2018/02/10 - 2018/02/12
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ぴょーすけさん
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毎年恒例の「寒いときは…」シリーズの旅。もう1度、気合いを入れ直すべく(笑)、極寒の本場(?)知床~標津/別海と旅して参りました。
/// 日程 ///
1.羽田⇒女満別⇒ウトロ
2.ウトロ⇒中標津⇒標津⇒別海⇒標津
3.標津⇒野付半島⇒中標津⇒羽田
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス レンタカー JALグループ ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回、初めて女満別空港に向かいます。ボクにしては珍しく、ゆっくり昼便で出発です。
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当初は全行程をレンタカーでこなす予定だったのですが、道路事情が必ずしも宜しくない、との話を聞いて、急遽、前半戦はバスを使うことにしました。
飛行機だけ、先に「羽田⇒女満別」「中標津⇒羽田」で手配しており、公共交通機関による移動は想定していなかったのですが、女満別⇒ウトロ間は斜里バスの「知床エアポートライナー」を、ウトロ⇒中標津間は「ひがし北海道エクスプレスバス」を使って、何とか予定していた行程をこなすことができました。
ちなみに、これが初日網走泊だと、網走⇒中標津間を繋ぐ公共交通機関はなく、電車で釧路・根室と行って根室泊(完全に移動日)、翌日のバスで中標津空港に向かう羽目になってました。なかなか冬の時期の移動は難しいですね…。 -
網走駅を通過。思ったより小さい?
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途中の車窓。北国に来た、という気分になります。
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この時の路面を見る限りは、自分で運転できそうなカンジでした。が、風の音がスゴくて、やはり運転しないで良かった、と思いました。
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海沿いの道に入り、流氷が接岸している様が見えてきました。
バスは、補助席を使うほどの混雑ぶりで、バス内を動きながら写真を撮るわけにはいかなかったです。 -
ウトロまで、2時間10分。ウトロ温泉バスターミナルまで迎えに来てもらい、無事、宿に到着しました。
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上手く撮れていないですが、宿の夕飯は炉端焼きのバイキングでした。ホッケなどの魚類の他、地元の鶏肉や豚肉に野菜まで、好きなだけ食べることが出来ました。更に、鹿肉や牛肉、更にホタテに蟹も付いてきて(これらは、さすがにバイキングではなく…)、かなり豪華版の夕飯でした。
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「ひとり炉端焼き」は初めてだったかも…。魚、脂がのっていて激ウマでした。
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今回、はるばるウトロまで足を運んだのは、この「知床流氷フェス」を見るためでした。
宿~会場間にシャトルバスがあったので、それに合わせて出掛けました。 -
やはり目指すのはバーですよね。直行しました。
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アイスバー感が漂っています。
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ここは、やはり敢えて冷たい飲み物でしょう!と言うことで、桃のカクテルを飲みました。
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天井からは大量の氷柱が下がってました。触ろうと手を伸ばしたら、ポキッと折れてしまいました。刺さって怪我することはなさそうかな、と思いました。
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こんなカンジで、ドーム状の建物(?)が幾つも作られて、キレイにライトアップされていました。
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焚き火が暖かさを演出してくれます。
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光の加減が絶妙です。
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ハンモックコーナーがあって、試してみました。これ、月明かりとか見えたら気持ち良さそうでした。
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かなり幻想的な雰囲気です。
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WBを「+5」にまでして写真を撮る機会は滅多にないのですが、試しに撮ってみたところ、なかなか面白いカンジの写真になりました。非現実的な体験をしに来ているのですから、写真も、これくらいの方が良いですよね。
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翌朝。
部屋からシカが見えるかも、とのことだったのですが、残念ながら出合えませんでした。 -
チェックアウトして、バス乗り場である知床グランドホテルまで歩きました。
知床峠を越える道はクローズされています。 -
ちょっとだけ、ロープをくぐらせてもらって(良い子は真似をしてはいけません)、接岸している流氷に近づきました。迫力あります。
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氷柱もハンパないです。
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滝もありました。
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ゴジラ岩。確かに、そう見えます。
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知床グランドホテルは、ちょー豪華。足湯に浸かりながら流氷を眺めることができる仕様になっていました。
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クリオネもいました。ここのホテルでは中国人よりもタイ人らしき外国人を沢山見掛けました。
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バスの時間になってもバスが現れず、と思っていたら、実は既に到着してました。大型バスが来るモノだと思い込んでいたのだけど、「代行」のミニバスが来ていた、という次第。
乗客は先客のカップルと3人だけ。
途中、カップルの方が「エゾシカファーム」の前で停めて欲しいと言ったところ、ドライバーさんが駐車スペースまで入ってくれました。おかげで、ちゃんと鹿を見ることができました。でも、この鹿たち、食用なのですよね...。ドライバーさんが「ここにいるのは、この時期に角が無いので、すべて雌」と教えてくれました。 -
同乗のカップルは、ご夫妻で、共にボクと同い年であることが判明し、打ち解けたカンジになりました。一人で運転だと、こうはならず、楽しいバス移動となりました。
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今回、運転を諦める理由の1つだった、根北峠を越えて、羅臼側に入りました。
ウトロ側では接岸していた流氷はなく、全く異なる光景が広がっていました。 -
予定より1時間ほど早く、羅臼の道の駅に到着。ここで同乗していたご夫妻とはお別れです。
羅臼から乗車する人がいる、とのことで、思いがけず1時間のフリータイムができたので、付近を歩くことにしました。 -
道の駅の向かいの海にいた漁船は、ウニ漁の船とのこと。沢山見ることができました。
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羅臼川で白鳥を見つけました。
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羅臼から中標津空港までの道のりも極めて順調でした。途中のダウンスロープの景色は正面に海が見えてキレイでした。
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予定通りに中標津空港に到着。ここでバスのドライバーさんともお別れです。和やかな雰囲気で楽しいバス旅にしていただきまして、ありがとうございました。この後、空港で客を乗せて、同じルートをウトロまで戻り、更に網走の家まで戻る、とのことで、かなり大変なオシゴトだな、と思いました。
で、この日の午後は何となくノープランだったので、空港の観光案内所にて、お勧めの半日ドライブコースを聞いたところ、摩周湖と言われました。しかしながら、山の方に行く気分ではなかったので、とりあえず、標津サーモン科学館に向かうことにしました。
途中、昔の駅舎跡に立ち寄りました。旧 川北駅だったかな? -
サーモン科学館に到着しました。
ここでサーモン丼を食べる目論見もあったのですが、レストランは冬季クローズ。でも、せっかくなので中を見学することにしました。 -
まずはドクターフィッシュ体験。電気が流れているような感覚でしたが、両手の角質を沢山食べてもらいました。
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ヒラメ(カレイ?)が泳いでいるの、何気に初めて見たかも、でした。
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で、更にスゴいものを見つけてしまいました。チョウザメに指パクしてもらう、というコーナーです。
歯がないので大丈夫、とのことなのですが、感覚的に分からないものに挑戦するのは勇気がいるわけで、なかなか大変でした。 -
水族館のスタッフの方に促されて、何とか成功しました!でも、ビビっていて、写真がブレまくっています。
この後、ボスキャラに指4本一気パクもしてもらい、無事コンプリートすることができました。
ここは面白いです。 -
サーモン科学館って言いながら、サーモンが印象に残っていなかったのですが、この稚魚はキレイでした。
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サーモン丼を食べ損ねたので、サーモン科学館から、別海町の道の駅に向かいました。
お目当ては「ジャンボホタテバーガー」。しかしながら、ラストオーダー時間を10分ほど過ぎており、ありつけませんでした(TOT)。大目に見てくれたら嬉しかったんだけど仕方ないですよね…。 -
道の駅の隣にある「叫びの像」。こうやって北方領土までの距離の近さを目の当たりにすると、泣けてきますね...。
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風蓮湖。湖面は凍結して雪に覆われていました。
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木立から太陽が見えました。
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根室市に入ると、更に北方領土系の看板が目立つようになりました。
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この日の最終地点は、根室の道の駅、スワン44根室です。ここは、5年くらい前に納沙布岬を目指して旅した際にも来たところでした。オジロワシとか見られるハズだったんだけど、見つけることは出来ませんでした。
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標津町に戻る途中、牛、発見。この頃から雪が舞い始めました。
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夕飯に、と思って立ち寄った別海町中心部の店もクローズでした。ことごとく外しましたね。でも、きれいな夕焼けを見ることができました。
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結局、標津町の蕎麦屋で夕飯となりました。鮭の親子丼に、エビやカニの天ぷら、の豪華版です!美味かったっス。
ここまでの道、昼間は雪も融けていて走りやすかったのですが、夕方から雪が降り始め、更に日も暮れると、一気に路面が雪で白くなるし、視界も悪くなるし、状況が変わりました。何とかなりはしたけど、やはり油断はできないですね。 -
食後の運動に、宿から歩いてコンビニに行きました。途中、桜木町にも寄りました。ランドマークタワーが見当たりませんが…(笑)。
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最終日。
天気予報が「晴れ」だったので、「四角い太陽」に期待して、前日も行った道の駅に向かいました。夜の明けてゆく様がキレイで、道の駅に到着するまでに、何度も車を停めて写真を撮ることになりました。 -
暖かい手袋を持ってきておらず、指が痛くなる中、ひたすら太陽が昇るのを待ちました。が、やはり水平線から昇るのは見られ無さそうです。
手袋をするとカメラの操作ができない、と思って、釣り用の指先のあいた手袋を持参していたのですけど、やはり暖かくするのを優先すべきでした。 -
太陽、昇ってきた!でも、丸かった…。グリーンフラッシュが見えた、という話も聞こえたのですが確認できず。やはり、自然現象系は難しいですね。
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それでも、激寒の中、素晴らしいサンライズを見ることができて良かったです。
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野付半島ネイチャーセンターで行われるトレッキングツアーまで時間があったので、本別海の一本松を見に行きました。
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凍った河口で休んでいる鳥を見つけました。
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何気なく建っている小屋が、良い色合いなんですよね。
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前日より何度か行き来していますが、海岸沿いの景色の良い道路ですよね。
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ここの氷は、ジュエリーアイスにならないのかな?
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馬もいるし。
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山々もキレイだし。
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いよいよ、今回の旅のメインイベントである、野付半島に突入です。
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波の打ち消しブロックが雪の結晶に見えたり…はしなかったけど。
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灯台まで行こうとしたのですが、「許可証がないと行けない」と途中で止められてしまいました。
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クッキリと国後島が見えていました。
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ネイチャーセンターの写真を撮り忘れましたが、0930からの「トドワラ・氷平線ウォークツアー」に参加しました。この「氷平線」という言葉に惹かれたのですよね。
参加者は全部で4名。他の皆さんがバッチリ防寒している中、ボクだけ危ういカンジでした。ガイドさんがツアー出発前にネックウォーマーを貸してくれたお陰で、何とかなりましたが、ナメてましたね…。
で、出発。早速、シカの足跡を発見しました。シカ自体は見られませんでしたが、ネイチャーウォーク的な感じが出ていますよね。 -
まずはスノーモービルで固められた道を歩きました。これなら余裕です。が、強風が顔面を直撃して、痛くて涙が出てきてしまいました(笑)。
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この景色ですよね!来た甲斐がありました。
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見渡す限りの氷原です。
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いよいよ、海氷面に足を踏み入れました。寒いけどテンション上がります。
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氷平線と太陽。
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途中で小休止して撮影タイム。ここでは、ウユニ塩湖のようにトリック写真が撮れるとのことだったのですが、カップル参加の2人が1枚撮影したくらいで、あまり盛り上がらず。ボク的には、この景色を眺めているだけで充分でした。
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風紋。まわりに遮るモノが何もないので、キレイにできています。
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ホント、広大ですよね。人が小さく見えます。
海氷面、思っていた以上に足がズボッと入ったり、踏みつけた後がシャーベット状になったり、「ひょっとして氷が割れるのではないか」という恐怖があって、面白かったです。あっと言う間の2時間でした。 -
トレッキングツアーが終わって、空港に戻ることにしました。雪に半分埋まっている浮き玉が、ビー玉みたいでした。白い中になるとオレンジ色が映えますな。
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知床半島から国後島まで、野付半島から国後島まで、何れもスゴく近い距離であることを実感できました。
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旅を締めくくる食事は、空港近くの洋食屋でハンバーグにしました。中標津のチーズを使ったり、「地元応援メニュー」と謳っていました。
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レンタカーを返却して、中標津空港に到着しました。ここで、前日のバス移動一緒だった夫妻と再会。まだ旅を続けられるモノと勘違いしていたのですが、同じ飛行機でした。時間もあったし、お茶でもすれば良かったな…。
それにしても道東の自然は良いですね。また時期を変えて、鮭の遡上やシャチウォッチングもしてみたいです。
お疲れさまでした。
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