フィレンツェ　もう１度行きたいレストラン

2018/03/11 - 2018/04/06

25日間のアパート生活。お米持参でしたが、毎日1,2回の外食。いろいろな所に行きました。その中から、次回フィレンチェに来るときには絶対行きたいレストランをまとめてみました。

エリア フィレンツェ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: 個別手配

ダントツのお勧めは「Zeb」。グラツィエ橋を渡りミケランジェロ広場に向かう途中にあります。情報を読むと料理は美味しいがシェフに問題ありとの事。特に英語が苦手な外国人には超ハード。私の英語は片言。しかし、挑戦しました。２回も。このレストランのためだけでもフィレンチェにはもう１度行くつもりです。

１回目。1時過ぎに覗いたら席がちょうど2席開いていたので入店。このカウンター席に（ちなみにカウンター席のみ）。店は非常にきれいで清潔です。

お母さんと思われる人に「Il menu, per favore」と話すと、笑みを浮かべて口に指をあて窓際のカウンター席を指さします。そこではシェフがお客さんになにやら盛んに話しています。

しばらく待ちました。シェフが来ました。飲物を聞きます。ここまでは何とか。そうしたら、英語でメニューを説明し始めました。長々と。日本語でも覚えれないですよ。それが英語で（情報ではシェフも疲れて最後は端折るそうです）。

このレストランの狙いの料理の一つはニョッキ。残念ながら今日はないようです。そこで、ラヴィオリを。詰め物の説明を実に長々と説明。その中から聞き取れたものを二つ注文。シェフが厨房に。帰ってきました。パンプキンが終わってしまったと。また詰め物の説明。もういいや。適当に注文

そしてやってきたのがこれと前の写真の物。何の詰め物かわかりません。

しかし.......実にうまい！

少ない経験ですが、今までで、一番おいしいラビオリ。この味のバランスは日本人には無理かも。手打ちだけあって歯ごたえもいい。この時ほど会話ができない悲しさを味わったことはありません。日本なら、興奮して色々聞いていたでしょうに。

プリモを食べ終わって、しばらく待っていると、シェフがやってきました。メインの説明を始めます。これは理解可能でした。何故なら、目の前にある実際の料理を指さしながら説明するからです。待っている間に、目星をつけておきましたし。

所謂肉団子ですが、やはり、味付けが素敵です。食べている途中に写真撮り忘れに気づき慌てて撮った写真。

チキンの詰め物。このシェフは詰め物系が得意なんだろうか。その味の深さをレポできないのが悲しい。

コペルト　1.5X2
プリモ　　12X2
セコンド　14X2
コーヒ　　1.5X2

安い！

帰るとき：シェフはイタリア人と話に夢中。会釈だけ。お母さんが店の外まで笑顔で送ってくれました。問題あるが憎めないシェフ。それを補う母の愛。

シェフのハードルが高く悩みに悩んだ末、意を決してランチ予約の電話。昼は予約を取らないとの事。グーグルマップ情報ではランチは１２時から。時間に店に行くと、入口はシャッターが下り、前に日本人らしき青年が１人。店が開いたのは１２時４０分位。しかし、この青年との会話が有意義・面白く、楽しい待ち時間でした。
この２４歳の青年は、鎌倉出身・ニュージーランドに留学中・フランスの化学会社研究所で実習中・休みを利用してイタリア食べ歩き・明日はボローニャでパスタ実習とか。鎌倉お勧めのイタリアン（フロアー担当の奥さんが気難しい）でも意見一致。ローマのレストラン評価でも一致。食べ物の話は楽しい。

やっとシャッターが開きシェフ登場。入口にメニュをかける。前回はこれに気づかなかった。３人でじっくり検討。わからないところは青年に聞きます。

結局入店時はこの３人だけ。以前と同じ所にセッティングされています。まず、青年に説明。勉強になる。

我々の番。ここで大問題。食べたいパスタの種類が思い出せない。今日はラビオリ以外のパスタにしようと決めていた。メニューを見るとピチばかり（私達ピチ嫌いなんです。うどんが好きでも伊勢うどんは大嫌いなようなもの）。下の方にあるパスタに決めていたのですが、シェフの説明はそこまでいかない。しんどくなったのか。仕方なしにソースだけを指定。やっぱりピチが来ました

幸い、ソースが抜群。このソースならピチでもOKか。しかし他のパスタならもっとおいしかっただろうに。もちろん手打ちです。

メインの説明。青年には野菜をつけるか聞いている（青年は取らなかったが）。しかし、英語が得意ではないと判断された我々には聞かない。この辺りが、差別と酷評されるのだろうな。しかし、次回からは、こちらから野菜（６ユーロらしい）を頼めるぞ。

今日は無性に肉が食べたかったのでローストポーク（15ユーロ）と

兎（14ユーロ）。詰物美味しかったです。青年もこれを取り、うまいの連発。立派なカメラで写真をバチバチ撮っていました。

今日はデザートも。チョコレートケーキとチーズケーキ。チョコレートケーキを選択。少し温めてサーブされる。このチョコレートがまた素晴らしい。たった6ユーロ。チーズケーキも頼めばよかった。

帰りにはシェフが日本語で「ありがとう」と。お母さんは安心して顔を出さなかった。料理以外の話もしたいなぁ。

余談：時々、なじみらしい町の人が入ってきて野菜料理や肉料理を買っていきます。反対側の奥のテーブルでは地元民らしき人が座り、お母さんが大皿にいろいろ盛り合わせて出しています。2日目には1日目に食べたチキンの料理らしきものがのっていたので欲しそうな顔をしていると、これは駄目のようなしぐさをする。次回は持ち帰りにも挑戦だ。

次は「Trattoria Sostanza」

この店は色々な本で紹介され、旅行記も多い。店の人も日本人慣れしていて、まったく問題ありません。人気店になる要素満載です。価格高め。クレジットカード使えません。食後のコーヒありません。ランチでも予約した方がよいでしょう。下手な英語の電話で問題なくできました（２回）。

パンとワインは大衆食堂。

アーティチョークのオムレツ

ブロード

鶏むね肉のバターソテー。これは取り分けた１人分。

むね肉が入っていた鍋。店の人がこれからお皿に取り分けてくれます。

フィレステーキ。

コントルノのほうれん草

メレンゲ

次は「del Fagioli」。グラツィエ橋の北側直ぐ近くです。

昼一番を予約。まだ閉まっています。

待っている間、このメニューでどれを取るか検討。安い。ここもカード使えません。

ワインは飲んだ分だけ払うそうです。我々はあまり飲まないので、わずか1.5ユーロでした。

英語のメニューはありませんが、オーナーのような人が来て英語でメニューを説明してくれます。ただし、全部ではなく、何かの基準で料理を選んで説明しますので、必要な場合はこちらから聞く必要もあります。

「Ribollita alla Paesana」（８ユーロ）

「Fagioli Bisnchi」（６ユーロ）

「Polpetine della Nonna」（９ユーロ）

肉団子。名前思い出せない。

次は「Trattoria Sergio Gozzi」

サン・ロレンツォ聖堂広場に面しています。

１日目：予約なしで（予約は出来なかったと思う）。少し待ちます。前に日本の女性２名。アーモイタリアのＫさんとそのお客さん。同じテーブルに。この近くに、あの有名な「Trattoria Mario」があります。人気があり混みようはすごいです。安いけれど雰囲気・料理はもう一つかな、と思っていたら、Ｋさんがお客さんの質問に同じようなコメントをしていたので、うれしくなる。話が弾み、写真を撮り忘れてしまいました。

2回目の時に頼んだ「Tagliata」(14ユーロ)。これにコントルノのほうれん草(3ユーロ)

2回目の時に頼んだ「Saltimbocca」(10.5ユーロ)。これにコントルノのポテト(4ユーロ)

1回目の時に頼んだのは
ピチ(7.5ユーロ)この地方の料理なので挑戦しましたが、やっぱり駄目。
リボリッタ(6ユーロ)
カツレツ(10.5ユーロ)この店のカツレツは結構評判いいのです。
アリスタ(9.5ユーロ)

最後に軽いランチ向けの店から１軒「Verrazzano」

ドゥオーモとシニョリーナ広場を結ぶメイン通からタヴォリニ通りを少し入ったところにあります。アパート直ぐ近くなので持ち帰りでよく利用しました。

この店の売りはフォカッチャのパニーニ。

カウンターで食べるか持ち帰りは3ユーロ
テーブルで食べると４ユーロ

ほとんどの人は２人前16ユーロの盛り合わせを食べている。
しかし、アパートが直ぐ近くなので、違うものを食べてフォカッチャのパニーニは持ち帰ることとした。

"Tuscan kale and Chianti bruschetta" だと思います。

"Verrazzano crostini" classic selection だと思います

持ち帰ったもの。食べやすいように２つにカットしてあります。
挟んであるものと

オープンなものを買いました。
断然こちらが好み。特に玉ねぎが美味しい。

この旅行記へのコメント （5）

• ことりsweetさん 2022/06/09 20:35:31

  ラベンダーのコッツウォルズ記事からフィレンツェ記事へ

  sundy2017さん、はじめまして。
  
  ラベンダーのコッツウォルズ記事からフィレンツェ記事へと
  やってきました。
  
  私が見たい風景が記事に色々ありそうで
  記事をタイトルサーフィンして
  私も大好きなフィレンツェ、のレストラン記事にきてしまいました。
  
  コッツウォルズを旅したのは数十年も前で
  ４トラ記事にはしていません。
  ラベンダー時期に行けたのはよかったですね。
  南仏とはまた違う風情で素敵です。
  コロナ前の2019年秋に南仏旅をしたので
  ラベンダー畑は見られなかったのは残念です。
  
  で、フィレンツェの気難しいシェフのレストランの
  食事とても美味しそうでした。
  私もイタリアでは（フィレンツェも）美味しい料理を
  色々味わいました。
  またあの味に出会いたいです。
  
  またお邪魔するかもしれませんが
  よろしくお願いします。
  
  ことりsweet
  

  sundy2017さん からの返信 2022/06/12 18:12:10

  RE: ラベンダーのコッツウォルズ記事からフィレンツェ記事へ

  ことりsweet さん
  
  旅に出ており返事が遅くなり申し訳ありません。
  
  2016年に北海道のラベンダーを見に行きましたが感激が薄く、本命はプロヴァンスと計画をしていたのですが、コロナでお預け。
  しかし、コッツウォルズのラベンダーも感激物でした。時期を合わせて計画してよかったです。
  
  ご主人がイタリア料理がお好きとの事。
  私たち夫婦の最初の海外旅行のテーマはローマのイタリア料理巡り。本を購入・ネットで情報集めをし10日間楽しみましたが、結局気に入ったのは2軒だけでした（ただし高級店には入っておりません）。
  イタリアでおいしいものと聞かれたら、ジェラード・ナポリのある店のピザ・ローマのある店のパスタ・フィレンツェの気難しいシェフの料理かな。
  
  コロナが明けたらシチリア・プーリア州の旅を計画しています。
  ことりsweetさんのおすすめのレストランはどこですか？
  
  今後もよろしくお願いいたします。
  
  sundy2017
  
  
  
  > sundy2017さん、はじめまして。
  >
  > ラベンダーのコッツウォルズ記事からフィレンツェ記事へと
  > やってきました。
  >
  > 私が見たい風景が記事に色々ありそうで
  > 記事をタイトルサーフィンして
  > 私も大好きなフィレンツェ、のレストラン記事にきてしまいました。
  >
  > コッツウォルズを旅したのは数十年も前で
  > ４トラ記事にはしていません。
  > ラベンダー時期に行けたのはよかったですね。
  > 南仏とはまた違う風情で素敵です。
  > コロナ前の2019年秋に南仏旅をしたので
  > ラベンダー畑は見られなかったのは残念です。
  >
  > で、フィレンツェの気難しいシェフのレストランの
  > 食事とても美味しそうでした。
  > 私もイタリアでは（フィレンツェも）美味しい料理を
  > 色々味わいました。
  > またあの味に出会いたいです。
  >
  > またお邪魔するかもしれませんが
  > よろしくお願いします。
  >
  > ことりsweet
  >

  ことりsweetさん からの返信 2022/06/13 08:43:22

  RE: RE: ラベンダーのコッツウォルズ記事からフィレンツェ記事へ

  sundy2017さん、こんにちは。
  
  返信とイイネをありがとうございます。
  
  >
  > 2016年に北海道のラベンダーを見に行きましたが感激が薄く、本命はプロヴァンスと計画をしていたのですが、コロナでお預け。
  > しかし、コッツウォルズのラベンダーも感激物でした。時期を合わせて計画してよかったです。
  
  ラベンダー時期のコッツウォルズ、新しい発見でしたね。
  
  >
  > ご主人がイタリア料理がお好きとの事。
  > 私たち夫婦の最初の海外旅行のテーマはローマのイタリア料理巡り。本を購入・ネットで情報集めをし10日間楽しみましたが、結局気に入ったのは2軒だけでした（ただし高級店には入っておりません）。
  > イタリアでおいしいものと聞かれたら、ジェラード・ナポリのある店のピザ・ローマのある店のパスタ・フィレンツェの気難しいシェフの料理かな。
  
  
  > コロナが明けたらシチリア・プーリア州の旅を計画しています。
  
  南部ですね。食事期待できますね♪
  
  > ことりsweetさんのおすすめのレストランはどこですか？
  
  私がおすすめなのは、フィレンツェのリノ、Cantinetta delle Terme
  ローマのThe Bramble Barはホテルの近くで美味しかったので
  2回夕食いきました。（フィレンツェとローマの記事に画像を載せてます。参考になさってください。）
  
  >
  > 今後もよろしくお願いいたします。
  >
  

• duc teruさん 2018/05/18 22:36:34

  美味しそう

  ご紹介のこの5店、みんな行ってみたくなりました。
  
  ワインリストも気になりますね！嬉しくなりました。

  sundy2017さん からの返信 2018/05/18 22:50:09

  RE: 美味しそう

  >
  > ワインリストも気になりますね！嬉しくなりました。
  
  duc teruさんがワインにどのような評価をされるか楽しみにしています。