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≪2018.March≫あみんちゅ拝啓去り行くもの達への旅路その弐之④~頑張れ木次線乗車・そして帰り道編~<br /><br />平成30(2018)年3月31日に歴史を閉じる三江線。赤字路線が廃止されるのはJRという民間の営利目的の企業が取る方針として致し方ないところがあるように思えます。昭和62(1987)年4月1日の国鉄分割民営化後も行われてきた事実ではあるものの、なぜ三江線がこれだけ話題に上り、人が訪れるのか正直わからないところがありました。<br /><br />三江線がなぜ注目されるのか?勿論マスコミに取り上げられて多くの人々が知るところとなったことは事実です。それに加えて沿線住民の方々による三江線乗客に対する熱心な〝おもてなし〟が口コミで伝わった事実もあります。ただ〝陸鉄(時刻表上での行程作りを楽しむ鉄オタ)〟上がりの私としては〝ベストプラン〟が作れない鉄旅ゆえに夢中になってしまったことが大きいように感じています。<br /><br />運良く3月16日には木次線が復旧し、ついでに乗って来るという予定が完成し、旅立つことになりました。旅立つ前はバタバタするのがいつものこと。前日より早出残業をこなした後、疲れが抜けずに15:00迄寝た後に夜行バスで出発します。結局二兎を追う形は変えられなかったものの、完成した観光のない旅は他人には絶対に理解できないものという確信を持てるものとなりました。ファーストミッションの三江線往復は完遂できました。そして2日目はやはり中途半端な覚悟では乗ることのできない場所にあり、三江線同様冬眠の期間が取りざたされることが多い木次線に『頑張れ』の気持ちを込めて走破した後に、青春18きっぷを最大限利用して我が家へと帰る〝大移動〟のルートを辿ります。さあどんな旅路になったのやら・・・。<br /><br />【平成30(2018)年3月21日水曜日】<br />8:00の目覚ましで叩き起こされました。眠いのですがお腹が空いているために健康朝食バイキングを頂きにレストランへと向かいます。ゆっくり出発組のピーク時間に行ってしまったのか結構賑わっています。いつものように少しづつおかずを取って試食をしますが、濃過ぎず薄過ぎずの味付けは思いのほか食欲をそそります。まあ人目もあり適度に空いていたお腹を満たし部屋に戻ります。<br /><br />一息ついて出発し隣の出雲市駅に向かいます。悪しき習慣〝お土産〟を購入し、改札をくぐるのですがボケていたのか18きっぷに入鋏して貰うのを忘れてしまいます。そのまま米子行き普通列車に乗車し宍道駅で下車し、木次線に乗り換えます。運良く3月16日に冬眠から覚めた木次線だったので今回の旅に組み込むことが今回の旅の〝実現〟に繋がっています。<br /><br />ホームに停車している備後落合行き普通列車は2両編成でした。キハ120系の木次線色と一般色ですが、後方の車両には乗車することができません。からの車両を出雲横田駅まで回送し、折り返しの宍道行きとして運用されるものだということ。木次線カラーの車両はロングシートなのでボックスシートの車両に乗りたいのは山々ですが仕方がありません。しかし寝られないはずのロングシートで寝てしまうのが今回の旅の特徴。気がついたら西木次駅でした。そして木次線の名の謂れである木次駅に到着。しかし僅かな停車時間で出発します。ただ…この後一生の不覚をしてしまいます。亀嵩駅の出雲そばのことをすっかり忘れており買いに行くことを含め身動きすらできませんでした…。残念ですが仕方がありません。次回の楽しみにして乗り鉄旅を続けます。<br /><br />そして出雲横田で車両切り離しを含めて停車します。ただあいかわらずの冷たい雨模様なので積極的には動きたくはありません。駅舎を含めた景色をカメラに収め、再び列車へと戻ります。<br /><br />しばらく走ると出雲坂根駅に到着します。木次線と言えば出雲坂根と言われるほど有名なことですが、三段スイッチバックがある場所でもあります。20分程の停車の後逆方向に一旦進み、1km弱で再び進行方向が変わります。この区間には並走する国道314号線三井野原道路に〝奥出雲おろちループ〟なるものが存在し、その景色を列車からも楽しめるように徐行運転が行われます。多分天気が良ければ素晴らしい景色が広がっているのでしょうが、雨の中全てが霞んでおり眺望が望めません。天候だけはどうしようもないので、これまた次回の楽しみでしておくことにして列車に揺られながら先を急ぎます。そしてほぼ定刻通りに備後落合駅に到着し、はじめての木次線乗車の旅は終わりました。<br /><br />昔は乗り換えのために多くの人が行き交ったこの備後落合駅、かなりの賑わいがあったそうです。しかしSL +客車の時代からディーゼルカーの時代となり、加えて移動手段の車への転換によって利用客は激減します。宿も駅弁売りもなくなった現在、多くの利用客は乗り鉄か…という現状でした。適当な乗り換え時間があれば駅前でも散策するのですが、ローカル線の乗り継ぎには珍しく待ち時間がありません。木次線からの乗客はここで二手に分かれ、三江線乗車のために三次へと向かう者、そして私を含め帰路につくであろう新見方面に向かう者となります。半分以上は三次方面に向かう中僅かな乗客を乗せて1両編成の姫新線カラーのキハ120系は新見へと向かって出発しました。<br /><br />雨が降る中あまり景色は良くありませんが、三江線や木次線とは違う平坦な線路を走って行きます。途中の無人駅である備中神代駅までが芸備線、その後新見までが伯備線に属します。そして備後落合から1時間半程で岡山県北部の都市である新見に到着しました。<br /><br />既に16:00になっており、おまけに雨天のお陰で薄暗い感じを受ける新見。大阪からの高速バスが停車する場所でもありますが、正直なにもありません。駅前に真新しい〝祐清とたまがき〟の石像が置かれている以外は、三次よりも田舎かな?という印象を受けました。<br /><br />新見からは電車旅となります。津山を回り姫新線や津山線を利用する手段もあるのですが、乗り換えの関係で今日中に帰ることができないため伯備線を利用します。16:51新見発の三石行きの普通列車の前に16:37発の特急やくも22号岡山行きが先発します。381系車両は日本初の振り子式電車特急ですが、なんせ横揺れが酷く酔ってしまう方も少なくありません。その後改造や新造された電車に置き換えられて、現役ではこのやくも位になっています。でも私のルートだと出雲市発10:41、このやくも22号は14:33の出発とは…(笑)。<br /><br />特急を見送ると間もなく普通列車が入線してきました。入ってきたのはやっぱり…113系末期色塗装…。半自動ドア化されているために車内が暖かいのはありがたいです。定刻に新見駅を出発し高梁川沿いを下って行きます。単線区間もあれど上下線の交換のために長く停車することもなく進んで行きます。そして薄暗い中総社に到着し岡山圏に入ったことを感じます。そして倉敷を経て岡山に到着します。列車は三石まで向かいますが、食事タイムを取るためにここで下車することにします。<br /><br />この岡山駅ですが、政令指定都市となってから急速に発展した街だと思います。以前は新幹線停車駅ではあるものの…という記憶がありますが、今回下車してみて思いっ切り迷ってしまいました(泣)。40分という滞在時間は変わらないため、どんどん時間のみが過ぎて行き、結局マックでハンバーガーを食べて急いでホームに戻ります。<br /><br />赤穂線ホームに入線していたのはなんと213系でした。初代マリンライナーとして運行されていた車両ですが、赤穂線とレベルと言えばてっきり113か115系の末期色だと思っていたら、最近はワンマン化されたものも含めローカル線投入も進んでいるようです。休日の夜ゆえ結構な乗客数がいるようですが、座れない程のものでもなくちゃっかり一席確保します(笑)。赤穂線と言えば瀬戸内海を眺めながら鉄旅を楽しめる路線ですが、既に日も落ちており眺望はありません(泣)。岡山圏というのはどこまで指すのかは不明ですが、西大寺(岡山市)あたりから空席が目立ち始め、備前片上(岡山県備前市)あたりになると人も疎ら…という状態で電車は進み、終点の播州赤穂に到着します。<br /><br />敢えて夜の赤穂線を選んだか?と言えば、接続する新快速が播州赤穂始発だったというのが理由でした。しか~しそれは平日のこと、休日は姫路発となっていました。このあたりの予定は検討する要素もないので、漠然と見ていたため、休日ダイヤを見ていなかったというのが理由です。ただそこまでシビアにならなくてもいい区間だったこともあり、播州赤穂で2分間の接続で普通列車姫路行きに乗り換えて再び〝街〟である姫路駅に到着します。<br /><br />姫路では14分の接続なので、一服を決め込もうとホームの喫煙所をスマホ探すものの出てきません。昨年春に在来線で広島へと向かった際にはあったような気がするのですが、どうやら幻のようでとにかく改札を出て駅前の喫煙コーナーを探します。都市部になると分煙を通り越して禁煙ばかり進めるため、結局一部では心無いものの路上喫煙が行われています。そんなことはしたくないので場所を探すもののなかなかわかりません。それでも何とか見つけられたので数時間ぶりの一服を済ませ再び駅へと戻ります。<br /><br />播州赤穂から姫路もそうでしたが、大阪圏内に入ると車両が関西仕様となることがわかります。223系車両が投入された新快速米原行きが定刻に出発。21:00を過ぎていればさすがに姫路からの乗客は多いというほどのことはありませんでした。Max130km/hを誇る韋駄天列車新快速は、今日姫路まで乗ってきた列車とは比較にならない位の飛ばしようで加古川・西明石・明石・神戸・三宮・芦屋・尼崎に停車し、そして大阪駅に入ります。このあたりからは普通に滋賀まで行く方も多く、おまけにUSJ帰りと見える若い子達もたくさんいます。立ち客も出るくらいでしたが、新大阪・高槻と停車すると多くは下車してしまい、閑散となったものの京都から再び乗客が増えました。ここまでくると〝旅先〟という思いがなくなり、俄然元気が出てくる田舎者(笑)。山科・大津と停車し、我が街ターミナル駅に到着します。<br /><br />再び喫煙コーナーへと立ち寄ってから、いつものバス停へと到着し、最終バスを待つことにします。休日ダイヤの夜にはほとんどのバスが中型化された田舎の赤バス路線。その割には座席が埋まる位の乗客がいます。都会のバスの中型化は、運行頻度を上げるとともにノンステップ車両を投入するために使われるのですが、地元の赤バスは田舎仕様のワンステップタイプの中型車両。狭くて乗りにくい上に段差がある車両は、健常者からも評判が悪く、既に都市部では見かけなくなったものが普通に走っています。通勤時に乗る位では偉そうには言えませんが乗客の減少から廃止に至る、若しくはその候補に挙がってしまうような線区を乗ってきた後ゆえ複雑な気持ちもありました。そんな思いを持ったままバスは田舎の道を走り続け、ど田舎バス停に無事到着します。そして間もなく日が変わろうとする時間に自宅に到着し、今回の旅も無事終了します。<br /><br />出雲市~宍道~(木次線)~備後落合~(芸備線・伯備線)~新見~岡山~(赤穂線)~姫路~(山陽・東海道本線)~石山という今日の行程は459.1kmだったので、初日と合わせて935.5kmの乗り鉄旅でした。しばらく鉄旅はいいかな…なんて思ったりもした今回の旅路でした。<br /><br />《おしまい》

≪2018.March≫あみんちゅ拝啓去り行くもの達への旅路その弐之④~頑張れ木次線乗車・そして帰り道編~

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2018/03/21 - 2018/03/21

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たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。

たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん

≪2018.March≫あみんちゅ拝啓去り行くもの達への旅路その弐之④~頑張れ木次線乗車・そして帰り道編~

平成30(2018)年3月31日に歴史を閉じる三江線。赤字路線が廃止されるのはJRという民間の営利目的の企業が取る方針として致し方ないところがあるように思えます。昭和62(1987)年4月1日の国鉄分割民営化後も行われてきた事実ではあるものの、なぜ三江線がこれだけ話題に上り、人が訪れるのか正直わからないところがありました。

三江線がなぜ注目されるのか?勿論マスコミに取り上げられて多くの人々が知るところとなったことは事実です。それに加えて沿線住民の方々による三江線乗客に対する熱心な〝おもてなし〟が口コミで伝わった事実もあります。ただ〝陸鉄(時刻表上での行程作りを楽しむ鉄オタ)〟上がりの私としては〝ベストプラン〟が作れない鉄旅ゆえに夢中になってしまったことが大きいように感じています。

運良く3月16日には木次線が復旧し、ついでに乗って来るという予定が完成し、旅立つことになりました。旅立つ前はバタバタするのがいつものこと。前日より早出残業をこなした後、疲れが抜けずに15:00迄寝た後に夜行バスで出発します。結局二兎を追う形は変えられなかったものの、完成した観光のない旅は他人には絶対に理解できないものという確信を持てるものとなりました。ファーストミッションの三江線往復は完遂できました。そして2日目はやはり中途半端な覚悟では乗ることのできない場所にあり、三江線同様冬眠の期間が取りざたされることが多い木次線に『頑張れ』の気持ちを込めて走破した後に、青春18きっぷを最大限利用して我が家へと帰る〝大移動〟のルートを辿ります。さあどんな旅路になったのやら・・・。

【平成30(2018)年3月21日水曜日】
8:00の目覚ましで叩き起こされました。眠いのですがお腹が空いているために健康朝食バイキングを頂きにレストランへと向かいます。ゆっくり出発組のピーク時間に行ってしまったのか結構賑わっています。いつものように少しづつおかずを取って試食をしますが、濃過ぎず薄過ぎずの味付けは思いのほか食欲をそそります。まあ人目もあり適度に空いていたお腹を満たし部屋に戻ります。

一息ついて出発し隣の出雲市駅に向かいます。悪しき習慣〝お土産〟を購入し、改札をくぐるのですがボケていたのか18きっぷに入鋏して貰うのを忘れてしまいます。そのまま米子行き普通列車に乗車し宍道駅で下車し、木次線に乗り換えます。運良く3月16日に冬眠から覚めた木次線だったので今回の旅に組み込むことが今回の旅の〝実現〟に繋がっています。

ホームに停車している備後落合行き普通列車は2両編成でした。キハ120系の木次線色と一般色ですが、後方の車両には乗車することができません。からの車両を出雲横田駅まで回送し、折り返しの宍道行きとして運用されるものだということ。木次線カラーの車両はロングシートなのでボックスシートの車両に乗りたいのは山々ですが仕方がありません。しかし寝られないはずのロングシートで寝てしまうのが今回の旅の特徴。気がついたら西木次駅でした。そして木次線の名の謂れである木次駅に到着。しかし僅かな停車時間で出発します。ただ…この後一生の不覚をしてしまいます。亀嵩駅の出雲そばのことをすっかり忘れており買いに行くことを含め身動きすらできませんでした…。残念ですが仕方がありません。次回の楽しみにして乗り鉄旅を続けます。

そして出雲横田で車両切り離しを含めて停車します。ただあいかわらずの冷たい雨模様なので積極的には動きたくはありません。駅舎を含めた景色をカメラに収め、再び列車へと戻ります。

しばらく走ると出雲坂根駅に到着します。木次線と言えば出雲坂根と言われるほど有名なことですが、三段スイッチバックがある場所でもあります。20分程の停車の後逆方向に一旦進み、1km弱で再び進行方向が変わります。この区間には並走する国道314号線三井野原道路に〝奥出雲おろちループ〟なるものが存在し、その景色を列車からも楽しめるように徐行運転が行われます。多分天気が良ければ素晴らしい景色が広がっているのでしょうが、雨の中全てが霞んでおり眺望が望めません。天候だけはどうしようもないので、これまた次回の楽しみでしておくことにして列車に揺られながら先を急ぎます。そしてほぼ定刻通りに備後落合駅に到着し、はじめての木次線乗車の旅は終わりました。

昔は乗り換えのために多くの人が行き交ったこの備後落合駅、かなりの賑わいがあったそうです。しかしSL +客車の時代からディーゼルカーの時代となり、加えて移動手段の車への転換によって利用客は激減します。宿も駅弁売りもなくなった現在、多くの利用客は乗り鉄か…という現状でした。適当な乗り換え時間があれば駅前でも散策するのですが、ローカル線の乗り継ぎには珍しく待ち時間がありません。木次線からの乗客はここで二手に分かれ、三江線乗車のために三次へと向かう者、そして私を含め帰路につくであろう新見方面に向かう者となります。半分以上は三次方面に向かう中僅かな乗客を乗せて1両編成の姫新線カラーのキハ120系は新見へと向かって出発しました。

雨が降る中あまり景色は良くありませんが、三江線や木次線とは違う平坦な線路を走って行きます。途中の無人駅である備中神代駅までが芸備線、その後新見までが伯備線に属します。そして備後落合から1時間半程で岡山県北部の都市である新見に到着しました。

既に16:00になっており、おまけに雨天のお陰で薄暗い感じを受ける新見。大阪からの高速バスが停車する場所でもありますが、正直なにもありません。駅前に真新しい〝祐清とたまがき〟の石像が置かれている以外は、三次よりも田舎かな?という印象を受けました。

新見からは電車旅となります。津山を回り姫新線や津山線を利用する手段もあるのですが、乗り換えの関係で今日中に帰ることができないため伯備線を利用します。16:51新見発の三石行きの普通列車の前に16:37発の特急やくも22号岡山行きが先発します。381系車両は日本初の振り子式電車特急ですが、なんせ横揺れが酷く酔ってしまう方も少なくありません。その後改造や新造された電車に置き換えられて、現役ではこのやくも位になっています。でも私のルートだと出雲市発10:41、このやくも22号は14:33の出発とは…(笑)。

特急を見送ると間もなく普通列車が入線してきました。入ってきたのはやっぱり…113系末期色塗装…。半自動ドア化されているために車内が暖かいのはありがたいです。定刻に新見駅を出発し高梁川沿いを下って行きます。単線区間もあれど上下線の交換のために長く停車することもなく進んで行きます。そして薄暗い中総社に到着し岡山圏に入ったことを感じます。そして倉敷を経て岡山に到着します。列車は三石まで向かいますが、食事タイムを取るためにここで下車することにします。

この岡山駅ですが、政令指定都市となってから急速に発展した街だと思います。以前は新幹線停車駅ではあるものの…という記憶がありますが、今回下車してみて思いっ切り迷ってしまいました(泣)。40分という滞在時間は変わらないため、どんどん時間のみが過ぎて行き、結局マックでハンバーガーを食べて急いでホームに戻ります。

赤穂線ホームに入線していたのはなんと213系でした。初代マリンライナーとして運行されていた車両ですが、赤穂線とレベルと言えばてっきり113か115系の末期色だと思っていたら、最近はワンマン化されたものも含めローカル線投入も進んでいるようです。休日の夜ゆえ結構な乗客数がいるようですが、座れない程のものでもなくちゃっかり一席確保します(笑)。赤穂線と言えば瀬戸内海を眺めながら鉄旅を楽しめる路線ですが、既に日も落ちており眺望はありません(泣)。岡山圏というのはどこまで指すのかは不明ですが、西大寺(岡山市)あたりから空席が目立ち始め、備前片上(岡山県備前市)あたりになると人も疎ら…という状態で電車は進み、終点の播州赤穂に到着します。

敢えて夜の赤穂線を選んだか?と言えば、接続する新快速が播州赤穂始発だったというのが理由でした。しか~しそれは平日のこと、休日は姫路発となっていました。このあたりの予定は検討する要素もないので、漠然と見ていたため、休日ダイヤを見ていなかったというのが理由です。ただそこまでシビアにならなくてもいい区間だったこともあり、播州赤穂で2分間の接続で普通列車姫路行きに乗り換えて再び〝街〟である姫路駅に到着します。

姫路では14分の接続なので、一服を決め込もうとホームの喫煙所をスマホ探すものの出てきません。昨年春に在来線で広島へと向かった際にはあったような気がするのですが、どうやら幻のようでとにかく改札を出て駅前の喫煙コーナーを探します。都市部になると分煙を通り越して禁煙ばかり進めるため、結局一部では心無いものの路上喫煙が行われています。そんなことはしたくないので場所を探すもののなかなかわかりません。それでも何とか見つけられたので数時間ぶりの一服を済ませ再び駅へと戻ります。

播州赤穂から姫路もそうでしたが、大阪圏内に入ると車両が関西仕様となることがわかります。223系車両が投入された新快速米原行きが定刻に出発。21:00を過ぎていればさすがに姫路からの乗客は多いというほどのことはありませんでした。Max130km/hを誇る韋駄天列車新快速は、今日姫路まで乗ってきた列車とは比較にならない位の飛ばしようで加古川・西明石・明石・神戸・三宮・芦屋・尼崎に停車し、そして大阪駅に入ります。このあたりからは普通に滋賀まで行く方も多く、おまけにUSJ帰りと見える若い子達もたくさんいます。立ち客も出るくらいでしたが、新大阪・高槻と停車すると多くは下車してしまい、閑散となったものの京都から再び乗客が増えました。ここまでくると〝旅先〟という思いがなくなり、俄然元気が出てくる田舎者(笑)。山科・大津と停車し、我が街ターミナル駅に到着します。

再び喫煙コーナーへと立ち寄ってから、いつものバス停へと到着し、最終バスを待つことにします。休日ダイヤの夜にはほとんどのバスが中型化された田舎の赤バス路線。その割には座席が埋まる位の乗客がいます。都会のバスの中型化は、運行頻度を上げるとともにノンステップ車両を投入するために使われるのですが、地元の赤バスは田舎仕様のワンステップタイプの中型車両。狭くて乗りにくい上に段差がある車両は、健常者からも評判が悪く、既に都市部では見かけなくなったものが普通に走っています。通勤時に乗る位では偉そうには言えませんが乗客の減少から廃止に至る、若しくはその候補に挙がってしまうような線区を乗ってきた後ゆえ複雑な気持ちもありました。そんな思いを持ったままバスは田舎の道を走り続け、ど田舎バス停に無事到着します。そして間もなく日が変わろうとする時間に自宅に到着し、今回の旅も無事終了します。

出雲市~宍道~(木次線)~備後落合~(芸備線・伯備線)~新見~岡山~(赤穂線)~姫路~(山陽・東海道本線)~石山という今日の行程は459.1kmだったので、初日と合わせて935.5kmの乗り鉄旅でした。しばらく鉄旅はいいかな…なんて思ったりもした今回の旅路でした。

《おしまい》

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
5.0
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
高速・路線バス JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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