2022/07/09 - 2022/07/09
111位(同エリア128件中)
あまみやさん
この旅行記のスケジュール
2022/07/09
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バスでの移動
(13:00発) 根室交通 中標津線 中標津行 土日祝2便 (14:20着)
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バスでの移動
(15:50発) 阿寒バス 釧路羅臼線 9便 (16:20着)
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この旅行記スケジュールを元に
厚床駅前から休日は2往復だけ運行される標津線厚床支線の正統な代替バスたる根室交通中標津線に乗車,別海市街でのコミュニティバス並みの市街地巡回を経ながら中標津へ向かいます.
中標津からはこれまた休日2往復/日であるあの長大路線・釧路羅臼線につまみ食い程度の乗車をし標津市街へ移動,本日の主役である標津標茶線の出発を待ちます.
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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中標津線の路線番号・経由地表示です.
厚床駅 駅
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乗車.発車待ちの間に厚床駅前景を.
乗客数は出発前にいらっしゃった1名を加えて2名でした.
天候のほうは納沙布岬にいたころは晴れ間が見えていましたが,この時点では時折霧雨が降るような天候になっていました.厚床駅 駅
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国道44号と243号の交差点で信号待ち,対向にも路線バスが現れました.
あちらは13:03厚床着の厚床線です.このあと13:10に根室へ向けて厚床を発車するもので間違いないでしょう.
おおまかな方角としては右から来る路線になるのですが,空港線がしていた寄り道を逆(時計回り)に回り終着となるようです.
中標津線の発車が13:00ですので,厚床線から中標津線への乗り継ぎはぎりぎり不可能です.一方で逆順の乗り継ぎは20分待ちで可能ということになり,こちらの用途がモデルケースと思われます.
両便が厚床で集合する運行であれば相互乗り換え可能だったのですが.のりばが2つ必要になるので難しいかもしれません. -
空港線専用の「伊藤牧場」バス停付近.中標津線のバス停としては1km程度先の「明郷」があります.
路線バスでのアクセス性を憂いていたのですが,自由乗降実施区間なので特に問題ないということに3年越しに気が付きました.
ところで,厚床駅舎内の空港線の案内には「伊藤牧場」の文字はなく,中標津線と同様「明里」への運賃が記載されていました.
空港線で伊藤牧場へアクセスできるように改正したことが反映されていないものと思われます.明郷伊藤☆牧場 動物園・水族館
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奥行で左折し,引き続き国道243号を追いかけます.直進(写真右方面)は国道244号です.
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旧奥行臼駅周辺は史跡としてしっかり手入れされている観光スポットです.
旧標津線の現物と思われるレール,そしてそれをふさぐようにバス待合室が建てられています.
待合室のデザインがどちらかというと本線側でよく見かけるデザインのものでした.史跡 旧奥行臼駅逓所 美術館・博物館
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厚床駅舎内案内によるところの「別海市街」エリア,中標津線限定経路を通過中です.
S字状の経路に下から進入しちょうど半分,住宅地が広がる南東方面への迂回を経て,中央を貫く幹線と直交して後半戦の北西方面へ進入するシーンです.写真の左右に伸びる道路が幹線です. -
競技場に続いて町役場を経由します.バス停は役場敷地内,駐車場内に設けられています.
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病院正面のロータリーを一周します.
ここでまた気が付いてしましました.厚床駅舎内の案内にあった「別海町内」に病院は含まれていませんでした.
病院の改築か移転か,はたまたバスの経路変更で通過するようになった改正がこれまた反映されていないのでしょう. -
「別海町内」を経て,鉄道駅跡地である「別海町交流館ぷらと」へ向かいます.
ちなみに,中標津線の別海町内巡回は平日の上下各初便・最終便では実施されません. -
中標津線は別海市街を出て次の駅代替バス停・平糸で停車しました.
空港線は停車しない小さなバス停です.
乗降はありませんでしたが,時間調整でしょう. -
続いての駅代替バス停・中春別.こちらは空港線も停車するバス停で,周辺はコンビニもあって市街地を形成しています.
旧駅名は単に「春別」でした.
トイレ付きのバス待合所がありますが,見ての通りやや奥まった位置になっています. -
協和駅最寄りの協和バス停.平糸と同様空港線は通過するバス停になります.
これまた同様に時間調整と思しき停車を行いました.
時間調整ポイントが旧駅に相当する場所に設けられているのはうれしいですね. -
協和を過ぎると間もなく中標津市街に入ります.
中標津線は写真の交差点を正面へ左折し,中標津市街の主要ポイントを巡回します.この巡回はは平日初便・最終便でも実施されます.
空港線は交差点を右へ直進し最短距離でバスターミナルへ向かいます. -
巡回ポイントの一つ,東武サウスヒルズ.
どこにいってもありそうな「市街地縁へ迂回する新道沿いの巨大ショッピングモール」です. -
東武サウスヒルズの後,病院前,高校前を経て,終点である中標津バスターミナルへ到着.言わずもがな,ここは駅跡に設けられた交通の要衝です.
途中乗降は一切なく,厚床駅から乗車したもう1名も同じく中標津バスターミナルまで全通乗車でした.
この時点では雨は止んでいたようですね.中標津町交通センター 乗り物
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ここまで来ると,本題ともいえる今春に大きなダイヤ改正のあった標津線本線側の代替バスである標津標茶線についての情報が少しずつ見えてきます.
標津標茶線を乗りとおすために始発の標津へ移動しますが,中標津線を降りたのが14:20,15:06は土曜日のため運休,16:16だと遅すぎるため,ここは素直に旧駅は無視して最短で突っ切る15:50の羅臼行きを利用することにします.
羅臼線もここまで乗ってきた中標津線と同様に休日2往復/日です.中標津町交通センター 乗り物
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ここからは阿寒バスの路線になります.阿寒バスの郊外路線といえばこの前売り乗車券ですね.
釧路羅臼線といえば全行程が約165kmにも及ぶ長大路線ですが,今回利用する区間ははそのうちのたった20km程度,割合でいうと1/8程度です.中標津町交通センター 乗り物
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館内アナウンスがかかったのでバス乗り場に向かいます.
ちょうど乗車する釧路羅臼線・羅臼行きがターミナルへ入線していきます.
鉄道の廃止代替でない長距離路線ということで,長時間の乗車に適した観光バス仕様の車両が使用されています.
もう間に合わなさそうな位置関係に見えますが,ターミナルということで発車時刻より数分前に到着しているため,実際には余裕があります.
このときは再び雨が降り始めていて,小雨模様でした.
奥に入線している低床車は1時間半まで乗っていた中標津線の車両です.厚床行きは羅臼線発車の10分後,16時ちょうどの発車です.中標津町交通センター 乗り物
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乗車.窓はフィルム張りになっているタイプでした.ホワイトバランスのマニュアル調整でどうにかなるときもあるのですが,ならなかったので今回はそのままにします.
中標津町交通センター 乗り物
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旧国道で中標津市街を抜け,国道272号に合流後少しすると現れる上武佐方面への分岐点,今は右へ直進します.
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国道272号を直行する羅臼線の中標津―標津間は両端を除いて森の中を突っ切るように走ります.雰囲気が変わったと思うともうそこは標津市街の始まりです.
奥行で別れて海岸沿いを北上してきた国道244号に,市街角なるバス停がある交差点で突き当たります.左折.
実際には右折側・写真手前右方向にも市街地が僅かながら続いています. -
標津バスセンターで降車.
中標津と標津で1~2名ずつの乗降があり,乗客は中標津到着時とさほど変わらない5名程度で羅臼方面へ向かっていきました.
標津市街で乗車した利用者がいたのが個人的に印象的で,当たり前なのですが「ここから先がまだある」ということに改めて気づかされるできごとでした.標津バスセンター 乗り物
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早速ですが時刻表.今春の改正は上り方面の標津標茶線の改正点が多いためか,上り方面は重ね貼りではなく新造となったようです.
到着したのが16:20(羅臼行き発車時刻です),そして本題の標茶行は17:00.ここまできて滞在40分で引き返すことになります.本旅程全体を通して居たい場所ほど滞在時間がとれない傾向があります.
標茶駅行は1日2本となっています.かつては9:20,以前乗車した休日運休16:00も標茶まで通して運行されていたのですが,これらが区間短縮となったための1日2本です.
縮小方面の改正が主ですが,14:20発は土日祝運休から全日運行に拡大しています.
もう1本の全通便は6:15,早朝便になるので,余所者が標茶行きを全通するにはほぼ17:00しかないか,という印象です.
17:00標茶行きは18:00発から1時間繰り上げになった便ですが,よく見ると休日の標津最終発便です.実際,発車時刻が近づくにつれ店じまいの準備が進んでれていたように思えます.標津バスセンター 乗り物
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大きな改正であったということで,告知もしっかりなされていました.
3年前に乗車した路線バス・トドワラ号の正体は,定期路線バス「尾岱沼線」の期間限定で運行されるトドワラ経由便でした.この尾岱沼線,定期運行分が今春で廃止となりました.
加えて,今年は観光船が設備改修につき運行されないため,トドワラ号は標津―トドワラ(長時間停車)―白鳥台―標津と通しでバスに乗車する(+任意で釧路―標津間往復)だけのものとなっています.
規模縮小に見えますが,実は例年では対象外となっている尾岱沼⇔白鳥台間に往復乗車する絶好のチャンスとなっています.
訪問日が運行初日だったようですが,利用者数はいかほどだったのでしょうか.標津バスセンター 乗り物
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標津―標茶の乗車券です.地域住民になったつもりでかような乗車券の利用価値を考えてみると,休日になるべく早く釧路に向かいたい場合
羅臼線 8:08発<直行>10:50着 ・3,200円
標津標茶線 6:15発<釧網線乗り換え>10:00着・合計3,580円
と,2時間早く出発+380円で50分のアドバンテージを生み出せるということがわかりました.
ちなみに,いずれのパターンでも乗車できる上りおおぞらは11:23発の6号になります.標津バスセンター 乗り物
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農高前始発・16:16中標津発のバスが到着しました.到着時刻は時刻表上では16:50です.
経由地表示が中標津からになっているのは道中切り替えながら運行してきたからでしょうか.
天気のほうは雨脚が徐々に強くなってきており,いよいよ本降りといってもよい程度の降り方になっていました.標津バスセンター 乗り物
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もしやとは思いましたが,そのまま行先表示が標茶行きに切り替わりました.
したがって,往路で旧駅のトレースにこだわって16時過ぎまで中標津で粘ってしまうと,標津滞在10分のうえ,同一車両&運転手で折り返すはめになるということがわかりました.標津バスセンター 乗り物
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