
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お稲荷さんももちろんお参りします。
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境内にはこうした古い塚があります。奥庭には、雉やとりを宮司さん宅でしょうか、かってらっしゃいました。ふんを踏んでしまい、うんをいただいたように思います
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さて2025年、6月、なかなかに渋い、北橘箱田の木曽三社神社をおたずねします
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木曾義仲の遺臣たちがこの地に、信濃筑摩郡の式内社(岡田・沙田・阿礼神社)を勧請したらしい
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社叢林このあたり一帯、セキショウ・ワカナシダ群落が、県緑地環境保全地域に指定
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細い道沿い右に駐車場があり、反対側のお宮に入るところから急に雰囲気と空気が凛と変わるのです
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ごらんください、一つ目の鳥居をくぐると参道の階段を下りる構造で、独特の異空間が広がります
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本殿が下にある、雨に霧がかかり、引きこまれる感じです
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後ろを振り返りました。クレーターの中のような、上部に開かれた感覚があります
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右側下には池があり、左の高いところに2つの古い摂社?があります
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三間社入母屋造平入、向拝一間唐破風付、銅板葺の拝殿です
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奥は山のがけ、一間社流造銅板葺のご本殿、神秘ですね
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「木曽三社太神」「瀧之宮」とあり。ご祭神は須佐之男尊、彦火々出見尊、豊玉姫尊、宇気母智神とのことです
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境内にはこうした古い石碑や祠などが多く、不思議な場所です
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きれいに整備されていますので、心を込めてお参りします
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早虎稲荷大神でしょうか?
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社殿を奥から見渡しました。深い森に抱かれています。すこし霧雨に、深く感じ入る
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これが有名な御腰掛石でしょう
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ご神木だったはずの巨木切り株、苔むしております
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今回は2年にわたりつれづれ回りました上州上毛野の神社をいくつかご紹介しました。ほかに一宮貫前神社や三宮神社、山岳信仰と関係ありそうな榛名神社、霊峰を拝む赤城神社、総社神社など、機会があれば写真をあげてみたいと思います。
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