ゴールデンウィーク富山の自然をのんびり列車でめぐる旅（４）黒部峡谷篇

2018/05/03 - 2018/05/06

ゴールデンウィークに富山を旅した記録です。

集落全体が世界遺産の五箇山相倉集落で宿泊し、氷見で魚介を食べたら宇奈月温泉に行きトロトロの湯を堪能。翌朝は黒部峡谷をトロッコ列車で駆け抜けます。夜は富山で海の幸を楽しみました。

5/3 東京→五箇山
5/4 五箇山→氷見→宇奈月温泉
5/5 宇奈月温泉→黒部トロッコ鉄道→欅平→宇奈月温泉→富山
5/6 富山→羽田

エリア 宇奈月・黒部峡谷(富山)

今日は朝からトロッコ列車に乗ります。

宇奈月温泉での宿、フィール宇奈月の朝ごはんはビュッフェ。郷土の味をいろいろいただけて、とても美味しい！朝からモリモリ食べて出発します。

食堂は広いです。宿が静かだったので、こんなに宿泊客がいたことにびっくり。

フロントにいた可愛い子たち。なんだったのだろう。雷鳥？

朝食に来る際に荷物をフロントに預けておいたので、あとは黒部峡谷鉄道の駅に向かうだけ。場所は宿のほとんど目の前！

黒部峡谷鉄道のトロッコ列車は、ネット予約しておきました。
http://www.kurotetu.co.jp/guide/

窓口でチケットを受け取り、7時57分発の列車に乗ります。

トロッコの普通車は予約なしでも余裕で乗れたかも…。

さあ、出発！

昨日眺めた赤い橋を列車が走ります。濃い緑の中、気持ちがいい！しかし、風が冷たくて、薄着の私にはつらい…。

ありったけ着込んだ長男が寒いと震え始めたので、私の唯一の防寒ストールを貸しました。

風除けのためか眠いのか、膝の上に横になる長男。大丈夫？

富山出身の女優、室井滋さんが車内アナウンスを務めていて、見どころを説明してくれます。クイズもあったりして、楽しい。

エメラルドグリーンの川の説明もあったはずだけど、、、忘れた！

西洋の古城のような発電所。

細い釣り橋、見えますか？これは猿専用釣り橋。実際に猿が渡るのが見られることもあるそう。見たかった～！

右端にある赤いマントを羽織った地蔵のようなの、あれは石仏。安全祈願。

この白いの、なんだかわかりますか？雪です。分厚い層になり、解けないとのこと。このあたりに来ると、本当に寒くて凍えました。ダウン着てる人、羨ましい…

1時間ちょっとの旅を終え、終点の欅平駅に到着しました！

天気が良くて暑いくらい。列車は寒かったのに…。

欅平からは、徒歩でハイキングが楽しめるのですが、ゴールデンウィークの時期にはまだ駅の周りしか入ることができない様子。 帰りの列車の時刻を2時間くらい早めに変更しました。

川のほうに降りてみます。

山荘がありました。温泉もあり、最高のロケーション。河原には降りられなかったけれど、景色は十分楽しめました。

いったん上に戻り、今度は逆方向に歩いてみます。とにかく素晴らしい景色。

橋を渡ると、ここから先はヘルメット着用、とあり、棚の中にヘルメットが並んでました。気づいたのは帰りだったので、ヘルメットなしで歩きました。

ここは人食い岩と呼ばれる場所。せり出す岩の下を抜けると、その先はまだ行き止まり。売店のお姉さん曰く、この先はどこを見ても絵葉書になる美しさ、とのこと。見られなくて残念。

人食い岩を逆方向から。

主だった場所は全て見ても1時間かからず、列車の時間まで食堂でのんびりすることに。

10:30の開店と同時に入ったので、運良く窓際をゲット。

白えびのかき揚げ天そばを長男次男でシェアして食べ（よく食べるネ…）、そのあと子どもたちはモンブランを食べていました。山だけに…。大人はコーヒーでまったり。

一面に広がる緑を眺めてコーヒーなんて、またとないこと。

帰りも窓なしの普通車ですが、私は売店でウィンドブレーカを買ったのできっと寒くないでしょう。3000円の出費…。

欅平駅のホームには線路が。

列車が来ました。

帰りは室井滋さんのアナウンスも減り、ちょっと物足りない（笑）。

気温が上がり、行きよりは寒くなかったせいか、子どもたちはクイズを出し合ったりして元気。

トロッコ列車の素晴らしい旅を終えて、宇奈月駅に到着すると、子どもの日のイベントをやってました。ピエロのバルーンアーティストから、金のう●こと機関車のバルーンをもらう。

今日は宇奈月温泉駅から富山に移動するので、特急の時間まで街を散策。街中に無料の足湯がありました。かなり湯温が高いけど、子どもたちも喜んで入っていました。

身体がポカポカして、暑いくらい。宿に荷物を取りに行きがてら、宿の1階にあるアイスクリーム屋でアイスを食べました。足湯も併設されていました。足湯といえば、宇奈月温泉駅のホームにも足湯がありました。

宇奈月温泉駅から富山地方鉄道に乗って富山駅を目指します。

ちょっと豪華な感じの車体だなと思いつつ乗り込んだら、、、

自由席でテーブルつきの4人がけに座れました！

テーブルつきは２席しかなかったので、ラッキーでした。指定席の車両はさらに豪華！絵を描いたり本を読んだりして、過ごしました。

窓際には、こんなカウンター席も。

ちょうど田んぼに水を入れる時期。キラキラして一番好きな景色。

富山駅に到着。今日は富山地鉄ホテルに泊まり、明日は朝イチの飛行機で東京に帰ります。

富山地鉄ホテルは、その名の通り、富山地方鉄道の駅の真上にあるホテルです。便利～！

このホテル、ロビーの横にライブラリースペースがあり、漫画がたくさん置いてありました。子どもたち、部屋に持ち込んで呼んでました。

夕飯を食べるべく、街中を物色。子連れでも気楽に入れて、せっかくだから富山の海の幸を食べたい。。。そんな希望を満たしてくれたのは、居酒屋！日本海庄や。何も珍しい店じゃないけど、メニューは富山らしい感じ。肉から魚、野菜まで、いろいろ注文して満腹～！

駅の近くで、富山銘菓を集めたフェアを発見。ここでお土産を買うことに。

写真の玉天は、宿で食べました～。ふわふわの卵白の不思議食感。美味しかった～！

翌朝、朝ごはんは食べずにチェックアウト。駅前から空港バスに乗り7:10発の羽田行きに無事、搭乗！

飛行機から見えたアルプスの山々。美しい。

8:15に羽田に到着。朝ごはんを食べて帰路につきました。


富山では自然はもちろん、食事も美味しかった！
いつか黒部ダムや立山にも行きたいな～。との思いを新たにした私です。