犬っこをめぐる冒険_これぞ、「冬のごほうび」のリゾートしらかみ

2018/02/10 - 2018/02/12

やっと、どか雪来ましたね、日本列島。
スキー場や冬のイベントを開催している地域の方々は安堵のため息をついたのではないでしょうか。
北海道、今頃だったら、Ｊａｐｏｗをお腹いっぱい頂けたのになぁ・・と残念です・・・。
今年の雪祭りはコロナで外国のお客様は敬遠されているだろうから、
のんびり日本人だけで堪能できますね・・・・。
そう言えば、２年前に行った北東北、楽しかったなぁ。って画像を見ていたら、楽しくなってきた。
旅行記、一日目でフェードアウトしちゃっているから、書いてみようかな・・・。
だって、２０１８年１月以降の旅行記ならまだポイント貰えるもんねｗ
（せこッ！）
てなわけで、細かい事はぼんやりしていますが記憶をたどって綴ってみますね。

＊＊＊＊＊ここより定型文＊＊＊＊＊

・・・・・冒険じゃないですけれどね。
てか、冒険というよりも、修行だったかな。息子Ｂにとっては。

今年の建国記念日は三連休のなのね。
しかも、第二土日で前々から行きたかった「犬っこまつり」の開催日とかぶる。
そして、私には両親の故郷に行きたい理由が他にもあった。

もう、これは行くしかないでしょう！
家族に打診すると、もちろん息子たちは一緒に行きたいと。
でも、息子Ａにはサッカーがあるし、土曜日は登校日だすよ。
息子Ｂの小学校は珍しく三連休設定。
（ハッピーマンデイの時は大体の土曜日は登校日にされるのだが。）
ならば、息子Ｂに私のボディーガード兼荷物持ちとして、一緒に行ってこいと夫の命。

ううう～ん、独りの方が気楽なんだけれどな。
と思いつつも、
今年は戌年って事を思い出した。

そう、息子Ｂは２００６年生まれの年男なんよ。

戌年に年男と一緒に「犬っこまつり」に行く。

なんか、縁起良さ気！
じゃ、もっと運気をアゲアゲ↑（死語？）に、前から気になっていた「犬っこ」を巡ってみようかと。

考え抜いたスケジュールはこちら！

２月１０日（土）：東京→大宮→大曲→湯沢→横手
２月１１日（日）：★横手→秋田→鯵ヶ沢→弘前
２月１２日（月）：弘前→青森→東京

エリア 秋田市(秋田)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

5時半起床。
息子Ｂも頑張って起きてくれたよ。
取り敢えず身支度をして、6時過ぎにホテルをチェックアウト。

ホテルプラザアネックス横手 宿・ホテル

もちろん駅前と言えど、お店などやっておらず、真っ暗やで。
って、思ったら駅ビルの１Fにあるコンビニ＝「NewDays」がオープンしていてホッ。

私は朝ごはんをがっつり食べたい人。
まぁ、秋田駅までこのままでも問題ではなかったけれど、
血糖値が下がると本日のハードな旅程に支障が出るといけないから、
ちょこっと何か買っておこうと思って。

「NewDays」は小さいながらもお土産ブースが充実していた。
横手らしい物も買いたかったので、これを購入。
サブレ自体もパッケージも可愛い。

木村屋
この店の創始者の山下久助さんが「アルミ箔衛星紙缶」＝羊羹の包装材を発案したそうな。
http://yokote-kimuraya.com/index.htm

先進国の中で最低賃金のズンドコの日本の中でも・・・・・・。
調べたら、２８位でブービーだった。
（最下位＝２９位で、福岡を除く九州と四国と沖縄）

横手駅 駅

本数は思ったよりもあるけれど、お値段が距離の割にはお高い印象。
でも、列車で行くと、十文字まで行ってそこからバスだから、
やっぱ横手から直接行けるのは良いね。

この後の快速に乗りたかった・・・・。

昨夜、横手の駅で、
「秋田からリゾートしらかみ1号（０８：２０発）に乗るんだけれど、
０６：４５発の快速でも問題ないかな？
０７：５５着だから雪で遅延が発生したら、間に合わないかも？」
ってＪＲ駅員の方に聞いていたんだよね。
「明日は雪の心配はないと思うけれど、折角のリゾートしらかみなんだから、
秋田に早めについて、蕎麦でも食べながらゆっくりしてた方が良いと思うよ。」
って、アドバイスを頂いていたから、早めの電車にしたのです。

３か４両編成（忘れた）で、その内の２両目は私たちの貸し切り。

「千と千尋」の列車みたいだね～～。
っと、息子B。

一面雪景色の平野をまっすぐ進む奥羽本線。

コンビニで買ったおにぎり「ぼだっこ」

「ぼだっこ」って何だっけ？どこかで聞いた事あるな～。
お店の人に聞いてみたら、
「塩気の強い焼き鮭」の事だって。

そうだそうだ、鉄道倶楽部の重鎮のお方の旅行記で紹介されていたっけ。

う～ん、母が好みそうな味だわｗｗ
家を出てから、すっかり薄味好みになった私だけれでも、
両親の影響で小さい頃はしょっぱいものが大好きだったんだよな。

今となっては、この鮭の切り身に対しては、二倍のご飯が欲しくなるけれども・・・。

なぜ、雪景色の夜明けはこんなに碧い。

「後三年駅」
後三年の役（ごさんねんのえき）は、平安時代後期の陸奥・出羽（東北地方）を舞台とした戦役である。前九年の役の後、奥羽を実質支配していた清原氏が消滅し、奥州藤原氏が登場するきっかけとなった戦いである。
~Wikipediaより~

う~ん、勉強した記憶がないぞー。

後三年駅 駅

大曲を過ぎてからちょっと山間を通って。

秋田駅に着いた～。

秋田駅 駅

竿灯の提灯。

横手のJR駅員さんのおっしゃる通りに朝ごはんは、駅そばにするよ。

駅そば しらかみ庵 グルメ・レストラン

店内は蕎麦猪口を飾ってあって、なかなか頑張っている感じ。

かき揚げ付きの肉蕎麦にしました。
美味しかったけれど、汁は秋田レベルのしょっぱさ！！

JR秋田駅待合ラウンジ。
お土産も買えますよ。

竿灯の前で。

私は小学校１年生の時、竿灯祭りを見たことがあるんだ。
腰やオデコで竿灯を支える事が出来る人が特に凄かったのを覚えているよ。
夏休みの宿題の『絵日記』で感銘した事、書いたよな。

いよいよ、これから、「リゾートしらかみ１号」に乗って、青森の鰺ヶ沢を目指す。

「橅」編成。

リゾートしらかみ 乗り物

1号車にアサインされてた。

出発してしばらくは、車窓から「八郎潟」だろうと思われる風景が続いた。

「東能代駅」では停車時間がたっぷりあるので、ホームを探索。
ここが「五能線」の起点駅。

後ろの建物が「くまげら」編成を模した待合室。

東能代駅 駅

中には、「キハ５３－２３」の運転席があるよ。
（わかんないけれど、パンフレットにそう書いてあったよ。）

ボックスシート。
座席をフラットにすると、お座敷に変身するのだ。

「満席」と言われながらも途中まではボックスシートに一人っきり等、
優雅にゴロゴロ寝ている人もいて、羨ましかった。

能代駅に到着。

ホームはバスケ一色。

ひと昔の話だけれど、従甥（従兄の子供）が能代高校のバスケ部で、
東京での試合を応援しに、叔父がよく上京してたっけな。

能代駅 駅

リゾートしらかみ１号では、「フリースロー」のイベントがあるとのことで、
楽しみにしていたんだけれども、
冬季はやっていないんだってさ。
残念。

外から見た、ボックスシートはこんな感じ。

「あきた白神駅」に到着。

「女性の駅長さんが迎えてくれます。」とアナウンスがあったので、
一緒に写真を撮ってもらおうかなとホームに出てみたけれど、
この駅では、停車時間に余裕はなく、直ぐ発車となったので、
女性の駅長さんは遠目で眺めただけだった。

駅の後ろに見えるのが、白神山地？？なの？

あきた白神駅 駅

リゾートしらかみの売店ブース、「ＯＲＡＨＯ」に来てみた。

何やら、細々とお土産やら、物産品やらが販売している。
思ったよりもかなり小さなスペースだった。

勿論、お弁当の販売もあったよ。

朝食の「ぼだっこ」と「蕎麦」の塩分にやられたので、
おつまみは販売されていた中では塩分が少なそうな笹かまをチョイス。

なが～い列車の旅なので、午前中だけれども、
まぁ、ちょっとくらいはね・・・、と、日本酒をたしなむ。

純米吟醸「白神伝説」２５０円也。

笹かまは、ほぼ息子Ｂに奪われた・・・・。

秋田県から青森県に入った辺りから、
「これぞリゾートしらかみ！」な日本海のすぐそばを通るルートになる。

・・・・と。

同じ様な画像が続いて申し訳ない。
こんな荒海のすぐそばを通る電車なんて、そんなに無いだろうて、っと、
つい激写モード。

息子Ｂも動画撮影中。

車窓から眺めている雰囲気をどうぞ。

真冬に来れて良かった。
思った通りの「リゾートしらかみ」だよ。

マグカツドック。５００円。
鮪だとしても安くは無いですよね。
でも、販売員のお姉さんが列車に乗り込んで車内販売してくれるので、
買っちゃうよね～。

なかなか美味しかった。
殆ど息子Bに食べられちゃったけれど。

深浦駅で５分程度の停車。

深浦駅 駅

この駅で、青森からやってきた「リゾートしらかみ２号」とバッティング。
「青池」編成。

息子Bに買ったアップルジュース。
上手かったらしい。

そして、また風光明媚な海岸線が続きます。

えきねっと、海側の席にしてくれて、ありがとうね。

座席も足元もゆったりしていて、快適。

横手の駅員さんに、
「ほんと、乗り心地最高だから、楽しんでね。」って言われていたんだ。

・・・・・・・・・・おや？雪？

千畳敷を過ぎてから、雪が本格的に。

前が見えないよ～～。

もうすぐ、次の目的地「鰺ヶ沢」。
あの国民的アイドルに会いに行くよ。