2018/02/05 - 2018/02/05
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かわらくださん
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長期休暇がとれたので、国内旅行を計画しました。旅の方針として考えたのが、(1)季節的に方角は「西~南日本」、(2)移動方針は「極力地上を進む」、(3)時間の余裕あり、ひとり旅で自由がきくのだから「出来るだけ多くの場所を(通過でもいいから)訪問する」の3点。そうしてできあがったのがこの九州沖縄縦断旅行です。
縦断のスタート地点は壱岐島。最終目的地は石垣島。行程は全7日間。
縦断2日目は博多から鹿児島まで九州の東海岸沿いを鉄道で移動です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
博多駅朝7時。昨日ベイサイドプレイスで買って食べそこなっていたパンをいただき、出発です。
博多駅 駅
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駅のホームにあがると、すでに電車が止まっていました。ただ、表示は「かもめ 博多行き」。前の電車かな。ちょっと早く来すぎたようです。
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しかし社内清掃がすむと、そのまま本日乗車する「にちりんシーガイア7号」へ表示が変更に。へーそうなんだ。かもめは長崎方面から来る電車のはずなので、折り返し運転というわけでもなさそう。ちょっと不思議。
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そんな疑問はともかく、乗車します。座席ポケットには津波発生時の注意が。海岸沿いを走行するからですね。
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博多駅を定刻どおり出発。まずはこの電車で宮崎駅まで向かいます。昨日は雪がちらつく天気でしたが、今日は晴れるかな?
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宮崎駅までは博多から約5時間半、約400Kmを移動します。東京ー博多間の新幹線だって5時間ちょっと。それより長い間乗車するのです。さすがに腰が痛くなりそうだったのでグリーン車を奮発。広くていいですね。しかも貸し切り。小倉からは何名か乗車しそうですが、暫し一人で贅沢な気分を味わいます。
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小倉駅手前で、車掌さんより「小倉から進行方向が逆になるので席を反転させてくださいね」と。早速向きをかえ、後ろ向きに写真を撮りました。
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やはり、小倉からは数名の方が乗車してきました。お仕事の方、観光の方、様々です。
2A席なので左側の車窓を楽しみます。行橋すぎると早くも海が見えてきました。 -
まもなく杵築駅。このような田園風景は気持ちを和ませてくれますね。
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別府を出発。だいぶん晴れてきました。青空と海がきれい。今度来るときは別府温泉に逗留したいです。
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津久見湾。穏やかな眺めです。
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鉄道の旅のお供は、ペットボトルのお茶と文庫本。この電車は車内販売がないので飲料水の事前購入は必須です。車内に自販機がありますが、買いに行くのも面倒ですし。
文庫本は宮崎まで結局1行も読みませんでした。それだけ車窓が素晴らしかった。ずっと眺めていました。 -
都農駅付近のリニア実験線の跡。そういえば山梨に移転するまで宮崎で実験していましたね。500km/hを記録した施設はソーラーパネル置き場になってました。確かにうまい再活用方法ですが、ちょっとさみしくもありますね。
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再び海が見えてきました。
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もうすぐ宮崎、青空です。
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宮崎駅に到着。
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お昼を食べに、いったん改札を出ます。するとこのようなお出迎え。宮崎はプロ野球のキャンプ地として有名ですね。今年は広島、西武、巨人、ソフトバンク、オリックスの5チームです。ユニホームの下にキャンプ地の最寄り駅が掲示されています。
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駅前のロータリーには各球団のキャンプ地に向かうシャトルバスのバス停が球団のロゴマーク付きで立っていました。これは大変に便利。嬉しいサービスです。
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宮崎は快晴。風はあるものの、さほど冷たくはありません。今日はこの調子でお願いします。
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さて、昼食です。駅のコンコースにある「炎の舞らくい」でいただきました。オーダーしたのは勿論ご当地名物チキン南蛮が入った、「チキン南蛮御膳」。このお店、ランチタイムサービスで「ジントニック」か「トニックウォーター」がつくとのこと。旅先ですし、車の運転予定ありませんしジントニックにしちゃいましょう。そしてどうせ飲むなら、と調子に乗り、鰹の藁焼きハーフサイズも追加。
でも、鰹のたたきって高知名物ですよね。宮崎でも名物なのか、店の名物なのかわかりません。味はおいしかったですよ。チキン南蛮御膳は、エビフライや煮物などもついる松花堂弁当風。味はよかったです。ただ、どうせなら、チキン南蛮を前面に押し出したメニューの方が、私みたいな観光客には受けるのではないかなぁ。実際、チキンを食べ足りない感じが残りました。 -
食事も済んだので、駅のファミリーマートでお茶とおやつ用のポテトチップスを補給、再度改札内へ。ホームまで戻ってからキャンディ購入忘れに気づいたけど後の祭り。ホームに売店はありません。あらら、仕方ないですね。鹿児島で買いましょう。
待っていたホームに宮崎空港方面からやってきたのは、見たことのある車両。実際、博多から宮崎まで運んでくれた電車が終点の宮崎空港から戻ってきて、折り返しきりしま13号として鹿児島中央まで運行されるみたいです。ということは、かもめ、にちりんシーガイア、きりしまと名前を変えながら、佐賀から鹿児島まで走るのか。すごいなJR九州。 -
今度もグリーン車。ただ、席は1Cで右側最前列に陣取ります。
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出発です。南宮崎をすぎるとすぐに山景色になります。
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きれいな空。今朝薄曇りの空の元、凍えながら出発したことが嘘のようです。
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特急ですが、山間部はあまりスピードをださずのんびり進みます。
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遠方に霧島が見えてきました。方向からすると高千穂峰かな?頂には雪があります。
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都城、霧島神宮と過ぎていき、気づけば錦江湾。
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桜島が見えてきました。
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今日は噴火していませんね。よかった。
それにしても久しぶりの鹿児島。初めて来たのは、東海道山陽新幹線の「のぞみ300系」がデビュー仕立ての頃。貧乏学生だったので東京駅から「ひかり」と「有明(だったはず)」を乗り継ぎ、熊本周りで西鹿児島駅に降り立ちました。今回の旅の博多ー鹿児島間の移動を大分、宮崎周りにしたのは、前回とは反対側にしたかったから。
その西鹿児島駅が鹿児島中央駅に名前を変え、観覧車が出来たことに衝撃を受けたのが前回の訪問。今回はそれ以来ですので、約15年ぶりでしょうか。
その鹿児島中央駅に16:23着。お久しぶり感にふける間もなく、写真を撮る間もなく、バス停へダッシュ。16:30発の鹿児島新港行きポートライナーに乗るためです。 -
そう、今日最後のミッションでこの旅最大のイベント、沖縄行きフェリーに乗るのです。
バスは天文館、鹿児島駅を経由し、鹿児島新港フェリーターミナルに到着。早速3階の窓口にいって乗船手続きです。今日はクイーンコーラルプラス号が就航します。乗船申込書に名前などを記入してチケットを買います。 -
はい、ここでも奮発して一等席です。
実はこの旅行、このクイーンコーラルプラスの就航日を基準に決めました。マリックスラインのクイーンコーラルプラスとマルエーフェリーの波の上には一人用個室が用意されているのですが、後者には窓がありません。
豪華客船でのクルーズとはならずとも、せっかくの船旅、海を眺めていたいじゃないですか。というわけクイーンコーラルプラスの日程ありきだったのです。
その個室もたった2つしかありませんから、念には念を入れて事前に予約を入れておきました。マリックスライン (鹿児島~那覇) 乗り物
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チケット購入中に乗船開始の案内がありました。はやる気持ちを抑えて、宮崎のコンビニで買い忘れた飴玉を売店で購入。売店はお土産物主体で一般的な商品はおいていないとのこと。まあ飴なら何でもいいや、ということで沖縄黒飴を購入。パッケージを見ると三重県産。ま、そんなもんですよね。
乗船はフェリーターミナルの2階から。2階の乗船場所の反対側にある歩道橋に出てみます。桜島がきれいです。 -
さて乗船しましょう。クイーンコーラルプラスが目に飛び込んできました。でかい。
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出航まで1時間を切りました。荷物の積み卸し作業がきびきび行われています。貨物や働く人の大きさと比較すると、船の巨大さがわかりますね。
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船内に入り案内所でチケットとルームキーを交換。案内所裏手にある特等・一等席のエリアへ入ります。
そしてこれが一等一人用個室。ビジネスホテルのシングルルームぐらいの広さと設備です。テレビに冷蔵庫、クローゼットに洗面台がついています。お風呂はありませんが、この船には浴槽付きの浴場がありますから十分です。 -
浴衣やアメニティもそろってました。
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部屋に荷物をおいたので船内探検をかねて甲板に上がってみます。風が冷たい。そういえば霧島神宮あたりで雪がちらついていました。
もうすぐ日没です。 -
甲板からの桜島。夕日がきれいに当たっています。
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定刻18時。出航です。さよなら鹿児島。
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そして桜島もさようなら。
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船内に戻ると、食堂が営業を開始していました。定食メニューが豊富です。おでん、なんてのもありました。昼が揚げ物だったので生姜焼き定食を狙っていたのですが、直前でソールドアウト。揚げ物続きですがミックスフライ定食に路線を変更していただきました。定期航路のフェリーでこれだけのものを温かい状態でいただけるのですから、ありがたいです。
この後は部屋に戻って就寝しました。まだ早い時間でしたが、さすがに移動で疲れたみたいです。さて、目が覚めた時にはどこまで進んでいるかな?
明日は引き続きクイーンコーラルプラス号で船旅を堪能します。
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