2018/04/08 - 2018/04/08
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ドクターキムルさん
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鶴岡八幡宮の源氏池の桜も散って、奥に満開の八重桜が見える。源氏池の畔にあるさざれ石の横には石鳥居の島木の石材を2つの石の上に渡してある。そこに椅子のように若いお嬢さんたち3人が座っている。これは関東大震災で倒壊したものだ。さざれ石の後ろには笠木の石材も並んでいる。
「座ってるその石は鳥居の石だよ。」「え!」と言って3人が席を立つ。「ほら後ろにも鳥居の石が置いてあるだろう。」すると空いたところにお婆さんが座る。「先が短い婆さんならともかく、先が長い若い娘に運が向いてこなくなったら大変だろう。鳥居に腰掛たならばちが当たってもおかしくないからね。」あるいは、八幡宮側がベンチ代わりに設置しているのかも知れないが、神社を参拝する日本人が鳥居に足を掛けたり、尻を置いたりしたら罰が当たると思うものだ。今、問題になっている女性は土俵に上がれないとは本質的に違うことだろう。
そうしているうちに白旗神社参道から多くの人が列をなしてやって来る。やはり、他は観光客などまばらでも八幡さまは違うなと思った。
流鏑馬馬場には和服姿で2人ともすらっとした背の高いお嬢さんがいる。170cm前後であろうか。着物の丈が足首まであり、びったりしている。思わず、「自前ですか?」と聞いてしまった。すると振り返って、「レンタルです。」と返ってきた。綺麗な娘さんだ。「背があるのに良く合う着物の丈があったね。」すると、もう一人も、こちらを向いて、「私も背があるけど丈はぴったり。」という。可愛いお嬢さんだ。「そうか、外国人も和服を着るから丈の長い着物が揃っているのか。」来日する観光客が増え、日本文化の体験も流行っており、着物を着る外国人も多く見られる。外国人にしてみれば着物は晴れ着ではなく民族衣装なのだろう。外国人観光客が増えたことがこうした背の高い現代っ子のお嬢さんにも丈が合う着物を提供出来ているのかと改めて考えさせられた。
舞殿前は黒山の人だかりである。今日は舞殿で「静の舞」が舞われ、たった今終わったところだと係員から聞いた。なるほど、八幡さまには観光客が多い訳だ。もう鎌倉まつりの季節なのだ。
(表紙写真は源氏池奥の八重桜)
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