2018/05/11 - 2018/05/14
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TETSUさん
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旧来抱かれているだろうヤワラーのイメージとはかけ離れたカフェを出た。しかし、目の前のラーチャウオン通りが、ここはやっぱりヤワラーなのだと実感させてくれる。たむろするtuktuk、ほほえみの国とはどこの話だというようにしかめっ面で荷車を引く男…。さてガイドwonさんと男3人、次の目的は夕食だ。wonさんが薦めるスクンビットの店を一蹴し、FiKeawという海鮮屋台を探した。たまたまyoutubeで見かけた中華鍋さばきの見事なこと。きっと美味いに違いない。ヤワラーの海鮮屋台と言えばT&KやLek and Rutを思い起こす人も多いだろう。実際、そのどちらも行ったことはあるのだが、新規開拓してみたくなったのだ。さて、その味はT&Kを上回るのか、後悔するのか…。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
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ラーチャウオン通りを南東へ数分歩き、バンコクチャイナタウンを貫くメインストリートであるヤワラー通りに出た。夕方になり、通りの端には徐々に屋台のテーブルが並び始めていた。
チャイナタウン (バンコク) 散歩・街歩き
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目的の海鮮店はすぐ近くの関帝古廟通りにあるはずだ。それは分かっているのだが、タイ人、華僑、その子孫、観光客らの集団がゴールを阻む。
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雨季が近いせいかフルーツ屋台がやたら目立つ。いや、元来そうなのかも知れない。5月のバンコクは初めてなのだ。
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關帝古廟通りと勝手に名づけたものの。その寺院はどこにあるのだろう。この通りと屋外テーブルの区別など付かない雑踏で、それを見つけられるなら大したものだ。
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關帝古廟のアーケードをしばし見上げる。まるで年の瀬のアメ横のようだ。歩を進めるのに息をするのがやっとと言うのは、決して大げさではない。
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ほんの少し進むと、違う名のアーケード看板が出てくる。位置情報に出てこないのが残念だ。
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さらに進むとジュール屋台が見えて、なんだかホッとした。ただ、ここで一息入れる余裕などないのだが。
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鶏が丸々ぶら下げられている光景を見ると、日本以外のアジアを感じる。バンコクはもとより、クアラルンプール、ジョージタウン、香港、台北…老街では当たり前の光景だ。
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3分も進むとようやく呼吸が楽になった。ザクロジュースの後ろに立つ男性、いい笑顔だ。右の海鮮食堂の呼び込みのようだ。
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この辺りは、海鮮を扱う屋台や食堂が立ち並んでいる。どれも新鮮そうだし、目的の店でなくてもいいのかも知れない。
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看板にJUMBOとある。まさか香港にある有名店の姉妹店ではあるまい。
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ヤワラーらしく、燕の巣屋台も見える。実は食べたことがない。どちらかと言えばフカヒレが食べたい性質なので。
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お~中華鍋を縦横無尽に扱う男だ~。YOUTUBEで見たまんま。席は空いてるだろうかと心配したが、奥の端にひとテーブル空いていた。この屋台を撮影するために4kビデオを買ったのだが、ちと厨房から遠いのが残念。
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テーブルから一番見えるのはこの光景。下ごしらえや麺類調理担当だろう。WONさんによると、彼女らはほとんとがミャンマーからの出稼ぎだという。タイ語が通じなくて困るとこぼしていた。
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店員がそういう状態だから、当然、英語も通じない。欧米の観光客も目立ったが、オーダーが通じなくて苦笑する場面が多かった。wonさんによると、ここはオーダーは専門のタイ人男性が一人いるだけだそうだ。それでは注文も渋滞するはずだ。
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注文の品がなかなか来ないのは、その性だけではない。そもそも料理人は、グレーのポロシャツを着た彼だけなのだという。左の男は助手らしく、メーンの調理は任せられていないということだろうか。
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同行の男が持ち込んだ360度カメラで撮った店内。熱気が一コマに上手く凝縮されている。
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店奥の壁面を飾る大きな写真メニュー。結局、屋台は指さし注文が基本だ。
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前述のカメラを持ち込んだ彼はタイ語を勉強し始めて数年。ガイドのwonさんとの会話もいい勉強になるだろう。タイ語どころか英語もままならぬ自分が情けなくもある。
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そういうわけで30分ほど待って、ようやく料理が届き始めた。まずは魚一匹丸々、蒸したもの。スープが絶品。4人全員一致でナンバーワンだった。T&Kを凌ぐかどうかは判断できなかった。なぜなら、同じ料理を頼まなかったから。プーッポンカレーを頼めばよかったか。
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海老のガーリック揚げ。頭から食べられる逸品。シンハーが進む!
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絶品海鮮を堪能し、再びヤワラー通りへ。すっかり夜も更けていたが、チャイナタウンの夜はまだまだ終わらないようだ。アジア系の女性客グループが記念撮影と洒落こんでいた。
チャイナタウン (バンコク) 散歩・街歩き
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ヤワラー通りはメーンストリートだが、突然こういうローカル感満載の食堂に出くわす。奥にある中二階。あそこに座って通りを眺めてみたい。
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6年ぶりに見たバルーンオジサン。後方はLek and Rut Seafood屋台。
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チャイナタウンらしい派手なネオンがまばゆい。ここでwonさん、タイ語学習中の彼と別れた。6時間のガイド、ありがとう。コップンカー!
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同宿の彼もtuktukに慣れたようなので、風を切りながらカオサンへ戻る。ワイをするマクドナルド人形。記念撮影をする姿が後を絶ちません。
マクドナルド (カオサン店) ファーストフード
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さてカオサン通りからラムブトリーの屋台通りへ。二夜連続、同じ屋台でクィテイアオ。変わらぬあっさりスープが胃に優しい。
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音響も派手なネオンもない、この辺りがやはり落ち着く。これにて2日目も静かに終了。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ちゃっぷさん 2019/03/10 23:23:21
- 大人のカオサンですね!
- TETSU様、初めまして。
ちゃっぷと申します。
実はここ数日、TETSU様の旅行記を食い入る様に拝読させて頂きました。
バンコクが好きで、ここ数年は毎年の様に訪泰していますが、段々と似たような事の繰り返しになってきたなぁと感じていたところでTETSU様の旅行記に出会ってしまいました(笑)
僕にはバックパッカーの経験も無ければパーティーピーポーの資質も無いのでカオサンは無縁と思っていましたが、その考えを転換させていただきました!
行きもせずにイメージで敬遠していたカオサンですが、次回のバンコク旅行の際には滞在先として最有力候補になりました(笑)
大人のカオサン滞在に強く憧れを感じると共に、僕なりのカオサンステイを楽しみたいと考えています。
僕の次のバンコク旅行はまだまだ先なのでどのような旅になるか全然わかりませんが、TETSU様の旅行記で僕のバンコク旅行の観念が大きく変わったように思います。
バンコク以外のTETSU様の旅行記も参考にさせたいただきたいと思います。
長々と失礼いたしましたが、フォローさせていただきますので、今後ともよろしくお願いします。
ちゃっぷ
- TETSUさん からの返信 2019/03/11 00:47:25
- RE: 大人のカオサンですね!
- ちゃっぷさん
初めまして。
丁寧な書き込みありがとうございます。
バンコクのほか台北やクアラルンプールなど、ちゃっぷさんとは訪問先が重なっているようですね〜。
私もフォローいたしました。
元々、飲み屋街が好きでカオサンに興味を持ちましたが、今では並行したラムブトリーや運河沿いのプラスメンといった落ち着いた裏カオサンにハマっています。運河を渡ったサムセン界隈も雰囲気いいと思います。機会がありましたら、ぜひ楽しんでみて下さい👍
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