2018/06/06 - 2018/06/09
27位(同エリア152件中)
食いしんぼう姉さんさん
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この旅行記スケジュールを元に
連休が取れたので二人では行ったことがない九州へ。
どこに行くか迷いましたが、長崎に行くことにしました。わたしは2回目ですが、以前行ったのは10年以上昔で、しかも周遊の1泊だけだったので初めても同然。
長崎のことを調べていたら旅行記で佐賀の呼子や棚田を知って、だんだん佐賀にも興味が出てきました。
佐賀に行くなら有田焼も見たい、それなら温泉で一泊してと佐賀パートがどんどん増えていき、前半は佐賀へ後半は長崎観光に決まりました。
初日は福岡空港からレンタカーで呼子へ移動して活イカのランチ、その後はどこへ行こう?
佐賀には日本棚田百選に選ばれた棚田が六ヶ所もあってやっぱり一つは見たい。
そして出発近くになってから知った伊万里焼きの秘窯の里・大川内山。
この二ヶ所は必須にして、あとはその時の気分にしました。
6/6 福岡空港 → 呼子 → 伊万里
6/7 有田町散策 → 長崎
6/8 長崎観光
6/9 長崎観光
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー スカイマーク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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中部セントレア 8時発 - 福岡 9:25着
日産レンタカーで 福岡10時発
ANAのチケットを取ったついでにレンタカーを予約すると福岡空港から長崎空港の乗り捨てが他のところより割安でした。
家を出た時は土砂降りでどうなるかと思ったけれど、こちらは降ったり止んだり。
レンタカーで傘を借りましたが差すほどは降られませんでした。日産レンタカー (福岡空港店) 乗り物
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高速から見た福岡は川がたくさん流れていました。
全然知らなかった。
今度は福岡にも行ってみたい。 -
ようやく虹の松原の看板が現れました。
途中までしか高速がなくて下道になってからは一車線なので遅い車がいて道が詰まってしまいました。 -
11時 虹の松原
今回は上から眺める時間は無かったので松原の中をドライブ。虹の松原 自然・景勝地
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唐津城
立ち寄りたい!
でももうランチの予約の時間になっていたので車中から。唐津城 名所・史跡
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11:40 玄海
虹の松原から思ったより離れていて40分かかりました。
活イカのお店はいろいろありますが、人気店に行くよりも時間の節約を選びました。
こちらのお店はテーブル席が3卓くらい、その他は座敷でした。
わたしは膝が弱いのでテーブル指定で予約。
12時回っても7割くらいの客入りでした。
平日で呼子の町から離れてるのを考えたらすごいことかも。お魚処 玄海 グルメ・レストラン
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玄海は魚屋さんの直営店でイカ以外の魚介も生簀にいました。
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本日のイカは剣先イカ。
これが食べたかったのでうれしい。
サバがあったら頼みたいなと思っていたけどなかなかのお値段でした。 -
活イカの定食と活ウニをオーダー。
ご飯とおつゆ、漬物、切り干し大根の煮物、イカシュウマイ、ゼリーが付いていました。
ゲソは、一匹は天ぷらでもう一匹は塩焼きにしました。
天ぷらはボリュームがすごくて塩焼きと分けてよかったです。
ウニは小ぶりであっという間に食べてしまった。 -
帰り際にちょうどイカを取りに来ていました。
まず網の仕切りを移動させて泳ぐ範囲を狭めます。その後にタライですくい上げてました。
網ですくうのかなと思っていたので意外でした。 -
食べた後なのにおいしそう。
いや食べた後だからかな。 -
お店の駐車場からは名護屋大橋が見えました。
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海沿いに名護屋大橋の反対を歩くと呼子大橋も小さく見えたので車でそちらの方に行ってみました。
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12:40 呼子大橋
あまり近づかない方がきれいに見えるはずと橋に行く途中の見晴らしがいいところから。呼子大橋 名所・史跡
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13時 浜野浦の棚田 (棚田百選)
浜野浦の棚田 自然・景勝地
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展望台は上下の二段。
平日だけどわたし達を入れて観光客が3組。 -
玄海灘に面した海岸から階段状に田んぼが283枚広がります。
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わたし達が来た時にすれ違った軽トラから降りた方が農作業を始めました。
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雨が降ったり止んだりの日だったので、残念ながら海はグレー。
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13:55 大浦の棚田 (棚田百選)
伊万里の秘窯の里「大川内山」に行く途中にも棚田があったので少し遠回りをして寄ってみました。 -
この大浦の棚田は、伊万里湾に面していていろは島を背景に広がる棚田。
大浦の棚田 自然・景勝地
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浜野浦よりも広く景色が開けてました。
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祠の脇に咲いていた紫陽花。
梅雨に入ってしまってガッカリしていましたが、この季節は植物がきれいなのでした。 -
駐車場から坂を少し上がったところに展望台があります。
看板の説明によると、この棚田は唐津藩主の献上米を作っていたそうです。
現代では三越岩田屋の看板が立っていました。 -
展望台からの景色は棚田よりも伊万里湾がキレイでした。
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棚田は駐車場の近くから見た方がいい景色かな。
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広いと思ったら、小規模集落の大浦岡、大浦浜、満越の3集落にわたっていました。
棚田枚数は、全盛期の昭和35年頃には1200枚以上でしたが、時代の流れで年々減少しているそうです。 -
15:15 大川内山に到着
おおかわちやまと読みます。
次の日に訪ねた深川製磁の方から、有田のエリート職人がこの地に集められたと聞きました。 -
駐車場は数カ所あるみたいですが、伊万里・有田焼伝統産業会館に停めました。
駐車場の一角に伊万里焼きで町を描いた陶板がありました。 -
上の写真の陶板の裏にある小屋に観光用の地図が置いてありました。
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伊万里・有田焼伝統産業会館
・左上から下へ
18世紀前半の染付文皿
瀬兵窯のミート皿
深川製磁の飾鉢
・右上から下へ
巒山窯の染付花瓶
原重製陶所唐草尺一皿
いろいろな式典の記念壺伊万里 有田焼伝統産業会館 美術館・博物館
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鍋島焼の絵付け工程(左上→右上、左下→右下の順)
面白いのになぜか端っこの見にくいところに展示されてました。
1.仲だち 木炭で文様を器に写す
2.染付書き 染付絵具で線描きする
3.染付濃み(だみ)文様を染付で塗りつぶす
4.本窯上がり 透明釉をかけて1300度で焼き上げる
5.色絵書き 発色する絵の具で上絵を施す
6.完成品 赤絵窯で低火(800度)で焼成 -
駐車場でもらった地図の裏にも伊万里焼の工程が載っています。
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鍋島藩窯橋
欄干の外の絵は、100枚以上の陶板で龍と鳳凰が描かれています。
こちら側は龍。
現在の装飾は1989年に完成。 -
欄干の二つの沈香壺は、虎仙窯が提供したものだそうです。
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窯元から提供してもらった陶器をわざと割って貼り付けました。
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伊万里鍋島焼会館にあった鍋島焼きの案内板。
棚田も見たし展示物も見たしで少し疲れて、会館でコーヒーでも飲んで一休みと思ったらもう15時を過ぎていて、慌てて町の散策に出かけます。 -
伊万里鍋島焼会館の水車の前のちびっこの狛犬。
会館にはいろいろな窯の商品が並んでいたので、ここで好みの窯の目星をつけると楽です。 -
もうすぐ風鈴まつりなので、あちこちの窯に風鈴が下がっていました。
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秘窯の里は三方が山に囲まれています。
左側にあるせいらはモダンな食器がそろってました。大川内鍋島窯跡 名所・史跡
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ここはメインストリート。
町の両脇に窯やショップがたくさん並んでいて楽しいのですが、車通りが激しくて油断できません。
ちょうど宅配便がピックアップに来る時間だったみたい。 -
青山窯のセカンドショップ
このお店が今回入った中で一番気に入りました。
全商品手書きです。 -
青と白とお値段が違うので聞いてみたら、手数が多い方が高いそう。
川副青山窯 専門店
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ここは実用品が充実してそうで醤油差しが気になりました。
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お店の飾り窓。
風鈴がかわいい。
でも最近では風鈴は気軽に飾れないなあ。 -
車通りが止んだらタイムスリップしたみたいな景色。
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脇道にあった長春窯の入り口。
水桶があったりガーデニングが素敵。
多肉植物の繁茂ぶりがちょっと怖い。 -
脇の坂を登ったところにあった窯の看板には「鍋島藩窯」
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坂を登りきったところには空き地があって、そこが藩の役宅跡地でした。
この大銀杏の脇の建物は、清正公堂。
18世紀中頃藩窯の陶工達に日蓮宗信者がたくさんいて建立されました。 -
清正公堂から下りてきた坂道。雨が降った後でスニーカーなのにすべって怖い!
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さっきのメインストリートに戻ってきました。
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アンティークの腰掛かな?
無造作に店の入り口に置いてありました。 -
鍋島藩関所跡と説明文
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裏通りにあった工房
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奥に見えるのは陶祖橋
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陶工の墓
集落内に散らばっていた石塚や石碑を集めて建立された無縁の陶工達のお墓です。陶工の墓 名所・史跡
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さっきの藩窯橋の反対側だけど鳳凰の絵は隠れてしまった。
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唐臼小屋
水力を利用して陶石を砕きます。
けっこうすごい音がしていました。 -
めおとしの塔
陶工橋を渡ると鈴音が聞こえるらしいけど、何回渡っても音が鳴らず残念! -
めおとしの塔の鈴は鍋島焼で小丼くらいの大きさでした。
とってもきれいです。 -
最後に伊万里・有田焼伝統産業会館のトイレに寄ってみたら、入り口には伊万里焼の陶板がずらっと。
こちらは色鍋島を集めたもの。
彩色の基本は青・緑・赤です。 -
鍋島染付
呉須による藍一色の染付を施したもので、藍色以外の色を使いません。 -
ここは染付・色鍋島・青磁といろいろ集めたもの。
鍋島焼の図案は、 品格を意識した落着いたものが多いそうです。
・山水画調の文様
・中国風の花や鳥
・幾何学的な文様
があります。
トイレで勉強になりました。 -
あっという間に17時近くになって急いで今日の宿の嬉野温泉へ。
伊万里の辺りに来てから、横断歩道にはドキッとする人形が点々と立っていました。
このドキッとするのが狙いなんでしょうけど慣れるまで怖い。
一人一人顔も違うし名前もついていました。
この子は「おかちゃん」 -
徳永製茶
次の日は出発が早くてお店が開いてなさそうなので、嬉野茶を買いに目についたお店へ。
でも時刻は18時前でもう閉店していたのに気付かず敷地をウロウロしていたら、お店の方が気付いて開けてくれました。
出していただいたお茶がおいしかったので家用に買いましたが、下手くそなわたしが煎れてもおいしいお茶でした。 -
18時 嬉野温泉 うれしの元湯
うれしの元湯 宿・ホテル
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嬉野温泉のキャラクターゆっつらくんに挟まれた豊玉姫神社の姫りん。
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お部屋の茶器は香蘭社製。
すてきです。
薄い磁器で口当たりがよかったです。 -
部屋の窓から見える貯水池はすごい蓮の数。
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晩ご飯の前に蓮を眺めに行きました。
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18時半 夕食
夕食は簡単な仕切りのついた落ち着いたスペースで。 -
楽しみにしていたお刺身。
カジキマグロ、ヒラマサ、たこ、太刀魚
カジキマグロは淡泊かと思ったらトロっとしていました。 -
前菜の盛り合わせ(鱧オイル漬け、アロエサワークリーム和え、若鮎焼浸し)
翡翠冬瓜
玉蜀黍豆腐とウナギの白焼き
鱸酒焼き
有田鶏ビール揚げ -
そうめん友禅流し
佐賀若楠ポーク鉄板焼き
おにぎり酒盗焼きと蜆汁
夏ミカンのジュレ・ヨーグルトムース
味のメリハリがついていて最後まで飽きずに楽しめました。
玉蜀黍豆腐とポーク鉄板焼きがとても美味しかったです。
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旅行記グループ 2018夏の佐賀・長崎3泊4日
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