2018/05/05 - 2018/05/05
153位(同エリア300件中)
Reisさん
2018年のゴールデンウィーク後半に秋田、盛岡、一関を旅行しました。昨年行った盛岡のベアレン醸造所のスプリングフェストが良かったので今年も行くことに決め、その前にまだ行ったことのない秋田、そして帰りに一関で観光することに決めました。
天気の悪い日が多かったのは残念ですが、久しぶりの休暇を充実したものににすることができました。
最終日は一関へ向かい、猊鼻渓、厳美渓という名前の似た景勝地を訪れました。
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 徒歩
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【2018年5月5日】
明け方はかなり雨が降っていたようですが、ホテルを出る時にはすでに小雨になっていました。早起きしたのでバスに乗らず盛岡駅まで歩いてしまいました。天気は急速に回復し盛岡駅に着く頃にはすっかり晴れて朝の陽ざしが眩しく感じられました。盛岡駅 駅
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朝食をとる時間はなかったので、盛岡駅で福田パンを購入しました。これも盛岡へ来た時はよく買います。駅で売っているパンは本店に比べるとやや小ぶりですが、それでもかなり大きく感じます。
盛岡駅 駅
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新幹線で一ノ関駅まで行き、大船渡線に乗り換えて猊鼻渓駅で下車しました。猊鼻渓舟下りの乗り場への最寄り駅です。この駅で降りた人がほぼ全員が猊鼻渓へ向かいます。盛岡は晴れていましたが、ここはまだ小雨が降りすっきりしない天気です。
猊鼻渓駅 駅
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猊鼻渓駅から小雨の中を徒歩約10分で猊鼻渓遊覧船乗り場に着きました。通常は1時間に1本船が出るようですが、行楽シーズンなので随時船が出ています。幸いほとんど待つことなく船に乗ることができました。料金は1600円です。
猊鼻渓舟下り 乗り物
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川の両側は切り立った崖ですが、川はほとんど流れがないように見えますが、最初は上流に向かって進む形になります。推進力は船頭さんの使う1本の竿です。船頭さんの話のよれば日本中の川下りの船で往復を人力で動かしているのはここだけなのだとか。ユニ―クな形をした岩や洞窟、水鳥などを眺めながらゆっくり進みます。
残念だったのは出発時には雨が降っていたため、屋根付きの船が使われていてやや景色が見づらかったことです。こればかりは仕方ないことですが、すぐに雨はあがったのでそう感じてしまいました。猊鼻渓 自然・景勝地
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45分ほど進んだところで船を降り、歩いて先へ進みます。しかし徒歩で進めるのはわずか5分ほど。そこからは引き返して再び船に乗りスタート地点に向けて川を下っていきます。途中では船頭さんが歌を歌ってくれますがこれが静かな山峡にこだまして実に良かったです。合計で約1時間半、とても満足できる舟下りでした。
猊鼻渓 自然・景勝地
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猊鼻渓駅から再び大船渡線に乗り一ノ関に戻ってきました。一ノ関に着いたのは
ちょうど昼食の時間です。駅の近くにある「三彩館ふじせい」に入りました。店の前を通りかかった時に店頭に「もち食文化」「ようこそもちの里へ」といった幟や看板が出ていてさらにメニューに「ひと口もち膳」などあるので気になってしまいました。
8種類のもちと雑煮がセットになって1500円(税別)。いろいろな種類のもちが少しずつ味わえるのが楽しいです。そして餅なので思った以上に腹にたまる感じで満腹感を感じます。三彩館ふじせい グルメ・レストラン
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次は厳美渓へ向かいます。厳美渓へはバスが1時間に1本出ています。バスは市街地を抜けると郊外に出て20分くらいで厳美渓につきました。厳美渓は険しい渓谷を想像していましたが周囲は田園風景が広がる平坦な地形です。
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バス停の目の前に天工橋という名の橋があり、この周辺が最も観光客で賑わっているところです。橋の上からはこのような渓谷を眺めることができます。
このように山岳地帯でないもないところに深い渓谷があるのは珍しい気がしますが、これは栗駒山の噴火によって堆積したデイサイト質凝灰岩が磐井川の水流によって浸食されて形成されたものなのだそうです。厳美渓 自然・景勝地
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さて厳美渓といえばこの団子屋が有名です。対岸の店との間にはワイヤーが張られています。団子を買うときはこのかごに代金を入れると店の人が籠を引っ張り、しばらくすると団子の入った籠がやってくるという仕掛けで、「空飛ぶ団子」とも呼ばれています。私も厳美渓を知る前からこの団子屋のことは知っていました。
郭公屋 グルメ・レストラン
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写真のように渓谷の岩場に行列ができていましたが、これが団子を買う人の行列です。橋を渡って対岸の店に行けばそれほど待たずに買うことはできますが、やはり厳美渓ならではの買い方を経験したいですね。私はというと昼に食べた餅でまだ満腹感があったので買わずに皆さんが買っている様子を見学するだけにしておきました。
厳美渓 自然・景勝地
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厳美渓の周囲には遊歩道もあり散策が楽しめます。コースの途中には吊り橋もあります。天工橋からこの吊り橋を渡って1週するとゆっくり歩いて30分程度です。天工橋からさらに上流にも橋がありますがそこまで行くと合計1時間くらいになるそうです。帰りのバスの時間もありますので周辺の散策にとどめておきました。
厳美渓 自然・景勝地
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厳美渓からバスに乗り一ノ関駅へ戻ってきました。ここからは新幹線に乗り帰るわけですが、まだ少し早いので市街地も散策してみることにします。写真はメインストリートにあたる大町通り。かつての奥州街道一関宿の中心だったところです。歩道が整備されていて何より人が少ないので歩きやすいです。
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大町通りから西へ路地を入り少し歩いたあたりに「浦しま公園」という小さな公園がありました。一関藩主・田村家の迎賓館跡を利用したものだそうです。狭い敷地ですが中には日本庭園が再現されていました。
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さらに進むと「世嬉の一酒造」の大きな蔵が見えてきます。この敷地内には地ビール工場、酒の売店、レストラン、カフェ、さらに「酒の民俗文化博物館」(入館料300円)などがあります。ここで食事をしてもよいなと思いましたが時間が中途半端でした。
世嬉の一酒の民俗文化博物館 美術館・博物館
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世嬉の一酒造からさらに先へと歩いていくと旧沼田家武家住宅があります。無料で内部見学ができるのですが、開館時間は16:00までとなっています。時刻を確認すると17:57。閉館の3分前です。中をのぞいているとボランティアのガイドの方がおそらく引き上げる準備をしているところ。「まだ見学してもいいですよ」と言われたのでさっと内部を見て回りました。
旧沼田家武家住宅 名所・史跡
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駅へ戻る途中に「亀の子せんべい」の店を見つけました。この店は「亀の子せんべい本舗大浪 上ノ橋店」で明治36年創業の老舗です。店はかなり高級な感じで入っている人もいないので躊躇しましたが、お土産に「亀の子せんべい」を買いました。
亀の子せんべい本舗大浪 上ノ橋店 グルメ・レストラン
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「亀の子せんべい」は形がお椀型をした柔らかいせんべいで黒ゴマペーストが塗られています。小ぶりですが表面は黒光りしていてユニークです。値段は高めですがおいしいしお土産にぴったりだと思いました。
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さて駅へと戻ることにします。一関の市街地は交通量も少なく静かでした。
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連休の最終日の前日ということもあるのか新幹線の指定席は完売でした。自由席のある「やまびこ」は2時間後。さすがにそれまで待てないので次の「はやぶさ110号」で仙台までいき、「やまびこ154号」に乗り換え、大宮には19:22着。一ノ関から仙台までは立席でしたが、仙台からは自由席の座席が確保できました。
こうして3泊の東北旅行は終わりました。今から来年のことはわかりませんができれば今度はもう少し北の方に行ってみたいと思います。
終わり仙台駅 (JR) 駅
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