ゴールデンウィーク富山の自然をのんびり列車でめぐる旅（２）氷見篇

2018/05/03 - 2018/05/06

ゴールデンウィークに富山を旅した記録です。

集落全体が世界遺産の五箇山相倉集落で宿泊し、氷見で魚介を食べたら宇奈月温泉に行きトロトロの湯を堪能。翌朝は黒部峡谷をトロッコ列車で駆け抜けます。夜は富山で海の幸を楽しみました。

5/3 東京→五箇山
5/4 五箇山→氷見→宇奈月温泉
5/5 宇奈月温泉→黒部トロッコ鉄道→欅平→宇奈月温泉→富山
5/6 富山→羽田

エリア 氷見(富山)

五箇山相倉集落にある合掌作りの宿、なかやさんに泊まりました。

朝ごはんも囲炉裏を囲んでいただきます。夕食同様、もうひと組の家族連れと一緒です。普段は圧倒的に外国人が多いとのこと、東京からやってきた日本人家族だけなんて、珍しいのかも。

朝食も安定のおいしさ！真ん中の煮物には、車麩や渦巻き模様のかまぼこが。車麩はもっちりしていてすごく美味しい。こごみの和え物や、固めの五箇山豆腐入り味噌汁も美味しかったです。家庭的な食事が楽しめました。

前日までの晴天が打って変わって、あいにくの雨。
気温もかなり下がり、寒いです。しかし私、子どもの服には気をつけていたのに、自分は薄手の服しか持ってこなかった…。宿のおかみさんからも、それで黒部に行くのは無茶だわ、と言われ…。

まあでも仕方ない。傘を差して、お世話になった宿を後にします。居心地のいい宿だったなあ。

しとしと雨が降るなか、宿を後にします。
雨に煙る集落。これはこれで風情があります。

集落にあるお土産屋さんで、それぞれ土産を物色。

長男は竹でできた笛、次男は豆菓子、私は重いの覚悟で五箇山醤油、五箇山味噌、五箇山の赤カブ漬、五箇山豆腐の燻製。2キロ以上、リュックが重くなった気が…。

新高岡行きの世界遺産バスに乗る予定が、この時間は城端行きしかないことがわかり、城端駅に向かうことにしました。ローカル線に乗るのは大好き。

城端、と書いて、じょうはな、と読みます。
小さな駅舎だけど、中にきれいな観光案内所があり、コーヒーを飲んだり、お土産も買えます。パンフレットも豊富。

電車が来るまで、駅スタンプを押したり（スタンプブックを持参）コーヒー飲んだり、ささらを鳴らしたりして待ちます。

線路でパチリ。

城端線は、城端と高岡の間を走る路線。高岡からは、氷見線に接続している。

さあ乗り込みましょう！

宇奈月温泉に向かう予定でしたが、せっかく富山にいるのだし、何か美味しい海鮮を食べたい。氷見に向かうか、富山で降りるか、はたまた…。と、城端線に揺られながら、夫とあれこれ相談。

五箇山で次男が買った五色豆と、城端駅の観光案内所で買った城端名物かや焼。美味しいけど、めちゃくちゃ堅かった…。

夫とプラン会議の末、最終的に、氷見に軍配が上がりました！

氷見に到着。電車を降りて、海沿いにある、氷見番屋街という道の駅のようなところを目指します。食堂や市場が集まっているようです。しかし、電車の本数が少ないため、あんまりのんびりとはできません。

駅前に、怪物くんバスが停まっていました。氷見は藤子不二雄A先生の生家があるのですね～！

バスで10分ほどで、氷見番屋街に到着。そこには、大量の車が…！そうか、今日はゴールデンウィーク。すごい混雑なわけだ…。

番屋街にある海鮮料理の店に行くと2時間待ち。氷見の海鮮が遠のいていく…。仕方ないので別の場所に向かいますか。その前にお手洗いに、ということで、家族にはたまたま空いていた野外のベンチテーブルに座って待っていてもらいました。

しかしここで奇跡が。

市場の間の大混雑を抜けてお手洗いにたどり着くあいだに、鮨を売る店を発見！これでいいじゃないの？トイレはやめて、すぐさま鮨を買う私。

それがこちら。富山湾で取れた新鮮なお寿司でした。

そしてこちらも。これは白えびの香ばしさもあり、大変美味しかった！屋台の味噌汁も買い、野外のテーブルでいただきました。食べている間に風が強くなってきました。寿司が飛びそう…。

せっかくわざわざ氷見に立ち寄ったので、海くらい見ないと！ということで、駆け足で展望台に向かう私たち。頭上には暗雲が立ち込めている…。まだ降らないで～と祈りながら展望台に上がった瞬間、雨が降りだしました。

そして瞬く間に、なんと土砂降り…。雷もなって子どもたちが怯えている。UBERでタクシーが運良く拾えて、駅まで乗りました。10分ほどで到着。あー、よかった。。。

ここから再び高岡に戻り、そこから富山に向かいます。

氷見よさらば！2時間ほどの滞在でした～。
乗り換え駅の高岡を目指します。

富山駅。ここの駅ビルで、寒さ対策にストールか何かを入手したい！

富山駅で再び目にした巨大な寿司？

後半に続きます。