歩けるうちに！屋久島！(3日目、４日目)

2023/03/10 - 2023/03/13

いつか屋久島の縄文杉に行きたい！と思い続けて、はや〇〇年。歩けるうちに行かないと…と焦るお年頃になっていました。
日頃登山をするわけでもない普通のシニア夫婦。頑張って登ってきたので、記念に旅行記にしておきます。

屋久島を訪れる季節については結構迷いました。登山に慣れていないため、極力雨は避けたい。また、土日含めた日程だが混んでいるのも避けたい。・・・ということで、3月中旬を選択。雨の日の予備日として最終日を用意していましたが、結果、4日間とも晴れでした！
1日目　島内観光
2日目　縄文杉
3日目　白谷雲水峡、サンカラスパ
4日目　島内観光

３日目は、白谷雲水峡へトレッキング。そして、この日の宿泊先、サンカラホテル&スパ 屋久島でゆっくり過ごしました。
４日目は、屋久島焼きやお土産を買ったり、まだ訪れていなかったスポットに寄ったりしてから、東京への帰路につきました。

エリア 屋久島(鹿児島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日の白谷雲水峡トレッキッグはガイドなし。歩く距離も短いので遅い出発で大丈夫。そのため、海の見える露天風呂で朝風呂をゆっくり満喫したあと、朝食へ。

SAMANA HOTEL YAKUSHIMA 宿・ホテル

ビュッフェスタイルです。

今日は宿泊先を変えるので、10：00前にチェックアウトし、荷物をレンタカーに積んで、白谷雲水峡の入り口を目指しました。
どんどん標高が高くなり、ドライブも気持ちがいいです。

白谷雲水峡の駐車場にレンタカーを止め、管理棟から歩きだします。
計画では、太鼓岩往復コース（往復4時間）を歩くつもりでしたが、連れが昨日の縄文杉で股関節を痛め急な登りが難しくなってしまったため、途中の「苔むす森」までの往復（往復３時間）にしました。

最初は、きれいな水が流れる沢に沿った遊歩道です。

岩の上を登っていきます。
歩く道の目印であるピンクのリボンが付いていました。

さらに、木の階段を登っていきます。

さつき吊橋に出ました。
下には、澄み切った沢の流れが見えます。

ここから、山道です。

楠川歩道は、300～400年前に石積みで作られた古道。

倒木もあり、深い森を感じながら歩きます。

苔むす森まで行きつく前から、すでに、しっとりした森、苔に満たされた森です。
マイナスイオン満載。

木の階段や、岩場、沢を渡ったり・・と、楽しい道のりです。

道端の倒木にこだまを置いて記念写真。

”くぐり杉”。
このあと、白谷小屋近くで、ホテルで準備して頂いたお弁当で一休み。

強風で折れてしまった幹の先端から七本の枝が伸びる”７本杉”の横を通り過ぎると・・・

苔むす森に到着です。
うまく写真が撮れなかった・・・
写真には納まりきらない「もののけの世界」があります。

もののけ姫の森 (苔むす森) 自然・景勝地

何もかも苔で覆われています・・・。
しばらく眺めたあと、引き返します。
（太鼓岩、残念・・）

帰り道も楽しい。
太い老木。

道端の花。
花芯が美しい。

木道に戻ってきました。

清流が・・

岩場の巨岩を登りきると・・
出口です。

車で本日の宿泊先に向かいます。
途中、うわさのドラえモンを車窓から。

15：00過ぎに　Sankara hotel ＆ spa 屋久島（サンカラホテル&スパ 屋久島）に到着しました。
ここでの滞在も、今回の旅の楽しみ。
雲が出てきました。

サンカラホテル&スパ 屋久島 宿・ホテル

本館。

本館ロビーからプールを臨んだ景色。

チェックインした後、カートで自分達の Villa に送ってもらいます。
呼ぶとカートで迎えに来てくれますが、Villaが建つ敷地内には花々が咲き、歩いて移動しても苦になりません。

お部屋は、Manasa Villa（マナサヴィラ）の１階。
Villa 外観。

お部屋の入り口。

広々としたお部屋。
24時間ろ過循環式のお風呂は、寝湯スペースもあり、時間に関係なく何度もゆったりとお風呂を楽しめました。

トレッキングの汗を流したあと、デイベッドでごろごろ。

テラスの椅子で緑に囲まれリラックス。

本館には落ち着くライブラリーラウンジもあります。
屋久島や食等に関する本を広げてのんびり。

ライブラリーラウンジには、ビールサーバー、カクテルを作れる色々なお酒類、軽いおつまみやスイーツ等が置いてあり、滞在中ゆっくりできます。

お夕飯の時間になりました。
ライトアップされた雰囲気も素敵です。

プリフィックス・スタイルのレストラン「AYANA」で頂きました。
前菜、メインから好きなメニューを各自選んでいくので、どんなお料理が出てくるのか楽しみでした。写真は、私のチョイス。
屋久島の恵みを美味しく堪能いたしました。

（他にフレンチフルコースのレストランもあります。）

Villaへ戻り、３日目終了。

４日目です。
晴れました！
チェックアウトは12：00なので、まだまだサンカラでのんびりします。

朝のお散歩に。

サンカラの裏にある麦生のトレッキング道に入ってみました。
沢まで、ゆっくり歩いて往復30分くらい？

石畳。

この道も苔で覆われています。
マイナスイオン。

巨岩に朝日が当たっています。

蕨。くるくる。

考える人も・・。

散歩を終え、朝風呂してから遅めの優雅な朝ごはんに。

屋久島の水と屋久島育ちの酵母を使った焼き立てパンとスープ、
有機野菜や季節のフルーツ、鹿児島産黒豚のハム、ソーセージ等のサラダビュッフェ。
野菜ジュースが絶品でした。

ホットミールはメニューから選べます。
私はスクランブルエッグ、連れは鶏飯。
美味しかったです。

最高の天気です。

プール脇を抜けて・・・

海を眺めるデッキチェアでゆったりした時間をすごしました。

部屋に戻りパッキングをし、11：30頃チェックアウト。
名残惜しい・・

さて、最終日にまず向かったのは、屋久島焼　新八野窯。
屋久島焼きの器が欲しかったので・・・
写真は購入した深さのある中皿。深い碧が特徴です。

次に、ぽんたん館に寄って、その他のお土産を買いました。

そして、ぽんたん館に車を駐車したまま、徒歩でトローキの滝へ（５分）。
トローキの滝は手前に見える海に直接注ぎ落ちることで知られています。鯛ノ川の赤い橋とモッチョム岳が背景に見えます。

トローキの滝 自然・景勝地

紀元杉にも寄りました。

紀元杉 自然・景勝地

木道で、紀元杉の周りをぐるりと回れます。

根本の幹に触れることができます。太い！迫力！
これで推定樹齢3,000年、胸高周囲8.1メートル。
やっぱり縄文杉（胸高周囲が16.4m）ってとんでもないんだな・・・と改めて思いました。

春田浜にも寄ってみました。
夏は海のプールが楽しめます。海プールの向こう側は、延々とタイドプールが続いていて、不思議な風景でした。

そんなこんなで屋久島を周り、レンタカーを返して、17時過ぎに屋久島空港に到着しました。
遅めの朝食以来、食事をとっていなかったので、空港の食堂「エアポート屋久島」で、遅めの昼食。
屋久島名物のトビウオの唐揚げ、屋久トロ（自然薯おろし）、サバ節の入ったサバ出汁のおうどんで屋久島最後の食事を頂きました。

屋久島　19:00発　→　鹿児島　19:35着
鹿児島　20:40発　→　東京(羽田)　22:15着

これで、屋久島への旅はおしまいです。
長年の望みが叶って、うれしい旅行でした。
お疲れ様でした。

エアポート屋久島 グルメ・レストラン