2018/05/05 - 2018/05/08
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旅好き長さんさん
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JALのマイルが貯まったので今年はどこに出かけようかと思い、前から行きたかった屋久島・種子島に出かけてきました。
個人旅行ですので、行き先を4トラベルの皆さんの旅行記を参考にし、計画を立てました。
3泊4日の駆け足の旅で天気にあまり恵まれず、最終日はちょっと大変でしたが、何とか行きたかった場所も回ることができました。
今回の旅程は、
5月5日(土)大阪空港より屋久島に行き、ヤクスギランドと紀元杉を見学して宿泊
5月6日(日)安房港より高速艇で種子島に行き、レンタカーで島内観光し、屋久島に戻って宿泊
5月7日(月)レンタカーで白谷雲水峡に行って散策後、島内観光
5月8日(火)屋久島世界遺産センターなど見学し、飛行機で大阪空港に移動して帰宅
屋久島・種子島は路線バスの便数が少ないので、レンタカーをフルに活用して観光しました。
それと屋久島の美味しい魚もお腹いっぱい、いただきました。
そのおかげで体重もかなり増えたのでこれから減量するのが大変です。
今回は、旅行初日の屋久島までの移動とヤクスギランドと紀元杉観光を紹介します。
ヤクスギランドは遊歩道が整備されていて、軽装のスニーカーで屋久島の自然林の中を散策でき、この日は天気もよかったので屋久島の大自然を堪能することができました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス 船 レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 楽天トラベル
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-
5月5日(土)
旅行のスタートはここ大阪空港より始まります。
大阪空港への高速道路は、ゴールデンウィークの帰省ラッシュの渋滞に巻き込まれるのではと心配しましたが、マイカーで朝早く出発したせいか予定より早い、7時前に到着。
大阪空港はリフレッシュ工事が終わり、駐車場を含めてきれいになっていました。 -
まずはJALのカウンターで手荷物を預け、リフレッシュ工事が終わった大阪空港内を探検します。
屋久島には、直行便がJAL(正確には日本エアコミューター)しか出ていないので、1日1往復のJAC2453便を2ヶ月前に予約しました。
何せ小さな飛行機ですので定員が少なく、早く予約しないとすぐ満席になってしまいます。
そのため今回の旅行は、飛行機の座席の空きのある日を基準に日程を決めました。 -
まずは大阪空港の屋上にある展望台に向かいます。
ここはJAL側(北ウイング)の展望台です。
この日は天気もよく、快晴です。 -
朝早いにもかかわらず展望デッキにはカメラを構えた方や家族連れの方が来ていました。
この展望デッキもとてもきれいになっています。
最近では、飛行機を見るためここを訪れる家族連れや航空ファンも沢山いるようです。 -
ちょうどANAのスターウォーズの飛行機が離陸していきます。
-
その後まだ時間があるので、一旦空港のカードラウンジ(ラウンジオーサカ)で休憩します。
ゴールデンウィーク中にもかかわらずこの日は利用者が少なかったです。
ラウンジでの休憩後、ANA側の空港ターミナルを探検します。 -
ここは、新たに空港内にできたワイン製造所の『大阪エアポートワイナリー』です。
まだ朝早くて営業していませんが、ここでは醸造風景を眺めながら食事と、できたてのワインを楽しむことができるそうです。 -
こちらはANA側の屋上展望台です。
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こちらは2階のショッピングコーナです。
空港の改装で、従来はANAとJAL、別々の到着ゲートだったものが、モノレール乗り場と直結する空港ターミナル中央部に集約されています。
そのためそこを中心に多くのお店やレストランが固まっています。
ただ出口が1ヶ所に集約されたため、ここに行くまでかなり歩かなければなりません。ある意味とても不便になりました。
しかも動く歩道もないため、足の不自由な方は大変です。 -
搭乗時間が迫ってきたのでセキュリティーチェックを受けて、搭乗ゲートに向かいます。
今回は小型飛行機のため搭乗ゲートは1階の23Bゲートです。 -
屋久島には1日1往復の大阪10時5分発、屋久島11時40分着のJAC2453便に搭乗します。
この日の屋久島は晴れで、気温は大阪と同じ19℃のようです。 -
先ほどの23B搭乗口からバスに乗って飛行機のそばまで行き、飛行機のタラップで搭乗します。
今回の飛行機はボンバルディアDHC8-Q400機。
プロペラ機ですのでジェット機ほどうるさくないかな。
バスで移動して搭乗すると、間近で飛行機を撮影できるのでいいです。 -
機内の座席は中央通路を挟んでそれぞれ2席。
小型飛行機ですので、約50人くらいしか乗れないようです。 -
定刻に大阪空港を離陸し、屋久島を目指して飛行します。
ここは神戸上空です。 -
そしてその沖合には神戸空港が望めます。
-
そしてしばらくすると明石と淡路島の岩屋を結ぶ明石大橋が望めます。
-
屋久島までは1時間45分のフライト。
瀬戸内海を抜けて、ここは四国の山脈の上空です。
プロペラ機ですので低い高度を飛ぶため、下の眺めが最高です。
下の雲が綿菓子のようです。 -
やっと種子島上空。
向こう側には大隅半島が見えます。 -
向こうの島は馬毛島です。
もう少しで屋久島。
天気は良さそう。 -
この日は天気が良かったせいか屋久島には定刻より10分早い、11時30分に到着。
屋久島空港は小さい空港のため、飛行機から降りると歩いて空港ターミナルに移動します。 -
振り返ると乗ってきた飛行機が見えます。
この後この飛行機は鹿児島に行くようです。 -
ここが空港の手荷物受け渡し場所です。
手荷物は、飛行機よりフォークリフトで降ろしてここまで持ってきて、係員の方が手荷物を1個ずつこのテーブルに載せてくれます。 -
そしてこちらがJALのチェックインカウンターです。
この空港は、JALしか利用していないので、他社のチェックインカウンターはありません。 -
こちらが空港ロビーで、小さな空港のため待合の椅子も少なく、おみやげ屋さんも小さいので、お土産はよそで買った方が良さそうです。
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こちらが空港のレストランで、食事やフライトまでの休憩に利用されています。
ちょうどお昼だったので、ここで食券を買ってランチをいただきます。 -
レストランの中はこんな感じで食事や飲み物で搭乗まで時間をつぶすことができます。
そのせいかドリンクの飲み放題もありました。 -
またこのレストランから駐機している飛行機も眺められます。
-
この日は、このようなプライベート飛行機も駐機していて、この後飛び立っていきました。
プライベート飛行機で屋久島に来るなんてうらやましい。 -
いただいた料理が、このトビウオ丼。
トビウオの唐揚げがご飯に載っていて、味噌汁にとろろ芋もついていました。
トビウオの唐揚げは、よく揚げていたので頭やヒレも食べられます。
ただ大きなトビウオだったため、さすがに背骨は硬くて食べられませんでした。 -
本来は食後、レンタカーで屋久島を観光するつもりだったのですが、何せゴールデンウィーク真っ只中だったので、2ヶ月前に申し込んだものの、借りられませんでした。
そのためこの日は、まつばんだ交通の『屋久島周遊観光Cコース』を利用して観光します。
ただ出発が空港を13時30分と遅いため、空港周辺を散策します。
向こうに見える山は標高1235mの愛子岳かな? -
屋久島空港の前には無料の駐車場があり、空港ターミナルは1階建ての小さな建物です。
そのそばにある観光案内所で観光パンフレットを入手しました。 -
これがマップで、屋久島は周囲130Km,面積が約500Km2の淡路島よりちょっと小さい島です。
ただこの小さな島に九州地方最高峰の宮之浦岳(標高1,936m)を有し、面積の9割が森林という洋上の山塊です。 -
空港の花壇にはツツジがきれいに咲いていました。
-
13時30分にまつばんだ交通の観光バス『やくざる号』に乗って観光の開始。
予約していた屋久島周遊観光Cコースは、空港を出発してヤクスギランドと紀元杉を観光します。
観光バスにはバスガイドさんが乗っているので、観光案内もしてくれます。
この山は標高1,497mの太忠岳です。
山の頂に人差し指のように1本建っている岩は、立柱石です。 -
この観光バスが『やくざる号』です。
この日は10数人の観光客が乗車していました。 -
まずはこの管理棟で森林環境整備推進協力金として500円払って入場します。
ちなみにチケットには、この後白谷雲水峡など散策する際の割引券も付いています。 -
これがヤクスギランドの案内図です。
散策コースは5種類有り、時間や体力に合わせて回ることができます。
ちなみにふれあいの径コース(30分、約0.8Km)といにしえの森コース(50分、約1.2Km)は歩道が整備されていて、スニーカーで散策できます。
他のコースは、トレッキングシューズなどの山装備が必要です。 -
私たちは団体観光客ですので30分のふれあいの径コースをバスガイドさんと一緒に回ります。
本当は50分コースを回りたかったのですが、団体行動ですので仕方ないかな。
ただバスガイドさんが森の植物などを説明してくれるのでこれでも良かったかな。
この写真は杉の木ではなく、くぐり栂です。 -
ここはときめきの径で、石張歩道ですのでとても歩きやすいです。
しかも左右は原生林。
屋久島に来たという気になります。 -
イチオシ
足下の苔を見ると、その間から杉の赤ちゃんが育ち始めています。
-
そしてこの小さな花は、チャボシライトソウです。
あまりにも小さく、バスガイドさんに説明してもらわないと見逃してしまいます。 -
この橋を渡って、さらに森の中に入っていきます。
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橋の下は渓流になっていてきれいな水が流れています。
ここの水はあまりにもきれいで魚のエサがいないため、魚もいないそうです。 -
木造の遊歩道の左右には原生林が続いています。
前日、バスガイドさんから電話をもらい、当日は傘を持ってきてくださいと言われましたが、この日は必要なさそうです。 -
この木は切株更新で、切株の上から2代目の杉が伸びています。
-
この案内板は、昔の屋久杉の伐採状況です。
屋久杉は、神木としてあがめられて伐採する人がいなかったそうですが、1635年に眠れる森林資源を活用するため、本格的な伐採が始まったそうです。
ただその用途は、屋根葺き用の平木としていたそうです。 -
これは土埋木で、江戸時代に伐採された木です。
屋久杉は平木として加工しやすい部位のみ採取し、利用されなかった枝や幹・根株が林内に放置されたものです。
今思うともったいない話しです。
屋久杉は樹枝を非常に多く含んでいるため、200~300年たっても腐ることなく残っています。 -
ここでも切り株面から新しい命が芽生え始めています。
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遊歩道はこのようにきれいに整備されているので、スニーカーで十分散策できます。
この曲がった木はサルスベリの仲間です。 -
このような花も咲いています。
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この木は双子杉。
百年前に伐採された屋久杉の上に種が落ち、2本の杉が育ったものです。 -
ここにも白い小さな花が咲いています。
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これも土埋木です。
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土埋木の上に着生し、木が生長しています。
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イチオシ
まだ屋久杉とは呼べない木ですが、真っ直ぐ天に向かって伸びています。
この先、数千年生き延びて屋久杉になってほしいものです。 -
遊歩道の両側にはいろいろな木が目を楽しませてくれます。
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そしてこれはくぐり杉です。
幹が分かれたように見えますが、右側の木が倒れて左側の木と合体したものだそうです。
大人でも楽々くぐれます。 -
この吊り橋は、清涼橋です。
その言葉通り、この橋を渡るときは渓流に沿って吹く風でとても気持ちよかったです。 -
遠くには太忠岳(たちゅうだけ)の天柱石(てんちゅうせき)が見えます。
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この花はまむし草です。
まむしが鎌首をあげているように見えます。 -
イチオシ
足下の苔を見ると小さな花が咲いていました。
何の花かな? -
30分足らずでふれあいの径コースの散策終了。
この建物は売店や休憩施設のある森泉(しんせん)です。
向こう側には太忠岳も見えます。
ちなみにここは、標高1,000mもある高地です。 -
そしてこの電話ボックスは屋久杉で作られたもので、数百万円もするそうです。
もちろんここから電話もできます。 -
次に向かったのが、この紀元杉。
先ほどのヤクスギランドからバスで15分程度でつきます。
この紀元杉は上の方が枯れていてちょっと残念です。
ここも整備された遊歩道があるので、この紀元杉の周りを1周できます。 -
紀元杉の幹を見るとこんな感じです。
推定樹齢が3000年、幹周りが8.1mもあります。 -
イチオシ
樹高は、19.5mとそれほど高くないですが、威厳があります。
-
3000年も長生きしていますので、巨木の幹にはいろいろな種類の木が寄生ではなく、着生しています。
そのため秋には,美しい紅葉が楽しめるそうです。 -
紀元杉のそばには、まだ若い杉の木がすくすくと成長しています。
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紀元杉のそばには紀元名水と言われる、名水百選に選ばれた水飲み場があります。
私も飲みましたがとても美味しかったです。
屋久島の水は硬度10の超軟水です。 -
ここにも苔の上から杉の赤ちゃんが芽生えています。
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イチオシ
これはキノコかな?
-
紀元杉の観光後、観光バスは宿泊する安房の宿まで送ってくれます。
その際,ヤクザルを発見。
本土の猿と比べて小型の猿です。
猿は集団生活しているのが一般的ですので,この猿はハグレザルなのかもしれません。 -
この道は、縄文杉に行く荒川登山口に向かうもので、一般車は進入禁止です。
-
ヤクスギランドは標高1,000mもあるので、宿泊する安房の町までは下り坂が続きます。
これらの道は比較的整備されてはいるものの,一部車が一台しか通れないところもあるので、レンタカーを利用する際は小型の車のほうがいいです。
燃費も良いので財布にも優しいです。 -
イチオシ
山のほうを見ると高い山々が連なっています。
屋久島は雨が多く、水が豊富なため発電は全て水力発電でまかなっています。
この森の中に水力発電所があるのですが、景観を考慮して水管や発電設備を埋設しているそうです。 -
向こう側には海が見えてきます。
-
そして眼下には、本日宿泊する安房港も見えます。
ちょっと霞んでいますが、海の向こう側には種子島があります。 -
そしてここがこの日から3連泊する鶴屋さんです。
観光バスはこの宿の前まで送ってくれました。 -
客室内は和室の民宿です。
夫婦二人で寝るだけですのでここで十分です。
この宿は縄文杉の登山口にも近いので、登山客が結構宿泊していました。
そのため皆さん朝4時には出発していました。 -
これが客室からの眺めです。
向こうの山は標高965mの前岳かな? -
夕食までまだ時間があるので宿の周辺を散策します。
ここは宿から5分足らずの安房港そばにあるショッピンセンターばんちゃんです。
中には食料品から日用雑貨、観光案内所もあります。
ここでビールと屋久島の焼酎を購入。 -
そしてこちらが明日の朝、種子島に移動する際に利用する高速艇のターミナルです。
明日は朝7時発の種子島行きの高速艇に乗船する予定です。 -
こちらが港内です。
安房港は屋久島の東側ですので、海に沈む夕陽は残念ながら見られません。
その代わり天気が良ければ朝陽が見られるかもしれません。
ただ明日の天気予報があまり良くないので、朝陽を見るのは無理かな? -
宿に戻って夕食をいただきます。
宿泊した鶴屋さんは食事が自慢で、この日いただいた料理がこの宿の最もおかずの量が少ない栗穂定食。
とはいうものの、大きな魚の塩焼きにお造りとよだれ貝のボイルにお吸い物。
これだけでお腹いっぱいになります。
吸い物の中には沢山の魚のアラがはいっていました。
どれもとても美味しくいただきました。 -
寝酒には、ショッピングセンターで買った屋久島産焼酎の三岳をいただきました。
値段は950ml入りが950円で、屋久島空港では1500円で売っていたので、とてもお得で、結局宿泊した3泊で完飲しました。
この焼酎は芋焼酎特有の臭いもなく、少し甘いのでとても飲みやすかったです。
明日は種子島観光。
天気が心配です。(天気予報はいつも悪い方に当たってしまいます)
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旅行記グループ
屋久島の自然と宇宙への玄関種子島を巡るたび(2018年5月)
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この旅行で行ったホテル
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屋久島料理・御宿鶴屋
3.25
屋久島(鹿児島) の旅行記
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旅行記グループ 屋久島の自然と宇宙への玄関種子島を巡るたび(2018年5月)
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