2017/06/29 - 2018/05/15
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サンフランさん
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臨済宗東福寺は東山の南裾にある大伽藍。足利は5山の一つに選んでいた。塔頭も数多く、今日でも寺勢を誇っている。
臨済宗の東福寺派大本山。嘉禎年間に、摂政関白九條道家によって創建され、円爾弁円(聖一国師)により開山しました。山号を慧日山(えにちさん)と号し、京都五山の一つに数えられる、三百六十余ヶ寺を ...」(公式ページ)
秋の紅葉の時にはたいへん大勢の拝観者でにぎわう。でもそれ以外は静けさの大伽藍である。塔頭は公開していない寺もあるし、気位も高い。見せていただくというところだ。6月中旬、塔頭の一つである天得院が公開された。枯山水の桔梗の庭を拝見する。
天得院の斜め前にある芬陀院の庭は雪舟の枯山水の庭で、龍安寺の石庭よりも古いのではないかと思われる由緒ある鶴亀の庭であった。重森三玲氏が復元している。
夏、三門前に池には蓮の花が満開となる。
霊雲院の枯山水の庭を拝見したかったが、工事中なのかいつも閉じている。
秋、紅葉ともなると人が多く近寄りがたい。
年を越して2018年3月15日の涅槃会が模様された。報道には大きな涅槃図がかけられていた。同時に日ごろ閉じている塔頭が公開された。霊雲院の遺愛石と九山八海の庭をようやく拝見することができた。この遺愛石は意外に大きなモニュメントであった。涅槃会の日は龍吟庵なども公開される。
重森三玲氏の作庭による昭和の庭は由緒ある寺院にはちょっと違和感があったが、方丈の八相の庭はやはり見ておくべきであろうと思い5月のいい天気の日に出かけてみた。これは禅の思想は表しているがモダンアートだ!小堀遠州とも相阿見とも異なる近代昭和を鑑賞した。
2022年11月
2018年にパスした即宗院へ
平安時代の庭が再現されているとかで、....
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
PR
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6/29
東福寺駅に -
東福寺の商店街はこの静けさ
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ここに昔の伏見街道の橋げたが!
これは二の橋 -
東福寺へ向かう参道
人影もまばら -
静けさの中にある
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盛光院
紅葉の時期には公開される。抹茶をいただきながら庭を拝見できる。 -
義満の時代には京都5山に数えられた東福寺塔頭はたくさんある。中門から入ったところにある天得院は通常は公開していない。
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中門前にある酒屋さん
100年以上の由緒ある酒屋
元は造り酒屋だったとか -
仁王門
かつての入り口だったのか? 現在の通路とは離れている。 -
天得院は初夏の6月中旬のこの時期と紅葉の秋の2回だけ特別公開される。
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天得院は東福寺5塔頭のひとつにかぞえられる。
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こちらが枯山水の桔梗の庭
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この時期は拝観者は多い。
いただいたパンフレットには桃山期の作庭とされている。 -
礼拝石?
手前には平石が! -
全体的には苔地である。
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窓をとうして灯篭が見える。
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桔梗は紫と
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白との二種類
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紫が多いようだ
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またまた紫
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庭園は方丈の先で右に折れている。
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L字型の枯山水庭園である。
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右側には灯篭と石も数多く置かれている。
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天得院の前から日下門へ
ここから方丈とか法堂へはこの門をくぐる。 -
日下門前の通りには全く人影がない!
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通天橋
秋の紅葉は見ごたえがある。 -
天得院から臥雲橋を渡って
東福寺 寺・神社・教会
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左側にある霊雲院へ
と思いきや休観! -
もどって境内を歩く
方丈の参観者はちらほら -
仏殿から通天橋へ通じる回廊にも人影はない
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南にある勅使門は日下門と同じく夕方時間が来ると閉じられる。
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筆の寺 正覚庵
建物は新しいが鎌倉時代からの古刹らしい。 -
「鎌倉時代(1290年)奥州伊達家4代当主・伊達政依(だて まさより)が開基した。開山は東福寺5世・山叟慧雲(さんそう えうん)による。また、政依の帰依により陸奥国に五か寺が創建される。(「坊目誌」)。当初は現在地の西南、正覚にあり寺号になる。 江戸時代、文化年間(1804-1818)、境内に筆塚が築かれる。」(公式ページより)
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このさきにも塔頭があることになっている。
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塔頭が並ぶ通りの前にある
鎌倉か? 東京の郊外の雰囲気のお宅
喫茶店らしい! -
光明院
秋でもないのに赤い! 木がある。こちらにも庭園があるはすですが、...
「多勢入山お断り、庭は自尊心を傷つけるのでぜひと思われる方以外は入山しないこと」と右側の立て看板に書かれている。重森三玲氏の作庭による庭のはずだ。拝観料を払ってまで見たいとは思わない昭和の庭!?
遠慮なく門前を通過 -
永明院
真新しい -
南明院
ここが最南端の塔頭。こちらも石垣、門など真新しい -
こちらは南門
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7月8日
天得院の斜め前にある芬陀院へ芬陀院 (雪舟寺) 寺・神社・教会
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この芬陀院
寺伝で雪舟作とされる枯山水の庭がある。別名「雪舟寺」 -
「南庭は「鶴亀の庭」と呼ばれる。水墨画家である雪舟(1420-1506) の作庭による。」(芬陀院パンフレット)
重森三玲氏が復元している。 -
右の方が亀島
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左の鶴島は「折鶴」!
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1460~68年に作庭されたとされている。
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白砂は見事に整備されている。
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もう一つの庭園は重森三玲氏の作庭による昭和の庭
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東福寺山門は東福寺で最も古い堂宇で国宝に指定されている。
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由緒が書かれている。
室町期の建造、1405年創建とある。 -
7月24日
東福寺の山門前の池にははすの花が満開 -
見事な蓮です。
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山門は現在閉ざされているが、かつてはこの中央を蓮を見て参拝されたのであろうか?
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蓮の大輪!
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8月26日
蓮もそろそろ終わり、午後ともなるとしぼんでしまうものもある。
橋がかけられているが通行不能 -
方丈の裏にある即宗院
即宗院 寺・神社・教会
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さらに奥には龍吟庵がある。
この延べ段はなかなかのものだ! -
8月5日
いまだに休観です。 -
まだまだこの道は遠い
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秋ともなると臥雲橋からの紅葉は見事であるが、...
撮影禁止となる -
退耕庵
退耕庵 寺・神社・教会
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ここも拝観謝絶です。
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2月25日
即宗院が特別公開 -
NHKドラマによって人気の西郷さんの書簡などがあるらしい。
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年を越して2018年3月15日
涅槃会
本堂にかなり大きな涅槃図が掛けられました。
残念ながら撮影禁止 -
霊雲院も今日はあいているはず
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方丈に入ってすぐ左手に九山八海の庭が広がる
霊雲院 寺・神社・教会
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左手から枯山水の庭を眺める
築山には枯滝が組まれている。 -
中央に鎮座する遺愛石
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霊雲院の第7世・湘雪守元(しょうせつしゅげん)は、熊本出身で、細川忠利と親交があり、細川家から送られた遺愛石は須弥台と石船」(パンフレット)
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遺愛石の周囲には砂紋が描かれている
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右手奥には多重の石塔がしつらえてある。
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この遺愛石、かなり大きくみえる。
一辺は80センチ? -
西側の庭は重森三玲氏が作庭した昭和の庭
臥雲の庭 -
これは前衛芸術?
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川は右奥に流れる
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この場所で勤王僧月照と西郷隆盛が密会していた。
なぜか建物はピカピカの新築 -
もう一つ坪庭がある
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この霊雲院は日露戦争のロシア人捕虜収容所であった!
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これはもう?
長く待たされた拝観であった。「なかなか開いていなかった」と言ったら寺の受付嬢「運が悪かったのでしょう」とか!
以前にも2時ごろまでに来てくれとか! 断られたことがある。一度見れば充分 -
この偃月橋(えんげつきょう)を渡ったところにある
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この字は! 読める?
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3月15日
涅槃会の日
龍吟庵が公開されている!龍吟庵 寺・神社・教会
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この延べ段を踏んで奥へ
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この建物三門と並ぶ東福寺の国宝
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東福寺境内には今日は茶店も出ている。
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5月20日
まだ見損ねていた方丈庭園へ
重森三玲氏の庭には興味がわかなかったが、ここだけは見ることにした。東福寺 寺・神社・教会
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とういうか重森三玲氏の作庭による昭和の庭は由緒ある寺院にはちょっと違和感があった
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拝観料400円也を納めて、...
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方丈の建物を入ってすぐ、左手に枯山水庭園が広がる。
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こちらが八相の庭
「四庭に配された蓬莱、方丈、瀛州(えいしゅう)、壺梁(こりょう)、八海、五山、井田市松、北斗七星の八つを八相成道にちなんで命名されたものである」(東福寺パンフレット) -
一番左に置かれている瀛州
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その右が蓬莱
そそり立つ奇岩の山! 波に打たれたような石が立っている! -
先方の盛り土が五山
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西庭はさつきの刈込と砂地とを葛石で方形に区切った市松」(東福寺パンフレット)
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左には回廊を挟んで5山からのすそ野が延びている。
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重森三玲氏の独特のモダンなアートだ!
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方丈の建物は北側へ
方丈から飛び出た通天台から通天橋が臨める。 -
北庭はさらに小さい矩形石と苔の石松模様となる。
これは芸術としか言いようがない。 -
小さい矩形石はまばらとなりパスペクティブが使われている。
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中央にはさつきの刈り込みを据えている。
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東側に小さな坪庭がある。
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この石の置き方は微妙だ
円い橋げたのような石と丸い平石の飛び石 -
その先の東庭は北斗七星だそうだ!
星に見立てた石は東司の柱石の余石を利用したもの」(東福寺パンフレット) -
そろそろ再び夏の様相となってきた
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通天橋にも拝観者が増えてきた
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法堂前を通って東福寺を出る。
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東福寺の全景
まさしく大本山である。 -
2022年11月28日
天気も良くなり、2018年にパスした即宗院へ
平安時代の庭の特別公開 -
即宗院はこの奥
偃月橋(えんげつきょう)を渡ったところにある。 -
階段を上がって三門
この三門には小さな仁王像がある。 -
平安期の庭が再現されているとかで、....
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「平安時代の後期、藤原忠道が建立した月輪殿ヲ継承する。忠道の子兼実は東福寺の檀家である九条家の始祖であり、1196年に山荘、月輪殿を建立した。戦争中に荒廃したが昭和52年に庭園文化研究所、森氏のご指導で庭園が復元された」(即宗院パンフレット)
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木戸をくぐるとそこには前庭が、...
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木戸をくぐりさらに玄関前に庭が広がる
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廊下は痛みがひどいのか通行禁止
建物の奥から鑑賞する。 -
紅葉も残っているようだ
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左右2つの扉が解放されている。これは左側
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さらのもう一つ、ガラス越しに滝組跡が見える。
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左側に大きな石。この石のあたりに池が広がる
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松の枝ぶりを作るためか?
大きなおもりが! -
都林泉名所図会に掲載されていたとのことですが、...
(パンフレットより) -
法然上人絵図にも書かれているとか!(パンフレットより)
再現された庭はだいぶ違うようだ。オリジナルにはかなり大きな池がある。当時は水源があったのであろう。 -
東福寺は西郷さんが清水寺の僧侶と密議を行った場所
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奥に進むと西郷さんが監督、筆を執った524柱の銘を彫った碑が立っている。
西郷さんは半年ほど逗留したらしい -
これだ
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ここにも紅葉
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