2017年（2） ポルトガル ＜リスボン市内・ジェロニモス修道院とシントラ3宮殿巡り 1日旅＞

2017/05/05 - 2017/05/05

5月4日 オランダのスキポ－ル空港からポルトガルのリスボン空港へ
出発遅れで深夜到着。
リスボン空港でリスボンカ－ド売店が閉まっておりカ－ドが
買えず、翌日シントラとリスボン観光が1枚のカ－ドで簡単に
移動しにくくなった。

5月5日 宿泊先のホテル アヴェニ－ダ パレスからロシオ鉄道駅は
すぐ傍にある。

ロシオ鉄道駅でシントラへ周遊券を買ったがシントラでは
時間短縮でタクシ－とトゥクトゥクを利用したので周遊券
のメリット は少なかった。

ペ－ナ宮殿、レガレイラ宮殿、シントラ王宮の順に観光。
ロシオ駅に戻って地下鉄と鉄道でジェロニムス修道院、発
見のモニュメント、ベレンの塔の順に観光。

リスボン市内に戻り 日暮れ時にアルカンタラ展望台で街の
景色を見る。

カルモ教会跡 を通過してサンタ・ジュスタのエレベ－タの
展望場所でここでは街の夜景を見る。

ビカのケ－ブルカ－を見物して カモンエス広場へ戻り
再度アルカンタラ展望台へ寄ってリスボンの夜景を見物。
グロリアケ－ブルカ－の線路沿いに坂を下ってホテルへ戻
った。
過密な旅程なのでリスボンでファドを鑑賞する時間は取れな
かった。

総評
これ迄でヨ－ロッパで一番リラックスさせる雰囲気を持たせ
てくれたのはシントラだった。
ポルトガルの人々は明るくて好感が持てた。

2017年（3）スペイン＜マドリ－ドでフラメンコ鑑賞とトレドの旅＞
に続く

エリア リスボン(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩

8：25
アベニ－ダ パレス ホテル出発
奥が入口、建物の大きさの割に入口が狭い

8：26
ロシオ鉄道駅 ホテル横にある近郊線
リスボン カ－ドはこの駅で扱っていなかったので、シントラからバスが
乗車できる周遊券を購入

8：41発シントラ行きに乗車

10：00 シントラ宮殿へ到着。
バスは混んでいたのとタクシ－代が安いので、シントラ駅からタクシ－
を利用しペ－ナ宮殿バス停まで行く。
ペ－ナ宮殿バス停からペ－ナ宮殿迄はミニバス利用。
ミニバスは団体客がいるので混んでいた。

10：03
シントラ宮殿の入口。
シントラ宮殿は1836年ペ－ナ修道院を夏の離宮としフェルナンド2世に
よって建造。
様々な建築様式が混在している。

宮殿の一部は工事中。

晩餐の間

ステンドグラス

ステンドグラス

礼拝堂

形が色々

建物が大きいので2分割で撮影

11：20 レガレイラ宮殿
バスだと乗換に時間がかかるのでトゥクゥ・トゥクゥ でペ－ナ宮殿から
レガレイラ宮殿へ移動 5ユ－ロ位。 トゥクゥ・トゥクゥの運転手は若く
て愛想が良い。

かつてはレガレイラ男爵の館を、ブラジル出身の大富豪アントニオ・
モンテイロにより冒険の世界が造り上げられた。

しばらく歩くと洞窟へ誘導される。

洞窟のトンネルを歩く。

11：30
産道のような狭い暗闇から光がある場所へ出生した感じでイニシエ－ション
の井戸に到達。井戸の底に円形のスペ－スがある。

下から上を見上げる

螺旋階段を上ると先の井戸の底が見える。

シントラの街

ムーアの城跡

先程見物したペ－ナ宮殿

12：31
奇妙きてれつな装飾

13：13
レガレイラ宮殿内はまともなインテリア

天井には肖像画

レガレイラ宮殿から外を見る

妙な建物にふさわしい変な形の花

13：17
レガレイラ宮殿のオレンジ色の花の生け垣。
ペ－ナ宮殿とレガレイラ宮殿はオタクの館主の建造物だった。
次はシントラ王宮へ。

13：29
シントラ王宮へ到着。

13：39 白鳥の間
外交使節謁見の間。
1584年日本の天正遣欧使節団が来館。

27の様々な異なるポ－ズの白鳥

13：41 鵲(かささぎ)の間
王の執務室。
ジョアン1世は女官にキスしたことをひろめた女官たちのおしゃべりを
鵲に例えて天井へ女官の数だけ鵲の絵にした。ユ－モア？

鵲(かささぎ)の絵の天井

セバスチャン王の寝室

ジュリアス シ－ザ－の間

13：44
ガレ－船の天井画

近くの茶色の建物の色使いがきれい

紋章の間
天井中央に王の紋章、周囲に8家の王族、更にその周囲に72家の貴族の
紋章が取り囲み王の権威を象徴している。
対外的にはここが最も重要な部屋ということになる。

紋章の間の壁はアズレ－ジョ（タイル）の装飾画

狩りの様子のアズレ－ジョ

13：54
館内の礼拝施設

14：32 タッショ レアル (Tacho Real)から外を見た景色

ピリキタ (Pastelaria Piriquita)でポルトガル菓子を食べてから
タッショ レアル (Tacho Real)で昼食。
このレストランでは音楽の生演奏があり心地よい。
ポルトガル名物のタラの料理とヴェルディという若い微発泡
白ワインが美味しかった。

帰国後日本のデパ－トでヴェルディ ワインを買って飲んだが
シントラのワインと違い、味が劣化した感じだった。

15：15
坂を下ってシントラ王宮の方へ戻りシントラ駅へ行く。

これ迄でヨ－ロッパで一番リラックスする雰囲気を持たせてくれたのは
ここシントラだった。

人が明るくて東洋人に対し上から目線を感じさせない街。

16：40
シントラ駅からリスボンのロシオ駅に戻る

16：43
ロシオ広場
丘の上にサン ジョルジェ城が見える

ロシオ広場のジャカランダ並木の紫の花木が美しい

17：58
ジェロニモス修道院
ロシオ広場から地下鉄Verde線に乗り、カイス ド ソドレ(Ｃais do sodre)
行き 2駅でベレン(Belem)に到着。
ｴｯｸﾞ ﾀﾙﾄの有名店 Pastéis de Belémに寄り道しながらジェロニモス修道院へ。
閉館18：30の30分前に到着。

マニュエル1世(1469～1521)がヴァスコ・ダ・ガマの海外遠征で得た
巨万の富を費して1502年着工、完成に300年を要す。
ポルトガルが大航海時代の貿易で最も栄華を極めた時期の建造物。

55mの大回廊

回廊の廊下、閉館に近いので人はまばら。

18：10

人の大きさからすると絵は大きい。

18：18
黄色と青のアズレ－ジョ
ポルトガルでは黄色が建物などでよく目にする。

18：52 発見のモニュメント
ヴァスコ・ダ・ガマはここから出航。
1960年にエンリケ航海王子の没後500年を記念して建てられた。高さ52m
の巨大モニュメント。

ジェロニモス修道院から発見のモニュメント迄は徒歩移動10分。

18：58
発見のモニュメントの前の広場からみたジェロニモス修道院

発見のモニュメントの前の床に日本に到達した1541年の文字

奥にテ－ジョ川に架けられた長さ2,277 mの吊り橋。4月25日橋。
空が抜けるように青い。

19：03
先端には、エンリケ航海王子以下ヴァスコ・ダ・ガマをはじめとする
32人の偉人像。

19：21
徒歩15分でベレンの塔へ。
16世紀初めにリスボン港を守る要塞として建設、1983年、世界遺産に登録。

20：28 サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台
展望台到着は日の入りの時間になった。

トラムと電車を使って ｶｲｽ・ﾄﾞ・ｿﾄﾞﾚ駅に戻りバスに乗って展望台へ来たが
ベレンからリスボン市内往復は徒歩の移動と交通機関の乗換が多く、この行
程は流しのタクシ－もなく疲労する。

20：36
サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台横にグロリアケ－ブルカ－
の停留所がある

20：38 サン・ロケ教会
1584年日本の天正遣欧使節団が来館し1ケ月以上宿泊。
ポルトガルでは立派な建物に招待され日本の使節団は良い待遇を受けている。

20：59 Casa do Ferreira das Tabuletas
トリンダ－テ通り
左側の建物は壁画があって良く見ると凝っている。

21：03
カルモ教会
1755年のリスボン地震後、再建されず廃墟。

21：06 サンタ・ジュスタのエレベーター
エレベーターには乗らなくても、途中から上の展望台に行くのも有料

サンタ・ジュスタのエレベーター展望台から
丘の上にサン ジョルジェ城がライトアップされている

左はカルモ教会

22：15 Manteigaria Fabrica
老舗カフェ ア・ブラジレイラ （A Brasileira）で、 明るい中高年の女性店員
にアロ－ス（米）と言ってピラフを食べた。

次にナタで有名なManteigaria Fabrica に寄ってナタを買ってビカのケ－ブル
カ－停車場へ撮影に向う

22：17 ビカのケ－ブルカ－停車場
昼の明るい時間帯は奥にテ－ジョ川が写りリスボンの定番の撮影場所に
なっている。

22：22 コルメシオ広場
床の模様が目を惹く

ポルトガルもテロ対策で、人の多い所には自動小銃を持った警備の警官。
ここにはスリはいないだろう。

22：37 サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台
バスを何度も使って坂を上り下りし観光をした。
ホテルへ戻るのに展望台へ。この時間になると夜景になる。

22：44 グロリアケ－ブルカ－

22：49 レスタウラドーレス広場
グロリアケ－ブルカ－の坂を下るとレスタウラドーレス広場に出る。
アベニ－ダ パレス ホテルが右奥に見える。

22：52
アベニ－ダ パレス ホテルに到着。
ロビ－は小さいが写真写りが良い。

宿泊した部屋
明日は朝9：45のイベリア航空でリスボンからマドリ－ドへ向う。