実は雨男だった、それも強烈な・・・ＧＷ佐渡の旅【１】

2018/05/03 - 2018/05/05

雨男（女）とか晴男（女）とか聞きますが、全く信じていませんでした。
晴れのに日に出かければ晴れだし、雨の日に出かければ雨。365日出かけていれば雨の日も、雪の日もあるさ。
　今年のＧＷは佐渡へ。ところが出かけるときは地元は暴風雨。旅行中も佐渡地方だけは雨（天気情報では佐渡地方のみ雨）。帰りの新幹線の中で思いかえると、ＧＷの旅行は去年の沖縄も一昨年の四国もその前の出雲も雨に降られた記憶が・・・Facebookで遡ってみたところ１０年間（泊りで出かけなかった２年除き）全て雨、それも今回と同じように地元は晴れているにもかかわらず出先で雨に降られています。夏の海外旅行も雨に降られている記憶が・・・１０年間調べてみましたが、すべて雨に降られていました。熱帯地方は仕方ないにしても夏には雨が降らないといわれる地中海やほとんど雨のない砂漠でも(笑)、メキシコではハリケーンに直撃されています(笑)
　ということで徹底的に検証してみました、遡れる記録の残っている泊りで出かけた回数48回ありました。その中で旅行中1回でも雨に降られた回数・・・なんと驚異の46回、ほぼパーフェクトです(笑)。ちなみに、今はほとんどやらないゴルフ。やらなくなった理由はへっぽこということもあるのですが、毎回毎回雨、それもどしゃぶりで嫌になったというのが本当の理由。これはパーフェクトでないにしても8割は越えているはず（データないので感覚ですが）
ここまで降られていて何で雨男だと思ってこなかったのだろう・・・
これはＭｒ雨男、RainMan 、嵐を呼ぶ男　いやむしろ私自身が熱帯性低気圧なのではないかと思えてきました(笑)
ということで始まった2泊3日の佐渡の旅です。

エリア 佐渡島(新潟)

暖かく天気の良い日が続いたGW前半でしたが、旅行前日の夕方から雨降り始め、出かける朝（6：00）は、静岡県東部は台風並みの激しい暴風雨にみまわれ、普段自転車で20分ぐらいで着く距離を徒歩で90分近くかけ駅まで。東海道線・新幹線とも遅れなく運行していたようです。

三島駅 駅

三島駅で新幹線に乗り換え東京へ。毎日のように仕事で使っている新幹線ですがオフで乗るのは気分が違います。GWなので指定席にしましたがそれほど混んでいませんでした（東海道新幹線・上り・こだま）。

東京駅で上越新幹線Maxときに乗り換えです、2階建の新幹線でした。この2階建の新幹線は今年度でなくなる（廃止）ということを5歳の甥っ子から聞きました(笑)。

東京駅 駅

新幹線大好きな甥っ子（5歳・2歳）たちのために東京駅や新潟駅で写真を撮り送ってあげましたが喜んでくれたようです。2歳のともちゃんはおじちゃんと「こまち」に乗ると楽しみにしているようですが、とりあえず秋田には用事はありません(笑)

新潟駅 駅

新潟駅に着いて「寒い、あまりに寒い」GW前半、半袖ですごしていたのでそのまま来てしまったのですが、ここは静岡ではなかった・・・
新潟駅到着からジェットフォイルの出船まで1時間半ほどあったので、どう過ごそうか考ましたが、とりあえずバス乗り場へ。バス乗り場もタクシー乗り場も物凄い大行列、タクシーなど1台もいません。どうやらある宗教団体の新潟大会のようで
会場のある新潟港周辺も大渋滞・・・

新潟駅万代口観光案内センター 名所・史跡

結果、何とか出船の15分前ぐらいにはバス到着したのですが、当然ランチなどの時間なく売店でお弁当とお茶を買ってあわてて乗り込みました。三島駅・東京駅でも乗り継ぎに時間がなかったので本日初めての食事になります。

新潟港 (フェリーターミナル) 乗り物

新潟港発の佐渡汽船はカーフェリーとジェットフォイルがありますが、カーフェリーが所要時間：2時間30分に対しジェットフォイルの所要時間：1時間5分ですので時間を有意義に使おうとジェットフォイルにしました。

新潟港 (フェリーターミナル) 乗り物

新潟港を11：30発になります。ジェットフォイルけっこう年季が入っている感じ。西伊豆も私の子供の頃は、まだ道路が不便で船が交通の手段で、1日の何便も沼津港と戸田や土肥など就航していましたが、その頃を思いだしました。

佐渡汽船 ジェットフォイル 乗り物

座席は1階1列目の真ん中だったので段々近づいてくる佐渡島がよく見えました。
風は相当強いはずですが、ジェットフォイルだからかほとんど揺れませんでした。

佐渡両津港に到着です。一応雨はやんでいましたが新潟より一層寒い、バックパックのなかにUNIQLOのポケッタブルパーカが入っていて助かりました。

両津港 乗り物

こちらでレンタカーを借りて（佐渡汽船のレンタカー付宿泊プラン）Sクラス２泊３日21,000円（ガソリン付き）でしたが、狭い山道も走りまわりましたが快適でした。※写真は両津港ではなく矢島・経島の駐車場。

佐渡に到着後、日蓮宗の本山巡りをしたのですが、それは旅行記ＧＷ佐渡の旅【2】に纏めることにします。本山巡りのあとまだ時間があったので、翌日に行こうと思っていた金山へ行ってみることにしました。

佐渡金山遺跡 美術館・博物館

佐渡にはいくつかの金・銀山遺跡がありますが、「佐渡金山遺跡」として国の史跡に指定されている相川鉱山関係遺跡にきました。こちらには江戸初期の手掘り坑道跡「宗太夫坑」と明治官営鉱山の「道遊坑」の2つのコースがありましたが、まず道遊坑を見ることにしました。

ちなみにどちらか1つ（各900円）選ぶこともできましたが、2坑道周遊コース（1400円）としました。
江戸時代に「次助坑」と呼ばれた坑道を進んでいきます。

日本最大の金採掘跡。ここが佐渡金山のシンボル「道遊の割戸」の真下にあたるそうです。

坑内を実際に走っていたトロッコも展示されていましたが、その線路上を歩いて外にでます。

佐渡金山は「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」として世界遺産登録を目指しているようですが、どうでしょうか。既に石見銀山が世界遺産になっていることもありますし。写真は高任坑の入口になります。

トロッコの線路をぐるりと一周します。雨もなんとかあがったようです。雨後の新緑が美しい。

ここは、鉱石を砕く粗砕場跡とのこと。

佐渡金山のシンボルで日本最大の露頭掘り採掘跡「道遊の割戸」がきれいに見えるスポットへ出ました。

道遊の割戸 自然・景勝地

作業場です。

中には当時の機械がなどが展示されています。
ここからまた入口まで一旦もどり江戸初期の手掘り坑道跡「宗太夫坑」に再入場します。

「宗太夫坑」は江戸初期に開発された手掘り坑道です。地下深く掘り進んだ坑道跡に、「佐渡金山絵巻」に描かれている採掘作業が（不気味なほど）忠実に再現されていました。

佐渡は古来から「金の島」と呼ばれてきました。『今昔物語集』などによると、
12世紀頃には砂金が採れる島として知られていたようですが、本格的に開発されたのは江戸時代になってからです。
江戸時代初期（慶長から寛永年間にかけて）の最盛期には金が1年間に400kg、銀が40トン以上採掘される、当時としては世界最大級の金山だったそうです。

宗太夫坑をでると資料館へ入場となります。
ここで佐渡金山の歴史などが学べます。

佐渡金山 展示資料館 美術館・博物館

こちらは、鑑定書付きの佐渡製小判と一分金になります。
金山を後にして山を下り（車で10分ぐらい）北沢浮遊選鉱場跡へ向かいます。

北沢浮遊選鉱場跡です。段丘を利用した構造で緑に包まれた巨大な建造物になっています。その佇まいから最近は、まるでラピュタの世界と人気にスポットになっています。

北沢浮遊選鉱場 名所・史跡

ギリシャの古代劇場のような佇まいの直径50メートルのシックナー。泥鉱濃縮装置というものらしいです。

北沢浮遊選鉱場 名所・史跡

上から見た北沢浮遊選鉱場跡です。夏場はライトアップもするようです。

佐渡金山奉行所跡です。入場料かかるということで外から見るだけにしました。
旅行記は【2】へ続きます。

佐渡奉行所 名所・史跡

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2018/05/14 22:59:39

  ズバリ雨男ですね（笑）

  こんばんは、＋mo2さん
  
  見事なほどに雨男ぶりを炸裂だったんですねー
  48回中46回とは！！
  それで、今まで雨男や晴れ女などにあまり惑わされていなかったとは、、、
  実は私は全く逆で、あまり雨に降られないんです。
  降っていても止んでくれたり、
  夜の間に雨降ってたり、、、
  だから、あまりお天気は気にしなくて、そんな状態だから、
  何年かに一度旅先で雨が降ったら、あっ、雨だ！！って感じなんですよねー
  
  こうなったら、雨が素敵な場所に行くしかないですね！！
  雨季のウユニ塩湖良いんですよねー
  水量の増した迫力の滝壺とか。。。
  
  金山のお人形があまりにリアルで、こういう再現場所あるあるですが、
  本当に今にも人形が動き出しそうなほどに不気味さを感じます（笑）
  
  たらよろ

  +mo2さん からの返信 2018/05/15 06:23:36

  RE: ズバリ雨男ですね（笑）

  たらよろ様
  
  いつもご訪問頂きありがとうございます。
  
  ここまで雨に降られていて気付いていなかったのは
  まぬけ〜自分ではポジティブと考えていますが(笑)
  な性格のなせる業です。
  というか、日帰りの日には降られていなかったので
  気付いていなかったのですが、日帰りで出かける
  ときは雨ならば出かけないので当然ですね(笑)
  
  > 実は私は全く逆で、あまり雨に降られないんです。
  > 降っていても止んでくれたり、
  > 夜の間に雨降ってたり、、、
  > だから、あまりお天気は気にしなくて、そんな状態だから、
  > 何年かに一度旅先で雨が降ったら、あっ、雨だ！！って感じなんですよねー
  
  いいですね。私はどこに行くにも雨具必携なので(笑)
  
  雨あがりの新緑などよいこともたくさんあるので、たらよろさん
  おっしゃるとおり、雨が素敵な場所を選んで行こうと思っています。
  
  ＋mo2