晩秋のスペイン　１１日間のツアー旅行　５　３日目②　セゴビア

2012/11/18 - 2012/11/18

３日目（２０１２年１１月１８日）

　アビラの後はセゴビアを訪れた。伝説のギタリストと同名のこの街は水道橋と白雪姫のお城のモデルになったアルカサルが有名で、街全体も素朴で落ち着いた雰囲気でゆっくり過ごしたい街だった。更にアルカサルから眺めたカスティーリャの秋色の大地が印象的だった。

エリア セゴビア(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

　アビラを後にバスでセゴビアに向かう。この辺りはメセタ台地とはいえ緑が目立った。

　アビラから８７ｋｍ、１時間余りでセゴビアに到着。バスを降りると目の前に世界遺産のローマ水道橋が見えた。

セゴビア旧市街とローマ水道橋 旧市街・古い町並み

　巨大な水道橋は１５ｋｍ離れた川から街まで水を引くため、紀元１世紀前後に建設された。

　この辺りの高さは２９ｍ。アーチの数は１６７個で石の間には一切接合材を使ってないという。

　水道橋の下は車が頻繁に往来して振動もある。このような場所で壊れることがなく１９世紀末まで実際に水路を水が通っていたというから驚異である。

　水道橋に登ってみる。街の風景との調和も美しい。

　水路の部分だったか？不明

　世界遺産を示すプレート。

　歩いて昼食のレストランへ。

　レストラン「EL　BERNALD　DINO」

　セゴビア名物「子豚の丸焼き」の名店らしい。

　最初に前菜の三種盛り（白いんげん、ソーセージ、野菜キッシュ）。赤ワインを注文した。

　素焼きの皿を派手に床に投げつけて割る、という儀式の後に出てたのが子豚の丸焼き。生後１５～２０日の子豚を使うという何とも残酷な料理。

　皮はパリパリ、中はジューシーというがやはり食欲をそそらない。少し食べたが鶏肉のような淡白な味だった。

　世界遺産の旧市街を歩いてマヨール広場へ

　サン・マルティン広場に建つ教会。

　家並みの間にカテドラルが見えてきた。

　カテドラル。
　ゴシック様式の大聖堂としてはスペインで最も美しく、「カテドラルの貴婦人」と呼ばれている。

セゴビア大聖堂 寺院・教会

　マヨール広場の建物

マヨール広場 広場・公園

　アルカサル（白）に到着。入場する。

アルカサル デ セゴビア 城・宮殿

　ガレー船の間。天井がガレー船の船底に似ていることから名付けられた。

　金箔をはった天井。

　イスラム風の文様

　アルカサルの窓から見たカスティーリャの大地。秋色が印象的だった。

　礼拝堂の祭壇

　レコンキスタに関する展示物も多かった。

　諸王の間。カスティーリャ王国とレオン王国の歴代の王の肖像画が掲げられていた。

　アルカサルの出口。

　秋のカスティーリャの風景。色合いがなんとも美しい。

　城壁の外から眺めた旧市街。

　城の絶景を望むビューポイントがあるというので歩いて向かった。

　秋の黄葉が美しい。

　ここがビューポイント。よく写真に出てくる城はここから撮影されていた。

　少し明るさを変えて撮影。ディズニーランドの白雪姫の城のモデルになったのが納得できる。

　セゴビア観光を終えてマドリッドに戻て来た。
　レストラン「LA FUERTA」でサラダとカジキマグロのステーキの夕食を頂いた。

　マドリッドで３泊した「グランホテル　ヴェラスケス」。外観は目立たないが内装は豪華な４つ星ホテルだった。

BLESS Hotel Madrid - The Leading Hotels of the World ホテル

　明日からアンダルシア地方に向かう。